(>Д<)香港は終わった
香港の株式市場の暴落は恒大集団だけのせいではありません、
習近平の破壊の目標は香港の不動産、
残念ながら、香港の経済は正式に終わりです。
香港で資産を持っている方、
少し遅いかもしれませんが、逃げ
習近平の破壊の目標は香港の不動産、
残念ながら、香港の経済は正式に終わりです。
香港で資産を持っている方、
少し遅いかもしれませんが、逃げ
Harano Times 2021/09/21
皆さん、こんにちは。香港現地時間9月20日、香港の株式市場で暴落が起きました。下げ幅が多い時に4%を超えて、最後は3.3%下落という結果になりました。
香港の株式市場が暴落すると、中国の株式市場も影響を受けますので、中国の株式市場がこの祝日が明けた後、かなり下がるかもしれないと思われています。
では、香港のマーケットが何故暴落したかというと、その1つ目の理由は、やはり中国国内の不動産市場の状況が引き続き悪化しているからです。
中国の多くの不動産企業が香港でも上場していて、中国の不動産企業の業績悪化が直接香港のマーケットと繋がります。中国の不動産企業の中で今最も問題になっているのは、勿論、皆さんご存知の恒大集団になります。
同じ日に恒大集団の株価は11%下がりました。この香港にある中国の不動産企業の株価が暴落している事から、今、一般的に多くの投資家は中国の不動産市場の将来が暗いと思っている事が分かります。
この前の動画でも話をしましたが、恒大集団はこの1週間、又は2週間以内で、今後の運命が決まると言っても良いです。
今、中国から流れている情報に依りますと、習近平は恒大集団の危機をマーケットからの自然淘汰と決めた様です。もし、この話が本当でしたら、中国政府が恒大集団を全力で守る、つまり、今迄少なくとも2回あった、政府が債権者を抑えて、恒大集団を守るような事をしない可能性がが高くなりました。
そうなると、恒大集団が一気に完全に崩れる可能性もありますが、中国共産党が最後に手を出して、恒大集団の倒産をギリギリに挽回した後に、中国の国営企業が恒大集団の重要な試算を安い価格で自分のモノにしてしまう可能性があります。
普通の中国人の損失はどうなるかは基本中国共産党が最初に考える問題ではないので、かなりの普通の中国人はその損失を被る可能性が高いです。恒大集団の件については、状況を見て、又機会があれば話をします。
香港の株式市場が暴落した最も大きな理由。特に私が今日重点的に皆さんに紹介したい理由は、経済面と政治面の2つの理由です。
経済面の理由は、香港の不動産企業の株価が下がったからです。一部香港の有名な不動産企業の株価は10%位下がりました。これらの企業は香港の株式市場でもかなり重要なウエイトを占めていますので、香港の不動産企業の株価が下がった事が、香港の株式市場全体の暴落に繋がりました。
では何故、香港の不動産企業の株価が下がったかというと、先週金曜日、ロイターは香港の不動産業界にとって、かなり悪いニュースを報道しました。そのニュースの主旨は、中国中央政府は直接香港の不動産業界に手を出す事です。
中国中央政府は香港の有名な不動産企業のトップと非公開の会議を行って、香港の不動産企業が、自分の資源と影響力を北京の利益を支持する事に使う事、それと同時に香港の安定を破壊する可能性がある香港の住宅が足りない問題を解決する様にと香港の不動産企業に新しい任務を出しました。
この報道から分かりますが、中国政府は香港の住民がこの数年間で反中国共産党の事をやっている理由は、香港の住民たちの居住環境が良くないからと思っています。
中国共産党は利益やモノしか見ないので、未だに香港の居住環境を変えれば、香港の住民の心を掴む事が出来ると思っているんですね。
香港の若者の中で、香港の不動産が高いと不満に思っている人が居るかというと、勿論居ます。世界中のどこの経済が発展した所に行っても、若者が不動産は高いと思っている筈です。
香港でデモ活動が頻繁い行われた時期に中国の人民日報は香港の住宅問題をこれ以上放置してはいけないと評論をしていました。
中国人民日報がその様な評論をする事は、彼らが香港で起きたデモの本当の理由を隠して、中国国内で「それは政治問題ではない」というイメージを作りたい事が分かります。
でもやはり中国共産党の上層部に中国人の多くは、食べ物があって、飲み物があって住む所があればそれで十分と思っている人がかなり居る事が分かります。
その時香港の不動産大手は、自分が持っている土地を放出して、中央政府の意向に合わせていました。しかしこの数年間で数百万の香港人が不動産の為にデモを行っているワケではありません。
彼らが何と求めてデモをしているかは、誰が見てもわかるモノです。中国共産党も勿論それを分かっていますが、香港人のリクエストに応じる事が出来ないので、この様な不動産の価格を落とす方法によって、香港の住民の心を掴もうとしています。
つまり、中国共産党は香港人の生活に関心があるワケではなく、自分の政権の安定性という視点で考えて、香港の不動産価格を落とそうとしています。
中国共産党の官僚がその会議で香港の不動産企業のトップに対して、ゲームのルールはもう変わったと明言した様です。その会議に参加した人がメディアにリークした話に依りますと、中国政府は、もう香港の不動産企業が香港で行われている寡占型の経営を許さない様です。
言い換えれば、今まで中国共産党が手を出していない不動産業界のやり方を変えるという事です。中央政府の官僚がもうゲームのルールは変わったと言った理由は、もう皆さんがご存知だと思います。
中国共産党は今迄、1国2制度という構造を作って香港を騙し取りました。鄧小平は香港の経済制度、政治制度を50年間変えないと言っていましたが、しかし20年後に共産党は自分の本性を表しました。
今迄香港は中国の大陸と違って独特な存在だった理由は、香港の独自の経済制度、政治制度があるからです。中国共産党が言っているルールは変わったという事は、つまり香港はこれから自分の経済制度、政治制度を今迄通りに維持する事はもう無理です。
香港はこれから中国中央政府の指示に完全に従う事になります。今迄、資本主義だった香港が共産党のコントロールで、自分の資本主義という経済制度を失くす事になります。
つまり今迄、香港の経済力を保つ事が出来た制度を失くす事になります。香港の株式市場が暴落した事から、投資家たちは中国共産党が香港の経済に直接手を出す事に対して、かなり不安に思っている事が分かります。
共産党が経済に手を出した後、どんな事になるかは、もう全員が知っている筈です。香港の不動産が高くなっている理由の中に、確かに不動産大手が土地を買い占めて、開発しない、又は開発を遅らせる等の理由があります。
それについて話をすると、話が長くなってしまいますので、ここでは詳しく話をしません。しかし香港の経済と香港の不動産がシッカリ結びついている今、強制的に香港の価格を下げようとすると、香港の経済も絶対ダメージを受けます。
経済がダメになると、逆に家が買える人が減ります。これは香港の株式市場が下落した経済面の理由です。経済面の理由以外に、政治面の理由もあります。
9月19日に香港で、選挙委員会の委員選挙が行われました。この選挙委員会というのは、香港の行政長官と議会議員を選出する大きな権限を持つ委員会になります。
つまり香港の選挙委員会を選ぶ権利のある人が、選挙委員会のメンバーを選挙で決めて、この選挙委員会のメンバーが選挙委員会として次の行政長官や議会の議員を選びます。
という事は、選挙委員会のメンバーの構成によって、次の行政長官や議員がどんな人になるかが決まると言っても良いです。
中国共産党が香港の選挙制度を色々変えました。ここでは選挙制度をどう変えたかを説明すると、話が長くなりますので、結論を皆さんに紹介しますと、香港の人口は7百万位で、2016年の選挙委員会を選ぶ権利がある人は約24万人位でした。
人口の比例で考えると、少ない方です。しかし、選挙制度を変えた後に、その人数が8,000人弱になりました。つまり、8,000人が1,500人の選挙委員会のメンバーを選びます。
又、民主派は徹底的に排除されましたので、一部の親中派に相手がなく、そのまま当選する事によって、結局実際に投票に行った人は、4,400人弱でした。
4,400人が1,500人を選ぶ選挙になりました。この選挙はどれほどオカシイかが分かります。しかし、その4,400人の投票の警備に5,000人から6,000人の警察が行きました。これは我々が知っている香港ではありません。
今回のこの選挙で、今後の行政長官、又は香港の議員たちは全部親中派の人になる事が決まりました。
選挙のルールが変わらない以上、中国共産党の民主派に対する弾圧が終わらない以上、香港の議会は、もう人民代表大会と同じ様に、中国共産党が使いやすいカラーのスタンプになります。
中国共産党が香港でやっているこの不動産の事と選挙の事を合わせて見れば、中国共産党が何を考えたかが分かります。
中国共産党は政治面で民主派を徹底的に排除して、自分の人だけの議会を作って、今後の香港の政治を完全にコントロールする事を考えています。
そうすると、香港の民主派、特に香港の若者から反発が強くなりますので、香港の不動産価格を強制的に落として、香港の若者が不動産を買える様にして、彼等の怒りを失くそうとしています。
この政治の手段も経済の手段も完全に共産主義のやり方です。ここ迄やられる香港には将来があると思いますか?だからこれで、今後香港の経済の大きな方向性が決まります。
香港の経済が崩壊に向かいます。勿論、マーケットですので、上がったり、下がったりしますが、大きな方向性はこれで決まったと言っても過言ではないです。だから香港のマーケットは大幅に下がりました。
今日、アメリカのマーケットや、他の一部の企業の価格も下がりました。その大きな理由は、中国発のリスクが大きくなっているからです。習近平の破壊活動の影響がそろそろ中国だけで収まらずに、世界にも影響を与える時が来ているかもしれません。
これからもこの様な話をしていきますので、ご興味のある方は、是非、フォロー、コメント、拡散をお願いします。又、このチャンネルを応援して頂ける方は、是非メンバーシップもご検討下さい。では、又、次回、お会いしましょう。

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