なんで同盟各国が梅爺の尻拭いせなアカンの?     ったく…5つの輪の外交ボイコットは大賛成!     岸田さん、それくらいやってよぉ~(・ω・ノノ

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しくじったバイデンが、米中会談で中国備蓄の石油を狙う、
日本などの同盟国の石油備蓄も狙うその理由は?
オリンピックボイコットはどうなる?

Harano Times 2021/11/18



皆さん、こんにちは。最近1番注目を集めているのは、やはり習近平とバイデンの会談になります。

多くのメディアが報道している通り、習近平とバイデンの会談が終わった後に彼らが出した会談の記録内容から分かるのは、今回の会談は習近平とバイデンが各自の立場を表明する場になって、その会談自体でそこまで大きな合意に至っていません。

バイデンはいつもの様に米中の対立が激化する事を避ける為に、ルールを決める事を考えていて、習近平の話の重要な部分は台湾問題です。アメリカと中国が発表した会議の内容も、彼らが違う会議に参加したのではないかと思う位違いました。

その会談の内容について、時間の関係上、ここでは個別に説明をしません。今後の動画で関連の話が出たら触れる様にします。

今回、両国の正式な記録に載っていなかった話をします。今、正式に公開されたアメリカと中国共産党の報道以外に香港のメディア「サウスチャイナモーニング」がリークした、もう1つの話も重要ではないかと思いますので、皆さんに紹介します。

勿論、これは両国が公開したオフィシャルなアナウンスではないので、今の情勢から考えると、その話があってもオカシクないです。

サウスチャイナモーニングの報道に依りますと、彼らが得た内部の情報によると、今回の会談でバイデンは習近平にアメリカと一緒に各自の石油備蓄を放出する様にと要請をした様です。

実は11月13日にアメリカの国務長官ブリンケンと中国の外相王毅が電話会談した時も、この事について話をした様です。サウスチャイナモーニングがこの事を報道した後、中国現地時間水曜日、中国外交部の定例記者会見で、中国の戦狼スポークスマンはその事を直接否定せず、その会議で習近平とバイデンが国際社会のエネルギーの安全を共同で守るエネルギー領域での協力を強化するという話について会話をしたと言いました。

アメリカは世界最大量の石油備蓄を持っていて、中国は最大の石油輸入国になりますので、もし両国とも一緒に石油備蓄を放出するなら、世界の原油価格に大きなインパクトを与える事が出来ます。

バイデンのこの要請に対して、中国はオープンな態度を取った様ですが、まだ正式に承諾をしていなくて、具体的にどうするか、バイデンに協力するかどうかについてもハッキリと回答していません。

中国側の話によりますと、先ず、中国国内の需要を優先する様です。確かにバイデンがこの様な事をする可能性がありますが、オフィシャルな話に出ていなかったので、この話が本当かどうかについて確証を持っていませんでした。

でも、この原稿を書いている時に、ちょうどロイターの報道を見ました。ロイターの報道に依りますと、バイデン政権は過去数週間で、日本、韓国、インド等の同盟国、及び中国にも石油放出の要請をした様です。

バイデン政権がここ迄多くの国に石油備蓄放出の要請をしているなら、その重要な外交の場を使って習近平に直接この要請をした可能性が十分あると思います。

この前、バイデン政権がOPECに石油を増産する様にと要請をしましたが、OPECはそれを受け入れませんでした。それは当たり前です。石油価格が今、高くなっていますので、石油を生産しているOPECが自ら石油の生産量を上げて、価格を下げる事をしたい筈がありません。

ではバイデン政権が何故、ここ迄して、自分の同盟国と中国に石油備蓄を放出する様にリクエストするかというと、それはアメリカのインフレが異常に高くなっていて、国民の生活にも大きな影響を与えているからです。

過去も話をした事がありますが、アメリカの国民が投票する時に、アメリカ政府が外交面で何をしたかを見て投票するより、実際に自分の生活がどうなっているかを見て判断する事が多いです。

ですので、今のインフレは自分の生活にも大きなインパクトを与えるから、それはバイデン政権のせいと思っている人が増えています。

皆さんがご存知の様に、バイデンがホワイトハウスに入って直ぐ、環境保護とりう理由で、カナダから原油を輸入するパイプラインのプロジェクト「キーストーン」を中止してアメリカ国内の石油開発に大きな制限をかけました。

最近、カナダからアメリカのミシガン州に石油を輸送しているパイプラインも止めるという話が出て、バイデン政権がかなり批判を受けています。しかし彼は、ロシアからドイツに石油を輸送するパイプに対する制裁を解除しました。

それでパイプの代わりにトラックで石油を輸送しています。トラックの排気ガスはガスではなく、酸素だと思っているかもしれません。

石油価格が上がると、石油関連製品も値上がりします。それ以外に、アメリカは車に乗っている国ですので、ガソリン価格の高騰は、家計に直撃します。

又、そのガソリン価格は運賃に乗せられて、その運賃は又、日用品の価格に乗っかりますので、この様にして、アメリカのインフレが深刻化します。

今、アメリカで起きているインフレはバイデン政権の間違った政策のせいです。来年中間選挙がありますので、もし、この状況が続くと、いくらドミニオンがあっても、データを修正しきれない位、惨敗しますので、今の内に原油の価格を安定させて、インフレを抑えないといけません。

来年11月の中間選挙迄に、インフレをコントロールして、一般国民にその効果を感じてもらう為に、遅くても今年の年末迄、又は来年の早い段階でやらないと、来年の中間選挙に間に合わない筈です。

自分の政策で、この様な結果になってしまったので、今更自分の政策を変えるとなると民主党の中の極左の方から批判されるし、自分の政策が間違えた事を認めた事になりますので、外部の協力を求めるしかありません。まるで、他の国が生産した石油は環境に優しい水である様な考え方です。

その会議の前に習近平がバイデンを北京オリンピックに招待するという話が出ましたが、この前の動画で、その可能性が低い事と、その理由について話をしました。

今回の会談でその話が出なかっただけではなく、終わった後、バイデン政権が北京オリンピックをボイコットする可能性があるという話が流れました。その情報に依りますと、バイデン政権はオリンピックを外交ボイコットする事を検討しており、月末迄に最終判断をする様です。

もし、アメリカが外交ボイコットをすると、それに追随する他の国も必ず出てきますので、中国共産党の外交にかなり大きな打撃を与える事が出来ます。

バイデン政権の性格から考えると、この様な重大な判断はギリギリまで引っ張って結論を出す可能性が大きいです。

バイデン政権は人権問題を自分の外交の中心に置いていますので、自分の外交政策に基いて行動するなら、バイデン政権は外交ボイコットをすべきです。

ペロシもかなり前から外交ボイコットを呼び掛けていました。又、国会では超党派の共通認識になっていますので、バイデン政権は国会からもかなりのプレッシャーを受けています。

ここでは言いたくない「しかし」が出てきます。バイデン政権が習近平に石油備蓄を放出する事を要請した事から、民主党は中間選挙の圧力を感じている事が分かります。

バイデンがこのタイミングでボイコットの話を持ち出した理由の1つは、今、多くのメディアが報道している様に、バイデンは米中会談を終わらせたので、ボイコットの話をしても、もうその会談に影響がないから、このタイミングで話をしていると説明をしています。

勿論、それにも一理ありますが、でも、この石油備蓄の話とセットで考えると、バイデン政権がオリンピックのボイコットを1つのカードにして、インフレを下げる事で習近平の協力を得ようとしている可能性もゼロではありません。

もし、これをカードにしているなら、民主党が直面している来年の中間選挙のプレッシャーが大きいか、それとも国会のプレッシャーが大きいか次第で、バイデン政権がどう動くかが決まりますので、バイデン政権の正式な発表を待ちたいと思います。

もしバイデン政権が外交ボイコットをするなら、その理由はバイデン政権の人権保護であっても、国会からのプレッシャーに耐えられずボイコットをしたにしても、それはバイデン政権が出来た最も正しい事になります。

もう1点、もしインフレを下げる為に、石油備蓄を放出する事まで考えているなら、インフレを下げる為に、バイデン政権の視野に入っている筈です。この事についても共和党からのプレッシャーがありますので、簡単に出来ないと思いますが、アメリカ国民全体の利益を考えてときう様な理由で、関税を下げる可能性も出てきます。それは中共にとって良い事になります。

勿論、これは全部バイデン政権の願望で、相手がある事ですので、習近平が何処までバイデンに協力したいかも1つの要素になります。習近平がこの機会を利用して、バイデン政権からどこ迄の条件を引き出せるかも1つのポイントになります。

バイデン政権がホワイトハウスに入ってから、アメリカと中国の関係が直ぐに改善するという観点がありましたが、しかし、今のこの複雑な国際情勢の中で、そう簡単にいかないかもしれません。今後の情勢を引き続き確認して、皆さんに紹介していきます。

これからもこの様な話をしていきますので、ご興味のある方は、是非、フォロー、コメント、拡散をお願いします。又、このチャンネルを応援して頂ける方は、是非、メンバーシップもご検討下さい。では、又、次回、お会いしましょう。HaranoTimesがお届けしました。

(※(説明欄に訂正があります)と書いてあって、説明欄を見てみると
訂正:X石油貯蓄  ◯石油備蓄とありましたので、この文字起こしでは、既に訂正済です)


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