「Harano節」絶好調!中露関係はそういう事かと皆が納得!
中国と同盟関係がない、これからもない
と明言しながら、中露の軍艦が日本一周、
中共とロシアの関係はどうなっている?
なぜ中露の軍艦が日本一周している?
と明言しながら、中露の軍艦が日本一周、
中共とロシアの関係はどうなっている?
なぜ中露の軍艦が日本一周している?
Harano Times 2021/10/25
皆さん、こんにちは。中国共産党は国際社会から孤立させられる今、彼等は出来るだけ自分側に経ってくれる盟友をズッと探しています。その中で中国共産党が1番盟友にしたいのはロシアです。
最近、中国とロシアの関係が注目される様になっています。ロシアは中国にとってズッと侵略者でした。でも最初に中国共産党をサポートしてきたのはソ連で、今はソ連が無いんですが、ロシアはその関係性をかなり引き継いだ形になっています。
中国の軍備もロシアに頼っている部分が多いし、ロシアとアメリカの間にも一部の衝突がありますので、中共は出来るだけロシアとの関係を強化したいとズッと考えてきました。
しかしプーチンはかなり理性的で頭が良いリーダーです。プーチンは中共が孤立させられて、同盟を欲しがっているこの状況を見極めて、この状況を利用しようと思っています。
経済面で言うと大量のエネルギーや軍備を中国に輸出して儲けようとしています。軍事面でも中国を利用していますが、今回の動画の後半でお話をします。
しかしロシアが中共の為に口先で何かを言ってもらうのは良いかもしれませんが、実際に何か行動してもらうとなると、ロシアは手を出しません。幾ら経済面で色々利益を貰っていても、いざ中国とEUの関係が悪くなって、アメリカや日本と戦争になっても、プーチンは冷静に見ているだけで、ロシアも入ってきて、中共を苛めなければ、中共にとって幸いな事かもしれません。
プーチンはズッと中国に対して、中国が問題を起こしたら、手を出さないというメッセージを出していました。
例えば前回、皆さんに紹介しました様に、プーチンは中国は武力で台湾を攻撃する必要が無いと言っていました。あれは明らかに自分の態度を曖昧にする言い方ですし、もっと踏み込んで考えると、台湾を武力で攻撃しないでと理解する事も出来ます。
現地時間10月21日プーチンはロシアで行ったある国際イベントで、「NATOは中国とロシアを1つの統一的な脅威と認識している様だが、中国とロシアは同盟関係を作るのか」という質問に対して、プーチンは「NATOと違ってロシアと中国の友好関係はお互いの利益に基いている。如何なる国とも敵対しない。ロシアと中国との間に閉鎖的な軍事集団が存在しないし、両国が軍事同盟を結ぶ事を考えていない。この事に関する推測には根拠が無い」と言いました。
この回答は何か裏を推測する必要がない位ハッキリしています。プーチンは中国に対して、もし中国が戦争を起こすと、ロシアは軍事面で手を出さない―とハッキリしたメッセージを出していますし、それと同時に欧米に対しても、自分は中国と軍事同盟関係が無いので、中国が問題を起こしたら、いちいちロシアも一緒に批判しないでというメッセージを出しています。
ロシアと欧米各国との対立は中国と欧米各国との対立とは又違います。ロシアは一応、国際秩序の中に居ます。しかしこの国際秩序の中に居るあんまり馴染んでいない問題児で欧州の国家と地政学で衝突もあります。
しかしロシアとアメリカの対立は、中国とアメリカの対立ほど深刻ではありません。ロシアの軍事力は確かに強いですが、GDPはアメリカのカリフォルニアよりも低いので、アメリカと洗面的に対立する実力も無いし、今のところ、確かにアメリカと直接対立する意欲も無い筈です。
アメリカとロシアの対立はアメリカの左翼が中国を敵として認めたくないので、ロシアを自分の1番大きな仮想敵にしているからです。
でも、中共は違います。先ず中共には世界に浸透する大きな野望がありますし、前から浸透活動を続けています。又、アメリカと台湾海峡、南シナ海等で軍事衝突が起きる可能性も高まっています。
それ以外に国際秩序をどの国よりも破壊しています。ですので、中共はアメリカと国際社会の最も大きな脅威です。
プーチンは、もし中共と繋がってしまうと、いつか中共のせいで、泥沼に嵌ってしまう可能性がある事をよく知っています。ですので、今のロシアが中共と何か本当に効果がある軍事同盟関係を作る筈がありません。
では、中国政府はプーチンのこの話にどう反応したでしょうか?中国外交部のスポークスマンはプーチンのこの話に対してどう思うのか?と質問された時、外交部のスポークスマンはロシアと中国は同盟ではないが、同盟に勝るとコメントをしました。
ロシアと中国は同盟ではないと言ったのはプーチンで、中共はその上に、同盟に勝るという自分の勝手な思いを足しました。図々しいにも限度があります。
プーチンは今迄、中共に何回も軍事面で協力をしないとメッセージを送って、今回は同盟じゃないとハッキリ言っているのに、また中国が同盟に勝ると言ってきています。
誰が聞いても、中共は今の事態で、ロシアとくっつきたいと考えている事が分かります。例えば、一方的に隣に座っている女子高校生に近づきたいと思っている男子高校生が居るとしましょう。
女の子はその男の子とは無理と思っていても、その男の子は雑務で色々手伝ってくれるので、微妙なバランスを起き乍ら、普通のクラスメイトという関係を維持してきた。
しかしその男の子は脈有りと思い込んで、距離を縮め様とした。でも、その女の子が距離を起きたいと何度も暗示したにも関わらず、それでもその男の子が諦めない時、女の子がこれ以上無理と思って、クラス全員の前で、「あなたと付き合うのは無理なんだぁ」と叫んだ後、男の子が笑いながら、「私たちは世界一幸せなカップルなんだよねぇ。」と言ってるのと同じです。
完璧に嵌る適切な例ではありませんが、その関係性が少し分かり易くなるかもしれません。
左翼の共産党と違って、プーチンに世界拡張を目指す野望がありません。少なくとも、今はありません。
彼のやり方は強硬で色々問題はありますが、プーチンはどちらかと言うとロシア民族をもう1回強くしたいと思っている民族主義者だと思います。ですので、彼に左翼勢力の様な世界に影響を与える野望がありません。逆に彼は左翼が嫌いです。
その21日の同じイベントで、プーチンはスピーチで行き過ぎた左翼思想が欧米各国に与える悪い影響を激しく批判しました。極左思想が過程、性別関係等を壊した事を、人種差別・キャンセルカルチャー等を全部羅列して、猛批判しました。1917年ロシアで起きたレーニン革命の時期と同じ事が起きていると批判しました。
勿論、この様な言い方をすると、北方領土の話が出てきて、プーチンには外部を侵略する野望があると反論する人も出ると思いますが、誤解しないで下さい。
プーチンは北方領土はロシアのモノだと思って、それを完全にコントロールすると思っています。それは彼の立場に立った時の話です。
逆に日本の立場に立った時、北方領土は日本のモノで、日本は北方領土を取り戻すべきと思う事になります。
例えば、高市議員が日本の首相になって、日本を再度強くするべきという目標を打ち出すと、高市議員は日本を強くしたい民族主義者であると言われます。それは間違った見方でもないし、自分の国を守る為のあるべき姿です。
もしお互いの間に何か根本的な利害関係が無ければ、トランプ大統領、プーチン大統領、高市議員、安倍首相たちは、お互いを理解出来る良い友達になれると思います。
しかし現実は、又、違います。プーチンは世界に影響力を与えると思っていなくても、日本とは現実的な領土問題がありますので、日本に対しては強い姿勢を見せないといけません。
この前、ロシアと中国の軍艦が、津軽海峡を通った時も話をしましたが、ロシアは日本の軍事力が上がる事を見たくありません。台湾海峡の問題が切欠で、日本が会見する事も見たくありません。
もし、日本の軍隊が強くなって、戦争を起こす事が出来て、台湾海峡の問題で戦乱が起きれば、北方領土で日本と戦争をする可能性が高まると考えます。日本がそう思うかどうかは日本の問題で、プーチンがそう思うと、ロシアは行動します。
ですので、台湾海峡の緊張感が高まってから、その台湾海峡の緊張感が沈静化して欲しいとおもって、中共に対して、変な事をやめなさいというメッセージを出し乍ら、何をしても付いてくる男子高校生を連れて、日本一周をして、自分の軍事力を見せつけています。
今回、ロシアと中国の軍艦が大隅海峡を通った1番大きな理由もこれだと思います。今回中露の軍艦が日本一周をする事を計画したのはロシアで、中国はロシアと密接な軍事同盟関係がある事を見せつける為にそれに協力した可能性が高いです。
しかし、一周している途中で、同盟関係が無いとロシアに言われても、仕方なく一緒に行動する事になります。
もし、ロシアと中国はお互いを利用して国際社会で関係が近づいた事をアピールする事を決めたなら、中露の軍艦は沖縄周辺、台湾周辺に行って、更に言うと台湾海峡を通る可能性もありますが、今の所、個人的にロシアはそこ迄して、中共の面子を立てる為に沖縄・台湾周辺迄行かない可能性が高いと思います。
ですので、今、中共だけではなく、ロシアも日本の脅威を感じた動きをしてますので、もし、台湾海峡で問題が起きると、色んな意味で日本が巻き込まれますので、やはりシッカリ準備すべきだと思います。
これからもこの様な話をしていきますので、ご興味のある方は、是非、フォロー、コメント、拡散をお願いします。又、このチャンネルを応援して頂ける方は、是非、メンバーシップもご検討下さい。では、又、次回、お会いしましょう。HaranoTimesがお届けしました。

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