オリンピック精神に最も遠いあの国の実態

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【日本語字幕】
一人の勇敢な若者が
リスクを負って、撮影したウイグルの強制収容所、
他のメディアで絶対見ることができない、貴重な映像

Harano Times 2021/11/19



皆さん、こんにちは。今日はとても特別な普通のメディアでは見る事の出来ない動画を紹介します。

今、外国人記者がウイグルに行って現地の実際の状況の報道が出来ません。国際社会が現地の状況を把握出来ていない今、或る中国人の勇敢な若者が1人でウイグルに行って、ウイグルの強制収容所の状況を撮影して、それを公開しました。

その内容に字幕を付けましたので、皆さんに紹介します。彼がウイグルに行ったのは2020年で1ヶ月前にこの動画を公開して、最近一気に注目を集めています。

今日はいつもと違う感じで、動画を流しながら、必要な所で解説を入れる様にします。是非、最後まで見て下さい。

2020年、中国の市町村を撮影

第5話・強制収容所を探す


近年、中国政府はウイグルで沢山の強制収容所を作って、現地のいわゆる少数民族と反体制派を拘束し、国際社会に「再教育委学校」と言っている。
普通の監獄での拘束と違って、強制収容所で拘束するには、法廷での審判がいらない為、拘束の期限も定められておらず、拘束されたら、その終わりが見得ない。

2019年、私はバイクに乗って、ウイグルに行きました。でも、その時は、バイクを楽しむ事が目的でした。

今回は全然違う目的で、遠くからわざわざウイグルに行きました。以前、BuzzFeedニュースで、ある報道を見た事があります。

その報道によると、衛星画像を比較する方法で、沢山のウイグル強制収容所の位置が確定された様です。

しかし、今は中国政府の規制で外国の記者はもう簡単にウイグルに行って取材出来ません。外国人の記者が行けないが、私なら行けると思いました。

又、中国の市町村の撮影を始めたのも、何か有意義な事をしたいと思ったからです。自分の飲み食い等の遊び事を記録する為だけではありません。


彼は中国の各地に行って、現地の状況を撮影し、Youtubeに挙げてています。元動画のリンクを説明欄に入れておきます。(ここでは太字部分)

今回、彼の顔を隠す処理をしていません。何故なら、彼は成人で、自分がこの動画をアップすると、どんなリスクがあるか分かっていて、堂々とこの動画をアップしました。これからの動画でも、彼がリスクを承知した上で、行動している事が分かります。又、彼のこの動画は既に30万回見られていますので、私がここで、彼の顔を隠す必要がありません。

彼はここで微笑みながら、軽く話をしている様に聞こえますが、彼がこれからやる事は誰にでも出来る事ではありません。

そのメディアが公開したのは、衛生画像だけです。ここに表示されている建物は具体的にどこにあるのか?実際はどんな形をしているのか?周辺の環境はどうなっているのか?この様な疑問を持って、再度ウイグルに行きました。


ここで彼がウイグルに行ってどんな調査を行ったかを紹介します。
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ここに表示されているのは、当時Buzzfeedニュースが公開したウイグルの強制収容所の位置情報になります。違う色のマークは強制収容所のカテゴリーを区別するモノになります。これからの動画で、色のマークの話が出ますので、又、別途説明します。

彼は海外のメディアで公開されている位置情報と中国国内の地図のデータと比較して、メディアで公開されている強制収容所を探して、実際の状況を確認する調査を行いました。

これからメディアが公開した衛生画像と、地図の情報を比較するシーンが何回か出てきます。
クルム市の東側にある高速から降りてすぐ、2つの検査所がありました。1つ目の検査所がある事を予想していましたが、農村の道路の入口でも警察が車を検査しているとは思いませんでした。

普通は観光客がこの様な所に来ないので、私はそこの道路に入らず、入口周辺のお店に入って買物をしている観光客のフリをしました。

しかし警察は私の車を止めませんでした。明らかに、この外から来た車に興味があに感じでした。


ウイグルで、車や人を検査するスポットが沢山あります。全員が検査を受けないといけませんが、でも彼らは相手を見て手加減します。現地のウイグル人やカザフ人等のいわゆる少数民族を確認する時に厳しく、漢民族の場合は適当に検査します。検査しない事も多いです。又、ウイグルの中でも違う地域のナンバープレートに違う対応をする事もあります。

今回彼が乗っている車はウイグル以外のナンバープレートになりますので、外から来た普通の漢民族と思って検査しなかった可能性が高いです。

この小路はG20連雲港・コルガス高速道路と平行で、道路の両側は基本、農地と農家の住宅でした。

MAPBOXが撮影した衛生画像は2017年のモノで、Baidu(バイドゥ)で検索できるのは、画素数があまり高くない遠距離の衛星画像しかないので、私は特徴がハッキリしていて、長期間存在する、変化がないモノを基準にメディアで報道された建物の実際の位置を確認する様にしました。最初に撮影したこの灰色のマークは北村にありました。

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ここで出た灰色のマークは海外のメディアが定義した壁と有刺鉄線があって、警備塔がない建物の事を指します。

ここに新しい、狭い舗装道路がありますが、しかしBaidu地図で表示されていません。


ここに出るBaiduは中国国内の最大の検索エンジンです。中国版のGoogleです。厳しい検閲が掛かっています。Googleマップと同じ様に、Baiduも地図のサービスを出していますが、その上に表示する情報もかなり制限されています。
舗装道路は怪しい感じがしました。何故なら、ウイグルのこの様な幅の道路は基本舗装されていないからです。周辺の農地に綿花が栽培されていました。遠い所に周辺の雰囲気と合わない、ピンクの建物がありました。

この建物の窓は閉鎖されておらず、有刺鉄線で囲まれていませんでした。ここは灰色のマークになりますので、近づいて観察しませんでした。疑わしい建物だと思っただけです。


彼は建物の特徴とマークの色を合わせて実際の状況を見て判断している事が分かります。つまり全部が強制収容所、又は強制収容所は存在しないという様な極端な判断をせず、実際に見て、慎重に判断している事が分かります。

かなり緊張しましたので、最初は近づく事が出来ませんでした。チベットでドローン事件の経験がありますので、やっとここまで来たから、直ぐに警察に捕まりたくないので、慎重に行動しました。


彼が過去、チベットに行った時、ドローンで空撮した事がありました。現地の警察に海外から来たスパイではないかと疑われて、色々揉めた経験がありましたので、今回は出来るだけ慎重に行動しました。

もう1点事前に説明したいのは、ウイグルでの撮影で、解説を入れなかったのは、自分の安全を守る為でした。もし、動画を撮影しながら、「ここはウイグルにある強制収容所です」と解説を入れて、警察の検査で、撮影の内容がバレると私も強制収容所に送られていまいます。
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農村の道路を西に向かってズッと走って、クルム市に入り、クルム市の鉄道駅を通って、前進大道、八一北路に行きました。ここに黄色マークがあります。


此処で出た黄色マークは海外のメディアが定義した衛星写真で壁と警備塔が付いている建物の事を指します。

東側にある「緑パーク」は衛星地図で簡単に見つかります。黄色マークの位置は西側にあります。ここはクルム市の強制隔離薬物更生施設で隣は普通の住宅団地でした。

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この施設はBaidu地図で表示されています。建物の窓は全部封鎖され、敷地の壁に有刺鉄線がついていました。ここの施設は完全に強制収容所として使えます。

しかしMAPBOXの衛星データがあまりにも古く、現状とかなり違うので、結論としては、黄色マークはこの施設の事を指しているのかを確定出来ませんでした。
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クルム市の来た郊路の所に、赤色マークがあります。


ここで出た赤色マークは海外のメディアが定義した他の情報源からも強制収容所である事が確定した建物の事を指します。

隣は「康和雅居」団地です。この路地に入る前に、入口にある商店で買物のフリをして、少し時間を潰してから、思い切って入りました。

ここは「第十三師拘置所」政府部門の様です。


ここに出た「第十三師」はウイグルにある生産建設兵団の事を指します。生産建設兵団はウイグルで開墾と辺境防衛を行う準軍事政府組織です。所謂「屯田兵」です。生産建設兵団がウイグルに行ってから、現地の人の生活資源をかなりコントロールしています。

資料を確認したら、この「第十三師」は彼の行ったクルム市に配備されている兵団です。

あらゆる所に監視カメラが付いていましたので、車から降りて撮影する事が出来ませんでした。このままこの道を通過する予定でしたが、前方はブロックされてしまいました。

拘置所の向こう側にある敷地の壁にも有刺鉄線がついていました。ここに長くいる勇気がなく、道を間違ったフリをして、帰りました。この拘置所もBaidu地図に表示されていません。

翌日、天山の北側にあるモリ・カザフ自治県へ行きました。衛星地図の情報から、この2つのマークは道路から離れている事が分かります。片方は農地で、視野が広いので、撮影しやすいと思いましたが、農地の真ん中に行って、自分が目立つ事に気付きました。良い撮影スポットではありませんでした。

場所を変えて撮影しました。警備塔と有刺鉄線があったので、黄色マークの定義と会いました。しかし、その2つのマークの道路地図にある正確な位置を確定する事が出来ませんでした。

最後は車で人民南路を北へ向かいました。ここに「農牧民技能訓練学校」がありました。片方の壁に、「職能教育センター」と書いてありました。壁に有刺鉄線がついていましたので、灰色マークの定義と一致しました。
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もう少し進むと、標識に「もり県拘置所」と書いてありました。ここは先程撮影した警備塔がある所の筈です。

その後は、衛生院の前を通りました。ここはBaidu地図に表示されています。しかし職能教育学校と拘置所はBaidu地図に表示されていません。

現場を確認した結果、この2つのマークは「モリ県拘置所」と「農牧民技能訓練学校」でした。西の方へ向かって、ジムサル県に着きました。

ここに衛星画像でわかる黄色マークがあります。西域路と人民西路の交差点の北西方向にあります。Baidu地図では空白ですが、実際はジムサル県の拘置所でした。
「ジムサル県拘置所」

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壁が高いので、撮影できるのは壁と警備塔だけでした。

西側の阜康市に3つのマークが付いています。先ずは阜康市の北方面にあるダークレッドのマークを確認しました。


このダークレッドのマークは海外のメディアが定義した2017年以前の強制収容所の事を指します。

ぼやけているBaiduの衛星地図とMAPBOXのデータを細かく比較して、その建物はG335国道、寧遡路と南華路交差点の北西側にある事を確定しました。しかし、その周辺を確認したところ、何も見つかりませんでした。放置されている庭しかありませんでした。ですので、私とBuzzfeedニュースのどちらかが間違えた事になります。

G335国道を西に向かって進むと、南北方向の無名の道路がありました。地図で見るとY109道路の西側です。Baidu地図に「軍墾農場」「水磨新村」などの標識があります。
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阜康市の残りの2つのマークはこの無名の道路の北側にあります。壁に付いている有刺鉄線と警備塔がハッキリ見えました。そこは「阜康市拘置所」であると推測出来ます。

ウルムチ市と周辺に沢山のマークがありますが、その内の4ヶ所にしか行きませんでした。北側にある3ヶ所は城北大道と東站路交差点の北側にあります。Baidu地図では「ウルムチ市第2教育矯正局」と表記されています。この所謂「矯正局」の壁にも有刺鉄線がついていました。

歩道で、数十メートルに1つの監視カメラが付いていました。撮影のクオリティを保つ為に、仕方なく、リュックを背負って、カメラをリュックに掛けました。このリュックを背負っていると、少し不自然に見えます。観光客は何故ここに来るのか?(と疑われる可能性がある)

監視カメラと警備員が気付かない事を祈るしかありませんでした。周辺を歩いた後、有刺鉄線がついているエリアは3ヶ所だけではないことが分かりました。

その後、車でもう1周しました。ある野菜を運送する車が強制収容所の前に止まっているのを見ました。北方面へ移動して、第2矯正局のある入口の周辺に行くと、そこに有刺鉄線でシッカリ封鎖されているドアがありました。

ですので、教育矯正局はセキュリティレベルが低めの強制収容所として使われている可能性があります。北側に東西方向の道路がありましたが、Baidu地図に表示されていません。

走路の標識に「高科路」と記載されていました。
この道路の南側にもいくつか大規模の強制収容所エリアがありました。全部に警備塔があって、警備員も配置されていました。

Baidu地図の距離データで計算すると、「高科路」の長さは1.1kmになります。この規模から考えると、ここに沢山の人が拘束されている事が分かります。

ここひゃウルムチ市の最大規模の強制収容所エリアになる筈です。建物についている「労働改造」「文化改造」という標識がうっすらと見えました。


この30秒以上継続した無言のシーンは何回見ても胸がつまるシーンです。道路の左側にある延々とした強制収容所の建物の中に、どれだけの人が拘束されているのか、想像したくありません。

ウルムチ市の南側にあるこの赤いマークは「西山拘置所」です。「雅山公園」に入って、丘の頂点まで登れば、その位置が簡単に分かります。

あるガラスのドアに「第5監区」と書いてありました。建物の屋上にガラスの天窓がついていましたので、拘束されている人は、建物の中でしか散歩出来ないと考えられます。
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ウルムチ市から離れて、達坂城区へ向かいます。G312国道から降りると、目立たない小路がありました。鉄道橋の下を通った後、道路は砂利道に変わっていきました。再度、観光客が行くべきではない所に行きました。


ここからのシーンを見れば、彼が今回、どれだけのリスクを負って現地で撮影したかが分かります。

山の向こう側に、新しく出来た未だ使っていない強制収容所がありました。周りに隠れる場所がなかったので、山に登って撮影するしかありませんでした。気付かれる事が心配で、立ちながら撮影する事が出来ませんでした。

達坂城区にもう1つの赤いマークがあります。拘束所だと推測出来ますが、そこには行きませんでした。
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最後の日、コルラ市の東郊に行きました。Baidu地図で、ここは空白になっていますが、Buzzfeedニュースの情報によると、ここにいくつかの強制収容所が集まっています。
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東環路からG218国道へ向かうと、党衛軍の基地がありました。MAPBOXの衛星地図にハッキリ映っています。
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軍事基地の前に、2台の戦車が置かれていました。遠くから見て。天安門で人を踏み潰したモデルかと思いましたが、違いました。

このエリアにあるのは軍事基地だけではありませんでした。周辺にあるのは、軍人の宿舎か、他の付属施設だと思います。敷地内に沢山の軍用トラックがありました。ここにかなりの党衛軍が駐留している事が分かります。

この軍事基地の後ろの遠くの所に、有刺鉄線がついている壁と警備塔が見えました。そこは強制収容所の位置になります。もう少し近づきたかったが、行ける道路がありませんでした。

最後の目的地、焉耆回族自治県の中心部に2つのマークがあります。まずは開都河の南側に行きました。

ある無名の小路から、新しく出来た有刺鉄線がついている壁と警備塔が見えました。強制収容所の外回りにも建物がありました。

ここは黄色マークになっている建物です。強制収容所はこの赤い門の背後に隠れていますので、普通に通ると気付きにくいです。

橋の端っこにあるのはもう1つの灰色マークがある所になります。橋から大きな黄色の建物が見えました。この壁に有刺鉄線も警備塔もありませんでした。窓も封鎖されていませんでした。

最初にクルム市で見たピンクの建物と同じでした。灰色マークがついた建物は強制収容所ではなさそうでした。

以上が私が現地に行って撮影してきた現地の状況です。時間と距離の関係上、事前に選んだ一部のマークだけについて簡単な調査をしました。又、私が撮影出来たのは、壁の外の限定的な部分しかありませんでしたので、これ以上同じものを撮影する必要がないと思いました。

海外のメディアはウイグルの強制収容所に事について沢山報道しています。前回バイクでウイグルに行った時、現地の漢民族に聞いた話では、大量のウイグル人が安価な労働力として、強制的に他の所に連れていかれます。

中国政府に協力して、自分の同胞を監視したくないウイグル人も強制収容所に送られて、教育を受ける事になります。学校でウイグル語が使用禁止になっています。

2019年、香港でデモ活動が起きた時、中国政府がコントロールした警察は大量の外国人記者の前で、何ら憚るところなく、人を殴ったり、殺したりしました。ですので、ウイグルの様な外国人記者が入れない所で中国政府がウイグル人に対する迫害は想像を超える筈です。

奴隷になりたくない人は、他人が奴隷になる事も見たくありません。中国共産党、中国政府が1日でも早く解体して、この人道に対する深い罪を終わらす事を願っています。


現地の動画の部分は以上ですが、如何でしたでしょうか?彼は勇敢な若者です。顔も出さずに、マイクに向かって色々批判している私より、何百倍も勇気がある若者です。彼をとても尊敬します。

ウイグルにある強制収容所は、あんまりにも大きなシステムになりますので、記者が自由に報道する事が出来れば、直ぐにバレます。だから中国共産党は必死に外国人記者がウイグルに行けない様にしているし、沢山の国の大使の現地に行って調査する要請を拒否しています。

でも逆に、ウイグルに行った事がない人に、発言権が無いと反論します。今回撮影された建物の多くは、拘置所になっていますので、人によって、拘置所はどこにでもあると思うかもしれませんが、もし、本当にチャンとした拘置所なら、何故、記者が行く事を恐れているでしょうか?

彼1人で行った調査で、これ程の内容が出たので、海外からの記者が大量に入れば、もっと沢山の事が出てきます。今、この勇士は何処にいるのか分かりません。

彼は過去、大阪に行った経験を動画にしましたので、彼には海外に行った経験がある事が分かります。彼が海外の安全な所に行ってから、この動画をアップした事を願っています。もし何か更新情報があれば、又、皆さんに紹介します。

これからもこの様な話をしていきますので、ご興味のある方は、是非、フォロー、コメント、拡散をお願いします。又、このチャンネルを応援して頂ける方は、是非、メンバーシップもご検討下さい。では、又、次回、お会いしましょう。HaranoTimesがお届けしました。




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この記事へのコメント

金 国鎮
2021年11月21日 22:03
私は中央アジアのトルコ系・カザフ系の民族集団の動きに関心を持っている。
彼らが動けばロシアも動く。
中露間で軍事協力があったとしても現実にウィグルの状況を改善できるのは
中央アジアで独自の軍事力を持つトルキスタン・カザフスタン等とそ背後に
控えるロシアである。
というのは彼らとロシアはいかなる国よりも軍事的に極めて近い。
プーチンは最近の講演会の中でロシアを多民族国家と位置付けて彼らの
協力を求めている。
中国とは真逆の考え方である。
広大な中露国境を守る軍事力は中国軍にはない。
米・英・仏の西洋列強は中央アジアには介入できない。
第2次世界大戦時に多くの強制収容所を解放したのはソビエト軍である。
シリア内戦で多くのシリア難民の救援に乗り出しているのはロシアとトルコである。
トルコ軍はいざとなればウイグルに入るかもしれない。