ヽ(#`Д´#)ノ コラーッ梅爺、アフガンの混乱を収束させる為に、C〇Pと手を握るのか?西側諸国への大きな裏切り◆米軍とアメリカ国家への信頼にとてつもないダメージに…

08312021 00バグラム空軍基地.jpg

誰が間違えた指示を出したのか、誰が混乱の大元なのか、
アフガン戦争が終了したこれからが混乱、
金正恩が出しているシグナル

Harano Times 2021/08/31




皆さん、こんにちは。バイデン政権は最終的に米軍を完全にアフガニスタンから撤退させる事を決めて、20年間継続したアフガン戦争を終わらせました。

米軍の最後の飛行機が飛び立つ事につれて、タリバンがカブールで空に向けて発砲して、米軍がアフガニスタンから離れた事、これからアフガンの政権をとる事を祝いました。

既に始まっているアフガニスタンでの人道的災害がこれからも酷くなっていきます。週末からアメリカでアフガン戦争について反省の話がかなり出ています。

先日、アフガンの犠牲になった13名の米軍兵士の遺体がアメリカに届きました。以前、トランプ大統領が言っていた、彼の任期の中で最も悲しい時、家族が冷たい遺体を迎えるシーンも各メディアで流れています。

一部の政治家にとって、それは1人の兵士の事かもしれませんが、でもそれは、2千を超える家族の悲劇になります。
08312021 01 故新婚の若い兵士.jpg

今回犠牲になった兵士の中の1人、新婚の若い兵士は、今年の4月にアフガンに派遣されました。彼の奥さんは妊娠しており、彼の子供は3週間後に生まれる予定です。

彼はアフガンで、この戦争が終わると家に戻って、自分の家族と幸せな生活を送る事を想像していたのに違いないんですが、でも、彼の奥さんはイキイキする赤ちゃんを迎える前に、もう起き上がらない自分のご主人を迎える事になりました。

戦争の映画の中で、兵士が自分の家族の写真を出して、戦争が終わると家に戻る事を誰かに言った後に、犠牲になるシーンがよくあります。それは映画の中で悲劇を描写する1つの手法と思う人が多いと思いますが、しかし、その様な事が現実で起きているのを見ると、やはり本当の戦争の残酷さを知ります。

彼のお母さんはインタビューで、「全ての民主党の人、民主党に投票した人、貴方たちは、バイデンに投票した。トランプ大統領ならこんな事が起きなかった」と言いました。これは自分の息子を亡くしてしまった1人のお母さんの悲しい叫びです。

このお母さんだけでなく、アメリカで多くの人が「トランプ大統領なら、この様な事が起きなかった」と言っています。その理由は、今迄何度も話をしているトランプ大統領の撤退計画とトランプ大統領の強気なリーダーシップです。

今、何故、アメリカの撤退が此処迄混乱の状況になってしまったのかについて、沢山の議論が起きています。この議論でよく出るのは、アメリカのアフガンにあるバグラム空軍基地です。

最近、沢山のニュースの中で、この空軍基地の事について聞いた事がある方もいらっしゃると思います。この空軍基地はカブールの北にあって、カブールから約40km離れています。

中国西方面の国境、つまりウイグルとの距離は700kmしか離れていないです。このバグラム空軍基地はとても重要です。

当時、タリバンはカブールから追い出された後、5千名のタリバンの兵士と3台の戦車でそのバグラムにある空港をアメリカ軍と北部連盟から守ろうとしましたので、その空港の重要性が分かると思います。

米軍がその空港を取った後に、その空港をアフガン内で唯一の大型輸送機が使える空軍基地に改造しました。最大級の輸送機C5もその空港で離着陸出来ます。でも、米軍は最初からその空港から撤退しました。

実は米軍がその空港から撤退するとタリバン以外に喜んでいるのは中国です。最大級の輸送機C5が離着陸出来るという事は、アメリカのすべての爆撃機は、その空港を使う事が出来る事になります。

その空港はアメリカの軍事力で中国をカバーするとても重要な基地になります。仮に、南シナ海、又は台湾海峡で戦争が起きた場合は、アメリカはその空軍基地を利用して、中国が西側に配置している軍事施設、特に核兵器の施設を攻撃する事が出来ます。

ですので、この空軍基地はアフガンでシッカリ機能しているだけではなく、中国にとっても、とても抑圧力になる重要な施設でした。

米軍はカブールにある国際空港から撤退するのではなく、このバグラム空軍基地を使った方が効率的、且つ安全に撤退出来るのに、その空港を使っていないという批判が多く出ています。

カブール国際空港の周辺には沢山の商業施設や民家がありますので、かなり複雑な状況になっています。でも、バグラム空軍基地を使った場合、その周りは比較的オープンなエリアになりますので、比較的簡単に人のコントロールが出来ます。

ですので、バグラム空軍基地を使っていれば、今回の状況はそこ迄混乱にならず、米軍の兵士も犠牲にならなかったかもしれません。

誰がこの空軍基地をから撤退する命令をしたのかという事が問題になって、その責任は誰にあるのかという事が議論になっています。

バイデンは自分が出した指示ではなく、米軍側の指示と言っていて、米軍の参謀本部議長ミリーと国防長官オースティンは、自分の責任ではないと言って、ミリーが自分の部下に責任を押し付けて、その部下から反論されて、本当に見ているだけで苦しい有様です。

でも最近分かったのは、そのメインの原因はバイデンでした。バイデンはこれからアフガンに6百人しか残さないという命令を出しました。又、大使館を守る命令を出しました。

でも、6百人だけで大使館とバグラム空軍基地を同時に守る事が出来ないので、結局、米軍がバグラムにある空軍基地を捨てて、カブールの国際空港を使う事を決めた様です。

今、米軍とアメリカの議員の中で、この6百人という人数はバイデンが何の根拠もなく出した数字であると批判をしています。

又、参謀本郡議長ミリー、国防長官オースティンがその状況を知りながらも、バイデンの間違えた判断を止める事をしなかった。彼等は自分のキャリアと軍人の責任の間で自分のキャリアを守る事に走ったという批判が出ています。

1人の米軍の中将がFacebookで動画を出して、米軍の上層部が正直ではなかった事を批判して、米軍の上層部の中で、誰も責任をもって、バグラム空軍基地を捨てる事は間違えているとハッキリ言わなかった事を批判しました。

又、アフガンで起きた混乱の責任を追及する様にと呼び掛けました。彼は米軍で17日年間勤務して、後3年間勤務すれば、2百万ドルの退職金を貰って退職する事が出来ていましたが、彼はそれを捨てて、その動画を上げた後、辞任しました。

彼は安定とお金だけを追い求めると、システムの奴隷になって、原則の問題で妥協する様になると言いました。彼の様な人が出てきて、この様な事をするのを見ると、米軍の中で、今回アフガニスタンから撤退する事で、かなり不満が出ている事が分かります。

今回、アフガニスタンから撤退する事自体は、完全に間違えている事とは言えないんですが、でも、この撤退の方法はあんまりにも酷くて、米軍とアメリカの信用に更に大きな傷をつける事になりました。

このあんまりにも酷い撤退のやり方を見て、バイデンがワザとアフガニスタンの状況を悪くしたのではないかという見方も出ています。

フロリダ州の州知事デサンティスは、「トランプ大統領はチャンと機能している政策を作った。でも、バイデン政権はワザとその政策を取り消した。彼らはその政策を変える事の大変な結果を知っている。バイデンは無能ではなく、ワザとである。」と批判をしました。

彼の様に考える人は少なくないです。アメリカの一部のメディアもその様に報道しています。その様に考える人が出てくるのは全くオカシイ事ではありません。

今回の撤退で、アメリカは先進な武器をアフガニスタンに残してしまいました。今、それらの武器はタリバンのモノになっています。

又、最近流れている動画から分かるのは、タリバンはアメリカが残した大量の現金を見つけました。その現金は全部百ドル札で、パレットに積まれていました。百歩譲って、兵器は重い、大きいという理由でアメリカに持ち帰る事が出来ないのは分かるとしても、現金を持ち帰るのは難しい事ではないです。

どうしても、持ち帰る事が出来なければ、その特殊な事情で、その現金を燃やしてしまっても問題無かった筈です。

テロ組織にこれから暫く使える資金と大量の武器を残してしまうのと同時に、これから人質になってしまう可能性が高い沢山の人をアフガニスタンに残してしまう事は、明らかに、これからアフガニスタンでの混乱が収まらない事に繋がります。

トランプ大統領がやっと中東を安定させたのに、バイデン政権が台無しにしました。

米軍がアフガニスタンで今回自殺攻撃を起こしたISIS-Kの上層部を殺したと発表していますが、でも、彼らが殺した上層部の名前が公開されていないので、それも嘘ではないかと疑われています。

この政権のDNAが歪んでいるので、どんな事で疑われてもオカシクないです。全世界がバイデンがアフガニスタンで見せた、その弱さを見ました。特にアメリカの敵対国はアメリカが弱っていると思って、今、喜んでいる筈です。

彼らがアメリカは弱っていると思うと、世界各地で問題を起こす事を考え始めます。最近、北朝鮮の核施設が再稼働しているという報道が出ています。これは1つのシグナルです。

トランプ大統領の時は、北朝鮮に対して、強い態度をとって、それと同時に金正恩と個人的な良好な関係を作ったりして、北朝鮮の脅威を無くして、中国のカードになっていた北朝鮮が、アメリカと良好な関係を作りました。

しかし、北朝鮮は北朝鮮として変わっていないので、アメリカが弱っていると判断した北朝鮮は再度核施設を稼働させて、バイデン政権にプレッシャーを掛けています。

勿論、その裏に、中国がいる可能性も十分あります。そうなると、イラン、ロシアも動き出す可能性がありますし、中国共産党も勿論、色んな事を企み始めます。

ブリンケンは既に、アフガンの件で王毅と2回電話しているし、ケリーも来月中国を訪問しますので、アフガンの混乱の状況を収める為に、アメリカが中国と交渉する可能性が出てきます。

本当に原則を捨てて、中国の協力を得ようとすると、中国は出来るだけ良い条件を引き出す様にしますので、この数年間、アメリカに散々やられた中国共産党は、アメリカの面子を崩して、自分の地位を上げる事を考えている可能性は十分あります。

もし、アメリカがアフガンの件で、中国の協力を得る為に、中国に妥協すると、ケリーがアメリカに戻った後、その効果が出るかもしれません。

トランプ大統領がアメリカの民意をかなり変えていたので、バイデンがホワイトハウスに入ってすぐ、その方向性を完全に変える事が出来ず、国際戦略で、暫くトランプ大統領のレールに乗って、その状況は少なくとも中間選挙迄持つと考えていましたが、アフガンのこの混乱の状況で変わるかもしれません。

バイデン政権はアフガンの事を終わらせた後に、予定通り、インド太平洋地区にシフトするのか、それとも、これからのアフガンの泥沼に嵌って、中国と協力する事を選んで、自分の本性を見せるのか、これから皆さんと一緒に見ていきたいと思います。皆さんも是非、コメント欄で自分の意見を教えて下さい。

これからもこの様な話をしていきますので、ご興味のある方は、是非、フォロー、コメント、拡散をお願いします。又、このチャンネルを応援して頂ける方は、是非、メンバーシップもご検討下さい。では、又、次回、お会いしましょう。



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