洪水大惨事の責任逃れだけではなかった。敵対するインドをインフラ面でも紛争に於いても徹底的にやっつける準備の進捗状況視察件アピールだった

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三峡ダムの三倍規模のダム、
習近平の◯争発言にアメリカが即反応、
習近平がチベットに行って、
インドをターゲットにする重要な二つのインフラを視察し、
◯争の準備をするようにと指示、
国内の洪水の責任から逃げて

Harano Times 2021/07/25



皆さん、こんにちは。先日の動画の中で河南省で洪水の災害が起きているのに習近平が突然チベットを視察した事について簡単に紹介をしました。

当時、私が皆さんに紹介した時はソーシャルメディアで流れていた動画を見て、習近平がチベットに行った事が分かったんですね。

習近平がチベットの視察を終わらせた後に中国の国営メディアで初めてチベットに行った詳細について報道をしました。

習近平が今回チベットに行ってどこに行って、どんなイベントに参加したか謎の内容から、彼が行った目的が徐々に明白になって、今話題になっています。

前回の動画で習近平が十年ぶりにチベットに行ったと皆さんに紹介しました。その時、習近平はまだ副主席で、今回は彼が国家主席になって、初めてチベットに行ったことになります。

今回の動画で、今出ている情報に基づいて、習近平がチベットに行った目的について、皆さんに紹介したいと思います。

今回、国営メディアの報道動画中で、習近平が現地の人の家のキッチンに入って、鍋の蓋を開けたシーンがあったんですね。

中国のトップが地方に行って視察する時に、この様な現地の人のキッチンに入って鍋の蓋を開けてみる習慣があります。

その時はだいたい鍋の中に食べ物が入っていて、現地の人はチャンとご飯を食べている、生活に困っていない事をアピールする事が出来ます。勿論、それは事前に用意された鍋ですね。

今回も習近平がチベットに行った時、現地の人の鍋の蓋を開けたシーンを流しました。そのシーンを見て、わざわざチベットに行って肉まんを探さなくてもというコメントをした人も居ました。

では、余談は此処までにして、習近平がこのタイミングでチベットを秘密訪問した目的を国内外と2つに分けて皆さんに紹介します。

先ず、国内の場合はやはり今、中国河南省と他のエリアで起きている洪水と繋がると言われています。

中国で洪水が起きている時、習近平がそのタイミングで遠い所に行って視察に行くと、その責任を総理李克強に押し付ける事が出来て、自分は責任から逃れるという見方なんですね。

習近平が北京から離れた後、李克強も直接、この洪水の件について発言をしていないです。彼は国務院の会議で洪水の話について話をしましたが、直接出てきて洪水に対してどう動くべきかの指示を出していないです。

習近平はメディアを通して国民の安全を第一に的な、よくある話をしましたが、自ら現地に行く事をしなかったし、北京から共産党の上層部を現地に行かせていないです。

習近平がチベットを訪問した事は、今、中国の国営メディアで大きく報道されています。その報道を見ると、記事の最後に習近平はチベットに行っている間、河南省で起きた事を知りました的な話も入っています。

去年、中国で洪水が起きた時も、習近平はそのタイミングで中国の内陸へ視察に行きました。今回も同じ事をしたので、やはり責任から逃げている様に見えます。

自分が行かなくても、李克強を現地に行かせて、彼に責任を負わせる事も出来ますが、しかし李克強が現地に行った事が大きく報道されると、習近平の独裁イメージを壊す事になりますので、そこも習近平が悩むポイントの1つです。

だから李克強もあまり自分が仕事をしている事をアピールしていないんですね。板橋ダムの時の鄧小平と同じ状況です。

もう1つ習近平がチベットに行った理由は、自分の健康状況をアピールする為です。皆様がご存じの様に、チベットは高原地帯で、他の地域と比べると、酸素が薄いので、観光に行った時、体調を壊す人が出てきます。

来年、習近平が再選を目指しているので、このタイミングでチベットに行って、そこの厳しい環境の中でも問題なく視察が出来る事を通して、自分の健康状況には問題が無い、引き続き5年間中国のトップになっても問題ないことをアピールする事が出来るんですね。

この考え方にも一理あるとおもいます。習近平にとって、今最も重要なアジェンダは、来年の人民代表大会で再選する事です。彼にとっては、今これ以上の重要な事はないです。

ですので、これからの北戴河会議に参加する前に、自分の健康には問題ない事をアピールして置くと、その会議で受けるプレッシャーが少しでも減る事になります。この2点は習近平がチベットに行った2つの国内向けのメッセージになります。

でも、この国内向けのメッセージより、国外向けのメッセージが今回の本番です。では、習近平がチベットに行って国外に向けて、どんなメッセージを出したでしょうか?ここでいう国外は勿論インドです。

習近平が今回チベットに行った時は、直接チベットのラサに行ったのではなく、先ず、飛行機でチベットの南にあるニンティ市に行きました。このニンティというのはチベット語での発音の読み方になります。日本語では、中国語の発音に合わせて、リンチーと読む事もあります。

このエリアは正に中国とインドの国境紛争が起きているエリアです。このエリアの大半はインドの実質支配エリアで、習近平が今回行った所は中国側が実質支配しているエリアです。

ですので、習近平は国家主席として、そのエリアに行って、インドに中国の主権をアピールする目的が明らかである事が分かります。

彼が飛行機から降りた後に直接ニャン川のニャン川大橋に行きました。報道では、習近平はニャン川に行って、ニャン川エリアの生態環境の視察に行きましたと言っています。

でも習近平がニンティい行って、ニャン川エリアに行ったのは単純に生態環境の視察ではないと言われているんですね。

その本当の目的は2つの重要なインフラの建設状況の視察で、その2つのインフラは全部インドをターゲットにしています。

皆さんがご存じの様に、チベットエリアにヤルンツァンポ川があります。この川はチベットから流れてインドに行って、最終的にインド洋に入ります。

中国は最近、このヤルンツァンポ川でダムの建設を考えていまして、しかもそのダムは今回習近平が行ったニンティエリアにあります。
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このエリアにヤルンツァンポ川がこの写真の通りに曲がっているポイントがあって、ここでダムの建設をすると、その規模は三峡ダムの3倍になると言われています。

勿論、中国共産党はここでダムを作って、単純に発電をしたいワケではありません。ここでダムを建設すると、ヤルンツァンポ川の水をコントロールする事が出来て、それによってインドに流れる水の量をコントロールする事が出来るんですね。
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グーグルマップや百度地図を用いてジャーナリストの西岡省二氏が独自に作成された地図を4月30日のヤフーニュースの記事中国「三峡ダムの3倍」世界最大ダム計画に立ちはだかる怖いシナリオより借用

中国とインドが国境の争いをする1つの理由は水源の確保です。このダムの建設が出来ると、インドの水をコントロールする事が出来て、インドとの国境紛争で有利な立場に立つ事が出来ます。

勿論、中国共産党はそのダムの建設はかなり弱いチベットの生態環境をどれ位破壊してしまうか、もしそのダムに問題が起きると、どんな問題が起きるかについて責任を持って考えていないです。

このダムの建設はインドから反発を受ける事になります。習近平が今回視察に行ったもう1つの重要なインフラは、四川省とチベットを繋げる鉄道、川蔵線です。この鉄道は世界中で最も建設が難しい鉄道と言われています。

今年の6月にラサとこのニンティを繋げる部分が開通しました。この部分の線路に47ヶ所のトンネルがあって、トンネルと橋はぜん 線路の75%を占めます。
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チベット自治区の区都ラサと東南部の都市ニンティを結ぶ「拉林鉄道」が営業運転を開始した。写真は拉林鉄道。(写真は中国国家鉄路集団ウェブサイトより)


習近平は今回ニンティからラサに行った時はこの鉄道で移動しました。この鉄道は今年の年末もしくは来年迄に正式運転開始すると言われています。

中国とインドとの間で国境を巡って戦争するとなると、その高原地帯に短時間で大量の物資を運ぶ事が最も難しい部分になります。

過去の動画では皆さんにも説明した事がありますが、チベットの紛争エリアで戦争するとなると、夏のその数ヶ月間でしか戦争が出来ないです。それ以外のシーズンでは、あまりにも寒いので、その環境で戦争するとなると、中国にとってもインドにとってもかなり負担が大きいです。

又、中国の状況に詳しい方なら分かると思いますが、中国の四川省は、中国で軍備の生産をしている最も重要なエリアの1つです。

ですので四川省とこの国境紛争地帯を鉄道で繋ぐ事が出来れば、戦争の準備をしている時、又は、戦争が起きた時は、中国共産党はこの鉄道を使って、短時間で武器とそれ以外の物資を運ぶ事が出来ます。

ですので、習近平が今回ニンティに行った目的は、これから建設を始める可能性が高いダムと、もうすぐ開通する鉄道の視察です。

習近平が自ら国境紛争エリア迄行って、この2つのインドを目標にしているインフラを視察した事から、彼が今回チベットを視察した最も重要な目的はインドに自分の主権をアピールと中国共産党がこのエリアをコントロールする事が出来る事のアピールである可能性が最も高いです。

今回、習近平がチベットに行った時、人民解放軍の副主席と一緒に、中国共産党のチベットの軍隊の代表と面談をしました。

その面談で、習近平はチベットエリアの軍隊に対して、全面的に日常の訓練と戦争の準備を行う様にと命令をしました。

彼らが面談を行ったこの情報が出た後、中国共産党がインドとの国境エリアで何かの行動をするのではないかと憶測されています。この情報が出た同じ日に、アメリカのの国務長官ブリンケンが来週インドを訪問する正式な情報が出ました。

この前、インドのメディアがアメリカの国務長官がインドを訪問する情報を流していましたしたが、アメリカ側が習近平がチベットを訪問した日を選んで、正式にこの情報を出した事から、この国境問題を巡る、中国とアメリカの間の対s率が見えてきます。この件について、何か更新情報があれば、皆さんに紹介します。

これからもこの様な話をしていきますので、ご興味のある方は、是非、フォロー、コメント、拡散をお願いします。では、又、次回、お会いしましょう。

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中国チベット自治区に大規模水力発電計画 下流地域に災害懸念

2021.04.03 07:00  NEWSポストセブン

 中国が今後の5カ年計画(2021~2025年)の重要プロジェクトと位置付けているチベット自治区のヤルンツァンポ川の大規模水力発電プロジェクト建設について、専門家らが同川下流域のインドやネパールなどのヒマラヤ山脈の氷河が崩落して、周辺住民や家屋などに重大な被害が出る可能性がある、と警告していることが明らかになった。

 今年2月にはヒマラヤ山脈山麓のインド・ウッタカランド州の川沿いで水力発電所の建設に従事していた作業員約190人がナンダ・デヴィ氷河の溶融水による急流に飲み込まれて、14人死亡、170人以上が行方不明になる大きな事故が発生している。ヤルンツァンポ川の水力発電プロジェクトが始まれば、大きな災害が起こりかねないことから、中国の開発に懸念の声が上がっている。

 中国の経済政策を統括する中国国家発展改革委員会によると、ヤルンツァンポ川の大規模水力発電プロジェクトは年間3000億キロワット時(kWh)の発電量が見込まれる。世界最大の水力発電所である中国の三峡ダムが世界一を記録した2020年の年間発電量1030kWhの3倍に相当する。

 ヤルンツァンポ川の上流域には大規模貯水池が10、中規模が11、小規模な貯水池は100あり、これらをすべて合わせて、大規模水力ダムを建設する計画だ。

 しかし、ある専門家は、衛星写真で、中国、ネパール、インドの国境近くのヒマラヤ地域に存在する氷河を分析したところ、全部で3624の氷河を発見し、そのうち47は非常に危険であることがわかったという。

 台湾中央研究院地球科学研究所の王中和研究院は米政府系報道機関「ラヂオ・フリー・アジア(RFA)」に対して、「これらの氷河が崩落すれば、下流地域で大規模な洪水を引き起こす可能性が非常に高い。大規模な水力発電プロジェクトは、その引き金になるかもしれない」と中国の大規模水力発電プロジェクトの危険性を警告している。


チベット東南部を貫く「拉林鉄道」開通の背景

東洋経済オンライン 7月13日

6月25日、中国四川省の省都の成都とチベット自治区の区都のラサを結ぶ「川蔵鉄道」の1区間となる「拉林鉄道」(ラサ─ニンティ間)が営業運転を開始した。これはチベット自治区の東南部に開通した初の鉄道路線だ。全長は435.48キロメートル、設計上の最高運行速度は時速160キロメートルで、ラサ─ニンティ間を最短3時間29分で結ぶ。

 当初は準高速型の新型特急車両がラサ─ニンティ間を3往復、シガツェ─ニンティ間を1往復、在来型の特急車両がラサ─ニンティ間を1往復する。運賃は、ラサ─ニンティ間でビジネスクラスが452元(約7738円)、1等席が206元(約3526円)、2等席が129元(約2208円)だ。

 川蔵鉄道は3つの区間に分けて工事が進んでいる。拉林鉄道はその2番目の着工区間として、2015年から建設が始まった。青蔵高原のガンディセ山脈とヒマラヤ山脈の峡谷に沿って敷設され、総投資額は366億元(約6266億円)に上る。全線の90%以上が海抜3000メートル以上に位置しており、並行して流れるヤルツァンポ川の両岸を16回も行き来しながら運行する。

 川蔵鉄道は青海省の省都の西寧とラサを結ぶ「青蔵鉄道」に続いて、チベット自治区に乗り入れた2本目の幹線鉄道だ。拉林鉄道以外の2区間は、成都─雅安間の「成雅鉄道」、雅安─ニンティ間の「雅林鉄道」である。

■川蔵鉄道は全線の3分の1が開通

 拉林鉄道の営業開始により、川蔵鉄道は2018年完成の成雅鉄道を含めて全線の約3分の1が開通した。残る雅林鉄道も2020年末から建設が始まっている。雅林鉄道は全長が1011キロメートルと3区間の中で最長であり、建設の難易度も高い。設計上の最高運行速度は時速120~200キロメートルを予定し、総投資額は3198億元(約5兆4750億円)に達する見込みだ。

 雅林鉄道の建設現場は地質条件が非常に複雑であり、全線の95.6%に橋梁とトンネルの整備が必要となる。このため完成まで10年程度かかると予想され、現時点での竣工予定日は2030年10月31日となっている。

 (財新記者:白宇潔)


まるで「超大型ジェットコースター」 四川-チベット鉄道の建設がスタート

人民日報日本語版2016/03/17

国家「十三五(第13次五カ年計画:2016-2020年)」綱要では、川蔵(四川‐チベット)鉄道が重点プロジェクトに組み入れられており、これは同鉄道の建設の具体的スケジュールが設定されたことを意味している。四川-チベット鉄道が完成すると、成都・ラサ間の所要時間が大幅に短縮される。

四川-チベット鉄道は、青蔵(青海-チベット)鉄道に続き、西蔵(チベット)自治区に入る国内で2番目の「天路」となる。四川省成都市を起点に、雅安・甘孜・昌都・林芝の各地を経由し、チベット自治区首府の拉薩(ラサ)に到着する。営業総延長は約1900キロメートル、建設総延長は約1800キロメートルに及ぶ。

プレジェクト指揮部によると、2014年12月、四川-チベット鉄道ラサ・林芝区間の建設がスタート、成都・雅安区間も全面的に着工した。現在、鉄道建設に携わる作業員は、複雑な地形、厳しい寒さ、高所による酸素不足など数々の困難を克服し、これら2区間の建設を全力で進めており、工事は順調に進んでいるという。

四川・チベット鉄道現地調査・設計の管理を行う中鉄二院副チーフエンジニアの林世金氏は、「四川-チベット鉄道の沿線は、地質環境が極めて複雑だ。同鉄道は、危険が最も大きく、最も複雑な高山峡谷で建設される、世界で最も難易度の高いレベルの『超大型ジェットコースター』と言える」とコメントした。

四川-チベット鉄道が完成すると、成都からラサまでの所要時間は、現在の約48時間から13時間前後に短縮される。(編集KM)



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