台湾海峡の危機が叫ばれて、そっちに目がいってたら、津軽海峡が…◆どうして日本国内の海峡が公海なんだ?それをイイ事に挑発してくる奴(=_=;)
中共が北方領土の問題で、ロシアを支持?
プーチンが台湾海峡の問題で武力を使うことを支持しない理由の一つは
日本の脅威?
プーチンが台湾海峡の問題で武力を使うことを支持しない理由の一つは
日本の脅威?
Harano Times 2021/10/20
皆さん、こんにちは。この前習近平は辛亥革命の記念大会で台湾統一で武力を使う事を言わずに平和の話をしましたが、必ず台湾を統一させる。国を分裂させる人は酷い目にあうと脅していました。
その翌日の10月10日蔡英文総統はスピーチの中で、中国と台湾はお互い属さないというポイントをハッキリ言いました。ハッキリした独立の話ではありませんが、中国と台湾はお互い属さないという事は、台湾と中国は2つの国であるという事になります。
台湾は主権国家である事を明言していますので、中共はその発言にかなり怒っていましたし、一部の中共の学者は習近平の平和によって統一する発言は、武力を使って統一すると同じ意味であるとワケが分からない解釈をしていました。
蔡英文総統がそのスピーチをした後に、アメリカはあんまり反応していなかったので、彼女がそのスピーチをする前に、既にその内容について、アメリカ側と根回ししていると見られています。
今迄アメリカは台湾がいきなり独立宣言をしない様にしてきました。その理由は、今の台湾は事実上独立国家ですので、独立宣言をすると中共が台湾を攻撃する可能性が上がって、台湾海峡で問題が起きて、アメリカが巻き込まれる可能性があるからです。
蔡英文総統もその可能性を知っていますので、今、中共とここ迄対立をしていても、独立の話をしていないです。
台湾と中国は2つの違う国であるという事を最初に言い出したのは、李登輝元総統です。彼は中国と中華民国は特殊な国と国の関係ですと言いました。
でも多くの人が知らないのは、李登輝元総統に両国論の起草を提案して書き起こしたのは、当時台湾の国家安全委員会にいた今の蔡英文総統です。
ですので、今回蔡英文総統がお互い属さないという中国と台湾は違う国である意味を表す言い方は過去の両国論のレベルアップバージョンとも見られています。
彼女がこの発言をした後に、勿論、中国と台湾が戦争する可能性が高い。緊張感が高まると考える人が多くなります。
もし台湾海峡で問題が起きて、アメリカ日本が巻き込まれた場合、世界は中国の隣に居るロシアの動きを注視します。
先週プーチンはアメリカのCNBCのインタビューを受けました。そこで彼は台湾海峡の問題についてコメントをしました。
彼は中国が台湾を統一させる目標を実現させる為に武力を使う必要がない。中国は購買力基準だけを見ても、アメリカを追い抜き、世界1位の経済大国と言われる程、巨大で協力な経済を持っている。
中国は経済的潜在力を増強し、国家の目標を実現させる事が出来る。どの様な外部からの脅威も見られないとコメントをしました。
数ヶ月前バイデンとプーチンが面談する前もプーチンはアメリカのメディアNBCのインタビューを受けました。その時記者は、「もし仮に中国が台湾を攻撃した場合、ロシアはどうしますか?」と質問をしました。
その時プーチンは「私は中国が武力で台湾を統一させる事を聞いた事がない。政治では仮説が無い」と回答しました。
プーチンのこの回答から、彼は中国は台湾に対して、軍事手段をとらないと判断している事が分かります。今回プーチンのCNBCのインタビューでの中国は武力を使う必要が無いという言い方は、数ヶ月前のインタビューで出た話の延長戦です。
習近平が台湾を攻撃ではなく、自分の経済発展に集中すれば、台湾も軍事力を発展させないので、戦争が起きないという事を言っています。もっと分かり易く言うと「習近平は台湾を攻撃する計画が無い。それが起きても、ロシアが関与するかどうかは分からない」という事を言っています。
ロシアの態度が曖昧だと、中国が攻撃する事を計画する時にロシアの行動も考えないといけないので、なかなか行動出来ない可能性があります。客観的に歴史から見て、ロシアは中国の最大の脅威です。
しかし中国共産党とソ連との関係とロシアのかなり強い軍事力や中国との外交での態度もあって、中国は今迄ロシアと関係を維持してきましたし、勝手にロシアは自分の同盟国の様な行動をしてきています。
勿論、中国はロシアの事をよく知っていますので、ロシアが完全に自分の同盟国になると思っていなくても、自分が構築したい所謂「同盟」を維持させる為に、ロシアに経済面での利益をもたらしてきただけではなく、国土迄ロシアに渡しています。
プーチンもそれを知っていて、中国とアメリカの間でバランスをとっています。プーチンが曖昧な態度をとって、中国が台湾に対してやり辛い状況を作っている事は、勿論ロシアの利益を守る為です。
又、その沢山の理由の中の2つの理由は、アメリカと日本です。先ず、中国が本当に台湾に手を出すと、アメリカが巻き込まれます。ロシアには強い軍事力があると言っても、アメリカとの戦争に巻き込まれたくない筈です。
又、今のロシアの経済力はロシアがアメリカとNATO等と戦争する事を長くサポートする事が出来ないです。ですので、プーチンは出来るだけ、ロシアが中国をサポートするという中国の自信を強化する様な話をしません。
もう1つの理由は日本です。今プーチンが台湾海峡の問題が沈静化して欲しいと思っている1つの理由は日本であるという考え方がありますので、ここで皆さんに紹介します。
皆さんも聞いた事があると思いますが、ロシアは中国と揉める事より、日本と揉める事の心配をしているという考え方があります。ロシアと中国の間では、かなりの領土の問題がありましたが、台湾に対して国土の分裂を許さないと叫んでいる中共は、基本、それらの領土をロシアに渡しています。
ですので、中国とロシアの間で戦争が起きるトリガーになっているモノは存在しません。勿論、両国の間で絶対はないので、いつかは戦争が起きるかもしれませんが、今のところ領土問題の様な戦争を引き起こすポイントは存在しません。
しかしロシアと日本は違います。日本とロシアの間に北方領土問題があります。今は外交ルートを通じて、この問題でやりあっていますが、外交手段が巧くいかない時の最終解決法は戦争です。
この話をすると、また煽っているという意見が出るかもしれませんが、これは最悪のシナリオの話ですし、日本政府は領土問題では外交の方法に焦点を当てて、今ロシアと戦争する気がない事は明白です。
しかしロシアはそう思わないです。日本は戦争でロシアに勝った事がある数少ない国ですので、ロシアの日本に対する警戒心は存在します。軍隊を持たない。自ら戦争を起こす事が出来ない日本は、ロシアにとって好都合です。
でも、習近平が台湾を攻撃すると言い出すと、アメリカより最も現実的にその圧力を感じるのは日本です。だから日本は台湾を守ると明言しています。口頭で明言するたけでは足りませんので、南シナ海、台湾海峡の問題が出た後、日本は確実に自分の軍事力を上げてきています。
もし台湾海峡で戦争が起きて、日本とアメリカが巻き込まれると、日本はその機会を利用して、自分の軍隊を強化・整備・訓練する事が出来ます。
戦争が起きなくても、習近平がこの様にしょっちゅう台湾海峡で緊張感を作ると、日本の危機感が強くなって、日本が憲法を改正する可能性が高くなります。
また、アメリカも中国から自分の第一列島線を守る為に、日本に対する制限を更に緩める可能性が高くなります。
ロシアは憲法が改正されて、強い軍隊を持つ日本が生まれる事を絶対見たくないです。ですので、ロシアは台湾海峡で戦争が起きる事を見たくないし、習近平がよく「武力を使って台湾を統一させる」と叫んでいる事が嫌いな筈です。
10月14日から10月18日の間、ロシアと中国は日本海北部で軍事演習を行って、両国の軍艦が津軽海峡を通りました。今回、中国は自分の主力の軍艦を派遣して、その合同演習に参加しました。
彼等は津軽海峡の公海を通ったから、国際法上は問題ありませんが、でも、日本に対して軍事力をアピールする事が分かります。
他の国の軍艦が台湾海峡を通る事に対して、ズッと抗議してきた中共が、今回
津軽海峡を通る時に、恥かしくなかったでしょうか?
中共の辞書に「恥かしい」という単語が無いので、何も思っていないかもしれません。もし、kン回の軍事演習は、沖縄周辺の公海で行われていたら、ロシアは台湾問題で、中国をサポートしているという考え方になりますが、しかし今回は、中国が日本海北部に行って、軍事演習に参加したという事は、ロシアが此処で、中国はロシアをサポートしているというメッセージを出している事になります。
では、先程のロシアの日本に対する警戒感という視点で考える場合、ロシアは日本に対して、北方領土問題で、中国はロシア側に立っているというメッセージを出しているかもしれません。
正しいか間違いか分かりませんが、これも1つの角度になりますので、皆さんと共有しました。
でも、中共がロシアと一緒に津軽海峡を通った事も、日本の危機感を上げる事になりますし、中共が今、ロシアと一緒になって、北の方から太平洋に入る事を企んでいると思われて、アメリカやNATOに警戒される事になりますので、中共に更に不利になって、中共が受けるプレッシャーは更に大きくなるに違いないです。
勿論、これはロシアが中共のイメージを更に悪くして、国際社会の力を使って中国を制限する事を考えていると思う人も出てくると思いますが、そのポイントはよく分かりません。
これからもこの様な話をしていきますので、ご興味のある方は、是非、フォロー、コメント、拡散をお願いします。又、このチャンネルを応援して頂ける方は、是非、メンバーシップもご検討下さい。では、又、次回、お会いしましょう。HaranoTimesがお届けしました。

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