今年も北戴河会議がやってくる◆プーさんに国内外からプレッシャー

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レッドラインか?レットゴムバンドか?
中央警備局のトップ変更、党内闘争の準備か?

Harano Times 2021/07/21



皆さん、こんにちは。最近、アメリカの軍用飛行機が注目を集めています。何故なら、アメリカの軍用飛行機は最近3回も台湾に着陸しました。

1回目はアメリカの有名な軍用輸送機がアメリカの3名の国会議員を乗せて台湾の空港に着陸しました。その件について私も動画で皆さんに紹介した事があります。

2回目は5日前、7月15日にアメリカの軍用飛行機が台湾に着いて、数十分後に台湾から離陸しました。この飛行機が何故台湾に行ったかというと、米国在台湾協会、略してAITの新しいトップが7月から着任しますので、その軍用飛行機は彼女の荷物を届けに行ったと言われています。

今回7月19日に又、アメリカの軍用飛行機が台湾に行って、AITの新しいトップの荷物を届けに行って、前任の荷物を持ち帰りました。

今回台湾に着いた飛行機はアメリカの軍用飛行機ですが、メディアが報道する時は、アメリカの軍用飛行機(民間用モデル)として報道しています。つまり飛行機のモデル自体は米軍の為に設計製造されている飛行機になりますが、今回の飛行機は民間用として使用されている事をアピールしています。

7月15日と7月19日に台湾に運ばれた荷物はAITの新しいトップの荷物になりますので、アメリカの軍用飛行機が外交荷物を台湾に運びましたという報道がされています。

アメリカは台湾に大使館を設立していませんが、このAITは大使館の役割を果たしています。

今回、アメリカの軍用飛行機(民間用モデル)という報道の仕方をしていますが、でも一般的にこの飛行機は今年に入って3回目のアメリカ軍用飛行機の台湾着陸として報道されています。

又、2回目と3回目の間にたった4日間しか開いていないので、アメリカが高い頻度で中国の所謂「レッドライン」を踏んでいると言われています。

この短い時間の中でアメリカの軍用飛行機が3回も台湾いn着陸した事はただの偶然とは考え辛いです。

この3回とも、単純に人と物を運ぶという目的で考える場合は、アメリカの軍用飛行機を使わなくても、その代わりに使える飛行機はいくらでもあります。

ですので、これはどう見ても米軍がワザと台湾に行って中国共産党、習近平のボトムラインを探っているうような感じがします。

又、今注目されているのは、1回目の軍用飛行機は韓国から、2回目は日本から、3回目はフィリピンから出発した所です。まるでアメリカの軍用飛行機は中国の周辺にある国からいつでも飛び出す事が出来るメッセージを伝えている様な行動です。

7月15日アメリカの軍用飛行機が2回目の台湾着陸をした後、中国側で、中国の国務院台湾事務弁公室、中国の国防部門はかなり強い反対の声を上げました。

特に中国の国防部門は外国の軍用飛行機が我々の領土に着陸する時は、中華人民共和国政府の許可を得ないといけないという今迄あんまりなかった話し方を使っていました。

自分が1日もコントロールした事がない土地を自分の領土と言えるのは中国共産党位かもしれません。

7月15日にアメリカの軍用飛行機が台湾に着陸した同じ日に中国側が強い口頭での警告をしました。

しかし今回7月19日アメリカの軍用飛行機が再度台湾に着陸した後、私がこの動画を作っている、日本時間7月21日時点で、中国共産党は未だこの件について何の声もあげていないです。

この対応の仕方はいつもの直ぐに反応する、又、口先で強く反応する中国共産党のやり方と違います。

アメリカの軍用飛行機が頻繁に台湾に行く事について毎回口先だけで反対をしていると、中国共産党は中国国内で面子をなくす事になりますので、この今迄あまりなかった状況に対して、どう対応すべきかを考えているかもしれません。

個人的には彼らは今回の事について、それは軍用機ではないという理由で、触れずにスルーする可能性が高いと思います。

中国共産党がこれからどう反応するかをこれからの状況に合わせて見るしかないんですが、あの有名なグローバルタイムズの編集長がこの件についてコメントをしました。

彼は自分のコメントの中で、今回、つまり3回目の飛行機には米軍のマークが付いていないので、中国政府がもっと情報を収集するだろうと言ってました。

でも、彼は同じ記事の中で、今回の飛行機はアメリカの軍用機かどうかを置いておいて、アメリカの軍用飛行機が既に2回も台湾に行ったのは、アメリカが中国のボトムラインを探っているのは明らかであると言って、彼個人の4点の提案をしました。

1. 人民解放軍の戦闘機が台湾海峡の中間線を越えて、台湾の本島より3㎞の距離まで近づく事
2. 人民解放軍の戦闘機が台湾の西側にある澎湖諸島(ほうこしょとう)を飛び越える事
3. 人民解放軍の戦闘機が台湾の上空を飛び越える事
4. 人民解放軍の戦闘機が台湾の上空を飛び越えるミサイルを1本撃つ事

彼はアメリカの行動を見て、この中から適切な措置をとって、国の主権を守るべきといいました。この4点は台湾に対するプレッシャーを徐々に上げていく対応で、最後の4点目は北朝鮮がミサイルを撃つのと同じことを考えているんですね。

習近平が彼がこの様な意見を採用するかどうかと考えると、可能性が低いと思います。この4点のアドバイスの何れも台湾海峡で大きな危機を作る可能性があります。

以前の動画でも話をした事がありますが、習近平は簡単に台湾に対して武力を使う事が出来ないです。特に来年、自分が連任出来るかどうかが決まるタイミングですので、このタイミングで、絶対勝てない戦争をするワケがないです。

でも、このグローバルタイムズの編集長が提案したこの4点から、中国国内で台湾に対して武力を使うべきと考える人がまだまだ沢山いる事が分かります。

中国国内の民族主義がこの数年間でズッと煽られてきていますので、それを簡単に止める事が出来ないんです。

先日、中国のメディアでの、もし日本が台湾海峡の事に手を出すと、日本を核兵器で攻撃するという言い方からも、中国国内の情緒が分かります。但し、中国共産党にとって中国国民の情緒は単純に中国共産党に利用されるモノです。

本当に戦争が出来るかは、又、話が別です。中国共産党は台湾の問題を中国の最も重要な問題と言ってきています。

人民解放軍の名前に未だに解放という単語がついているのは、これから台湾を解放しに行くからという、公式ではない言い方もあります。

アメリカがこの中国共産党の最も敏感なレッドラインを何回も踏んで、このレッドラインを伸び縮みするレッドゴムバンドにしようとしています。

今後、アメリカは又、何らかの理由をつけてアメリカの軍用飛行機を台湾に送る可能性があります。

中国が毎回、口だけで反対していくと、自分の実力が無い事がバレてしまいますので、この様な事が起きれば起きる程、戦争する気がない中国は沈黙を選ぶ可能性が高いと思います。この様にして、アメリカはすこしずつ台湾との関係を強化していくかもしれません。

次は中国国内の話を皆さんに紹介したいと思います。

最近、習近平は中国共産党の上層部の安全を守る中央警備局のトップを変えました。これは今の、このとても重要なタイミングで起きたとても重要な事だと見られています。

何故かというと、この前皆さんに紹介した中国の配車サービスの会社DIDIの事から、習近平とその会社の裏にある他の勢力の関係が悪くなっている事が分かります。

ただの配車サービスの会社なのに、何でそこまで注目されないといけないのですかと思う方もいらっしゃると思いますが、その会社の規模とその裏にある資本から考えると、その事は中国の政治とビジネス業界に大きな影響を与える事が分かります。

又、この前、習近平は共産党を裏切ってはイケナイという強いメッセージを出しました。それ以外に、中国の政治に詳しい方なら分かると思いますが、7月から8月に掛けて、恒例の北戴河会議が開催される事になります。
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来年、連任を狙っている習近平にとって、今回の北戴河会議でかなりプレッシャーを受ける可能性があります。ですので、習近平がこのタイミングで中国共産党の上層部の安全を守る中央警備局のトップを変えたのは、何らかの目的があると言われています。

この中央警備局の警備員達は中国共産党の上層部の安全を守る役割があるだけではなく、中国共産党の上層部を監視する役割もあります。

つまり警備員たちは自分が担当して安全を守っている上層部の話を聞くのではなく、中央警備局の話に従います。この中央警備局は中国共産党の中央弁公庁の話に従います。

ここ迄言うと、気付いた方がいらっしゃると思いますが、例えば、もし中央警備局が、警備員に自分が担当している人を逮捕する様に命令を出すと、その警備員の仕事は警備から逮捕になります。

中国共産党のトップ、或いは、中国共産党の中で本当の権力を握っている人は、この中央警備局をシッカリと握らないとイケナイです。

その警備員たちが彼らの自由を制限する事が出来るし、極端な場合、命をとる事も出来ます。

もし、習近平がこの中央警備局をシッカリとコントロールする事が出来なければ、中央警備局をコントロールしている他の勢力が習近平をコントロールする事が出来ます。

習近平が中央警備局のトップを変えたのは、今回で3回目になります。つまり、彼は未だに自分が完全に信用して、自分の命を託す事が出来る人を見つけていないです。

又、中央警備局があまりにも多くの機密に触れているので、今迄は中央警備局の内部の人を昇進させて中央警備局のトップにする事が一般的なやり方でしたが、習近平は人民解放軍から人を選んで中央警備局のトップにしています。

習近平は中央警備局の中に又他の勢力の人がいる事の心配をしているんですね。このとても重要な時期で、今迄、共産党内部の権力闘争で重要な役割を果たしてきた中央警備局のトップが変わったこの事から、今、共産党内部での権力闘争が起きている事、又は習近平はこれから中国共産党内部で起き得る激しい権力闘争の為に準備をしている可能性が非常に高いです。

今、アメリカを初め、世界各国が中国共産党に対して、外部からプレッシャーを与えているし、それと同時に、中国共産党内部での権力闘争も激しくなる可能性が高いです。

今、中国共産党、習近平が直面している状況は、今迄なかった状況ですので、習近平がどう動くかを引き続き見ていく必要があると思います。

これからもこの様な話をしていきますので、ご興味のある方は、是非、フォロー、コメント、拡散をお願いします。では、又、次回、お会いしましょう。


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