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中国の経済成長率が最悪の数字になっている、
今まで隠されてきた問題が全部噴出すると、
中国共産党も対応しきれません、
中国ショックに備えるべき

Harano Times 2021/10/21



皆さん、こんにちは。中国の国家統計局が10月18日に公開したデータに依りますと、中国の2021年第3クォーターのGDPの成長率は4.9%でした。第2クォーターと比較しますと3%減少した事になります。

このデータが出る前、他の第三者メディアや機関が5%以上の成長率と予測していましたが、予測値を下回る結果になりました。

中国のデータをもって話をすると、信頼出来ないと言われます。それは勿論、中国共産党が出したデータを信用してはいけません。でも、このデータしかないので、このデータを使うしかありません。

このデータの何を見るかというと、傾向を見ます。データで嘘をついても、中国共産党は実際のデータをいじりますので、上がったか下がったかが分かります。
その傾向と実際に起きている事を見て、総合的に中国の経済状況を判断する必要があります。

中国共産党は良い事を大きく言って、悪い事を隠すDNAがありますので、それを念頭に置いて、この話を聞いて下さい。

今回発表された結果はどれ位悪いかというと、去年の第1クォーター、パンデミックが始まった時の暴落以外、中国が改革解放を始めて、経済が本格に成長し始めた1990年代から、この様な悪い成長率のデータがありませんでした。

長期的な視点で見る時、中国は経済循環の新しいステージに入った事が分かります。中国共産党は自分は経済をリードする力がある。管理出来る能力があると宣伝してきていますが、しかし中国の経済が成長出来たのは、完全に中国共産党の管理が良かったからではありません。

逆に今の中国共産党は中国の経済発展の邪魔になっている事が多いです。中国共産党はまるで自分がリードすると、中国経済は永遠に成長し続けるような宣伝をしますが、市場経済を取り入れているなら、経済の法則に対抗出来ません。

中国の経済は2018年頃からターニングポイントを迎えて、2019年から下落傾向が始まりました。それで去年のCCP肺炎の事があって、今年も経済に問題が出ています。ですので、今の中国経済は低成長のステージに入りました。

これは中国が今入った経済循環の新しいステージです。中国がこの低成長のステージに入った事は、3つの事と関係します。

1つは中国の人口です。今、中国の人口は減少しています。これについて皆さんもご存知ですので、此処では詳しく説明をしません。

2つ目は中国経済の状況です。2018年迄、中国の経済は成長経済でした。その最も大きい特徴は0から1の成長です。イメージしやすい様にシンプルに言うと、十数億人の需要が0から1になる迄、中国の経済は爆発的な成長率を見せます。

しかし2018年以降、中国の経済は成長経済からストック経済の形態に変わりました。全員が…少なくとも多くの人が必要な物を持っている。インフラの投資の余地もなくなってきた時、需要が大幅に減る事になります。

3つ目は中国がストック経済になった事の1つの理由になる2008年の中国の経済の刺激政策です。その政策は最終的に30兆元規模の経済刺激の効果があったと言われています。

その政策があって、中国全国のインフラ建設が盛んになりましたが、しかしその悪影響は中国地方政府が巨額の負債を負う事になって、今の地方政府の大きな負担になっています。

この長期的な視点で見て、中国が低成長のステージに入った事以外、この第3クォーターのデータが此処まで悪くなった理由は何かと言うと、先ずは習近平です。

習近平が去年の年末から、産業崩しを始めました。彼の色んな政策は、中国の経済を悪化させる最も大きな理由になりました。勿論、中国国内の経済専門家はこのポイントを指摘する事が出来ません。

もう1つは経済政策の失敗です。その代表例は自分の傲慢で引き起こした石炭不足の問題と、その問題が引き起こした電力不足の問題です。この事は中国の工業生産に大きな悪影響を与えました。

もう1つの代表例は、中国が環境保護という目的で行ったエネルギー消費の総量と強度をもっと削減させる政策です。その影響で原材料の価格が高騰して、製造業に大きな打撃を与えました。

この第3クォーターの経済が悪かった3点目の理由は、避けられない不動産の問題です。

不動産の販売数量が減って、銀行も不動産企業に出す資金を更に減らしています。ですので、銀行からも顧客からもお金が入って来ない時、中国の不動産市場が下落するしかありません。不動産について今迄かなり話をしてきましたので、ここでは展開して話をしません。

この第3クォーターの経済が悪かった4点目の理由は、CCP肺炎です。未だにCCP肺炎の影響はあるのかと思う人も居ると思います。中国では最近、確かに広範囲な感染が起きていません。少なくとも報道されていませんが、局部での感染爆発が起きた後、中国政府はいつもの様に厳しい制限をかけました。

経済は繋がっている流れになりますので、局部での制限も経済の流れを止めますので、中国の経済に影響を与えています。

この第3クォーターの経済が悪かった5つ目の理由は、自然災害です。中国の情報を追っている人なら、今年、中国の多くの所で洪水が起きた事を知っている筈です。

中国の国内の宣伝まで追っている人なら、今年、中国政府は洪水の報道をあんまりしていない。報道しても、かなり分散した報道で、現場の状況もあんまり報道していない状況を知っていると思います。

河南省の洪水でかなりの死傷者が出たから、報道せざるを得ない状況になりましたが、それでも報道がかなり限定的でした。

その理由は、今年、洪水のダメージを受けた多くのエリアは食糧の産地になりますので、普通に全部を報道すると中国の食糧問題が又、トピックになってしまいます。

今中国は既に今年の食糧の生産量は去年を超えたと報道しています。それは明らかな嘘です。食糧の生産に問題が出れば、輸入の量を増やさないといけないし、その食糧の生産不足は川上の原材料から川下の消費迄、インパクトを与えます。

この5点が、この第3クォーターのデータが悪くなった理由で、これらの理由は今も存在するし、一部の状況は悪化する可能性もありますので、今年の第4クォーターの経済が良くなるワケがありません。

李克強は10月14日に広州交易会に行って、そこでスピーチをしました。そのスピーチの中で、今年のGDPの成長率を達成させる自信があると言いました。今年の目標は6%です。でも、今の状況では本当に6%の成長率を維持出来るかは怪しいです。

中国の経済成長が失速するとヤバイとよく言われます。ヤバくなる沢山の理由があると思いますが、その1つの理由は、中国は今迄、自分の経済制度を転換する過程の中で、沢山の問題を隠してきました。

何で隠してきたかと言うと、経済の成長で隠してきました。中国が社会主義の計画経済から、社会主義市場経済へ切り替えて、改革開放する事を決めた後、1990年代に税制と為替等の大枠を決めた後、市場経済経済へ切り替える事で、前へ進んでいませんでした。

その代表例は国営企業です。国営企業に対して改革を行わなければ、中国は本当の市場経済に入っていけません。しかし国営企業に対して改革を行うと、政府の利益、その後ろに居る中国共産党上層部の利益に触れる事になりますので、それらの問題に蓋を閉めて、触れない様にしてきました。

ですので、中国共産党は新しい経済制度へシフトすると言い乍ら、中途半端な事しかやっていません。そうなると沢山の問題が出てきますが、それらの問題の原因になっている政府の部門や制度を変えるのではなく、経済の成長という蓋で問題を隠してきました。

中国でこの様な経済の成長で蓋を閉めて隠してきた問題は山ほどあります。だから中国共産党はよくGDPの成長率の8%を守ると言ってきて、今は6%を守ると言ってきています。

それは中国の経済が成長し続けなければ、問題が噴出するからです。同時に多くの問題が出てくると、中国共産党も対応出来ません。

例えば2008年を1つのスタート地点と見て考えると、中国政府の経済刺激政策があって、多くの企業が借金して企業の規模を大きくしてきました。

その中に勿論、多くの国営企業や、中国経済を支えている重要な企業があります。経済が成長していると、そのやり方には問題はありませんが、経済が落ち始めると、それらの企業が自分の負債を返す事が出来ず、倒れていく事になります。

ですので、中国の経済に大きな変動が起きない限り、来年から中国の多くの国営企業に問題が出て、倒産する可能性も高まります。

だから中国経済が失速すると、中国共産党が長年隠してきた問題が一気に噴出する可能性が高いです。

中国の経済が失速すると、世界経済がショックを受ける事になりますので、パンデミックの影響から少しずつ抜け出している世界経済も大きな打撃を受けるかもしれません。少し短いですが、今日は此処までになります。

これからもこの様な話をしていきますので、ご興味のある方は、是非、フォロー、コメント、拡散をお願いします。又、このチャンネルを応援して頂ける方は、是非、メンバーシップもご検討下さい。では、又、次回、お会いしましょう。HaranoTimesがお届けしました。



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