感染者ゼロを目指す独〇政権◆不可能に近い目標で落ち込む経済◆洗脳された国民はそれでもこの政策に誇りを持つ…ってかぁ?

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去年と全く同じ感染対策をしている中国、
ワク○ンの効果を考慮していないのか?
中国の経済が感染対策でゆっくりダメになっていく

Harano Times 2021/08/29



皆さん、こんにちは。今回の動画では中国の経済の話をします。

今、中国でコロナウイルスの感染が酷くなって、中国の港で今迄になかった渋滞が起きています。8月20日のデータによると、千隻を超える船が中国の60の港で渋滞していた様ですが、8月初めの頃は、この数字は4百隻でしたので、3週間で船の渋滞が倍以上になりました。

船のデータは毎日変わっていますので、今は少し違うかもしれませんが、その大変な状況は変わっていないです。今、上海港と浙江省の舟山港が1番混んでいる様です。

その理由は、この2つの港で感染者が出たからです。もし、貿易業をやっていらっしゃる方がいらっしゃるなら、コロナが始まって半年後位から、運賃が驚く程上昇している事を実感していると思います。

もし関連業界で働いている方がいらっしゃれば、是非コメント欄で皆さんと状況をシェアして下さい。今の会場運賃は去年と比べると数倍値上がりしている所が沢山あります。

海上運賃の上昇はどの国に最もインパクトを与えるかと言うと中国です。何故なら、中国の輸入・輸出の貿易額は世界1です。海上輸送は貿易にとって、欠けてはいけないとても重要な部分ですし、商品コストで占める割合お大きいです。

もし、運送コストがあんまりにも高いと、輸出・輸入商品の価格もそれなりに上がりますので、中国にとって大きな問題になります。勿論、他の国も影響を上kます。

中国から輸入する物が届かない、中国に売る物が売れない等の問題も起きますが、中国の額が1番大きいので、中国が受けるインパクトも1番大きいです。

去年、運賃が上昇した理由は、船舶の数が足りない、コンテナの数が足りない等の事でしたが、今、世界の物流に大きなインパクトを与えているのは中国の感染状況です。

8月11日、浙江省寧波の港で、1人の陽性者が出たので、その人が勤務していた埠頭は2週間稼働停止になりました。その理由は1人の陽性者が出たからです。

その稼働停止は港のオペレーションに大きな影響を与えて、その後に入港する予定の船のスケジュールも狂ってしまいました。

この寧波の港に一番近い大きな港は上海の港になります。寧波に行けないものの目的地を上海に変えて、そこから中国に入る事を選ぶ人も居ます。上海港は世界で最も大きいコンテナの港になりますので、毎日大量のコンテナを捌かないといけないです。

8月11日から上海港は完全に閉鎖式な方法で稼働する事になって、従業員の外出を禁止しました。上海港に入る船の全員がPCR検査を受ける必要があります。

船員の検査結果が陰性である事が確認される迄、入港してはイケナイです。又、港の従業員も2人、場合によって3人が1つの仕事をシフトに基づいてやる事になりました。

その2人(場合によって3人)が他の人と接触せず、職場と寮との間だけで移動する事になりました。もし、何かの事情で、違うポジションに行く事になった時は、1回隔離される様です。

ですので、港の従業員もかなり不足しています。従業員が不足すると、本来のオペレーションの効率が落ちるだけではなく、コンテナ船を港に誘導する事もシッカリ出来なくなって、港の外に大量のコンテナ船が渋滞する事になっています。

7月から9月辺りは海運の最も忙しい時期だと言われています。何故なら、中国で生産されたクリスマス向けの商品が欧米各国に輸送されるからです。

中国の感染拡大で港のオペレーションが遅くなっているのと、この運送の需要が重なって、運賃は又、上昇する傾向になっています。

去年の3月時点で寧波からアメリカのロングビーチ迄行く40フィートのコンテナ運賃は千ドルだったそうですが、今は既に2万ドルになっている様です。10月の値段は2万5千ドルになっている様です。

運賃が20倍上がると、そのコストの上昇で、もうほぼ利益が残らないですし、場合によって赤字になります。又、2万ドルを払うとしても、スペースが取れない事が多いです。

それ以外に荷物が港に滞在する事になると荷主が保管費用を払う事になって、中国の企業、特に中小企業のコストが急激に上がっている様です。勿論、輸出側として、輸入者と運賃の交渉をする事は可能ですが、短い期間で百%そのコストを消費者に転嫁する事は難しいです。

又、今迄、他の国の感染状況が大変でしたので、中国の工場はかなり多くの注文を」獲得する事が出来ていましたが、これから他の国の生産が復活すると、今迄中国に来ていた注文が他の国に流れる事になります。

今回の話の最初に、中国の港の話をしたのは、中国共産党が今採用している対策と、その影響の1つの例を皆さんに紹介する為です。

中国共産党が今採用している感染対策は、中国経済を殺しています。今、中国で、安物を買うオンライン・ショッピングサイトはかなり成長しています。勿論、いつの時代でも、安物を買う人が大量に居ますが、でも、このタイミングで多くの人がオンラインで安物を探す理由は、消費能力が減っているからです。

今、中国共産党が採用している感染症対策は中国の消費能力も殺しています。今、中国で陽性者が見つかった場合、そこの地方政府のトップは、最初から最も厳しい対策をとる様にしています。

1人の陽性者が出る事で、その都市の全員が何回もPCR検査を受けないといけないです。人が家から離れず、必要なスーパーやコンビニ以外の見せは全部営業停止になります。

人が家から出られないと、仕事が出来ないし、クビになる人も多いです。仕事が残ったとしても、給料が減らされる事が多いです。

中国人は貯蓄する事が多いので、去年は貯蓄で凌いだ人も多かったが、今年はその貯蓄も終わって、クレジット・カードに頼っている人も増えている様です。そうなるとクレジット・カードの返済、又は住宅ローンの返済等も影響を受ける事になります。

この状況を知ると、中国の今の消費がどれ位のダメージを受けているかが分かります。それ以外に、中国は海外から来る人のコントロールをかなり厳しくしています。

中国の移民管理局は来年の年末位に海外とのフライトを回復させると言っています。その目的は中国の感染者数をゼロにする事です。

中国の欧州連合商工会議所のトップは、他の国が徐々にオープンになって国際交流を復活させているのに、もし中国が引き続き国境を閉鎖して、感染者をゼロにする事を目標にすると、中国はこの世界から離れる終いになってしまうと言っています。

この前、この世界は元の世界に戻れないという話をした動画でも皆さんにこの話をした事があります。今、中国はこの感染拡大の問題の対応で、大きなパラドックスに直面しています。

中国の対策は感染者ゼロを目指して、ロックダウン、隔離等の方法を使って、人の流動をコントロールすると同時に、PCR検査をして、感染者を探し出す事です。このやり方は中国で感染が爆発した去年と何1つ変わっていないです。

去年、その様な対策をとった1つの理由は、この病気を防ぐワクチンが無かったからです。でも、中国は全国でワクチンの注射を進め乍らも、全くワクチンを考慮しない対策をとっています。もし、ワクチンがあるなら、ゼロにする必要がないです。

今、この世界で、中国だけが感染者ゼロを目指しています。勿論、北朝鮮の場合は別です。感染者ゼロを目指して隔離やロックダウンを行うと、その都市の経済が直ぐに打撃を受けます。

でも、それと同時に、中国は全国でワクチンの注射を進めていて、これから3回目の注射をする事を検討しています。習近平は今年の十月迄に11億人のワクチンの注射を終わらすと命令をしました。

この11億人という数字は中国が集団免疫を実現させる為の人数になります。この様な命令が出る前提条件としては、先ず、そのワクチンは有効なワクチンである事です。

ですので、ここにあるパラドックスは何かというと、中国全国でワクチンを進める時に、ワクチンは有効である前提で進めています。しかし、中国全国で実施している感染症の対策は、ワクチンは効果が無いモノという前提で実施しています。中国の経済は、この2つの矛盾している事の中で、少しずつ殺されています。

では、この様な矛盾な事が起きる理由は何かというと、中国の国を挙げて対策をとるやり方です。中国の経済を考慮せずに、中国各地でロックダウンを行って、
感染症対策が出来るのは、この国を挙げて何かをする方法があるからです。

このやり方の裏にあるのは、このやり方とセットになっている独裁制度です。独裁制度は中国が今の様な対策が出来る条件です。又、その対策を進める為に、中国共産党は科学技術というツールを使っています。

例えば、有名な健康バーコード、健康パスポートです。中国は国を挙げて何かをする事が出来るので、中国は凄いという見方もあります。

確かにその方法で、何か成果を手に入れる事が出来れば、それは評価される事になりますが、でも、その方法には違う面もあります。その国を挙げて何かをする時は、その目標を達成する事の邪魔になっている事は全部消されることになります。

その代価を考慮しないです。その目標を達成する事の力になる事は全部拡大されます。その代価も考慮しないです。この国を挙げて何かをうやる方法は独裁制度と完璧にマッチしています。

独裁政権は絶対メディアをコントロールします。メディアをコントロールする1つの目的は、その国を挙げてやる代価を報道されない様にする為です。その代価が一旦公開されてしまうと、その国を挙げてやる方法は通用しなくなってしまいます。

中国人は長年の洗脳によって、中国がこの様な国を挙げてやる大きな事を見て、誇りに思う様になっています。だから中国人が中国に居て他の国の感染症対策を批判している事をよく見ます。

中国政府、中国人はこの感染症対策が出来る事を誇りに思っています。何故なら、どのメディアもその代価を宣伝しないので、多くの人は、その代価を知らないからです。

その代価の1つのは、中国各地で起きている人道的危機で、もう1つは、ゆっくり殺されている中国の経済です。冒頭で港の話をした理由は、港というのは、一般人が簡単に入れない比較的閉鎖的な環境になります。

ですので、その様な場所で感染症をコントロールするとなると、実はもっと柔軟な手段を使う事が出来る筈です。それでも当局は数百隻、数千隻の船が渋滞するリスクを負いながらも、一気に最も厳しい手段を使って、その感染者ゼロを目指して対策をとりました。

港以外の所のコントロールがどれ位酷いのかが想像出来ると思います。今、誰でも携帯を持っているので、政府が情報を閉鎖すると思っても、中国で起きた事は外に流れますので、目に見えている人道的危機が起きている事が分かります。

でも、経済は目に見えないもので、その対策で静かに倒れていきます。ですので、その対策は中国共産党がやっている目に見えない経済の慢性自殺の原因になっていきます。

今、アメリカも中国も大変な状況になっていますので、誰がこの厳しい状況を凌いで、最後迄生き残るかを見る試合になっているかもしれません。

これからもこの様な話をしていきますので、ご興味のある方は、是非、フォロー、コメント、拡散をお願いします。では、又、次回、お会いしましょう。



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