C〇Pイメージカラー赤のワンピで帰国した孟晩舟のこのタイミングでの司法取引と釈放に関してのHaranoTimesさんの鋭い見解
ファーウェイのお嬢さんが「汚点証人」になったのか?
罪を認めたのか?
米、中、加の損得はどうなったのか?
失敗したところは何か?今後に残った心配点、英雄視され
罪を認めたのか?
米、中、加の損得はどうなったのか?
失敗したところは何か?今後に残った心配点、英雄視され
Harano Times 2021/09/26
皆さん、こんにちは。今日の動画の最初に前回のバイデンの話の追加説明をします。
昨日の動画を出した後、その女性記者は彼はウンコを漏らしたかではなく、彼はそれを言ったのかという事を言っているというコメントを頂きました。その話を調べたら、確かに一部の人はそう理解しています。
英語で言うと、Did he shit? と Did he say it? の差です。その内容を確認する為に、その動画を何度も聞きましたが、私はその女性記者はDid he shit?と言ったと思います。つまり彼はウンコを漏らしたか?です。
その2人の記者が笑いながら話をしている雰囲気もその状況に合っています。自分が聞き間違えたかと思って、その動画に付いているコメントを確認したら、やはり多くの人は私と同じ意見でした。
でも、この様に、バイデンは違う話をしているという見解もありますので、此処で皆さんに伝えたいと思います。もし、その女性記者が違う話を言っているなら、事実が違ってきて、その話の結論も違ってきますので、此処で、皆さんにその可能性を追加で説明したいと思います。
私の結論は昨日と同じ様に、その女性は確かにそう言いました。でも動画を見る限り、バイデンは失禁していません。その女性記者は流れている噂を知っている筈ですので、そこで冗談を言った可能性が高いです。
その噂はアメリカの小さなメディアで流していますので、信憑性は不明です。昨日の動画で話をした通り、バイデンが認知症の侭、利用されているのは可哀想なので、ただの恒例の物忘れであって欲しいですが、でも確かに彼には認知症の症状、少なくとも初期の症状があると個人的に思います。
事実前提が違うと結論が違ってきますので、この部分で違う意見が出ている事を皆さんに説明する必要があると思って、ここで追加説明をしました。もし、この話で何か進展があれば、又、皆さんに紹介します。
昨日、家族と外出して、帰宅が予定より遅くなりましたので、動画作成が遅くなってしまいました。どうしても原稿を書ききれませんでしたので、今日になってしまいました。
今月は毎日更新する事を目標にしましたが、これで1回切れてしまいました。これからは出来るだけ毎日更新する様に頑張ります。では、今日の話に入ります。
ロイターが昨日午前中にファーウェイのお嬢さんがアメリカのニューヨーク州の裁判所にオンラインで出廷する話を最初に報道して、アメリカの司法省がファーウェイのCFOであるファーウェイのお嬢さんと司法取引が成立したので、彼女が釈放される話を出しました。
その話が一気に人の注目を引く事になりました。それでその報道の通り、ファーウェイのお嬢さんがオンラインで出廷して、アメリカの司法省と司法取引が成立して、即日釈放になりました。
彼女が釈放された後、着替えもせずにそのまま空港に行って、チャーター機で帰国しました。
今回彼女が釈放された条件は、彼女が自分はアメリカの制裁対象であるイランと取引を継続する為に金融機関に嘘をついた事を認める事です。ここで言う金融機関はHSBC銀行の事です。
アメリカの司法省が公開した彼女を含む関連者がサイン済みの書類を見ると、その書類に2018年からアメリカの司法省が指摘してきたファーウェイ彼女がやってきた具体的な事が全部入っています。
つまり、彼女は金融機関に嘘をついてイランとの取引を継続した事は事実であると記載されている書類に署名をしました。しかし法廷では、自分に罪が無いと言いました。
その司法取引のもう1つの条件は、来年2022年年末迄、アメリカの司法省が起訴を猶予する事。この起訴を猶予するやり方はDPAと言って、詐欺や腐敗の様な案件で使う事があります。
この件で具体的に言うと、来年2022年、年末迄ファーウェイが同じ事をやったり、この署名は自分の意向ではないと否定したりすると、アメリカは引き続き、彼女を起訴する事が出来ます。つまり来年の年末迄、何もなければ、彼女に対する起訴をやめます。
これを聞くと、彼女は一体犯罪を認めたかどうかという疑問が生まれます。彼女と彼女の弁護士等の関係者がその書類に署名したという事は、彼女はアメリカの司法省が主張してきた、今迄ファーウェイ彼女が犯した制裁に違反した行為…つまり金融機関に噓をついた事実を認めた事になります。
でも彼女は自分が無罪である事を主張する事は彼女がそれは犯罪ではないと思っている事になります。裁判官が見るのは、その書類に署名したかどうかの事実で、彼女がどう思うのかは彼女の自由です。
例えば法廷で殺人と判決された人が、自分は殺人ではなく、正当防衛であるというのと似ている感じです。人を殺してしまった事を認める。しかしそれは犯罪である事を認めないという事です。
完全に同じ理屈ではありませんが、イメージはこんなモノです。彼女が罪を認めませんと言ったのは、どちらかと言うと、中国の国内宣伝の時に、彼女は最後迄罪を認めていなかったという宣伝が出来る材料です。
でも彼女が実際にファーウェイでやった事を認めて書類に署名をしたのは、或る意味、自分が犯人の一部として、その犯罪の事実を認めて釈放され、その犯罪組織の犯罪を認めました。
事実上いわゆる「汚点証人」になったに違いないです。これはあくまで私の解釈で、正式な発表ではありません。
彼女が釈放された後、中国は直ぐにスパイ疑惑という理由で逮捕していたカナダの元外交官とビジネスマンを即釈放しましたので、その2人も直ぐに帰国する飛行機に乗りました。
その2人に対して何の判決もなく釈放された事から、中国が今迄否定してきた人質外交が決定された事になります。
中国の報道では、その2人が保釈されたが、その2人の罪は彼女が受けた政治迫害と性質が全く違う。西側の国がどんな事を言っても、この常識を隠す事は出来ないと宣伝しています。
今回巻き込まれたカナダ人が3人います。スパイ疑惑という理由で逮捕された2人は今回釈放されました。もう1人は中国で麻薬密輸で逮捕された人です。彼には元々15年の懲役の判決が下されていました。
しかし彼が無罪を主張していました。普通は無罪を主張して上訴すると、元の判決を維持するか、懲役の年数が減らされるかどちらかですが、丁度、ファーウェイの事があって、死刑判決になりました。
つまり死刑判決になった部分は報復になります。中国の麻薬に対する法律はかなり厳しいので、バックに誰か付いていない限り、厳しい処罰を受けます。彼については数年の懲役を受けた後、この事の波が過ぎたら、こっそり釈放される可能性もあります。
では、この3年間も継続したファーウェイの件の関係者の判決は中国・アメリカ・カナダ3ヶ国で司法、政治、外交の面で沢山のやりとりがありました。この事がここで1回休止符が打たれたので、この3ヶ国の損得を纏めてみます。
アメリカにとっては、当時彼女を拘束したのは、ファーウェイが制裁を違反した疑惑があったので、それの調査とファーウェイは中国のスパイ企業である事を多くの人に知ってもらう為でした。
アメリカの目標は彼女を逮捕する事ではありません。今回の結果では司法取引という形になりましたが、彼女はファーウェイでやった事実を認めました。普通の国では、この正式な書類を基準にしますので、ファーウェイが金融機関に嘘をついた事は事実である事になります。
彼女が釈放されたが、ファーウェイのお嬢さんと彼の弁護士が署名した書類を入手しました。アメリカの司法省は声明で、これからファーウェイに対する訴訟の準備を始めて、法廷でその訴訟の内容を証明すると言いました。
つまり彼女を釈放する事で、ファーウェイの証拠を手に入れて、ファーウェイという会社に対する訴訟で前進する事になります。だから彼女は事実上の「汚点証人」になると言えます。
勿論、バイデン政権がこの事を何処まで進めるかは別の話になりますが、ここまで来るとファーウェイを最終的に軽く生かしてしまう事は難しいかもしれませんがバイデン政権の事になりますので、何処までもっていけるかは分かりません。
それでアメリカがこの司法取引で2人のカナダ人を戻しました。これはこの事で関係に傷がついたアメリカとカナダの関係の改善に繋がります。アメリカに協力する為に、カナダ人が人質になったので、最終的にアメリカにはその問題を解決しないといけない道義上の責任があります。
これらのファーウェイを調査する目的を達成出来た事から考えると、アメリカがこれ以上、この事で引き摺っても、カナダでの訴訟活動が延々と続く事になるし、カナダの人質がどうなっているかが分からない状況になりますので、ここで司法取引をした方が、この案件に終止符を打つ事が出来ます。
それ以外にファーウェイはこの3年間で様々な制裁を受けて、会社がもうガタガタになったし、信用もなくなったので、ファーウェイは過去程、世界中で、特に欧米では簡単な浸透活動が出来なくなりました。
中国は最終的に罪を認めなかったという面子を手に入れました。中国の国営メディア人民日報を含む中国メディアの報道を見ると分かりますが、彼女が罪を認めていなかったという事を大きく宣伝して、誰も中国の発展を止める事が出来ないと宣伝しています。
来年の年末にその起訴が撤廃されると勝利宣言をしています。一部の中国のメディアでは、彼女は事実について認めたが罪を認めていないとと軽く他人事で終わらせて、罪を認めていない事は、彼女自身、ファーウェイと祖国の尊厳を守ったと報道して、英雄扱いになっています。
又、今回、彼女が罪を認めずに戻れた理由は、中国の力が強いからと宣伝をしています。
カナダにとっては、この事ではカナダは最初から巻き込まれた側になります。彼等はアメリカとの協定に基いて彼女を拘束しましたが、中国はアメリカに報復する事が出来ず、比較的弱い立場にいるカナダに圧力をかける為に2人のカナダ人を逮捕し、もう1人のカナダ人に死刑判決を下しました。
それ以外に中国とカナダの関係も悪化して、トルドーも反対勢力から批判される事になりました。今回人質が帰国する事で、トルドーが受けるプレッシャーは軽減します。
今回の事でカナダは何も利益を得ていません。損切した位です。この事から身を引く事が出来ました。しかし中国とカナダの関係はもう元に戻れない位、中国とカナダの関係が悪化しました。カナダ人の中国に対するイメージは史上最悪になっているとも言えます。
では、総合的に見るとどうでしょうか?この事が失敗した所はバイデン政権がカナダの裁判所が最終判決を出す前に司法取引を成立させた事です。この事が起きた最初の時に、司法省が確かに司法取引の話を持ち出しましたが、アメリカの左翼はトランプ大統領を批判する為に邪魔したし、中国も罪を認めないという事で、それが出来ませんでした。
もし、その時、司法取引が出来たなら、ファーウェイの罪が早く決まって、ファーウェイに対するもっと厳しい対策が出来たかもしれません。
今の状況は違います。今のタイミングはあんまりにも悪いです。予定通りにいくと、カナダの裁判官はこの10月、つまり来月に最終判決を出す予定でした。その判決の結果は、ほぼアメリカへの引き渡しが成立すると思われていました。
勿論、その判決の結果が出ても、彼女が引き続き訴訟を継続する事は可能ですが、でも、その判決の意味が大事でした。この3年間の努力で、やっとアメリカとカナダの努力が報われる事になって、世界にも正式に勝利したアピールが出来て、少なくともカナダの裁判所でファーウェイの犯罪事実を成立させる事が出来た筈です。
中共はこの引き渡しを必死で止めてきたので、このタイミングで司法取引をすると、あと一歩の所で諦めた事になり、中共に勝利させた事になります。
その判決の結果が出た後に、彼女が訴訟を継続したら、アメリカが2つの事を分けて考えて、司法取引をしても問題無かった筈です。その時は堂々と、ファーウェイは制裁に違反した。しかしこれからファーウェイに対する訴訟を継続するので、彼女を釈放すると言えた筈です。
この事のもう1つの失敗は、中国の人質外交に負けたという面です。カナダの人が人質にされずに単純にファーウェイがズット訴訟を継続したら、司法取引になる可能性が大きくなかったです。
中国でどうなるかは分からない人質がいるから、カナダがプレッシャーを感じるし、そのプレッシャーは自然とアメリカの方に伝わります。ですので、その人質の事は、今回の司法取引が出来た1つの重要な理由になります。
今の弱いバイデン政権は人質を守りながら、ファーウェイの事を進める事が出来るとは思いません。
では今回習近平がバイデン政権の弱さと人質のメリットを知った後に、今後、又何かあれば、中共が外国人を人質にする可能性が出てきます。又、ここで自分の無理なリクエストが通ったから、他の分野でも危険な事を計画する可能性が生まれます。近い将来、その影響が見えるかもしれません。
勿論、今回の事は多くの関係者が絡んでいるので、裏で他の交渉もあったかもしれません。例えば、彼女を釈放する事で、中国が気候問題で協力する姿勢を出す等の話があったかもしれませんが、今はそれを証明する話は無いので、これからの状況を見る必要があります。
アメリカ・中国・カナダの事について話をしましたが、もう1つ忘れやすい関係者はファーウェイとファーウェイのお嬢さんです。結局、ファーウェイはガタガタになって、もう昔の力が残っていません。
勿論、その裏に居る中共も打撃を受けた事になります。では、ファーウェイのお嬢さんの運命はどうなるでしょうか?
中国共産党は捕虜になった事がある人に優しくする事はありません。中共は彼女がアメリカの手に落ちてしまう事を恐れていたので、彼女が引き渡される事を必死に止めてきました。
今回彼女が無罪釈放になった後、すぐにチャーター機に乗って、中国に向かいました。彼女はカナダに3年間居て、正式に釈放されたから、変な理由で彼女を再逮捕する可能性が小さい事を知っている筈です。
又、自分の家族もカナダに居ますので、暫く一緒にゆっくりしても良かったが、直ぐに中国に戻らないといけない何か理由があるでしょう。
彼女がカナダにいると何か変な事が起きるかもしれないと心配しているのは、彼女ではなく中共です。ですので、彼女が英雄として宣伝されても、実際はどんな目に遭うかは分かりません。
彼女もその可能性を知っている様にいつも法廷に出る時と違って、数百万円の服を着るのを止めて、ごく普通の服を着ていましたし、飛行機で明らかに誰かが書いたPR文書で共産党と国に感謝する長文を発表して、共産党の赤色の服を着て、飛行機から降りてスピーチをしました。
彼女がこれからどんな目にあうかは分かりません。この事に休止符が打たれた事で多くの人は彼女の事にもう注目しないかもしれません。
この件について、皆さんにも何か違う見解があると思いますので、是非コメント欄で他の方ともシェアして下さい。
これからもこの様な話をしていきますので、ご興味のある方は、是非、フォロー、コメント、拡散をお願いします。又、このチャンネルを応援して頂ける方は、是非メンバーシップもご検討下さい。では、又、次回、お会いしましょう。
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