左翼同士の対立構造HaranoTimesさんの動画で目から鱗!

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習近平を大批判するソロス、習近平は自由社会の敵、
習近平は10年以内に台湾を攻撃して、米中戦争が起きる?
アメリカの左翼と中国の左翼(中国共産党)は対立する理由

Harano Times 2021/09/02



皆さん、こんにちは。今日はソロスが再度習近平を大批判した話をします。何故ここで再度という言い方を使ったかと言うと、実は2週間位前にソロスはウォールストリートジャーナルで長文を掲載して、習近平を批判しました。

その時は、タイミングが悪く、皆さんに紹介出来ませんでした。その事はあんまり日本で報道されず、最近、ソロスが又、習近平を大批判しましたので、この2つの事を纏めて皆さんに紹介したいと思います。

8月13日にソロスはウォールストリートジャーナルで長文を掲載して、習近平を批判しました。その記事のタイトルは「習近平の独裁は中国の脅威になっている」です。サブタイトルは、「習近平は自分の独裁を追求する為に、鄧小平の経済改革を拒否し、中国共産党をイエスマンで出来上がった組織に変えた」です。

VOAがこの記事を紹介する時に、もっと人の目を引くタイトルをつけました。そのタイトルは「習近平は開かれた社会の最も危険な敵」です。この言い方は、ソロスが記事の中で書いた内容で、ソロスの記事の重要な観点です。

ソロスがこの記事を発表したのを見て、意外と思った人が多かったと思います。アメリカの大統領選挙は多くの人にとって、彼を知る切欠になりました。ソロスは社会主義者で彼のオープンソサエティ基金はアメリカの左翼のサポートをしています。

彼は左翼の組織に毎年億ドル単位で寄付をします。その目的はアメリカを社会主義社会に変える事です。彼の基金の名前はオープンソサエティ基金ですが、実は本当のオープンな組織ではないです。その組織は保守派の声を封鎖する様にしています。

今のアメリカ社会の分断、政党の激しい対立、批判的人種理論、警察・法律に反対する動き等の問題を見ていくと、ソロスが資金提供している組織と繋がっている事が多いです。

以前の動画でも紹介した事がありますが、Facebookが立ち上げた、所謂「言論の審査」をする組織の20名のメンバーの内、6人が直接、又は間接的にソロスから資金を受け取っています。

その詳細について、過去、お話した事がありますので、ここでは話しません。用留守に、ソロスはアメリカの左翼勢力の代表人物です。

そうなると、アメリカの左翼は中国共産党と関係が良いので、ソロスは習近平を批判しないんじゃないかと自然に思うと思います。アメリカの左翼と中国の左翼は本当に仲間なのか…このポイントについて、今日の最後の部分でお話します。

ソロスは今年91歳になりますので、この歳でわざわざ習近平を批判する記事を出した事は、彼はその事は重要と思っている事が分かります。

では、彼はどんな話をしたかを見ていきましょう。その記事はかなり長いので、此処で全部翻訳する必要が無いです。彼が伝えたいポイントを纏めると、彼が最初に話したいポイントは

米中衝突は社会の」管理方式の衝突である。

ソロスの観点では、アメリカは民主オープンな社会で、中国は全体主義で閉鎖的な社会です。この2つの方式の中で、習近平は全体主義、閉鎖的な社会を選んだ。

それによって、社会の資源をコントロールする事が出来るので、競争で優位性を獲得する可能性が大きくなる。これは彼が伝えたい最初のポイントです。

彼が言った2つ目のポイントは

習近平は国内と国際社会で非常に厳しい状況に直面している。米中の間で必ず戦争が起きると考えています。彼がそう思う理由は、習近平が十年以内で台湾を攻撃するからです。

実は、今まで習近平は台湾を攻撃する明確なスケジュールを出していないです。ですので、ソロスが根拠にしている習近平が十年以内で台湾を攻撃するというのは、彼の分析か、若しくは、彼が他の専門家の分析に基づいて、その結論を出している事になります。

私は引き続き、中国共産党は簡単に台湾を攻撃しないという観点を持っています。ソロスの観点は、米中の間で必ず戦争が起きる。又、その理由は中国が台湾を攻撃する事です。

又、ソロスは、「私は習近平は開かれた社会の最も危険な敵と思う。全ての中国人は彼の被害者である。その中でも彼の政敵、宗教団体、少数民族はもっと酷い被害を受けている」と言いました。

又、彼は、「もし習近平は社会信用システムを改善して、それと同時に中国人の生活レベルを上げる事が出来れば、彼の政権はもっと強くなるだろう。しかし習近平がそれを実現する事はかなり難しい」と言いました。

何故、それが難しいかと言うと、先ず、習近平は中国で、レーニン主義の政党を作る事を考えている。レーニン主義の政党を作るとなると、習近平が唯一の独裁者になって他の人は彼のイエスマンになる。

そうなると、今、刻々と変わっている世界に柔軟に対応できなくなる。又、習近平は柔軟性を失うだけではなく、彼に反対する全ての勢力を消そうとする。

習近平は金融の事が分かっていない。だから彼は、金の卵を産む鳥を殺していると言いました。ここでソロスが言っているのは、最近習近平が沢山の産業を殺した事です。

つまり、ソロスは習近平は経済を良くしたい。しかし彼は金融の事が分かっていないし、社会を管理する方法も分かっていないので、中国の経済がかなりやられている事を言いたいんですね。

ソロスがその記事で言っている事から分かるのは、彼は中国共産党の手段をよく知っています。今、習近平がやっている事をシッカリ見ている事が分かります。

彼はこの記事の中で、習近平の独裁は開かれた社会の敵である事を批判して、彼が中国の経済を悪くするという事を批判しています。

それで先日、ソロスは又、習近平を批判する記事を発表しました。その記事はファイナンシャルタイムズで掲載されました。その記事のタイトルは「習近平の中国に投資した人は、粗野な幻滅を感じる」です。

もっと分かり易く言うと、習近平が管理している中国に投資した人は、これからショッキングを受けて、中国に対する幻想が破滅するという意味のタイトルになります。

ソロスはその記事の最初で、習近平の民間企業に対する打撃は中国の経済に大きなダメージを与えた。その中で最も衰弱しているのは、中国の不動産業。特に不動産業の大手「恒大集団」は、これから危ないという事を言いました。

又、中国の経済状況があんまり良くない事の根本的な理由は、中国の出生率は統計のデータより遥かに低い。中国が報道した人口のデータは間違えていると指摘しました。

つまり彼は、中国の経済政策は間違えた人口データに基づいて作られているから、中国の経済はダメージを受けているという事を言いたいんですね。

その記事で彼は、習近平が教育産業を崩した事、中国政府はティックトックの様なIT企業の一部の株を買収して、その企業の役員の籍を確保して、経営に手を出している事を批判しました。

彼は、習近平はマーケットがどの様に動いているかを知らないので、結局、自分が犯した間違いがドンドン大きくなっていって中国の経済にダメージを与えた。だから中国で投資した人は、これからショッキングの状況を見て、中国の経済成長に対する幻想が破滅すると言いました。

又、彼は、アメリカの国会が法律を通して、アメリカの年金等を使って、透明性のない中国の株と関連する基金に投資する事を禁止するべきと言いました。

彼が出した2回目の習近平を批判する文章はどちらかと言うと、今、中国に投資している人は、これから大変な目に会う事を警告して、アメリカ政府にこれから自分の重要な資産で中国に投資する事をシッカリ制限すべきというアドバイスをしています。

ソロスのウォール街での地位を考えると、彼のこの話はかなり重いです。ソロスは習近平が産業を殺し始めた後、自分が保有している中国企業の株をかなり売りました。という事は、彼は本当に中国の経済はこれからヤバくなる事を考えている事が分かります。

彼の話と行動から、ウォール街の一部の人が、中国に投資する事の危険性について段々目が覚めている事が分かります。

ウォール街が直ぐに完全に方向転換するかと言うと、未だ時間が掛かりますが、この侭いくと、ウォール街が徐々に中国から離れる方向に向かっていきます。

勿論、未だにブラックストーンの様な金融会社は、中国の経済は問題ないというメッセージを出していますが、彼らが本当にそう思って言っているのか、それとも自分の中国での投資利益を守る為に、そういう様なメッセージを出しているかというと、後者になると思います。

では、ソロスの話に戻りますと、彼は何故、この様に習近平を批判するのか?それに色々な可能性があると思います。例えば、彼は自分の利益がダメージを受けた後に、習近平を批判しているかもしれません。

習近平の政敵に協力して、海外から習近平にプレッシャーを掛けているかもしれません。彼が中国企業の株を空売りしたいので、ネガティブな話をしているかもしれません。

性善説に基づいて、ソロスはウォール街の重要な人物の1人として、本当に投資家の事、アメリカ政府の事を思ってアドバイスをしているかもしれません。人によって、見解が違うと思いますので、皆さんはどう思うのか、是非、コメント欄で教えて下さい。

ソロスが習近平を批判した事で生まれる「アメリカの左翼は中国の左翼、つまり中国共産党と関係が良いのではないかという疑問から、アメリカの左翼と中国共産党の違い」について話をしたいと思います。

私もそれについて、色んな勉強をしていますので、最近分かった事を皆さんに説明したいと思います。少しややこしいかもしれませんが、出来るだけ分かり易く説明する様にします。

アメリカの左翼と中国共産党はどちらも左翼になりますので、お互い気が合うという考え方があります。でも、その2つの違いを見ると、単純にイデオロギーの視点で考える場合は、彼等はお互い合わないし、最終的に対立する事になります。

アメリカの左翼も中国の共産党もマルクス主義の道を歩んでいます。でも、アメリカ又は西側の各国が選んだのは、文化的マルクス主義で、中国が選んだのはレーニン式マルクス主義です。

この2つの道は完全に違う道になります。マルクス主義は過去の世界を全部破壊すると言っていますが、でも具体的な方法論を出していないです。

極簡単に言うと、マルクスは経済がある程度発展して、資本主義が限界迄発展すれば、革命が起きて、資本主義から社会主義に入ると言っていました。これはマルクスの空想です。彼はただ、資本主義の発展を待っていれば、自然と社会主義に入ると考えていました。

でも、マルクスが亡くなった後、マルクス主義を実現させる2つ違う方法論が出ました。1つはイギリスのフェビアン協会が代表となる漸進的社会改革によって社会主義を実現させる方法です。

もう1つは、レーニン式マルクス主義で、その特徴は暴力による革命です。この2つの道の違いを見ていくと、この2つのグループは絶対対立する事が分かります。

文化的マルクス主義は社会主義社会を実現させる為に、教育、メディア、芸術等の領域で浸透して、人々に欧米の伝統的な信仰や文化を捨てさせて、元々存在する思想を崩していきます。

信仰という最も基礎のところから崩し始め、例えば性的解放、麻薬、無政府主義の思想等の事で、キリスト教の信仰でメインに出来た社会の基礎・文化の基礎を破壊していきます。

例えば、コロナがアメリカで拡散した時、一部の左翼の州で、教会で集まってはイケナイと言い乍ら、ストリップショーに行くのは問題無かったです。彼等は堕落を追求して、信仰を軽視します。

それらの基礎を崩してしまえば、今のアメリカの様な左翼が生まれます。その特徴はルールを無視して、節度のない自由を追求する事です。

でも。レーニン式マルクス主義は、暴力革命を起こしますので、彼が必要とするのは、鉄のルールに基づく組織です。ですので、片方は無政府主義で、片方は鉄の組織になりますので、お互いに衝突が起きます。

又、レーニン式マルクス主義は文化マルクス主義を受け入れる筈がないです。何故なら、文化的マルクス主義は、全ての信仰を否定しますが、レーニン式マルクス主義はマルクス主義自体がある種の信仰になります。

ですので、全ての信仰を解体させる文化的マルクス主義はレーニン式マルクス主義を解体しようとします。

では、この2つの違うマルクス主義が、各自のエリアで活動して、お互い対立しない方法で共存出来るかと言うと、それは難しいです。もっと厳しく言うと、絶対無理とも言えます。

何故なら、今、グローバル化が進んでいるので、色んな思想、又は主義がお互い浸透し合っている状況です。文化的マルクス主義は勿論中国に浸透する事を考えますが、習近平が中国で自分の独裁政権を守る為に、共産党の国と社会に対するコントロール力を維持する為に、その文化的マルクス主義の浸透を全力で防ごうとします。

それと同時に、アメリカの文化的マルクス主義もレーニン式マルクス主義がアメリカに行く事を許さないです。もし、レーニン式マルクス主義がアメリカに来た場合、全力でアメリカの文化的マルクス主義の自由を潰そうとします。

例えば、アメリカのメディアやSNSをコントロールしている所謂「エリート層」は、自分が言いたい事を言って、社会で影響力を維持する事を考えますが、レーニン式マルクス主義がアメリカに来ると、彼等の声を封じようとしますので、アメリカの左翼はそれを受け入れる筈が無いです。

ですので、この2つの道を選んでいるアメリカの左翼と中国共産党と共存出来ない様になっています。

今のアメリカの左翼政権と中国の習近平政権は違う道を歩んでいるので、その違いが、この2つの国が世界の秩序の主導権を争う1つの理由になります。

アメリカの保守派と中国共産党の間でイデオロギーの対立が勿論ありますが、アメリカの左翼、アメリカの民主党と中国共産党との間でイデオロギーという面で見た場合は、彼らの間に対立が起きます。

アメリカの民主党と中国の共産党が今迄関係が良かった1番大きな理由は、彼らがどちらも左翼だったからではなく、彼らの間に経済面での利益の繋がりがあるからです。

もし、習近平がこの侭進んでいって、中国とウォール街の関係を切っていくと、いつか彼等を繋いでいるその経済面での利益が消えてしまえば、その対立が激化するかもしれません。

米中関係はとても複雑ですので、色んな視点で見る事が出来ます。これも1つの視点として、アメリカと中国の関係を見れば、又、違うモノが見えてきます。

これからもこの様な話をしていきますので、ご興味のある方は、是非、フォロー、コメント、拡散をお願いします。では、又、次回、お会いしましょう。


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