アチラさんの無駄な抵抗?
最後まで諦めないヒラリー、大統領の座を狙っているのか?
Harano Times 2021/12/31
皆さん、こんにちは。12月2日の動画でヒラリークリントンが新しい大統領になるという予測を皆さんに紹介しました。その動画にかなりのコメントが集まりましたので、まだその動画とコメントを見ていない方は、是非、御覧下さい。
その予測を簡単に振り返ると、先ず、ハリスが何らかの理由で副大統領を辞めます。その後、バイデンは元国務長官、元ファーストレディであるヒラリークリントンを副大統領に指名して、国会の承認を得た後、ヒラリーが副大統領になります。
それでバイデンは健康を理由に大統領の座からおりて、副大統領になったヒラリーが大統領になるという予測です。このやり方は全部法律に基いた合法なやり方になります。
唯一の問題は、今民主党が国会で優勢がある内にやらないといけないという事です。来年の中間選挙で民主党は議席を失う可能性が高いので、その時、バイデンが指名した人が簡単に通らない可能性があります。
ですので、来年の中間選挙までにやらないといけません。来年の早い段階でハリスが辞任しないと全部のプロセスを終わらせる事が出来ません。この予測は本当に実現するかどうかは、近い将来で検証がつきますので、特に此処で細かく討論する必要がありません。
しかし最近、ヒラリーは確かに自分の露出度を増やして、影響力を上げようとしている傾向があります。この話について日本であまり報道されていませんので、此処で簡単に皆さんに紹介します。
その予測が出た後、12月9日、ヒラリーは始めて自分の2016年の大統領選挙で勝利した後に使う予定だった勝利演説について話をしました。
彼女はアメリカのオンライン教育プラットフォームをマスタークラスでその演説を紹介する予定で、その授業の紹介として演説の一部が公開されました。
勿論、私は彼女に授業にお金を払う予定がありませんので、演説の全部を聞いていません。今、公開されている部分では、彼女が自分のお母さんに、自分はアメリカの大統領になった事を伝えて、泣いてしまいました。
I’m going to share with you what I intended to say, if I had been elected 2016.
My fellow Americans, today you sent a message to the whole world
My fellow Americans, today you sent a message to the whole world
多くの左翼メディアはその部分を取り上げて、ヒラリーの事を報道し始めました。自分の6年前に公開出来なかった演説を今公開した事を見て、彼女をサポートする人は勿論、勇気を貰った様な話をしていますが、アメリカの保守派の中で、彼女はこの様な事をして、自分の露出度を上げようとしていると言いました。
厳しい人は、その演説を見て「気持ち悪くなった。どんな人がこんな事をするんだ」と言いました。
又、彼女がオンラインでメールのサーバの設定、ロシアゲートの様な事をどう計画するのかを教える予定だと揶揄する人も居ました。
ニューヨークポストのコラムを書いているMiranda Devineがフォックスニュースのインタビューで「ヒラリーはその涙が出ていない演説を公開する事によって、民主党にバイデンより若い自分をバイデンの代わりに後継者にしなさいとお願いをしている。ヒラリーは最後の最後まで諦めない」と批判しました。
彼女が自分の演説を公開した後、左翼メディアMSNBCは彼女をインタビューしました。そのインタビューでヒラリーは「もしトランプ大統領、又は彼と似ている共和党候補者が2024年の選挙で勝利すれば、アメリカ人はもう、アメリカを認めない」と言いました。
ここで彼女が言っている「彼と似ている共和党候補者」はMAGA運動を支持している共和党員と理解すれば問題ないと思います。
逆に彼と似ていない共和党候補者は、マコーネルの様なRINO議員を指していると思います。
マコーネルの様な議員が大統領選挙で勝利すれば、アメリカは未だ大丈夫という事を言っています。
彼女は、もし大胆に予測するなら、トランプは再び大統領選挙に参加する。彼はそれに準備をしている。彼の責任を問わなければ、彼は再び選挙に参加するだろうと言いました。
やはり今、左翼はトランプ大統領が選挙に参加する事を心配している事が分かります。
ここでヒラリーは彼の責任について詳しく話をしていませんが、国会事件の責任はトランプ大統領の責任であると言っています。又、彼女は、もし、彼が選挙に参加して、再選されれば、それはアメリカの民主主義の終焉で、アメリカが成功するか失敗するかを決めるポイントであると言いました。
シッカリした選挙で勝利する事のどこが民主主義を破壊した事になるのかについて、ヒラリーに説明して欲しいと思います。
シッカリした選挙があっても、場合に依って、相応しくない人を選んでしまう事があると思います。しかし去年大統領選挙で起きた事、その後、民主党が選挙法を自分に有利になる様に修正する為にやってきた事は、選挙制度を破壊する事のなりますので、それこそが民主主義を破壊しています。
又、彼女は「私は人々に警告した。私は彼を支持する事は危険である事を証明しようとした。彼と彼の周りの人を止めないい人を残念に思う。今、彼がどんなリーダーなのか、全員が分かった筈」と批判しました。
確かに彼女が言う通り、彼はどんなリーダーなのか、多くの人が分かってきたと思います。但し、それは彼女が言う『危険な人』ではなく、バイデン政権の出鱈目を見た後に、トランプ政権の良さが分かって、彼はどんなリーダーなのかが分かった人が多くなりました。
彼女はトランプ大統領だけではなく、今の共和党も批判しました。彼女は「共和党がトランプを追随する事はとても残念な事である。彼らには背骨と良心がない。我々は騒動を煽った人がコントロールしている政党を見ている」と批判しました。
彼女のトランプ大統領と共和党の批判を見ると、根拠のない批判である事が分かります。同じインタビューで、彼女は民主党の極左派も批判しました。
彼女はそのインタビューで「民主党は選挙で勝利する為の全体的な戦略を立てるべきで、単純に民主党の縄張りだけにフォーカスを当ててはイケナイ」と主張しました。
彼女は、「今は民主党が一丸となって選挙で勝利する事を考える時である。民主党、自由主義民主党と所謂進歩民主党がどう勝つかを考える時ではない。彼らが民主党の優先事項を決める時に、議論する事を理解出来る。それは彼らが主張する事だからだ。
私は議論する事を支持する。全員が議論する事によって、意思判断のプロセスに参加できる。しかし結局、結果を出す国会とホワイトハウスがなければ、全く意味がない」と今の民主党を批判しました。
皆さんがご存知の様に、バイデン政権が押していた大規模の投資計画は国会で通らない可能性が高くなりました。ここで彼女は民主党が団結していない事を批判しています。
又、彼女は所謂進歩民主党という言い方を使って、その民主党の中に居る極左派を指しました。極左派の政策は、アメリカ人の民主党に対する支持率を下げていますので、ヒラリーは極左派のあんまりにも過激的なやり方を支持していない事がわかります。ヒラリーのこの考え方は正しいです。
民主党が不正の手段を使わない前提で、今後の選挙で勝利する事を考える時、先ず、内部で分断を起こしてはいけません。
しかし民主党内部の極左派と温和派が協力出来る可能性は益々低くなっています。だから彼女は此処で、民主党内部の極左派を批判して、自分の政治主張をアピールしました。
トランプ大統領が先日、フォックスニュースのインタビューを受けました。司会者はヒラリーのこの話を出して、彼女が2024年の大統領選挙に参加する可能性について話をしました。
トランプ大統領は彼女と競争する事を期待すると言って、その後、選挙の不正について話をしました。
最近、彼女が突然又、注目を集める様になってきて、自らアメリカの政治について色々話をする事に依って、自分の影響力を上げようとしています。
それはアメリカの左翼が計画している事か、それともヒラリーが今の民主党を見て、自分には未だ可能性があると思って、動き始めたかは分かりません。
冒頭で話をした、ヒラリーが大統領になる予測が実現しないにしても、彼女は今2024年の大統領選挙を狙っている可能性が高まってきています。
民主党の人材と共和党の人材を比較すれば分かりますが、民主党内で大統領になれる影響力がある人はあんまり居ません。それもヒラリーにとってチャンスです。彼女は本当に最後迄諦めない人なのかを、これから見てみたいと思います。今日の話は此処までになります。
今回の動画は、今年最後の私が話す動画になります。今年の年始から、我々が想像も出来なかった事が沢山起きました。この一生忘れられない1年を皆さんと一緒に過ごせた事を感謝しております。本当にありがとうございました。
来年は今年を超える位、色々起きる年になる可能性もあります。これからも皆さんと一緒に、この世界の動きを見ていきたいと思います。来年も宜しくお願いします。
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