いやはや外国人の五毛党も居る⁈C〇Pの宣伝工作は手を変え品を変え

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形を変えて、密かに行われている浸透活動、
世界範囲でプロパガンダを行う集団

Harano Times 2021/08/02



皆さん、こんにちは。皆さんがご存じの様に、ここ数年間で国際社会に於ける中国のイメージはかなり落ちました。

前回の中国共産党創立百周年大会から分かる様に、中国、又は中国共産党に国際社会では、もうあんまり友達が残っていないです。

中国の所謂「友達」になっているのは、最近中国を訪問したアフガニスタンのタリバン位かもしれません。

世界中で高い地位を持っている欧米各国、日本等の国も少しずつ中国と対立する方向に向かっています。

この前、習近平が国際社会で愛される中国のイメージを作り出す様に命令を出しました。

しかし最近、中国の外交部がやっている事、又は、発言している内容から分かりますが、中国共産党内部の人にいきなり今迄のやり方を完全に変えてもらう事は、そう簡単な事ではないです。

彼らは習近平のその強いイメージを維持する為に簡単に自分の態度を和らげる事が出来ないです。自分のシステムの内部の人を簡単に変えることが出来なければ、外部の人に頼るという考え方が生まれるんですね。

勿論、中国共産党は他の国のメディア等に投資して、メディアの記者たちを買収する事によって、中国共産党が言いたい事を海外で言ってもらうやり方は、今迄長年、継続してきたやり方になります。

しかしこのやり方はトランプ大統領が中国のいくつかの国営メディアを外国代理人として認定した後、又、この数年間、中国が世界範囲でのあんまりにもアグレッシブなやり方によって、多くの人が中国のやり方を知ってしまって、そう簡単に騙されない様になりつつあります。

だからこの状況の中で、中国は今迄以上に海外の人に中国、又は中国共産党を褒めてもらいたいと考えています。

何故なら、中国共産党が自ら自分を褒めても誰も信用しなくなってきているので、もし、中国共産党と関係のない海外の人が中国共産党を褒めると、もっと多くの人が信じて、中国共産党に良いイメージを持つ様になります。

この状況の中で一部の外国人…此処で言う外国人は、中国人以外の人を指します…一部の外国人がこの機会をシッカリつかむ事を選びました。

中国を褒めれば、中国政府の支持を得る事が出来る。中国の多くの人の支持を得る事が出来る。自分を支持する人が多ければ多い程、そこから得られる利益も多くなっていきます。

イメージを良くしたい中国共産党と出来るだけ多くの利益を得たい外国人のインフルエンサーが意気投合しました。それで最近外国籍の五毛党が増えてきています。

中国の方でネット上で色々書き込みをしている中国人より、これらの外国籍の人がもう少し多く貰っている筈ですので、厳しく言うと五毛党ではないんですが、今回の動画で便宜上五毛党と言います。

外国人五毛党には大きく分けて2種類あります。中国政府がオフィシャルにサポートしているオフィシャルな五毛党、例えば、共産党から資金の援助を受けている海外のメディア、又は所謂「学者」たちです。

このオフィシャルな五毛党以外に民間人の五毛党も居ます。この民間人の五毛党の中で、流暢な中国語が喋れる人も居るし、中国語が出来なくても、完全に英語で中国を褒める人もいます。

彼らが外国人の顔をしていて、特徴があれば問題ないんですね。彼らはYoutube又はTikTok等の世界範囲で人気があるプラットフォームで活動している事が多いです。

日本でそういう人が居るかどうかはあんまり詳しくないんですが、海外にはそういう人がかなり居ます。

少し前の事ですが、今回のサムネイルに載っているドイツ人の美女が有名いnなりました。彼女の名前はハブイナ。ドイツ人の大学生です。彼女が一気に有名になったのは、ある日彼女はクラウドファンディングを立ち上げ、資金を集めて、ドイツの有名なメディア「デイブエリート」を訴えようとしたからです。

何故なら、ドイツのメディア「デイブエリート」は中国共産党が海外で行っている統一戦線の活動や宣伝活動について、シリーズ化された報道をした時に、彼女についても話をしたからです。

調度、彼女がドイツ人で中国の為に発言をしていたから、その報道の中で彼女についても話をしました。

例えば、彼女は、中国の人権はシッカリ守られている。香港のデモに参加した人は暴動だ。ウィグルで集中キャンプは存在しない等、中国共産党側に立った中国共産党のイメージを良くする発言ばっかりでした。

ドイツのメディアが何故ドイツにこの様な女子大学生が居るのかと不思議に思って、彼女に対して調査を行っている中、彼女のTwitterのフォロワーが突然数万人迄増えて、そのフォロワーの内の多くは新しく登録されたアカウントで、その新しいアカウントの多くは五毛党かロボットだったそうです。

それらのアカウントは中国共産党のメディアの内容ばっかりリツイートしているアカウントだったそうです。これは明らかに五毛党が群れて、ハブイナをサポートしている事になります。

では、彼ら五毛党の五毛は誰が払っているでしょうか?ドイツのメディアはこの件について調査し、ハブイナをインタビューした後に、彼女は中国政府の為に、プロパガンダを行っている人と報道をしました。

それで彼女は、それは名誉損害という理由でドイツのメディアを訴えると言って、クラウドファンディングを立ち上げました。彼女は1万ユーロ以上集めた様ですが、今の所、その訴訟について継続報道が未だ無いです。

その件でそのメディアの記者にも落ち度があると思います。その調査記事を書いた記者は、そのドイツ人女性大学生の住所も公開してしまったそうです。

又、彼女の話に依ると、インタビューを受ける前に、記事を発表する前、彼女もその内容を確認して、納得がいかない場合は匿名にしてもらうという話があったそうですが、彼女の確認無しで、その記事が発表されたそうです。だからメディア側にもやり過ぎた部分があると思います。

彼女の話に依ると、彼女は何回も中国に行って旅行した事があるし、数ヶ所で数ヶ月間生活した事もある様です。でも、それだけで中国の本当の姿を知る事は出来ない筈です。

では、彼女の中国に対する認識は何処から来たでしょうか?実は、彼女に中国人の彼氏が居て、彼女がインタビューを受ける時に彼女の彼氏が傍に居て、色々教えたりした様です。

又、インタビューの時に、その彼氏がドイツのメディア「デイブエリート」に過去習近平の悪口を書いたことに対して謝罪する様にと記者を叱った様です。

此処迄聞くと、分かると思いますが、彼女の中国人彼氏が彼女の外国人の美女という特徴を利用して、中国共産党の意向に合わせる発言をして貰って、そこで利益を得ようとしたんですね。

勿論、元々彼女が中国共産党を支持している人である可能性もありますが、でも、この流れから見ると、その中国人の彼氏の影響が大きかったと考えられます。

彼らが中国の色んなプラットフォームで、中国を褒める動画を出して、そこから利益を得る事が出来ます。しかも中国共産党を褒める事ですので、リスクが無いワケです。

よく共産党の悪口を言って、お金儲けをしていると言われる事もありますが、褒めても、心の中でそう思わない事がありますが、悪口を言う…場合によって、リスクを負って人の悪口をいうのは本当の気持ちを表している事が多いのではないかと思います。

彼女がそのメディアを訴えるという話が出た後、あの有名なグローバルタイムズの中国版が自分のオフィシャルなアカウントでその話をシェアして、中国の真実を言っている女性が欧米の悪勢力の弾圧を受けていると彼女を応援していました。

でも、この事は此処では終わらなかったです。彼女が中国で中国政府の為に発言する幾つかの動画をアップしましたが、それらの動画は全部プラットフォームによって消されました。

その理由は彼女が出した動画の中に、言ってはイケナイ事が入っているからです。具体的な内容が公開されていませんが、例えば彼女が、中国政府を庇って、ウィグルで集中キャンプが存在しない等の発言をした場合、確かに中国政府を庇う言い方ですが、でも、中国のメディアで集中キャンプという単語自体は、自由に使ってはイケナイ話です。

何故なら、そういう話が頻繁に出ると、元々知らなかった人が、それについて考えてしまって、それに興味を持って、調べてしまう可能性があるからです。

又、彼女の複数の動画がこの様な理由で削除されたから、彼女が持っている中国版Twitter「微博(ウェイボー)」のアカウントが3日間バンされた様です。

彼女は自分は中国の為に発言しているのに、何故、バンされないといけないかと、その微博の運営に文句を言っていました。結局、彼女は微博で自由に発言出来ず、自分は少しTwitterを使いたくなったと微博で話をしました。

それで彼女は自分は中国以外の所で自由に発言出来るけど、中国国内では自由に発言が出来ない事を知りました。

彼女はその犯罪組織である中国共産党をサポートする発言をした結果、逆に自分もその組織にやられる事になりました。

単純に中国でお金儲けの為に、そういう事をやっても、中国共産党に利用される価値がある時は色々巧くいきますが、逆に中国共産党に嫌われると、他の中国人と同じ対応を受けます。

もし、ここ迄されて、今後又、中国共産党の為に声を挙げていくとなると、やはり金銭目的で行っている事になります。

今回、彼女の事を例として、ここで皆さんに紹介しましたが、実は最近有名になった外国人五毛党がかなり居ます。

Youtubeでウィグルの英語名をアルファベットでXinjiangと書いて検索すると、外国人が普通にウィグルの都市の中で歩いて中国政府に不満を持っている人、楽しく生活出来ていない人を探す動画をアップしている外国人が居ます。

又、人によって、自分はウィグルに行って、自転車で色々廻ったけど、集中キャンプを見た事がないと発言する外国人も居ます。

普通に外国人の記者が入って、そこのウィグル人に中国政府に不満があるか、生活が楽しくないかと質問しても、本当の事を言ってくれる人が居る筈がないです。

又、普通に自転車で廻ってて、集中キャンプを見つける筈がないです。そもそも、普通の外国人がウィグルに行って、色々聞きまわる事自体は、中国政府によってかなり、厳しくコントロールされる事になりますので、そういう事が出来る事自体、オカシイです。

イギリスのメディアBBCが「中国の国営メディアと政府機関が外国籍のインフルエンサーたちに資金を提供して。中国に有利なコンテンツを作ってもらって、海外で中国のイメージを良くする事をしている」と報道した事があります。

外国籍の五毛党の中で有名になったイギリスの親子が居て、彼らは中国で旅行しながら、中国の良い所を紹介していきます。

彼らはウィグルに行った事も無いのに、ウィグルでジェノサイドが存在しないと言っていました。

彼らにはもう1つの肩書があります。それはCGTNのスペシャル・コピーライターです。このCGTNは中国の最も大きな国営メディアCCTVの海外版です。

彼らは自分の動画の中で、確かに旅行の資金を出してもらった事があるが、自分が言いたい事を言っていると発言をしていました。

CGTNは自分のホームページでグローバル範囲で700名以上のスペシャル・コピーライターを持っていると公表した事があります。

CGTNは彼らに知名度と資金でサポートして、そのスペシャル・コピーライターは中国共産党の基準に合うコンテンツを作成します。

CGTNはアメリカ政府に依って、外国代理人として認定されています。だから彼ら自身が宣伝活動を行うと直ぐにバレてしまいますので、この様な外国人インフルエンサーに投資する事に依って、外国代理人が宣伝しているというマークの制限を受けない侭、宣伝活動が出来ます。

又、場合によって、CGTNよりも良い結果を得る事が出来ます。中国共産党が自分の国営メディアを通して、海外で宣伝活動をする事は益々難しくなっている今、この様な一般人が気付かない方法を使って、宣伝活動を継続しています。

ですので、インターネットで情報収集する時にこの様なグループが居る事もマインドに置きながら、情報収集すると、騙される可能性が少しでも減ります。

これからもこの様な話をしていきますので、ご興味のある方は、是非、フォロー、コメント、拡散をお願いします。では、又、次回、お会いしましょう。



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