Silent Invasion 済の米…C〇Pにとって他国の選挙干渉も党内闘争もいつもの手口

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この画像はニューズウィークさんからお借りしております。

ひょっとしたら、私の理解が間違っているのかもしれませんが、今回のHaranoTimesさんの動画を拝聴する限り、米はもうC〇PにSilent Invasionされまくっていて、あの問題の選挙も、それでやられてて、実はその手口は彼等がいつも内部闘争でつかっているのと同じだという事になるんですか?何だか背筋が寒くなりました。私の単なる勘違いであれば良いのですが…

BがOの傀儡であることを自ら証明、
C○Pの学者が出したアメリカに勝つために出したアイディアは
すでに実行されている

Harano Times 2021/03/25



皆さん、こんにちは。今迄、バイデンはオバマの傀儡であると言われてきましたが、バイデンの報道官が3月22日にホワイトハウスの記者会見でその事をある程度証明してくれました。

或る記者は、バイデンは何か政策を作る時にオバマと相談したりしますかと質問をしました。その質問に対して、バイデンの報道官はバイデンのチームは様々な問題に関して、よくオバマとコミュニケーションをとっていると回答しました。

又、バイデンとオバマは親友であって、彼等は数回電話していると話をしました。バイデンはオバマの医療計画を改善すると同時に、アメリカの医療の問題について、引き続きオバマと相談すると回答しました。

記者は1月20日、バイデンがホワイトハウスに入った後にバイデンとオバマは何回電話しましたかと質問をしました。

それに対して報道官は具体的な数字はありませんが、バイデンとオバマはよく連絡を取り合うし、バイデンチームはオバマと色々な問題についてコミュニケーションをしていると回答しました。

過去、オバマはトランプ大統領は自分の政策を中断してしまいました。でも、これからバイデンとハリスがホワイトハウスに入った後に、その政策を再開する事が出来ると言ったことがあります。正に今がそういう状況になったのが明らかなんですね。

バイデンの報道官が自らオバマとの今の関係性について記者会見で話をした事で、私たちが今迄言ってきたバイデンはオバマの傀儡であるという言い方をある程度証明してくれたと言われています。

トランプ大統領が段々自分の影響力を使い始めている今では、民主党も自分が使える力を全力で集めて対抗する様になると思います。

今、見渡せば、共和党には沢山の有力な人材が居て、又、共和党の勢力も段々集まってきていると思いますが、逆に民主党の方は、その様な活力は無いんですね。

ですので、これからオバマの様な民主党の中で影響力のあると言われている人が、少しずつ前に出て来る機会が増えるかもしれません。

前回の米中会談が終わった後に、中華系のメディアで、あるスピーチが再度注目を集める様になりました。

何故ここで再度注目を集めたと言ったかと言うと、このスピーチは2016年に広州で行われたスピーチで、そのスピーチをした人はC〇Pの顧問の1人と言われてチンツァイロン(?)という教授がしたスピーチなんですね。

この人は中国人民大学国際関係学院長、中国人民大学米国研究センターの副主任になっている人で、今迄、C〇Pの為に沢山の進言をしてきたんですね。

彼には中国政府、又は、中国C〇Pの中で特に籍が無いんです。一人の学者、C〇Pの所謂学者として色々C〇Pに自分のアイデアを出してきた人です。

ただ彼は一般の中国やアメリカの政治問題を分析する人と違って、彼の様な人は、C〇Pがどんな組織かをよく知っているし、その様な組織がどうすればアメリカに勝てるかという視点で話をしますので、C〇Pが普段どんな事を考えているかを知りたい人は、彼の言っている事を聞くと、少し分かる時もあります。

勿論私たちから見て、彼は本当にひどい事を言っているんではないかと思う時が多いです。彼は自分のスピーチの中で、かなりオープンに話をしました。

彼の意見では、一般的な国が発展する時は、3つのステップがある。

1つは生存する事。生きてく事なんですね。2つ目は発展して豊かになる事。3つ目は尊厳を得る事。他の国から尊敬される事です。

でも、この世の中に2つの国はこの3つのステップ以外に4つのステップ、世界の主導権を握る事。彼が此処で主導権を握るという言い方をしてますが、分かり易くしますと、覇権の事を言っているんですね。

この2つの国はアメリカと中国と言いました。彼の意見ではC〇Pが中国の政権を獲った後、毛沢東の時代では、中国の生存問題を解決して、鄧小平時代では、中国の発展問題を解決して、習近平の時代では、中国の尊厳を勝ち取ったと言いました。

尊厳の問題を解決された後に、中国はアメリカに学んで、第4のステップに入る。ただ、それは私たちの次の世代の事ですと言いました。

彼は私たちの世代では、アメリカと平等な地位を得るので、次の世代では、アメリカをコントロールすると言いました。

彼の様な中国C〇Pの学者は、この様な事を考えて居る、又は、オープンに言っているという事は、この考え方はC〇Pの内部でもある程度定着していると思っても良いかもしれません。

習近平のよくいう「世界文明共同体」というのは、世界を同じプラットフォームに置いて、C〇Pがマネージする。その中に勿論、アメリカも入ってきます。

C〇Pがその様な事を通して、アメリカをマネージする。アメリカをコントロールする事を考えている可能性があります。

彼の意見では、アメリカと中国の違う所は、アメリカは北米を中心にアメリカとカナダをコントロールして、ついでに南米もコントロールして、ヨーロッパとアジアにも手を出しています。

でも、アメリカが重視しなかった重要な所はアフリカですと言っています。確かに、彼が言っているアメリカが重視していないアフリカは中国がかなり力を入れているエリアになります。

C〇Pが世界中の国際組織で力を得てるのも、C〇Pがアフリカ諸国に影響していて、彼等の投票を得ているからです。

これからが重要な部分で、彼は自分のスピーチの中で、米中関係についても話をしていました。

彼は、もし中国が世界制覇したいとなると、中国の1番大きな問題は、アメリカになると明言しました。

彼はアメリカを倒す為にいくつかのアイデアをそのスピーチの中でしてたんですね。

1つは、アメリカに間違えてもらって、検査チームに捕まってもらう事です。彼はこの言い方について、あんまり詳しく説明しなかったです。この言い方をパッと聞くと、よく分からない方が多いと思います。

先ず、この検査チームについて知らないと、彼が何を言っているのか分からないと思います。

C〇Pには検査チームが多いです。よくあるのは、中央政府が検査チームを地方政府に派遣して、地方政府の所で、賄賂やルール違反等があるかどうかを確認してもらいます。

一見ルーティン作業に見えますが、それはC〇P内部で権力闘争する時によく使う方法になります。

習近平がC〇Pにトップになった後に、王岐山をトップにして、沢山の検査チームに地方に行ってもらって、自分の政敵を色んな名目で逮捕して、牢屋に放り込みました。習近平はそういう方法を使って、自分の権力を固めたんですね。

この人のスピーチの中で、アメリカに間違えてもらって検査チームに捕まってもらうという言い方は、そのスピーチを聞いた時点で理解出来なかった人が多かったと思います。

でも、今、振り返って考えると、C〇Pはこの方法を既に実行しているんですね。例えばバイデンの息子、ハンターバイデンがC〇Pから沢山の利益を貰っています。

バイデンの息子と中国のエネルギー企業が一緒になってビジネスを拡大し始めたのも、2016年から2017年頃なんですね。このスピーチも2016年のスピーチになりますので、タイミングも合致します。

バイデンの息子がC〇Pからお金を貰う事は彼の弱点はC〇Pに握られた事になります。

C〇Pはアメリカに間違えて貰うという点で、バイデン家族に利益を渡す事によって、彼等の弱みを握ったんですね。勿論、C〇Pが弱みを握っているのはバイデン家族だけではないんです。

彼がスピーチで言っている、アメリカに間違えて貰うという言い方はC〇Pに腐敗等の方法を使って、アメリカを自分の所に引っ張るというやり方を言っている可能性が1番高いです。

彼が出した2つ目のアイデアは、アメリカに忙しくなってもらって、アメリカが鬱になれば、仕事が出来なくなるというアイデアです。

これはかなり分かり易い言い方なんですね。ここで彼が言っているアイデアとしては、アメリカに沢山の敵がいる状況を作って、アメリカの注意力を分散して、アメリカが対応出来ない位にするという事です。この点について、彼はスピーチの後半で説明をしました。

彼はアメリカに3つの敵がいれば大変になる。4つの敵がいれば対応出来なくなると言いました。だから中国の戦略としては、アメリカに少なくとも4つの敵がいる事を確保する事ですと言ったんですね。

又、彼は、テロリストは、その敵の家の1つになると言いました。彼の言い方で、テロリストはアメリカの1つの敵になる。又、中国の戦略としては、アメリカに少なくとも4つの敵がいる状況を確保する事と言いました。

この言い方から分かるのは、中国は裏でテロリストをサポートして、アメリカの注意力を分散している可能性が非常に高いです。

中国はよくアフガニスタン、イラン等の国を自分の交渉材料にします。やはり、それらの不安要素になっている国の裏にC〇Pがいるのは間違いない筈です。

彼が出した3つ目のアイデアはアメリカとシッカリ絡む事です。お互いの関係性と深く密接にすれば、お互いに対して戦争を起こす事が出来ない状況を作る事が出来ると言っています。

これは既にC〇Pがシッカリと実行していて、かなり効果が表れたやり方なんですね。だからトランプ大統領がC〇Pとデカップリングしたいと思っても、なかなか簡単に出来なかった1番大きな理由です。

彼がこの3つのアイデア以外に、そのスピーチの中で色々、私たちが言ってきた事を証明してくれました。

例えば、彼はスピーチの中で、「アメリカは私たちに先端技術を売ってくれない。アメリカが売ってくれないなら、では、遠慮なく」と言ったんですね。彼は昔はインターネットが無かったが、今はインターネットがある。あるモノは使わないといけないと言いました。

彼のこの言い方は、アメリカにサーバー攻撃等の方法を使って、アメリカの先端技術を盗んでいる事を此処で証明した事になります。

又、彼はそのスピーチの中で、どうアメリカの選挙に影響を与えるかについて具体的な意見を出しました。彼のアイデアとしては、中国政府はアメリカの全ての国会議員のエリアに中国政府の投資がある事を覚悟すべき。

そうなると、中国政府はそのエリアの数千枚の投票をコントロールする事が出来る。その数千枚の票の為に投資して、そこに工場を作るのも、安いモノですと言っています。

彼はどういう計算をしているかと言うと、アメリカには大体、3.12億人位居て、435名の下院議員がいます。1人当たりの選挙エリアの人口は、75万人です。

国会下院議員の選挙の投票率はだいたい30%位ですので、20万人位が誰が国会議員になるかを決める事が出来ます。

多くの場合の選挙はかなりの接戦になりますので、彼は議員選挙の最後は、たいだい1万票、又は数千票の差異になると考えています。

だから、もし1つのエリアの数千枚の票をコントロールする事が出来れば、中国は彼らのお父さんになると言いました。

「彼らのお父さんになる」という言い方は、彼のスピーチの原文です。中国がチャンと計画的にやれば、アメリカを買う事が出来て、アメリカの国会は、第2の人民代表委員会になる。その時は、闘わなくてもアメリカに勝つ事が出来ると言いました。

今回のアメリカ大統領選挙で起きた事を見れば、彼が考えていた事の一部は、既に実行されている事が分かります。

この2016年に行われたスピーチが今、このタイミングで再度注目されているという事から、C〇Pはアメリカに勝つ為に、色んな事を着実に実行している事が分かります。

アメリカの政治より、C〇Pの政治の強味は何処にあるかと言うと、C〇Pは独裁政権になるので、彼らはある程度長い目線で政策を立てる事が出来ます。例えば孔子学院等の計画は、アメリカの次世代をターゲットにした計画なんですね。

トランプ大統領が2017年にアメリカの大統領になったタイミングで、C〇Pはバイデンの息子と一緒にビジネスをする事を始めました。

これらの例からみると、C〇Pは長い目線で、アメリカと闘う事を考えています。逆にアメリカの方ですと、どちらかと言うと、比較的短い視点になってしまうんですね。長い戦略を固める為に、法律を作ってそれを実施する方法はありますが、でも、国会でシッカリとした法律を通す事は、そう簡単ではないです。

特にC〇Pと対抗する法律を作ろうとすると、C〇Pの息のかかっている国会議員が先に反対してきますので、かなり難しいんですね。

だからアメリカはこれからC〇Pの様な組織と闘おうとすると、チャンとC〇Pはどんな組織か、彼等の弱点は何処にあるのか等を考えて対応すべきです。

トランプ大統領政権はC〇Pの弱点を本当に知っていて、C〇Pの弱点につぎ込んだ政権でした。ですので、C〇Pに対してトランプ大統領政権と同じ様に強い態度でシッカリと痛い所まで制裁をかけていく事が1番大事です。

これからもこの様な話をしていきますので、ご興味のある方は、是非、フォロー、コメント、拡散をお願いします。では、又、次回、お会いしましょう。

◆  ◆  ◆  ◆  ◆

注)チンツァイロン(?)という教授と記載しましたが、この名称ではネットで調べても、ヒットしませんでした。又、肩書で検索した結果、同一の肩書ではヒットせず、可能性として、以前、ネットでも映像が流出して話題になった翟東昇(テキトウショウ)が浮かび上がりました。但し、そうなると、肩書が微妙に違うので、果たして同一人物なのかは不明です。

金燦栄(キンサンエイ)がどうやら正しかった様です。張陽さんがこの動画の中でお話されていました。
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2016年のこの金燦栄氏の演説はネットでブームになっているみたいですね。
ニュース最前線香港でも取り上げられており、こちらも分かり易いので、ここに貼り付けておきます。


(参考資料)

米中外交トップ会談、異例の応酬 冒頭発言全文

(日経電子版より)

前半
後半

米国務省は18日に米アラスカ州で会談したブリンケン米国務長官と中国の外交担当トップ、楊潔篪(ヤン・ジエチー)共産党政治局員らの冒頭発言の全文を公表した。ブリンケン氏とサリバン大統領補佐官の発言に対し、楊氏と王毅国務委員兼外相はそれぞれ猛反論。報道陣の前で異例の応酬となった。冒頭のやりとりの和訳は次の通り。

ブリンケン氏「こんにちは。ようこそいらっしゃった。サリバン大統領補佐官と私の2人を代表して私が、楊潔篪共産党政治局員と王毅(ワン・イー)国務委員兼外相を歓迎し、アラスカまではるばる来られたことに謝意を伝えたいと思う。私自身、オースティン国防長官とともに、わが国にとって最も近い同盟国である日本や韓国の担当者との会談から戻ってきたところだ。日韓とも本日、明日とこの場で行う米中間の議論に大きな関心を示していた。我々がここで提起する問題は米中両国のみにとどまらず、地域や世界全体に関わるものだからだ。我々の政権は米国の利益を促進し、ルールに基づく国際秩序を強化する外交を進めると決意している」

「ルールに基づく国際秩序は抽象的なものではない。各国が意見の相違を平和的に解決したり、多国間の取り組みを効果的に調整したり、誰もが同じルールにのっとっているとの確証を持ってグローバルな商取引に参加したりするのに役立つ。ルールに基づく国際秩序に取って代わろうとするものは、力こそが正義で勝者が総取りするような世界で、それは我々全員にとってはるかに暴力的で不安定な世界となるだろう。本日は、中国が我々の政権の意図とアプローチをよく理解できるよう、国内問題と国際問題の主要な優先事項について議論する機会となる」

「新疆ウイグル自治区、香港、台湾、米国へのサイバー攻撃、同盟国への経済的な強制行為など中国の行動に対する我々の深い懸念についても提議する。これらの行為はいずれも世界の安定に欠かせないルールに基づく秩序を脅かすものだ。だからこそ、単なる内政問題として片付けるのではなく、本日この場で提議する必要があると考えている」

「私は、米中関係は競争すべきところは競争的に、協調できるところは協調的に、敵対しなければならないところは敵対的になるべきだと述べた。ここアラスカでの議論は幅広いテーマにわたることになるだろう。両国関係を前進させるという目標を持ちつつ、我々の持つ懸念や優先事項について明確に伝えたいと思う。お集まりいただき感謝する。楊政治局員にお話をうかがう前に、サリバン氏、ひと言あいさつを」


サリバン氏 「国務長官、ありがとうございます。そして楊政治局員、王国務委員兼外相、ようこそ。ここアラスカでお会いするのは適切なことだ。米国本土からは離れているが、寛大でしなやかで勇敢であるという米国らしさを感じられる場所はそうない。今回の会議を開催するにはまさにふさわしい場所だ」

「ブリンケン氏と私は(新型コロナウイルスの)パンデミック(世界的大流行)の抑制や経済の回復、民主主義の強さと持続力の確認など、バイデン大統領のリーダーシップのもと米国が成し遂げてきた一連の出来事を誇りに思う。特に我々の外交方針の基盤である同盟関係やパートナーシップを再び活性化させるための取り組みを誇りに思う。つい先週、バイデン大統領は日米豪印4カ国の首脳会議を開催した。世界の民主主義国家のチャレンジ精神について話し合うとともに、自由で開かれたインド太平洋構想の実現を約束した。このようなパートナーシップを通じ、我々は進歩と繁栄を国民にもたらすことができる。ブリンケン氏は経済的・軍事的に強制する行為から基本的な価値観への攻撃まで懸念される多くの分野を説明したが、今日と今後数日間、皆さんと議論していく。これらの懸念は米国民だけのものではない。直近2カ月間に集中して実施してきた協議の中で、世界中の同盟国やパートナー、幅広い国際社会からも提起されるのを聞いてきた」

「世界や中国に対する米国のアプローチが米国民に利益となり、同盟国やパートナーの利益も守ることを明確にする。それが米国側の最優先課題である。我々は衝突を求めていないが、厳しい競争は歓迎する。我々の行動原理や国民、そして友好国のために常に立ち上がる。これから数時間、これらの事柄について話し合うことを楽しみにしている。ありがとう」


楊氏 「王氏と私は、戦略的対話のためにアンカレジに来た。この対話が誠実で率直なものになることを願っている。中国と米国はともに世界の主要国であり、世界と地域の平和、安定、発展に対する責任を担っている。中国では『両会』、つまり全国人民代表大会(全人代)と全国政治協商会議(政協)を終えた。両会では第14次5カ年計画と2035年までの長期目標の概要を採択した」

「中国にとって今年は(中国共産党の創立から)最初の100年を終えて、建国から100年の目標へ移行する歴史的な年だ。35年までに中国は基本的な現代化を達成し、50年までに完全な現代化を遂げる。中国は新型コロナウイルスとの戦いで決定的な成果と重要な戦略的利益を獲得し、中国での絶対的貧困を終わらせるという勝利を収めた。中国の1人あたり国内総生産(GDP)は米国の5分の1にすぎないが、中国の絶対的貧困を終わらせることができた。他の国々、特に先進国も同様の努力をすることを期待する。中国はややゆとりのある小康社会を実現する歴史的成果もあげた。中国人民は中国共産党のもとに結集している。我々の価値観は人類共通の価値観と同じで、平和、発展、公平、正義、自由、民主だ」

「中国と国際社会が従い、支持しているのは、国連を中心とする国際システムと国際法に裏付けられた国際秩序であり、一部の国が提唱するいわゆる『ルールに基づく』国際秩序ではない。米国には米国式の民主主義があり、中国には中国式の民主主義がある。米国が自らの民主主義をどのように進めてきたかを評価するのは米国民だけでない。世界中の人々が評価する。中国では何十年にわたる改革開放を経て、各分野で大きな発展を遂げてきた。特に世界の平和と発展に貢献し、国連憲章の目的と原則を守るためにたゆまぬ努力を続けてきた」

「一部の国がしかけた戦争で多くの犠牲者が世界で出ている。しかし中国が他国に求めてきたのは、平和的発展の道を歩むことであり、これこそが我々の外交方針の目的だ。軍事力を行使して侵略したり、様々な手段で他国の政権を倒したり、他国の人々を虐殺したりすることは正当ではない。それらの行為は世界に混乱と不安定さをもたらすだけだからだ。結局のところ、そうした行為は米国のためにはならない」

「だから我々は米国が自らの印象を変え、自国流の民主主義を他国に押しつけるのをやめることが重要だと考える。実際、米国民の多くは民主主義への信頼を失い、米政府に対して様々な意見を持っている。中国では世論調査によると、指導部は国民の幅広い支持を得ている。だから中国の社会システムを中傷しようとする試みは全くの無駄になる。そのような行為があっても、人々はいっそう中国共産党のもとに集い、我々の目標達成が近づくだけであることは事実が示すとおりだ」

「1952年に中国は第1次5カ年計画を採択し、現在は第14次5カ年計画の1年目に入った。我々はこの道を一歩ずつ歩んでいく。中国の発展は国民に利益をもたらすだけでなく21世紀の世界の発展にも貢献する。中国と米国はともに大国であり、平和や安定に加えて、新型コロナウイルスや経済活動の復旧、気候変動といった分野でも貢献しなくてはならない。我々が一緒にできること、そして我々の利害が一致することは多くある」

「だから我々がすべきことは、冷戦時代の考え方や(片方が利益を得て、もう一方が損する)ゼロサムゲーム的なアプローチを捨てることだ。我々は考え方を変えて、21世紀には大国も小国も手を合わせ、特に大国は団結して、ともに人類共通の未来に貢献していくようにする必要がある。全ての国が協調し、公正、正義、相互尊重を確保した新たな形の国際関係を築くことも重要だ。いくつかの地域的な問題については、米国が遠方まで及ぶ管轄権を行使して抑圧したり、軍事力や金融覇権を通じて国家安全保障を拡大適用したりすることが問題だと思う。こうした行為が通常の貿易活動を妨げている。米国は他国を唆して中国に対する攻撃を仕掛けさせている」

「我々は輸出入に関わる問題を科学や技術に基づいて処理している。ブリンケン長官、あなたは日本や韓国から戻ってきたばかりとおっしゃった。日韓は中国にとって第2位、第3位の貿易相手だ。東南アジア諸国連合(ASEAN)は欧州連合(EU)や米国を抜き、中国の最大の貿易相手となっている。そのため、我々は米国がアジア太平洋地域の全ての国と健全な関係を築くことを望んでいる。我々は共通の友人を多く持つべきだ。それが21世紀の正しい道だ」

「春節(旧正月)の前夜、習近平(シー・ジンピン)国家主席とバイデン大統領が電話協議を開いた。両首脳はコミュニケーションを強化し、意見の相違を乗り越えて、協力関係を拡充することで合意した。本日の対話は電話協議での共通認識を確かめるために行っている。この対話の開催は事実上、両首脳が決めたものだ。両国や世界中の人々は、我々の対話から具体的な成果が出てくることを期待している」

「そして新疆、チベット、台湾は中国から切り離すことのできない領土だ。中国は自国の内政に米国が干渉することに断固として反対しており、毅然とした行動を取るつもりだ」

「人権問題については、米国がより良く対処することを望む。中国は人権の面で着実な進歩を遂げているし、実際のところ米国内で人権に関して多くの問題があり、このことは米国自身が認めている。また米国は、各国が直面する課題を解決するために軍事力に頼ることはできないとも言っている。様々な手段を用いていわゆる『権威主義』国家を打倒することはできない」

「米国が直面する人権問題は根深い。『ブラック・ライブズ・マター』(黒人の命も大事だ)運動のように、直近4年間に出てきたものばかりではない。最近になって急に出てきたものではないのだ。両国が抱える様々な問題の責任を誰かに転嫁するのではなく、自身でうまく管理することが重要だ」

「我々は我々の問題をしっかり管理し、14億人の国民によりよい生活を提供したいと考えている。これが中国の外交政策の目標だ。そして我々は世界の平和や安定にも貢献していく。数十年前に両国間の国交が樹立されてから、中国と米国は多くのことを達成してきた。両国のビジョンを持つ人々が力を合わせて努力した結果だ。過去は我々が成し遂げてきた成果の一部だ。世界の情勢は大いに変わったが、新たな状況下で両国がどのように協力していけるかを考えていくことが重要だ」

「両国間に競争があるとすれば、経済的側面に焦点をあてたものになるべきだ。経済的関係の摩擦については合理的なやり方で対応し、ウィンウィンの成果を求めることが重要だ。両国間の貿易はすでに多くの成果をあげているが、さらに良いものとしていくべきだ。中国に進出する圧倒的多数の米国企業は、中国の事業環境は良好で、中国にとどまることを強制されているものではないと述べている。こうした米国企業は中国にいることで利益が得られると考えているし、計り知れない機会があるとも考えている。だから米国企業は中国にとどまっているのだ。新たな環境のもと、両国はコミュニケーションを強化して互いの意見の相違を適切に管理し、対立関係ではなく協力関係を広げていく必要があると確信している」

「しかし過去には両国の間で対立もあり、対立がもたらした結果は米国にとっても良いものでなかった。対立から米国は何を得たのか?私には全く分からないし、唯一の結果は米国が打撃を被ったということだけだ。中国はこれまでもそのような対立を乗り越えてきたし、これからも乗り越えていく」

「我々は米国との関係においては、習国家主席が言ったように、対立せず、衝突せず、互いに尊敬し合うウィンウィンの協力関係を築きたいと考えている。実際、両首脳の電話会議では、バイデン大統領自身も衝突や対立を起こさないことの重要性を述べていた。我々のレベルでは、両首脳の間で交わされた共通認識を完全かつ忠実に確認して実行し、中米関係を健全で着実な成長軌道に戻すために全力を尽くすことが重要だ」

「サイバー攻撃を開始する能力や配備できる技術について言えば、米国はチャンピオンであると言いたい。この問題についてあなた方が他国を責めることはできない」

「米国や西側諸国が国際世論を代表することはない。人口規模であろうと世界の潮流であろうと、西側諸国は国際世論を代表することはない。米国は世界の代表ではないし、米国側が普遍的な価値や国際世論を語る際に我々が願うのは、そのようなことを言って自身が心配にならないのか考えることだ。米国が代表するのは米政府についてだけだからだ。世界の圧倒的多数の国々は、米国が提唱する普遍的な価値観や米国の意見が国際世論を代表すると認識していないだろう。また、それらの国々は、少数の人々によって形成されたルールが国際秩序の基礎をなすとは思わないだろう。国務長官とサリバン氏の冒頭発言が(想定と)かなり違ったものになったため、私の発言も若干違ったものになった」


王毅氏 「私は楊潔篪政治局員より手短に話したいと思う。ブリンケン、サリバン両氏は長年中国との関係に関与してきた。あなた方は中国の国民にとって真の友人でもある。そして私は本日お会いできて感謝している。中国の代表団が米国の招待を受けてここにいる。サリバン氏が発言した通り、アンカレジは中国と米国を空路でつなぐ中間地点であり、燃料補給地点としてフェアであり、そして両国が中間地点で会える場所だ」

「中国はこれまでも、そしてこれからも、到底是認できない米国からの非難を受け入れない。過去数年間、中国の正当な権利や利益は抑圧を受け、中米関係を未曽有の困難な時期に陥れている。これは両国の国民の利益を傷つけ、世界の安定や発展に打撃を与えている。この状況はこれ以上続いてはならない」

「中国は米国側に、意図的に内政干渉をする覇権的な行動を完全にやめるよう促す。これは長年の懸案であり、すぐに変えるべきだ。今こそ変えるべきときだ。特に3月17日、米国は香港問題に絡めて中国への制裁を強化した。中国の国民は内政干渉に対して怒りを覚えている。中国側は断固としてこれに反対する」

「アンカレジは中米の中間点だが、結局は米国の領土だ。そして私は中国の代表団が米国の招待でここを訪れることを受け入れた。しかしながら、ちょうど我々が出発する前、米国は新たな制裁を成立させた。これはゲストを招く国がとるべき手段ではないし、米国が中国との交渉で有利な条件を引き出すための策略と思っている。しかし、こうした計算は誤っており、単に米国の脆弱さ、弱さを映したものにすぎない。中国の地位を揺るがしたり、それらの問題を解決したりすることにはならない」

「習近平国家主席とバイデン米大統領の電話協議が春節前夜にあったことはとても重要なことだと言いたい。電話協議では中米関係を正しい軌道に戻す道筋に向けた一定の共通理解に至った。そして国際社会は今日、明日と続く我々の対話を注視している。両国が友好や誠実さを説明するかどうかを注視している。対話が世界にとって前向きな兆候となるかどうか注視している。今日と明日に何が起きるかみて、もし米国がその気になるなら中米両国はこの責任を果たし、与えられた任務をやり遂げるべきだと思う。このあたりでやめておく。ありがとう」


ブリンケン氏 「楊政治局員、王国務委員、あなた方の発言を受けて私自身からも少し補足する。サリバン大統領補佐官も同様に言いたいことがあると思う。私が国務長官になって日も浅いが伝えなければいけないことがある。私はすでに世界中の百人近いカウンターパートと話してきた。そして最初の外遊先を日本と韓国にした。私はあなたが説明したこととかなり異なることをうかがっていると言わなければならない」

「米国が(協調重視に)戻り、同盟国やパートナーと再び関与していることに深い満足感を覚えたと聞いている。中国政府による多くの行為に対する深い懸念も聞いており、我々はそれらについて(会談で)議論する機会を持つだろう。世界における米国のリーダーシップや関与のあり方は、自発的に構築された同盟関係やパートナーシップであることに特徴がある。それこそがバイデン大統領が再び活性化すると約束したものだ。国内におけるリーダーシップにはもう一つの特徴がある。より完全な結束を作り上げるための絶え間なき探求だ。探求とは定義上、不完全さを認め、誤りをおかすことを認め、失敗や後退を認めることだ。しかし、我々が歴史を通じてなし得たことは課題にオープンかつ透明性を持って立ち向かうことであり、課題を無視したり課題が存在しないかのように偽ったり、カーペットの下に隠したりすることではない。時には痛みを伴い、時には醜いかもしれない。しかし毎回、我々は国としてより強固で、より良く、より結束する結果となった。バイデン大統領が副大統領として中国を訪れた時のことをよく覚えている。金融危機の直後であり、当時は国家副主席だった習近平氏との会談を含めて多くの議論があった。バイデン氏はそのとき、米国が負けるほうに賭けることは決してよくないと言った。それは今なお正しい」


サリバン氏 「手短にブリンケン氏の発言に付け加えたい。なぜなら、私も同じ点を相談するまでもなく発言しようと考えていたからだ。自信を持った国は自身の欠点をよく見て絶えず改善することができる。それが米国の(成功の)秘訣だ。もう一つの米国の秘訣は、米国民が自ら問題を解決しようとする国民であり、世界中の同盟国やパートナーとともに取り組むことで問題を解決できると信じていることだ」

「ちょうど数週間前、米国は探査機を火星に着陸させたが、これは米国単独のプロジェクトではなく、欧州やその他の地域を含む国々の技術が加わったものだ。火星に試料を残す予定で、米国と欧州がそれを回収して地球に持ち帰るための装置を開発する。これは絶えず自らを改革し、他者と緊密に協力し、私たち全員に利益をもたらすような進歩を生み出すことを絶えず追求し、世界のすべての男性、女性、子供が目指す人間の尊厳と人権の概念に根ざしている国によって達成できることだ」

「今日の対話を楽しみにしているが、この対話が双方の信頼をもって実施されることを願う。これは講義でもないし長く回りくどい声明でもない。我々の考えを説明し、あなた方の考えを聞き、我々の原則、優先事項、そして長期的な戦略が何であるかを示す機会だ。それこそが今後の対話で我々が望んでいることであり、我々はそのような精神で取り組んでいる。今日も議論し続けることを楽しみにしている。皆さんありがとう」
楊氏「米国を良く考えすぎていた」

楊氏 「私が間違っていた。この部屋に入った際に、互いの冒頭発言のトーンに注意するよう米国側に念押しすべきだったが、そうしなかった。米国側の論調が原因で、中国側はこのようにスピーチすることを強いられた。これは米国の意図ではないのか。あなた方の冒頭発言での論調から判断すれば、強者の立場から中国を見下す形で話したいということなのか。これは入念に準備され、計画されていたのか。このような形で対話することを望んでいたのか。我々は米国のことを良く考えすぎていた。我々は米国側が必要とされる外交儀礼には従うものだと思っていた。我々は中国の立場を明確にすることが必要だった」

「中国陣営の前で私はこう言いたい。米国は中国に対して強者の立場から話す資格は持っていない。20年前、30年前ですら米国側にはそのようなことを言う資格はなかった。なぜならそれは中国人民と付き合ううえでのやり方ではないからだ。もし米国が適切に中国側と交渉をしたいのならば、必要な儀礼に従って正しいことをすべきだ」

「協力は双方に利益をもたらす。これは世界中の人々が期待するものだ。米国の国民は確かに素晴らしい人々だが、それは中国の人民も同様だ。中国の人民がこれほど過去に外国から苦しめられたことはあっただろうか。中国が外国の国々に包囲され始めて以来、その点についてはなんとも言えなくなっている。中国のシステムが中国人の知恵とともに正しいものである限り、中国の首を締めることはできない。もしある国が中国の人民の首を絞めたり抑圧したりしようとすれば、その国自身に害が及ぶことになると我々の歴史は示している。米国は欧州とともに他の惑星に降り立った連携について話しているが、中国は同様の連携を米国が中国と実行するつもりであれば歓迎するだろう。ここでやめておく。王国務委員、なにか補足がありますか」
王氏「中国への非難は正しくない」

王氏 「ブリンケン国務長官、サリバン大統領補佐官、あなたがたはブリンケン氏が最近2カ国を訪問した際、その2カ国が中国による威圧について言及したと語った。我々はそれがそれらの国々から直接寄せられた不満なのか、単なる米国単独の見解にすぎないのか判別がつかない。国家間の関係を考えていくときには、中国と米国、中国と日本、中国とオーストラリアとの(個別の)関係を取り上げるものだ。私はあらゆる場合において各国がそれぞれの課題を持ち、異なる立場が関わっているため、国々をひとまとめにみても何かわかるということはないと思う。では彼らが関連する見解を中国に伝えるより前に、中国が威圧していると非難するのは正しい行動だろうか。もちろん正しくない」

「もし米国が同盟国やパートナーだという理由だけでそれらの国々のために抗議したり肩を持ったりするなら、国際関係の正しい発展は長期的により難しいものになるだろう。我々は、どの国も他国について威圧的だと非難するほど怒りっぽくなる必要はないと思っている。誰が誰を威圧しているのだろうか。歴史や国際社会がいずれ結論を出すと思う」

「ただ、もし米国が中国との議論に関心を持っているなら、我々は米側と話し合う準備はできている。もっとも(議論は)これらの問題について互いに理解を深めることを可能にする相互尊重の精神に基づくものであるべきだ」


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