勝敗は明らか❣ 目先の利益の為なら臭い芝居も平気な会長 対 利益よりも選手を守り、真実を追求しようとする会長

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同じことが沢山起きたのに、なぜこのことが地雷になったのか?
金の亡者になったIOCと対照的のWTA、
これからの国際組織の二つの方向?

Harano Times 2021/11/23




皆さん、こんにちは。中国の女子テニス選手の話が引き続き国際社会で注目を集めているトピックになっています。最近この話ばっかりで、皆さんも少し飽きてきたと思いますが、何故今日もこの話をする事にしたかというと、この話は中国の国際社会・国際組織との関係が変わり始めている1つの象徴的な事になります。

又、これから開催される北京冬季オリンピックにも大きな影響を与えるに違いありません。オリンピックはスポーツ大会ですが、中国共産党にとってオリンピックは最大の政治です。

中共はよく、「スポーツと政治を分けて考える様に」という言い方を都合よく使いますが、中共こそが1番政治とスポーツを結びつける組織です。

2008年のオリンピックは中国の経済を新しいレベル迄引き上げましたが、今回のオリンピックは中国の運命をどう変えるかをこれから継続的に見ていく必要があります。

勿論、これから何か大きな変化がない限り、暫くこの話をしないと思います。今日の話をする前に、1点訂正します。2週間前にこのテニス選手の話を皆さんに紹介した時、彼女はカリフォルニアに行ったと話をしました。

当時はその様に報道されていましたので、皆さんに紹介しましたが、今回、国際問題になってから、彼女が未だ中国に居る事が分かりました。前回の動画でこれについて訂正し忘れましたので、ここで追加説明しました。

前回の動画を更新した後、IOCの会長バッハが彭帥とビデオチャットをしたニュースが出ました。それについて、YoutubeのコミュニティとTwitterで追加説明をしましたので、皆さんも見たと思いますが、簡単に触れると、IOCの会長バッハ、他のIOCのメンバー3人が彭帥、中国のテニスセンターの副主任と30分間ビデオチャットをして、彼女は安全且つ元気に中国の自宅で暮らしている。今はプライバシーを尊重して欲しいといった様です。

ここで言う「プライバシーを尊重して欲しい」という事は、どういう事かと言うと、各メディアや組織が、もうこの事で中国の元総理を調査する呼び掛けをしないで下さい。それをしたら、私のプライバシーがバレるという意味になります。

彼女は自ら、自分と元総理の話を公開しました。かなり具体的に書いていましたので、その内容を公開すると決めた時点で、この事で今後はもうプライバシーが無い事を知っていた筈ですが、今になって、彼女が自分のプライバシーを尊重して下さいと自分の意思で言う筈がありません。

この声明が出た事から、中共は今回の件で、北京オリンピックが影響を受ける事をかなり心配している事が分かります。

今迄、この様な国際世論のプレッシャーに負けた事があんまりありませんでした。でも、今回IOCが出てきて、この形で中国共産党を庇った事は、国際社会で大きく批判されています。

彼らは30分間の話の中で、今国際社会が最も心配している彼女の安全と彼女に対する犯罪の事について話をしませんでした。単純に彼女はプライバシーを尊重して欲しいといったと言って、ビデオチャットの写真だけを公開して、この件を終わらせようとしました。

IOCが今迄、この件と距離をとって、又、あの偽物のメールが公開された後に、そのメールを信じるベースで声明を出した事から、IOCは出来るだけこの件に関わりたくない。早く沈静化して欲しいというスタンスだった事が分かりますが、今回明らかに中国共産党をサポートする側に回って、今迄、彼女の件と距離を置いてきた姿勢を変えて、彼女とビデオチャットをして、次回は北京で食事をしましょうという約束までしました。

多くの人が共産党を信じなくなっている今、IOCが中共が嘘をつく、国際社会を騙す事で手伝いをしている事は批判されています。今のIOCはスポーツ関連の国際組織というより、大きな商業目的の組織になっています。

バッハ会長本人の話によると、2014年、IOCはテレビの放送権とスポンサー・シップだけで百億ドルの収入を得ました。オリンピックを開催する事は、彼らがお金儲けする大きな手段になっています。

東京オリンピックは延期になって、その後、無観客のイベントになったから、彼らの収入も大きく減少したので、もし次回の冬季オリンピックに問題が起きると、ダブルパンチを喰らう事になります。

元々、中国の人権問題で一部の国から外交ボイコットされる可能性があるのに、今回の件で、外交ボイコットの範囲が広くなって、スポーツ選手のボイコット迄影響が大きくなったり、最悪、オリンピック自体をキャンセルするという圧力が大きくなってくる可能性もありますので、今の内にこの事を沈静化させる為に、中国共産党に協力して、このビデオチャットを計画しました。

人権組織はIOCは中国共産党の宣伝ツールになってしまったと、厳しく批判しています。IOCは彼女と話をしましたが、今迄彼女を1番サポートしてきたWTAは彼女と連絡が取れていません。

WTAは最近の動画で、彼女を見る事が出来たのは良い事だが、でも、これらの動画はWTAの彼女に対する心配を軽減させる事が出来ない。彼女が脅迫を受けていない事を証明する事が出来ないとコメントをしました。

今日、CNNがWTAのCEOをインタビューした動画を見ました。WTAのCEOスティーブは、そのインタビューで自分は公開されている所謂「彼女からのメール」を信用しない。今使える全ての手段を使って、彼女個人と連絡を取ろうとしたが、反応が無かった事、中国のテニス協会から彼女は安全である事を知らされた事、しかし彼女本人と単独で直接話をしないといけない。又、彼女が公開した事について、完全な調査が必要と言いました。

それ以外に、彼女は今、中国政府からの圧力以外、自分のせいで中国のテニス協会にも影響を与えているという罪悪感を感じて、かなり複雑な心境になっている可能性がある事を理解していると言いました。

司会者はスティーブに「中国と商売がある多くの人は、この事を見なかった事にしている。もし中国がこの件を解決しなければ、あなたはこのビジネスを中国から撤退させると言っている。WTAにとって10万人億ドルの損失が出る事は確実な事だが、貴方は何処まで本気なのか?」と質問をしました。

WTAのCEOスティーブは、「我々は今、中国との関係、中国での業務で十字路に立っている事は明らかである。我々は今迄、中国で良好な関係を作ってきた。テニスを中国の若者に紹介する計画を作って、彼らが次の彭帥の様なスポーツ選手になって欲しかった。

中国で大きな成功を手に入れたが、残念ながら、今の様な事が起きてしまった。今の世界は、この様な事と直面した時、ビジネス・政治・利益で何が正しいか、何が間違えたかを決めている。

1人の若者が自分がどんなリスクを負うかを知り乍ら、それを公開した時、我々が彼女をサポートして正義を守らないといけない。我々は正しいか、間違いかに基いて判断しないといけない。妥協できない。

この事の為に、中国から撤退する事と、その判断から生まれる複雑な問題に対応する準備ができている。この事はビジネスよりも重要である」と言いました。

彼がこのインタビューで世界に向けて言ったこのコメントは、今の世界で中共の圧力、中国という魅力的なマーケットの前で、誰でも言えるコメントではありません。

もし、今回の事が無ければ、多くの人はWTA女子テニス協会の存在すら知らなかったと思いますが、今回の件で、逆にこの様な知られていなかった組織が、自分の中国にある10億ドル、日本円で言うと1千億円のビジネスを捨てる覚悟で中共と対抗して女子テニス選手を守ろうとしています。

この金額はIOCの利益と比べると、小さな額かもしれませんが、でもWTAにとっては莫大な利益になります。彼らが何もなかった様にすれば、中国でのビジネスを継続する事が出来たし、誰もこの事を知らずに終わって、誰もWTAを責める事が無かった筈です。

でもIOCと比べるとWTAが男です。これも何故WTAが彼女と連絡が取れないかの理由の1つです。その大きな利益を捨てる覚悟をしているWTAが彼女に電話したら、必ず最後迄、聞くべき事を聞きます。

中共にとって、利益を重視しない国際組織は厄介な存在です。中国共産党は沢山の人の姿を社会から消してきました。例えば数年前、中国の有名な女優ファンビンビンは中国共産党に1年以上コントロールされて、全く姿を現しませんでしたが、ここまで国際社会で注目を集めませんでした。

最近の例ですと、アリババの創業者ジャックマーも、中国政府を軽く批判する話をした後、勿論、それが全ての理由ではありませんが、3ヶ月間姿を現しませんでした。

世界のビジネス界で最も有名な中国の商業リーダーが姿を消しても、ここまで注目されませんでした。ウイグルやチベット等の地域での人権問題は長期間注目されてきましたが、この件程短期間で、ここまで広範囲に注目を集めませんでした。

では、今回、彼女の事は何故ここまで一気に注目されているのかという事は、今よく議論されています。その沢山の議論の中で、とても有力な考え方を皆さんに紹介します。

彼女の件が注目されている理由は、彼女に女性とスポーツという2つの要素が入っているからです。

先ず、仮に中国の女優さんが今回の事にあったなら、国際メディアで報道されても、直ぐに沈静化します。何故なら、中国の女優の生活や人生は世界の多くの人とほぼ接点がないからです。

しかしスポーツは言語・民族・宗教・地域を超える存在です。バックグランドが全然違う人を繋げるモノです。ですので、国際社会で注目を受け易いです。しかも今回話題の中心になった選手は、女子のスポーツで最高峰にあった選手ですので、知名度も高いです。

しかしスポーツ協会で最高峰に立っても、権力のある男性の前で、物扱いになるので、これは世界のフェミニズム女性解放運動の流れに反する事になりますので、フェミニストが看過出来ない事になります。

フェミニズムは世界で女性の地位を挙げる事に貢献しましたが、一部の所で行き過ぎている事もありますので、人によって評価はまちまちですが、それが今の世界で1つの政治勢力である事を否定出来ません。

中共は今回の事で、フェミニストを自分の敵に回してしまった事になりますので、彼女の事は簡単に消えない可能性が高いです。

この流れの中で、IOCは中共の側に立ってしまって、逆に自分の火をつけてしまいました。それと対称にWTAの様な組織は、世界から尊敬を獲得しますので、これからWTAから学ぶ組織が更に増えるに違いありません。

この事はここで終わる事は無いし、これから北京オリンピックボイコット運動に大きな影響を与えますので、もし何か大きな動きがあれば、又、皆さんに紹介します。

これからもこの様な話をしていきますので、ご興味のある方は、是非、フォロー、コメント、拡散をお願いします。又、このチャンネルを応援して頂ける方は、是非、メンバーシップもご検討下さい。では、又、次回、お会いしましょう。HaranoTimesがお届けしました。



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