C〇Pは伏魔殿?船まで隠して何をスルメイカ!
この画像はwikipediaから借用しています。
「魔の三角海域」バミューダトライアングルでは、船が突然消えてしまったという話がよく語り継がれている。しかしそういった特殊な海域でもないのに、中国船は突然姿を隠してしまうらしい。
今日は我らのHaranoTimesさんがオカルト話を始めるのかとビックリしたが、その裏にはC〇Pの新しい法律が関係していた。船が現実に消えているのではなく、船のデータが隠されているという事らしい。
三分の一も理解出来ていない私がここで詳しく説明すると、「それ違います」と言われそうなので、皆さん個人個人でHaranoTimesさんの動画をお聞きになって、或いは、その文字起こしをご覧になって、解釈して頂くしかないと思っております。ハイ、どうぞ!
11月に入って、90%の中国船は洋上で姿を消しました、
その裏で何が起きているのか?
その裏で何が起きているのか?
Harano Times 2021/11/26
皆さん、こんにちは。今日はThanks Giving感謝祭です。去年の9月25日に、このチャンネルを再開しました。視聴者の皆様のサポートと他の先輩方のサポートがあるからこそ、今のこのチャンネルがありますので、本当に感謝しております。
アメリカ大統領選挙が終わってからも、今迄このチャンネルを見続けて、色んな形でサポートして下さっている方、本当にありがとうございます。これからも頑張ります。引き続き宜しくお願いします。では、今日の話に入ります。
昨日、CNNの報道によりますと、海上で運航している中国の船が消失して、今それが世界のサプライチェーンの最新の問題になっている様です。
CNNの報道というと、先ずフェイクニュースという印象で、この様なニュースを出したのは、バイデン政権の政策で起きているインフレを中国のせいにしたいというイメージもありますが、でも、彼らが報道したこの事実は重要ですので、皆さんに紹介します。
普通の国際線で運航している船にはAISという追跡識別するシステムがあります。このシステムは陸上にある関連設備に船の位置情報、運航速度、船名等の情報を送って、船を追跡出来る様にします。
もし、距離の関係上、直接陸上に発信出来ない場合は、衛星を通す事もあります。これは飛行機の追跡システムと似ています。
貿易関係、又は海運関係の仕事をしたことがある方ならよく分かっていると思いますが、例えばコンテナ船を例にしますと、コンテナ船の航路は決まっています。
その航路で決まっている港によって、その港に降ろすコンテナを降ろして、その港に集まったコンテナを積んで、次の港に移動します。航路が変わらない限り、ズッとこの循環です。
勿論、台風は港の混雑等の理由で、その港に寄らずに次の港に行ってしまう事もあります。コンテナ船はこの様にして、コンテナに入っている貨物を回しています。
船がその様な情報を共有すると、どんな事が出来るかというと、各港がどの船がいつ到着するかを事前に把握して受け入れの準備をすると仕事がスムーズになります。
もし事前にその様な情報が無く、船が突然港に近づくと、港側も対応に困って、混乱が生じます。
勿論、中国の船もその様は情報を発信してきましたが、世界の海運データを収集しているヴェッセルズバリューという会社のデータによると、過去3週間で中国の船の90%は情報を発信しなくなりました。
つまり世界各地の港のシステムから90%の船の情報が消えました。パンデミックが始まってからズッと混乱していた海上運送が、これで更に大変な事になっていきます。
記者がこの件について中国外交部に確認したら、外交部は中国の海岸にある合法な設備は通常運転していると返事しましたが、国務院にも連絡した結果、回答を得られませんでした。
では何故中国の船はいきなり姿を消す事になったかというと、中共は11月から個人情報保護法というデータのセキュリティ、データの安全に関する法律を正式に実施しました。
【訂正】90%の船の情報が消えた話の事実の部分を訂正します。
申し訳ございません。
申し訳ございません。
HaranoTimes2021/11/28
皆さん、こんにちは。前回90%の中国船の信号が消えた話を皆さんに紹介しました。その話にとても大きな間違いがありましたので、ここで訂正したいと思います。
前回の動画で、中国の船が中国の海域から離れたら、AISの信号機が信号を発信しなくなったと皆さんに紹介しましたが、その話は逆でした。申し訳ありません。
実際の状況は、中国の海域から外に発信される信号が、90%減りました。つまり、中国の船でも、外国の船でも、中国の海域に入ったら、今迄出ていた信号の90%が減りました。
ですので、前回皆さんに紹介した話の逆になりました。間違った案内をしてしまって、申し訳ございません。中国海域という重要な部分を流してしまったのが原因です。今後は気を付けます。
沢山の方々から、その情報に基づいたコメントを頂きましたので、本当にすみません。本当の事実に基いて、もう1回説明します。
この様な事になった理由は、前回の動画でも紹介しました個人情報保護法です。この法律の決まりに曖昧な部分が多く、船舶の情報をどうすべきかについて、明確な指定がありませんでしたので、中国の関係者は船舶の情報を共有する事を停止してしまいました。
報道に依ると、一部の海域で、AISの信号を受発信する設備も取り除かれて、これから所謂「合格」の設備をつける事になったと言われています。
中国海域で情報発信が制限される為、海運業者が中国海域にある船舶の入港、出港する時間を正確に把握できず、船舶が中国から出た後に向かう国での手配が上手く出来ず、トラックの手配が混乱しているとtの事です。
特に、今多くの国で、トラックの運転手不足が問題になっていますので、中国の様な大量の貨物が出入りする国のタイムリーな物流情報がないと海運業者の仕事に問題が出ますので、世界の海運業に今、悪影響を与えています。
前回の動画を出した後、アメリカの商社に務めている方の情報によると約3週間前から、アメリカから出荷するにも、アメリカに入港するのも、中国船籍はバッタリと追跡出来なくなっている様です。
つまり中国海域の情報が封鎖されている以外、中国の船籍が発信する情報にも何らかの影響が出ている可能性があります。この事実関係について、コメント欄で教えてくれた方もいらっしゃしました。ご指摘ありがとうございます。
今後は出来るだけ、この様な事がない様にしますので、引き続き、宜しくお願いします。
一部のデータは中国本土から離れる時、中国政府の許可が必要です。中国の船が中国の海域から出て、その情報を他の国、又は機関と共有する事になりますので、中国政府の許可が必要です。
今の中国国内の雰囲気で中国政府から何か指令があった時、それを最大限まで実施します。
江沢民、胡錦涛時代、又は習近平の第一任期、習近平が権力闘争に集中していた時、中国共産党の官僚が上へ上がれるかどうかの基準は2つ。1つはGDP。もう1つは政治派閥や人脈でした。
その中でもGDPが優先で、GDPの成績が良ければ、人脈がそこまで厚くなくても、ある程度上に行けました。勿論、その過程で人脈を作っていかなければ、もっと上へ上がる事が出来ません。
しかし習近平の第2任期に入ってから、徐々に中共の幹部の昇進を人脈・政治立場を最優先する様になってきました。今になってGDPを見ていないと言っても良い位です。
ですので、最近、中共の動きを見れば分かりますが、習近平が決めた、中央が決めた事を地方政府の官僚が徹底的に実行しています。その典型的な代表例は各地でウイルス封じ込め令を実施する為に厳しい対策をとって、悪影響を考慮しない事です。
今回の船の事もそうです。地方政府や船会社は新しい法律を執行する為に、全体像が見えて、何が出来るか、何が出来ないかを知るまで、いきなりその基準を最も厳しくして、他の国の政府や会社の事を全く考慮せずに、隠す必要がないデータまで隠してしまいました。
これは世界のサプライチェーンにかなり悪影響を与える事になります。このシステムがなければ、衛星画像によって、位置の確認も出来る様ですが、効率と精度が落ちる様です。
この船の運航データがいきなり消えると、中共が戦争の準備をして、船の情報を消しているのではないかと思う方もいると思いますが、船の運航を確認しようとすれば、衛星からも確認出来ますので、このデータを発信しない事だけで、戦争の準備は出来ないと思います。
ここで1番重要な理由は、中国のデータに対するコントロールです。この法律が実施されてから、中国で沢山のアプリが調査を受ける様になりました。
皆さんがよくご存知の中国の有名なIT企業ウイチャットを運営しているテンセントは中国政府から指導が入りました。今テンセント傘下の全てのアプリは、アップデートが出来ない。新しいアプリのリリースが出来ない。全てのアプリが検査を受けないと、通常運営出来ない事になりました。
これも今回の新しい法律と関係があります。皆様がご存知の様に、今我々が使っている多くのアプリ無料です。無料のモノは誰でも使えるので、素晴らしい部分がありますが、1つの企業が製品を出す目的は、利益を得る事です。
ですので、我々がある製品を無料で使えるという事は、我々が顧客ではありません。それだけではなく、言い方がキツイかもしれませんが、我々は彼らが利益を得る材料になります。
我々は毎日の様に無料のアプリを気持ちよく使っています。でも、その無料と引き換えに、個人情報をそれらの企業に出しています。
例えば我々の好き嫌いを把握しているGoogleは、我々の好みに合う可能性の高い広告を出しています。私たちが検索している内容を把握しているGoogleは、他のホームページに関連商品の広告を出しています。
Googleは無料の写真や動画を保管するクラウドサービスを提供していますが、彼らはそこに保存されている写真や動画を材料にして、画像分析術を強くして、それらの技術を商品にして他の企業に売ります。
この様な例を挙げると、キリがないので、ここまでにしますが、つまりそれらの企業は私たちのデータを引き換えに、所謂「無料」なモノを提供しています。これは各先進国でも問題になっていますので、中国の様な所で、一般の国民の個人情報に対する保護な無いと同じです。
これも中国の多くの企業が、今の成績を入手出来た理由の1つです。ですので、この様な法律が出て、政府がいきなり基準を1番厳しくすると、引っ掛かる企業が沢山出てきます。
テンセントが大きいから今報道されていますが、それ以外にやられている企業も沢山ありますし、これからも沢山出てきます。今回の法律の実施で影響を受けたのは、中国の企業だけではありません。
アメリカのメディアVOAの報道に依ると、中国にあるイギリスの商工会議所の報道から分かったのは、今回の法律が理由で、一部の外資企業は中国で始める予定のプロジェクトを取消ました。
この新しい法律では、機密性のあるデータ、重要なデータが中国から離れると、中国政府の許可が必要です。しかし機密性があるデータは何か、重要なデータが何かの定義がシッカリしていません。
ですので、多くの企業は知らないうちに法律に違反してしまう可能性があります。これは中国の法律の大きな特徴である「曖昧さ」です。中共が都合よく解釈できる様にしたのが、その大きな理由の1つです。
又、この様な法律環境で、企業が知らずにグレーゾーンに入ってしまった後、中共はそれを理由に罰金を課して、自分の収入を増やす事が出来ます。
ですので、外資企業から見て、データに関連する事業に投資する事はリスクがあるので、投資を制限する企業も出ました。
これからデータは国の重要な資源になってきますが、それと同時にデータの流動性も今以上に増えてきます。
中国共産党は自分の政権を守る為に、データの流動に厳しい制限をかける様になりました。でも全てをコントロールしたい中国共産党は、全てのデータを自国内に封じ込める事は不可能ですので、中共の今のやり方は、この流れに反する事になります。
もし、今の侭、データの流動に厳しい制限を掛けると、中国と世界の繋がりが弱体化する可能性もありますので、この厳しい対策はいつまで継続出来るか、何処がバランスポイントになるのか、引き続き見ていきたいと思います。
これからもこの様な話をしていきますので、ご興味のある方は、是非、フォロー、コメント、拡散をお願いします。又、このチャンネルを応援して頂ける方は、是非、メンバーシップもご検討下さい。では、又、次回、お会いしましょう。HaranoTimesがお届けしました。

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