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○命者の副部長は煙幕弾なのか?
アメリカも中国も噂を抑えたいと思っているが、その違いは?
アメリカも中国も噂を抑えたいと思っているが、その違いは?
Harano Times 2021/06/28
皆さん、こんにちは。 中国国家安全部の副部長がアメリカに亡命したニュースは、この1週間のかなり注目を集めているニュースになりました。私のチャンネルでも、この件について何回かお話をしました。
最近のアメリカと中国の動きを見ると、国家安全部の副部長董経緯(トウケイイ)が本当にアメリカに亡命したかという事について考えています。
私は最近の動きを見て、この董経緯(トウケイイ)は煙幕弾ではないかと考える様になっています。
この件を最初から整理してみますと、最初はアメリカにC〇Pの重要な亡命者がいるという起きなニュースが流れました。特にフォックスニュースの有名な司会者タッカー・カールソンがこの件について話をした後に、この件は各メディアで注目されて、報道される様になりました。
この件がアメリカで報道された後、特に、この亡命者は今迄C〇Pの亡命者の中で最も役職が高いという情報があったので、各専門家たちが、その可能性がある人は誰だという事について、各自で調べて、そのリスト迄作っていたんですね。
その後に、今回亡命した人は、中国国安部の副部長董経緯(トウケイイ)であるという情報が出ました。この人の名前と役職の情報の大元は中国からのリークになります。
つまり、アメリカでこの件が報道された後、皆さんがこの人は誰だろうと色々調べている中で、中国から入手した情報はこの国安部の副部長董経緯(トウケイイ)だったんですね。
その後、中国の方で、写真も無い、動画も無い、簡単な記事を出して、この副部長が亡命していない事を証明しようとしました。それはあんまりにも説得力が無い記事でしたので、逆に本当にこの人が亡命したという感じになったんですね。
それと同時にC〇PはC〇Pを裏切ると大変な目に会う事を示唆する宣伝をして、習近平がC〇Pの上層部と一緒に、再度、入党宣誓をしました。
C〇Pのこの動きから、C〇Pの内部で問題が起きている事、又、C〇Pを裏切って海外に亡命した人がいる可能性が非常に高い事が分かります。
この一連の話の中で、最も動きが怪しいと思ったのは、先日アメリカのメディがが、「自分の身分を公開したくない。アメリカ政府の人が今迄、レッドステートで報道してきた内容が正しくない。」という情報を流したんですね。
でも、その情報が正しくないという否定の仕方はあまりにもハッキリしていないんです。逆にこの情報をもっと混乱させた情報になりました。確かにその人が出した情報の意図は、その董経緯(トウケイイ)はアメリカに居ない事を示唆する為ですが、でも、C〇Pの人がアメリカに亡命した事自体を否定したとは思えないです。
もしアメリカ政府がハッキリとこの件を否定したなら、「董経緯(トウケイイ)はアメリカに亡命していない。又、C〇Pの重要な幹部がアメリカに亡命したその噂も存在しない。」とハッキリ言わないとイケナイです。
アメリカに誰かが亡命した事と、その亡命者が董経緯(トウケイイ)である事は、実は2つ分かれている事になります。ですので、この2つの事を一緒に否定しないと、その情報自体があまりにも説得力がなく、アメリカ政府が単純にこの噂を止めたいと思って、このあまりにも説得力の無い情報を出している様に聞こえます。
又、その人は記者の追加質問にも応じていなくて、ホワイトハウスに問題を繋いでいました。ですので、かなり怪しいです。
この様な亡命者が居る事は、どちらの国も認めたくないという事について、皆さんに話した事があります。
その1つの理由はその亡命者が本物がどうか、その人の情報に価値があるかどうかを判断するには時間が掛かるし、その後に、その亡命者から必要な情報を全部引き出す為にも時間が掛かります。
又、場合によって、2つの国が裏で亡命者をどう処置するかについて交渉する事もあります。その交渉の結果が出る迄、いきなり亡命者の情報を出してしまうと、2つの国の関係が一気に悪化してしまう可能性もありますので、その様な状況を出来るだけ避ける様にするんですね。
ですので、本当に噂を止めたいなら、曖昧な情報ではなく、ハッキリとしたメッセージを出さないと、逆に状況が複雑になって、コントロール出来なくなってしまう可能性があります。
アメリカがこの情報を出したのと同じタイミングで、中国でもその副部長が、未だ中国に居る事を示唆するニュースを流しました。中国の公安部部長が上海協力機構の会議にネットを経由した参加したニュースを流して、それに国安部副部長董経緯(トウケイイ)も参加したというニュースを流しました。
又、公安部がその会議の写真を出して、CCTVもその会議の動画を流して、董経緯(トウケイイ)のシーンを数秒間流しました。
でも、その会議に参加した他の国の代表は、実際に董経緯(トウケイイ)の発言を聞いていないので、彼が本当にその会議に参加したかどうかを証明出来る証人が居ないです。
動画や写真だけでは、今の技術ではいくらでも偽造が出来ますので、説得力が少し弱いです。
アメリカと中国両方が、同じタイミングで、この噂を止める為に、情報を流したのは明らかです。どちらの国もこの噂を止めたい為に動いています。
一般的には亡命者の存在について話をしないです。でもそれでも、説得力は無いんですが、アメリカの方で、わざわざ、その亡命者の事について話をした事から、バイデン政府はこの事を大事(おおごと)にしたくないという気持ちが分かります。
でも、もし、この事で嘘をついてしまうと、将来、その大事な情報を持っている亡命者を隠したという指摘を受ける可能性があるので、だから完全に亡命者の存在を否定しきってないんですね。
又、バイデンの反対者であるアメリカ国会のグリーン議員は、以前発言した時に、今既に、2人の亡命者がアメリカに来ているという事を言ってましたので、グリーン議員は不本意でその事を言ってしまったか、それともワザと言ったかが分からないんですが、アメリカ政府が今回出した曖昧なメッセージとグリーン議員のその話から見ると、アメリカに亡命者が居る可能性はあります。
では何故、アメリカ政府がこの情報を否定しようとするかと考えると、やはりバイデン政権はC〇Pがあまりにも早く崩壊してしまう事の準備が未だ出来ていないかもしれません。
もし本当に、亡命者が本当にアメリカに居て、C〇Pが生物兵器でバラ撒いた事が公開されてしまうと、C〇Pは国際社会から反撃を受け、制裁を受けて、崩壊に繋がる可能性が高いです。
当時、ソ連が突然崩壊して、アメリカ政府に大きな問題を残しました。勿論、ソ連はアメリカの敵ですが、でも、核兵器を保有するソ連はシッカリと他の加盟国をコントロールしていましたので、アメリカはソ連という1つの相手とやれば良かったんですね。
でも、ソ連の突然の崩壊によって、元社会主義陣営がバラバラになって、沢山の問題が起きました。特に核兵器のコントロールがアメリカにとって重要な問題になったんですね。
ですので、アメリカ政府で特に民主党の中で、その様な混乱を再度体験したくないという考え方があります。だから以前の動画で皆さんに紹介した様に、バイデン政権は習近平を降ろしたいが、C〇Pを残したい可能性があります。
では何故、この董経緯(トウケイイ)という副部長が煙幕弾の可能性があるかというと、中国の報道の中で、かなり強引に董経緯(トウケイイ)を強調している気がします。
確かに董経緯(トウケイイ)の情報は中国のネットであんまり見つからない様になっていました。しかし最近、中国版のWikipediaの様な所で董経緯(トウケイイ)の情報が出て、その情報の下に、沢山のコメントが残っていました。
それらのコメントの中で、「この人がアメリカに亡命したんじゃないですか?」の様な内容がかなり有ったんですね。
中国C〇Pの言論に対するコントロールから考えると、この様なコメントは即削除されるコメントになります。でも、その様なコメントが大量にあったという事は、中国政府がワザと残している事になります。
その副部長の情報とコメントのスクリーンショットは、ネット上で流れていますが、私が実際に調べた結果、その頁は又、削除されてしまいました。
ですので、この董経緯(トウケイイ)の情報を出すかどうかという所でも、結構、中国政府が迷っている所が見えます。
もう1つ疑問に思うのは、この董経緯(トウケイイ)が亡命した情報源はかなり限定されています。つまり、複数の情報源でクロスチェックされていないんです。
中国C〇Pの動きとアメリカの動きから、亡命者が存在する可能性が高い事が分かりますが、でも、この人の身分に関しては、複数の情報源で確認出来ていないです。
この重要な部門の副部長レベルの人が亡命した場合は、彼の周りから情報が外に漏れる可能性が高いです。少なくとも、今の所、その様な事が起きていないので、本当にその人がアメリカに居るのかと、逆に疑ってしまうんですね。
そうなるとこの董経緯(トウケイイ)が未だ中国に居る可能性があると思います。出は中国C〇Pが、何故この人が亡命したという情報を出したかと言うと、C〇Pがそのアメリカで流れた情報に合わせて、それに合いそうな人の情報をワザと流した可能性もあります。
その人が亡命したという情報を流して、中国国内、又は海外で、その話が盛り上がった時に、董経緯(トウケイイ)が未だ中国に居る確実な情報を出せば、亡命者が存在しなかったという結論を出す事が出来ます。
そうなると、その後に、又、誰かが亡命したという話が出ると、その話の信憑性が低くなってしまいます。それと同時に、本当の亡命者の事を隠蔽する事が出来ます。
だからC〇Pはワザと董経緯(トウケイイ)の事を強調しているのかもしれません。個人的には、今回亡命したのは、本当にこの董経緯(トウケイイ)であって欲しいんです。
何故なら、彼が持っている情報は、かなり重要な情報である事は間違いないです。
ただ、今の状況で考えると、亡命した人は彼ではなく、他の人である可能性があると思います。ですので、この件について、少し落ち着いて、これからの状況を見ながら、判断していきたいと思います。この事について、又、情報が小出しで出て来る可能性がありますが、もし何か決定的な動きがあれば、又、皆さんに紹介します。
これからもこの様な話をしていきますので、ご興味のある方は、是非、フォロー、コメント、拡散をお願いします。では、又、次回、お会いしましょう。
尚、関連情報として、本日の【横河観点】の動画もここに貼り付けておきます。
この動画も合わせて御覧なると、HaranoTimesさんの今日のお話がより分かりやすくなりますヨ。
【横河観点】亡命報道検証:董経緯氏の出現により、多方面から疑問の声が上がっている。亡命事件は中共政権への打撃に。
真実の報道エポックメディアNews 2021/06/28
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