トランプ大統領やポンペイオさんの指摘が正解◆1972年の生物兵器禁止条約に違反
ポンペオさんはコロナを生物兵器扱いしていた話、
はっきりした結論を出さなかった調査レポートのよかった点、
バイデンの強気な声明、調査は終わらない
はっきりした結論を出さなかった調査レポートのよかった点、
バイデンの強気な声明、調査は終わらない
Harano Times 2021/08/28
皆さん、こんにちは。アフガンが世界の注目を集めているこのタイミングで、ホワイトハウスがウイルスの起源調査のレポートの概要を公開しましたので、皆さんに紹介します。
先ず、レポートの概要の重要な部分をそのまま紹介しますと、今回のコロナウィルスは2019年11月前に、最初の小規模の暴露で人間に感染した可能性がある。
中国武漢で最初の既知のクラスターがあった。このウイルスは生物兵器として開発されたモノではない。多くの調査機関はこのウイルスはDNA改造からきた可能性が低いと結論を出しているが、内2つの調査機関はそれを証明する証拠が無いので、結論を出す事が出来ないと判断をしている。
中国の政府関係者は感染が始まる迄、このウイルスの事を知らなかった。今入手出来る情報を全部確認した後も、情報部門の中でも、このウイルスの起源について認識の違いがある。
自然由来と実験室の事故の可能性は共存する。4つの情報機関と国家情報委員会は自然由来の可能性は低いと判断している。1つの情報機関は最初の感染者は実験室で感染した可能性がある。
その感染は武漢の研究室で行われた実験、動物の処理、サンプルの収集に関わっている可能性がある。
情報が不足しているので、3つの情報機関は結論を出す事が出来なかった。情報機関によって、自然説を主張したり、実験室漏洩説を主張したり、又、その2つの可能性が同じ位あると主張している所もある。
その調査血管に差異があるのは、各情報機関が情報と科学に置くウエイトが違うからだ。これからもっとハッキリした情報が無い限り、情報業界はハッキリした結論を出す事が出来ない。
アメリカの諜報部門と世界の科学業界で、臨床データ、最初のウイルスのサンプル等の情報が不足している。
もし、最初のデータを入手する事が出来れば、今の結論を変える可能性がある。ウイルスの起源について、シッカリした結論を出す為に、中国の協力が必要だが、北京は調査の邪魔をして、情報共有を拒否し、アメリカを含む他の国を指摘している。
これは今回公開された調査レポートの概要の一部になります。この内容は先日メディアでリークされた内容と概ね同じになります。つまり、今回のウイルスは自然由来かそれとも実験室から漏洩したモノかについて、ハッキリした結論が出ていないです。
この前の動画でも、簡単に話しましたが、アメリカの情報部門として、今回のウイルスは武漢の研究所から漏洩した事をよく知っている筈です。今、この様なハッキリした結論を出す事が出来なかったのは今のアメリカ政府は中国共産党と対立する準備が未だ出来ていないか、最初から対立する勇気が無いからです。
データが無い調査では、そのウイルスがどう変異したか等の確認が出来ないんですが、でも、情報に基づいて調査すると、そのウイルスは武漢の研究室から漏洩した可能性が大きい事が分かります。
今回公開された概要に記載されている通り、各情報機関が出した結論に差異がある理由は、科学と情報に与えたウエイトが違うからです。ですので、この様なレポートを見る時に、その分析の方法や、どの結論の可能性が大きいと言っているのか等を見る必要があります。
今回のレポートは完全にダメかと言うと、個人的には3つのポイントをハッキリしてくれたのは良かったと思います。
1つ目はこのウイルスは武漢で最初に感染し始めた事を明確に言った事です。基本、ウイルスの感染が拡がった所はそのウイルスが発生した所になりますので、このウイルスは武漢で感染し始めたとハッキリ書いた事で、中国がアメリカと他の国に責任を押し付ける事に対抗した内容にもなります。
2つ目は実験室から漏洩した可能性があると判断した事です。自然由来説の可能性が低いという判断に対して、実験室から漏洩した可能性がある。つまり、その可能性が中位になるとの事です。
このアメリカの情報機関が出した正式なレポートで、この実験室から漏洩した可能性があると判断した事で、今迄、その説は陰謀論とされた事は間違えているという事になります。
去年から、トランプ大統領、ポンペイオさん等の人は、このウイルスは武漢の実験室から漏洩した可能性があると散々言ってきましたが、左翼メディアはそれをは陰謀論として批判してきました。でも、この正式なレポートがあると、今後それは陰謀論という人が減ります。
3つ目は、今回ハッキリした結果を出す事が出来なかった理由は、中国が協力しなかった事と、中国が他の国に責任を押し付けている事をハッキリ書いて、もし、新しい情報があれば、又、違う結論になる可能性を残した事です。
このやり方で、中国の責任が大きい事をハッキリ書き残して、今後、この件について、再度調査する可能性を残しました。
この3つのポイントは我々の期待に添えなかったレポートの良かった部分だと思います。バイデンは今日、この件について声明を出しました。彼はその声明で、
「北京は最初からウイルスの調査の件で邪魔をしてきた。今回の報告は結論が無い報告になってしまったが、この世界は答えを得るべき。その答えが出る迄、調査を止めない。責任のある国は自分の責任を他の国押し付けない」と言いました。
バイデンにしては厳しい言い方になりますが、タリバンのレッドラインを守る彼が、何処まで調査を継続するかは疑問です。
でも、アメリカの大統領と言われている彼が、調査を止めないと言ってくれた事に価値があります。何故なら、他の形で調査を継続する可能性を残したからです。
来年の中間選挙で共和党が上下両院を取る可能性が高まっている今、その可能性を残す事で、彼が本気に調査を継続しなくても、国会が法律を作って、彼にやってもらう事が出来ます。
もう1つ彼が厳しい言い方をしたのは、アフガンの事で、彼は弱いリーダーと各メディアに言われている中で、もし、この全世界で数百万人が亡くなっているコロナウイルスの調査の事でも弱い立場を取ると、自分の支持率が更に落ち込んでしまうからです。
では、中国の反応はどうかと言うと、今回この概要が発表された後、中国側は未だ正式に反応していないんですが、このレポートが提出される期日が来るタイミングでアメリカ批判を強化しました。
その調査レポートはアメリカが中国に責任を転嫁する為で、でっち上げの内容であると批判しましたし、WHOに正式なレターを出して、アメリカの研究所を調査する様に依頼をしました。そのレターに中国から集めた2千5百万人位の署名も付けていました。
中国のこのやり方はかなり愚かなやり方になります。先ず、世界中が今回のウイルスは中国から出てきた物と認識しています。それでも中国は責任から逃れる為に調査の邪魔をしたり、データを消したりしています。
自分に問題が無ければ、この様な事はしないです。今、誰でもそれを分かっています。この様な状況の中で、中国は又、その責任をアメリカに押し付ける事を考えています。
もし、中国はこの責任から逃げたいのなら、このレポートの事についてあんまり言わない方が1番良いです。そのレポートがあった事を知らないフリをして、人々がそれを忘れる事を待つのが1番良いんですね。
又、アメリカに責任を押し付ける為に、アメリカを攻撃すると、アメリカもやられたら、やり返すという考え方で、中国に対する調査を簡単に止める事が出来ないです。
ですので、中国が最も黙るべき時に逆にこの様な目立つ方法で世界の注目を集めています。ですので、これはこの責任から逃げたい、事実を隠したい中国共産党のやっている愚かな行為になります。
先日ウォールストリートジャーナルはトランプ大統領政権がこのウイルスに対する調査の一部の内部情報を公開しました。このレポートでは、このコロナウイルスは生物兵器として作られた物ではないと言っていますが、当時、ポンペイオさんは、このコロナウイルスは生物兵器である方向性で調査をしていました。
この件について、過去の動画で簡単に紹介した事がありますが、今回はもう少し詳しい情報が出ましたので、皆さんに紹介します。
ウォールストリートジャーナルの報道では、アメリカ政府内部の官僚の対立がこのウイルスの調査を止めてしまった事について話をしました。
当時、ポンペイオさんはWHOを経由して、ウイルスの起源の調査をする事を考えたのではなく、生物兵器禁止条約に違反した理由で中国の責任を追及する事を考えていました。
当時、トランプ政権は完全にWHOを信用しなくなりましたので、違う方法で調査する事を考えていました。2020年の初め頃、トランプ政権で働いていた中国人のマイルス・ユー(余茂春)さんは武漢ウイルス研究所のウエブサイトをダウンロードしました。
このチャンネルでこの中国人の顧問の事について何回か話した事があります。ポンペイオさんを初めとする、トランプ政権の上層部が中国に対して、ピンポイントで正しい対策が出来たのは、この中国人の顧問の貢献がとても大きいです。
当時このウイルスの事が拡散され始めた事で、当時このウイルスの事が拡散され始めた時、その勘が鋭い顧問は、武漢研究所のホームページの内容は、これから削除されてしまう可能性があると思って、早めにそのホームページの内容をダウンロードしました。
矢張り、武漢の研究所は自分のホームページの内容を削除しました。彼は自分が保存したデータをポンペイオさんに渡して、ポンペイオさんはその内容はとても重要と判断して、国民の武器の管理を行う部門、軍備管理検証コンプライアンス局に調査する様に命令をしました。
この部門は世界中の生物化学兵器の状況を監視する部門になります。つまり、トランプ政権は最初から、このウイルスは生物兵器として、このウイルスを生物兵器として調査をしていました。
この方向性で調査していく中で、2019年の秋、武漢のウイルス研究所の数名の職員が病気になって、その症状はコロナウイルスの症状と完全に一致している事が分かりました。
又、武漢のウイルス研究所は中国の人民解放軍と密接な関係があるので、軍備管理局は、中国は1972年の生物兵器禁止条約に違反して、パンデミックを作ったとレポートを作成し始めました。
この生物兵器禁止条約というのは、国連の条約になりますので、アメリカの国務省はこのレポートを作成して、国連に報告する事を考えていました。
もし、この事が2020年、又は2021年の頭位に言ってきたのなら、このウイルスは実験室から漏洩した可能性が大きいという事が出来て、今の状況がかなり違ったかもしれません。
この生物兵器禁止条約というのは、生物兵器の開発を禁止しますが、防衛的な研究を禁止していないです。
そうなると、生物兵器の開発をしているか、生物兵器に対する防衛的な対策をしているかには、かなり曖昧な部分があります。
例えば、ある特定のウイルスのワクチンの開発を行うとなると、そのワクチンのテストをする為に、特定のウイルスが必要になります。それで結局、生物兵器の研究をしているか、防衛手段の研究をしているかが分からない事が多いですね。
ですので、その生物兵器禁止条約に参加した国が、毎年レポートを出して、研究の内容、データ等の詳細情報を報告する必要があります。
国務省の軍備管理局が国連い出すレポートを作成した後、そのレポートは当時の副国務長官に止められました。その副国務長官は中国が行っている研究は、生物兵器禁止条約が許している防衛的な研究になる可能性があると考えていました。
又、彼もレポートを出して、中国が生物兵器の開発を行っている証拠が無いと主張していました。国務省でこの2つの意見が対立している中で、1月6日の国会事件が起きて、その副国務長官は、自分のポリコレの立場を明確にして、トランプ政府と違う事をアピールする為に辞任してしまいました。
ポンペイオさんの任期もあと2週間しか残っていなかったので、その事を進める事が出来ず、そのレポートを国連に提出する事が出来ませんでした。
ポンペイオさんはファイブアイズの会議で、その内容の一部を共有する事が出来たそうです。
バイデンがホワイトハウスに入ってから、この軍備管理局の新しいトップは陰謀論というポリコレの状況で直ぐ武漢の研究所と生物兵器禁止条約の間に関係がないという結論を出して、この事がそこで完全に停まってしまいました。
ウォールストリートジャーナルは当時アメリカの国務省で起きたこの事を公開しました。この政府内部の官僚の間での対立や、ポリコレの圧力が、今回のウイルスの調査に影響があったことが分かります。
バイデン政権は最初、反トランプの流れで、武漢の研究室を調査する事を止めてしまいました。今、ウイルスの研究が必要になった時に、当時自分がした事は自分の道を切った事になりました。
この様な話が今公開されると、確かにもう遅いという感じがしますが、でも、これもウイルスの起源の調査の一部になりますので、それが公開される事は、今後の調査を進める一部の力になります。
このウイルスの調査の事が此処まで来ると、もう簡単に終わる事がないんですが、これから又時間と切欠が必要になるかもしれません。この事はとっくに科学の問題ではなく、政治問題になっていますので、これから、このウイルスの起源について、アメリカの国内外で、又、色んな事が起きる筈ですので、引き続き、皆さんに紹介する様にします。
これからもこの様な話をしていきますので、ご興味のある方は、是非、フォロー、コメント、拡散をお願いします。では、又、次回、お会いしましょう。
元国務省当局者デービッド・アッシャーが
フォックスニュースのインタビューに答える
フォックスニュースのインタビューに答える
新型コロナ起源、中国軍の生物兵器開発か 元米国務省幹部指摘
世界日報 編集局 2021/3/18
19年秋、研究者らに症状
トランプ前米政権で新型コロナウイルスの起源を調査するタスクフォースを率いたデービッド・アッシャー元国務省調査官はこのほど、同ウイルスについて、中国人民解放軍が生物兵器を開発する過程で、武漢ウイルス研究所(WIV)から流出した可能性があるとの見方を示した。世界で260万人以上が犠牲となった新型コロナの起源は依然として不明だが、こうした可能性を含め徹底した調査が求められる。
現在米シンクタンク、ハドソン研究所の上級研究員であるアッシャー氏は12日に同研究所が主催するオンラインセミナーで、新型コロナの起源について、WIVで「兵器として開発段階のウイルスが、意図せずに何らかの形で流出した可能性がある」と主張。その場合、「歴史上で最強の兵器だったことになる」と語った。
前政権下の1月に国務省が公表した報告書によると、中国・武漢で最初に新型コロナ感染者が見つかったとされる前の2019年秋に、WIVで数人の研究者が新型コロナに近い症状を示した。アッシャー氏はこれについて「3人が重い症状で同じ週に入院した」とし、新型コロナが「間違いなく研究所内から広まったように思える」との見解を示した。
また同報告書は、遅くとも17年には人民解放軍がWIVに研究資金を提供し、動物実験を含む極秘の研究を行っていたと指摘。アッシャー氏はFOXニュースに「私の見解では、これは生物兵器開発プログラムだった」との認識を示した。
アッシャー氏は以前、国務省でパキスタンの核科学者カーン博士を中心とした「核の闇市場」の実態解明を指揮したことで知られる。また、重症急性呼吸器症候群(SARS)が流行した03年には同省の代表として中国政府に対応した。
アッシャー氏によると、WIVで軍の資金提供による秘密研究が開始されたのと同時期に、中国が兵器としても使用できるコロナウイルスの研究について公表することをやめたという。同氏は同セミナーで「それは偶然だとは思えない」と語り、その頃から生物兵器開発のための研究が開始された可能性を指摘した。
アッシャー氏はさらに、中国の軍事評論家が16年、中国の国営メディアで、同国が「ウイルスを含む生物戦争の領域に突入した」と語っていたと強調。生物兵器の開発が「習近平国家主席の国家安全保障政策の下での新たな優先事項であった」とも付け加えた。
ポンペオ前国務長官の中国政策補佐官を務めたマイルス・ユー(中国名・余茂春)氏は同セミナーで、「中国のバイオセーフティー基準は非常に低く、いつ事故が起きてもおかしくなかった」と指摘。さらに「中国はウイルスの起源について正確に知っていたが、それを隠そうと努めた。それは、生物兵器かその他の危険な研究を行っていたことが理由の可能性がある」と主張した。
新型コロナの発生源をめぐっては、世界保健機関(WHO)調査団が先月、ウイルスが中国・武漢の研究所から流出した可能性は「極めて小さい」との見解を表明。サリバン米大統領補佐官はその手法に「深い懸念と疑問」があるとし、中国政府に新型コロナ流行の初期データを開示を求めた。真相解明のため、国際社会は中国に圧力をかけ続けることが求められる。
(ワシントン 山崎洋介)
中国高官の情報が影響?信憑性を増す新型コロナの生物兵器説
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