中仏合弁会社が運営する台山原子力発電所の大株主はアメリカの制裁リストに載っている広核集団で、フランス側の情報開示請求を鼻であしらったとか。         やっぱ隠蔽体質はプー国❣               そうそう、その広核集団に高額投資をしているのは梅爺の息子「狩人」…だから梅爺も隠蔽に加担してる?

11302021  台山原子力発電所.jpg

この台山原子力発電所の写真は2号機の方で日本電子力産業協会のサイトからお借りしております。

フランス電力からの内部告発!
中国広東省台山原子力発電所、また放射能漏れか?
その根本の原因はフランスの原発技術の欠点?

Harano Times 2021/11/30



皆さん、こんにちは。中国広東原子力集団とフランス電力が設立した合弁の広東省台山原子力発電所の事は、まだ皆さんの印象に残っている事と思います。

今年の6月に放射性物質に漏れがあった事で、かなり報道されていましたが、今回は又、新たな内部告発がありましたので、それについて紹介します。

今回の話は6月の話と繋がっていますので、6月に起きた事に簡単に触れておきます。

2021年の6月14日、アメリカのCNNで台山原子力発電所から放射性物質が漏れているとの報道がありました。アメリカ政府関係者は発電所を運営しているフランス電力の子会社フラマトム社から差し迫った放射性の脅威があるとの報告受けたとしたが、危機的なレベルではないとの結論になりました。

又、電力会社の説明では、1号機の燃料棒のコーティングが劣化により、一時冷却器で希ガスの濃度上昇があり、放射能を除去した上で、放出したと説明をしました。汚染ではなく、管理された放出であると発表しました。

2021年6月16日中国生態環境省は燃料棒の破損により、放射性物質の濃度が上昇したと発表しました。1号機の燃料棒の内、5本前後が破損したと発表しました。

これは全燃料棒の0.01%未満になるので、生態環境省は放射線量の上昇は、原発における安全稼働の許容範囲内であり、環境への放射性物質流出の問題は無いと強調しました。

2021年7月30日原発運営会社は、破損した燃料棒を交換し、破損原因を調べる為に、1号機の運転を停止したと発表しました。

破損は想定内だとして、運転を続ける考えを示しましたが、運転を停止する方針に転換しました。それと同時に施設外への放射線漏れを否定しました。

しかし最近、フランス電力の従業員が匿名でクリラッドというフランスの放射能に関する独立系の環境保護NGOに内部の情報を通告しました。

このNGOは、チェルノブイリ原子力発電所事故を受けて1986年5月に欧州議会議員の提案により成立されたNGOです。この組織の第一の目標は、市民の放射線防護になります。

このNGOの担当者はフランスのメディアRFIのインタビューを受けて、この話を公開しました。

フランス電力の従業員がこのNGOに公開した話によると、今年の7月1号機を運転停止して、燃料棒の確認を行って分かった事は、当時破損した燃料棒の数は公開された5本前後ではなく、70本以上でした。

しかも燃料棒はかなり酷いダメージを受けていました。又、それは1回目のテスト段階で既にダメージを受けていました。その理由は、1号機を試験運転した時に、機械に異常な振動があって、燃料棒がダメージを受けた様です。

この1回目のテストは具体的にいつの事だったかについて、報道では詳しく記載されていませんので、何とも言えませんが、確認したら、2018年6月に最初のテストを行っていましたので、その時のテストだった可能性が高いです。

内部告発者の話に依ると、2018年台山原子力発電所の第1号機が正式に商業運転に入った時に、機械の内部で既に異常な振動が起きていました。

会社の内部では機械の設計に問題があるという疑問がズッと存在していましたが、台山原子力発電所は運転を継続しました。

今、公開されている話に依ると、1回目のテストで異常な振動によって燃料棒がダメージを受けたから、2020年9月に行った第2段階のテストで、既にダメージを受けた燃料棒が更に大きなダメージを受けて、今年の10月に台山原子力発電所の第1号機で放射性物質漏れの問題が起きました。

因みに今年の10月にこの原子力発電所で放射性物質が漏れた話が正式に報道されませんでしたので、この問題を隠蔽した事になります。

勿論、私の確認漏れでその事を知らなかった可能性もあります。もし、この事が本当に隠蔽されているのなら、今回の話が公開された事によって、これから追加紹介が出る可能性があります。

その放射性物質漏れの範囲、原因、被害者が出たかどうか等について、これから追加調査や報道が出る可能性があります。

今回内部告発した人の話に依ると、台山原子力発電所で使っている発電機の内部に異常な振動がある事は、発電所内部で既に知られている事だそうです。

その異常な振動が起きる理由は、原子力発電機の設計に問題があると思われている様です。

今、台山原子力発電所で使っているのは、欧州加圧水型炉、略してFPRと言われている第3世代のモデルになります。主にフランス電力、フランス電力の子会社フラマトム、シーメンスなどが開発した物になります。

私は専門家ではないので、分かり易く説明する事が出来ないんですが、設計の問題上、水が均衡に流れない為、発電機の内部で異常な振動が起きると思われている様です。その振動によって原子力発電機の燃料棒がダメージを受けると言われています。

もし、内部告発で出たこの話が本当でしたら、今、中国の広東省にある台山原子力発電所の第1号機、第2号機だけではなく、今建設中のフィンランドと、フランスにある原子力発電所の機械でも同じ様な事が起きると予測されています。

だから今、このNGOが内部告発を受けた後に、正式にフランスの原子力発電所にレターを出して、設計と原子力発電機の作成を行っているフランス電力に説明をする様にとリクエストをしました。

今回、内部告発者は発電機の設計に問題があると言っている事について、RFIはそれをどう検証するかという質問をしました。

そのNGOの担当者は、ダメージを受けたのは周辺にある燃料棒だと言っているので、その原子力発電機の設計と、今迄の試験結果を確認すれば、その信憑性が分かる。

フランス電力とその機械を作った会社は、この様な情報を全部把握しているので、その情報を公開しないといけないと言いました。

今回の話を見れば、いつも中国側が情報を隠蔽しているというイメージでしたが、今回の件で、本当に内部告発者の話の通り、フランス電力の中で機械の設計に問題があるという疑問がズッと存在したにも関わらず、今までそれを公開しなかった事も大きな問題になると思います。

もし、本当に設計の問題なら、今迄、この技術を使っている電力発電所にも影響が出ると思います。

もし、単純に機械の製造上の問題なら、比較的影響が小さくなりますが、それでもシッカリ対応しないと、発電所が再開した時、又、同じ問題が起きます。

そのNGOの担当も、メディアのインタビューで原子力発電機の設計上で問題がある疑問がズッと存在しているのに、フランス電力は何故今迄、同じ機械を使い続けるのかと疑問に思っていました。

私がこれと関連する話を聞いたのは、約2週間前です。当時は台山原子力発電所で放射性物質漏れが起きているという話が薄っすらと流れていました。

その時も内部告発で、シッカリした情報源ではないので、確信を持って皆さんに紹介する事が出来ませんでしたが、今回フランスのRFIが報道した事から、その流れていた話は本当だった可能性が高いと思いました。

原子力発電所は現代社会に於いて、欠けてはいけない存在になっていますが、
安全面で問題が出ると、いきなり大問題になる可能性も高いので、情報の公開が必要になります。

数年前、フランスの原子力発電所で発電機の品質の問題で、建設が遅れた事もありますが、今回の事件と又、性質が違う様です。

原子力発電所に関わる必要な情報を公開せずに隠蔽していくと、何処かで大きな事故に繋がる可能性があります。

勿論、この事を皆さんに紹介しながら、その内部告発者が言っている事は事実ではない事を願っていますが、それでもそのNGOがその可能性がある事を公開して、調査を行う必要があると思います。短いですが、今回は此処までにします。もし、何か追加情報があれば、又、皆さんに紹介します。

これからもこの様な話をしていきますので、ご興味のある方は、是非、フォロー、コメント、拡散をお願いします。又、このチャンネルを応援して頂ける方は、是非、メンバーシップもご検討下さい。では、又、次回、お会いしましょう。HaranoTimesがお届けしました。

◆ ◆ ◆関連ニュース◆ ◆ ◆


台山原子力発電所から放射性物質が漏れているとの報道を即解説して下さったHaranoTimesさんの6月の動画


放射能漏れ懸念の台山原発 ハンター・バイデンが投資




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