アメリカは虎さんカムバックで巻き返しを図り、日本は新しい早苗総理が引っ張って、共にDSと闘うぞぉ(^^)/

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ディープステートでググって出てきたBEN GARRISOM氏のイラストの借用です

DSとは何か?

Harano Times 2021/09/09




皆さん、こんにちは。今日はトランプ大統領がホワイトハウスに入ってからよく聞く様になったディープステートを略してDSの話をしたいです。

私のチャンネルではあんまりDSの話をしないです。それは私がDSの存在を疑っているワケではないです。逆にDSは存在します。今回の動画で説明します。

でも、ニュースを読んで理解する時に、DS側にいると一言で片づけると、結局普段から目に見えないDSが裏で私たちが知らない事をしたという説明で更に分からなくなる事もありますので、出来るだけ目に見える来て事実に基づいて、話をする様にしています。

DSの話をすると、かなり意見が割れる事が多いので、今回の動画を見た後に、DSは神秘で暗黒な存在と思っていた方が、今回の話に同意せず、チャンネルの登録すら外す可能性もありますし、DSはどうやって生まれたかを今迄理解できなかった方は少しイメージを持つかもしれません。

今回の話が少しでも役に立ったと思った方は、是非、チャンネル登録をお願いします。又、このチャンネルを応援して頂ける方は、是非、メンバーシップもご検討下さい。

DSというと、多くの人は我々が知らない何人かが一緒に集まって、何かを決めているというイメージを持っているかもしれません。でもDSの存在はもっと普遍的で、逆にそこ迄神秘ではありません。

私もDSの事が普通に言われる様になった後、DSについて色々勉強しました。その中でも、私が見たDSの説明の中で、私もそう思う内容を纏めて、DSは何か、又は、DSを失くす為にどうすれば良いかについて話をしたいと思います。

このチャンネルの登録者の9割は私より年上になりますので、もしその説明があんまりにも浅い、その裏の闇が分かっていないと思ったら、是非、これは1人のガキが話していると思って、優しく叩いて下さい。

一般的にDSと言うと、世界中の大きな資本家と大きな権力を持っている人が連携して、国際政治、又は金融の領域で影響力を発揮していると思われています。

彼等には確かに、国際政治と金融の世界を動かす力がありますが、でも、彼等はDSの全てではありません。

1つの国の権力を握っている人は、その国のトップ、又はその国の権力機関になります。でも実際に一般的に知られているその国の権力を握っている人、又は権力機関がその国の重要な事を決めていない。

その裏に隠れて意思判断をしている。又は影響力を発揮している人、組織はDSになります。

トランプ大統領はワシントンの泥沼の水を抜くと言って、DSの存在を公にしたので、アメリカを例にして話をします。

本当のアメリカの民主制度の根本にある考え方は人民の、人民による、人民のための政治です。日本語では政治と翻訳していますが、
リンカーンのスピーチの原文は”Government”政府」です。

つまりリンカーンは政府は国民全体のモノであると考えていました。国民が選挙を通して、自分の意思判断する権利を議員、又は政府の職員に委託します。

つまり、簡単に言うと、国民は国のボスで、政府の職員、議員は従業員という制度設計です。

でも、選挙には限界があります。国民が全ての政府の職員を選挙で決める事が出来ないです。もし、国民が全ての政府の職員を選挙で決めようとすると、ほぼ毎日選挙になって、他の事が出来なくなりますし、全ての候補者について知る事も出来ないです。

ですので、国民がある程度、上のレベルの政府職員又は議員を選挙で選んだ後、他の職員を決める事をトップにやって貰います。それでアメリカの大統領が、自分の政府のメンバーを選ぶ事になりました。

大統領が決めた政府の上層部は、もう国民が直接選んだ人ではありません。それで各部門のトップは自分の部門で働く官僚を選びます。もっと下の階層に下がっていくと、官僚が増えていきます。

又、政府の部門によって、担当分野が違うので、各政府の部門に、その分野の専門家である官僚たちが集まる様になります。

そうなると、実は、このアメリカという国は国民によって管理されている国ではなく、専門的な官僚によって管理されている国になっています。

大統領は4年に1回、又は8年に1回変わって、大統領が決めたメンバーも一緒に変わりますが、政府の官僚には任期制限がありません。

彼等には彼らのキャリアのルートがあって、政府の中で、自分のキャリアを培っていきます。それは行っている選挙と全く関係ないです。

此処まで聞いて、彼らがDSかというと、そうでもないです。それらの官僚は、確かに国民が選んだ人ではないんですが、国民が彼等の職務の責任を問う事が出来ますので、国民にはまだ彼らを制限する方法があります。

でも、国民が官僚を制限する前提は、国民が透明性のある情報を知る事です。国民が情報にアクセス出来なければ、官僚の責任を問う事が出来ないです。

例えば、私たちがよく聞く情報機関CIA、場合によってFBI、又は国防部門等の組織は国家安全等の理由で、情報を公開しないです。

それ以外に国民が中央銀行や、他の金融管理機関の責任を問う時に、違う意味での非公開情報の壁にぶつかります。その壁は多くの国民にそれらの情報を理解する力が無い事です。

普通の金融常識、例えばインフレ・デフレ等の簡単なモノなら、分かる人が多いかもしれませんが、でも、その中央銀行や他の金融管理機関がやっている具体的な対策は、どんな問題を引き起こすかという事を本当に理解している一般国民がそこ迄居ないです。

ですので、一般国民が情報にアクセス出来ない、又は、アクセス出来てもわからない等の問題に直面しますので、国民がそれらの機関の責任を問う事が出来ないです。

国民がコントロール出来ない所で、国民が選んでいない隠れている意思決定者が、我々がよく言うディープステートになります。

以前、オバマの秘密軍団という動画の中で、アメリカの官僚集団の話をした事があります。その集団は正にアメリカの中に居るDSの一部です。

ここまで話したDSはアメリカの政府機関の中に存在するDSです。政府機関以外にアメリカの政党の中でも、違う形でDSが存在します。アメリカが建国した最初の頃は、政党が存在しませんでした。

逆に建国者たちは政党を嫌っていたとも言えます。政党になると、見えないモノが増えていきます。例えば、政党の党という漢字の書き方を見て下さい。
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この字の字源の説明は古来から派生し、暗い場所で結成され、部外者から目的が見えない仲間、輩、集団という意味になった…です。

やはり当時のアメリカの建国者も漢字圏の文化でも、政党はあんまり良いイメージでは無かったんですね。アメリカが建国した最初の頃は、候補者も自ら前に出てきたし、国民も自分が選びたい人を選んでいました。

しかし、政党があると、候補者は各政党が出した人になりますので、その政党の中で影響力を持つ人、公職がなくても、その政党の候補者を決める事が出来れば、その人は隠れている意思決定者になります。

例えば、今、トランプ大統領には公職が無いんですが、しかし彼は、共和党内部で誰が選挙に出る事が出来るかを決める事が出来る位、大きな影響力を持っています。

ですので、彼もある意味、隠れている意思決定者です。但し、彼は隠れているというより、かなり派手にやっています。

それ以外に、アメリカの国会にも違う形でのDSが存在します。今、アメリカの国会議員の仕事は、かなり複雑になっているとも言えます。例えば、私たちが聞く新しい法律のドラフトは数百頁の内容の物もかなり多いです。

議員たちが全てのドラフトを最初から最後迄見る事は難しいです。ですので、彼等にもそのドラフトを確認、チェックしてくれる幕僚が存在します。その幕僚たちが、法律のドラフトの重要なポイントをピックして、議員がその内容をもって、他の議員と交渉する仕事をします。

ですので、私たちが知る機会もない議員たちの幕僚たちは、実は法律を作る等の仕事でかなり重要な機能を発揮しています。

又、ペロシの様な、アメリカの国会で長年議員をやっている人も居ますので、彼女の様な議員の幕僚もDSの一部になっている可能性が高いです。

皆さんご存知の様に、離任した議員や官僚が民間のシンクタンク、又はロビー活動を行う組織に入る事が多いです。彼らは自分の人脈や影響力を、それらの組織に持って行って、アメリカ政府の政策に引き続き影響を与える事が出来ます。

ですので、どの大統領がホワイトハウスに入っても、彼等の影響で彼らが実現したい政策が実施される事が多いです。

彼等は基本、自分の利益、又は、自分を雇っている人の利益の為に動きます。場合によって、手を組んだり、場合によって対立したりします。

彼等に影響力を与える事が出来る人はアメリカの政治に影響力を与える事が出来ます。彼等は自分の影響力を発揮させる為に、アメリカの政治中心であるワシントンに集まって、ワシントンで自分の複雑なネットワークを作っていきますので、ワシントンでトランプ大統領が言っている泥沼が形成されます。

彼等はアメリカの民主の基本である、人民の、人民による、人民の為の政治を破壊して、自分の利益の為に動く政治にしました。

この視点から考えると、沢山の民主国家でも、DSは存在します。つまり、DSは完全に大きな資本家と大きな権力を持っている人の連合だけではありません。そこ迄資本を持っていなくても、権力機関に集まっている特殊な利益共同体がDSになります。

では、以上の説明に基づいて、DSをどう失くすかという問題を考える時に、やはり政府の権力、政府の管轄範囲を出来るだけ制限する必要があります。

政府が大きければ大きい程、政府が複雑であれば複雑である程、一般国民の監視から離れていきますので、目に見えない所で、一部の人が自分の利益の為に動くことが出来る様になります。

政府の多すぎる職能を減らして、国民に選択の権利を返す事です。でも、このワシントンの泥沼は1日で出来たモノではなく、数十年、百年の歴史の中で、徐々に出来たモノですので、トランプ大統領の様な人がワシントンに入って、一気に全部変える事は無理です。

前回の大統領選挙で、皆さんが見た様に、トランプ大統領がそこまでやって、その結果をひっくり返す事が出来ませんでした。DSのネットワークの強さが分かります。

国民が選んだ大統領が、ホワイトハウスから追い出された事は、人民の、人民による、人民の為の政治を壊した、最も大きな例です。

トランプ大統領の様に、真正面からDSを失くす為に闘う方法は巧くいかなかったので、やはり各領域で、具体的なルール改訂や、法律の作成によって、少しずつ政治の環境を変えていく必要があります。

この様な話をすると、時間が掛かり過ぎと思って、1人のヒーローが出てきて、一気に全部を変えてくれる事を期待する人が沢山出てきます。でも、それは現実性が無い事です。

DSは急に空から降ってきたモノではなく、長い時間を掛けて、今の力を手に入れました。トランプ大統領の様な人が、それを変えようとしたので、DSが一緒になって、彼を降ろしました。

だから、DSを失くすとすると、DSから絶対反発を受けますので、保守派をメインとするDSに反対する人も時間を掛けてやっていくしかないです。しかしトランプ大統領の様な人が出てきたとしても、任期の制限があります。

今回は4年で彼の任期が終わってしまいました。次、出てきたとしても、任期は4年間。大きな問題もなく、健康も許せば、8年間になります。でも、数年だけでDSをアメリカから失くす事は出来ません。

ですので、1人のリーダーがシッカリした計画を作って、その後の人もそれに沿って行動し、時間を掛けてやっていく必要があります。

トランプ大統領が始めたMAGA運動は、正にDSと長期間を掛けて対抗していくベースになると思っています。

アメリカを再度偉大にする為に、今のアメリカを建国者たちが考えていたアメリカに戻す必要があります。人民の、人民による、人民の為の政治に戻して、DSの為の政治ではなく、国民の為の政治にする必要があります。

多くの人がMAGA運動に参加する様になると、トランプ大統領が政治から離れて、他の人が大統領になっても、その国民からの圧力で、その政策、その主張を継続する可能性が高まりますので、その運動が拡がると、1人のリーダーの任期の終了によって止まってしまう事ではなくDSと時間を掛けて戦っていく事が出来ます。

よく、大統領選挙の問題すら解決出来ないアメリカが、今後何も出来ないというコメントを頂きます。それには反論する事が出来ないです。

でも、左翼が報道をコントロールしているので、あんまり報道されないだけで、実は、多くの州は選挙の法律を強化する様に動いています。例えば、先日、テキサス州の新しい選挙法が多くの左翼議員の反対を押し切って、正式に通りました。

この話を言うと、結局、ドミニオンが…という人も出てきます。でも、ドミニオンが1回暴露された事によって、今後、投票機械に対する制限も厳しくなっていくに違いないです。

トランプ大統領がホワイトハウスから離れた後、私は動画の中で、保守派の動きはいつも遅い。何故なら、保守派が守らないといけないモノが多い。責任を負わないといけないモノが多いので、思い立って行動する事が出来ない。

でも、自分たちが大事だと思うモノに傷がついて、もう行動しないといけないと思った時に、力を発揮すると話をした事があります。前回の選挙の事で、アメリカの問題は暴露されて、多くの人がその問題を知りました。

今もそれを解決する為に、違う方向で動いている人や団体がいます。これからは、時間を掛けてやるしかないです。但し、それに掛けられる時間は無限いあるワケではありません。

バイデン政権はアメリカを壊している。中国共産党は弱体に向かっているといっても、まだまだ体力があるし、これから戦争を起こす可能性すらあります。

この世界が取り返しのつかない混乱に陥る前に、アメリカ、又は、各国の保守派が、DSに奪われたモノを取り返す事が出来るかが問題かもしれません。

これからもこの様な話をしていきますので、ご興味のある方は、是非、フォロー、コメント、拡散をお願いします。では、又、次回、お会いしましょう。


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