ルーズベルト「対日石油供給停止」の裏にあったシナ工作

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【日本語字幕】
中国を利用したアメリカ アメリカを利用した中国
F・ルーズベルト、宋嘉澍、蒋介石  
アメリカのアヘン・マネー、
蒋介石のプロパガンダ、
アメリカ人の傲慢と中国人の狡猾

Harano Times 2022/01/23


「日本の戦争責任の一部はアメリカにもある」
この絵を見た人はこう考えるのです。
日本の爆撃機が
中国人の頭上から日本の爆弾を落としている
しかし、その爆弾は
アメリカの鉄鋼で作られている。
しかも、爆撃機の燃料も供給している

私のアメリカ人だ
アメリカが日本の戦争責任を
共有しているという事は、
私にも責任がある
なんてことだ


皆さん、こんにちは。この動画を後で全部流しますので、その前に簡単な説明をします。

前回、ヒックス博士の日米開戦の動画を皆さんに紹介しました。
その動画の内容を知っていたから、あんまり価値が無かったと思う方も居たし、アメリカでは未だ継続的に当時の真実について話をしている人が居るのを知って良かったという様なコメントも頂きました。

歴史や情報に関する話をすると、それを既に知っている人は、必ず出ますが、それでもこの様なコンテンツを作っているのは、その事を知らない人の為、又は、今後他の人が参考に出来る資料を作る為です。

又、動画によって、日本では一般的に知られている事だが、海外では全然違う事になっている事を皆さんに紹介する事が出来るからです。

歴史や政治は、その時にならないと分からないモノで、それに影響を与える要素の沢山あります。水の流れの様に、流れている途中で、どんなモノに影響されて方向を変えてしまうのか、その時代に生きている人には分かりません。

或る歴史事件を皆さんに紹介する時、1つの動画の中で、時間の関係や知識の関係で、全貌を完璧に紹介する事は無理です。だからこのチャンネルで紹介するモノは、1つの点に過ぎません。

皆さんが他の所で知った、沢山の点が繋がって線になり、面になり、最終的に歴史事件に対して、立体感がある全貌を理解する事が出来ると思います。ですので、毎回、動画をあげた後、皆様から頂く補足のコメントは本当に助かります。皆様のコメントは動画の中に存在する不足を補ってくれるし、そのコメントを見て、気付きを得る人も多いと思います。

多くの方から林先生の動画は見た方が良いというコメントを頂いた後、私も最近、林先生の動画を見始めています。

彼の動画を見て、その時代の歴史はあんまりにも知られていない。あんまりにも改竄されている事を改めて思いました。ですので、何か良い勉強になる内容や、字幕を付けた方が良いと思った動画があれば、是非、教えて下さい。

前回の日米開戦に関する動画のコメント欄にルーズベルトの先祖はアヘン商人だったというコメントを頂いて、それに関連する内容を調べて、今回の動画に字幕を付ける事になりました。

今回の動画で話す人は、アメリカの有名な作家ジェームス・ブラットリーです。彼は第二次世界大戦の太平洋戦場を中心に歴史記録を本にしている人です。このスピーチは、彼が自分の本「チャイナ・ミラージュ」を紹介するスピーチです。

1時間のスピーチになりますので、その中の2つの部分を選んで、皆さんに紹介します。

前半はルーズベルトの母方の先祖はアヘン貿易で富を構築した富豪。その他にアヘン・マネーによって力をつけたアメリカ資本に関する話をします。

それ以外、アメリカに居た唯一の中国人クリスチャンだった宋嘉澍(ソウカジュ)はアメリカ人の幻想に商売のチャンスを見出して、大儲けした話をします。

宋嘉澍と言うと、知らない人も多いと思います。でも、中国の歴史に大きな影響を与えた彼の子供、宋氏三姉妹と言うと、もう少し知名度が上がると思います。

動画の後半では、タイムズ紙の創始者や中国育ちのアメリカ作家等によって、アメリカ人の中国に対する親近感が上がった事、蒋介石は異教徒の日本人と闘う敬虔なクリスチャン指導者というプロパガンダが浸透させて「アメリカから日本へ、石油や鉄を輸出する事は、アメリカの仲間である中国を攻撃している日本軍を応援している事になる」という世論を作る事に成功した話をします。

つまり当時砲弾で闘う戦場以外に裏でプロパガンダの戦いもあった事が分かります。でも、彼の演説の全体を見ると、中国の幻想を宣伝するプロパガンダを批判しながら、蒋介石ではなく、毛沢東を支援すべきだっという話をしていますし、太平洋戦場の事について研究しているのに、日本の当時の状況について、そこまで詳しくない事が分かります。

又、南京大虐殺を事実として扱っています。彼はその時代の事を研究しているのに、当時の事が分からなかったのか、それとも何かの忖度をしているのかが分かりません。

彼の本は売れているし、なかなかの高評価を得ています。この事から、日本で当たり前に知られている事実は、海外ではまだまだ浸透していない事が分かります。動画の紹介は此処までにします。動画を見た後、是非、ご自身の感想を皆さんとシェアして下さい。では、どうぞ。

では、フランクリン・デラノ・ルーズベルトの話をしましょう。

フランクリン・デラノ・ルーズベルトと聞けば、
何故か直ぐに中国を連想してしまうのは不思議な事です。

彼の母親、サラ・デラノ・ルーズベルトは
香港の豪邸で育ち、
若い頃のルーズベルトにも
多大な影響を与えました。

彼女はルーズベルトに生活費等の援助をしていました。

ルーズベルトは決して高給取りではありませんでした。
彼はただの公務員に過ぎなかったのですから。

しかし、ニューヨークにヨットや家を複数所有し、
メイン州の避暑地に別荘も持っていました。
そのお金の出所は?
デラノ家からです。

では、デラノ家はどうやって蓄財したのか?

母方の祖父、ウォーレン・デラノは、
アメリカ人「中国アヘン王」だったのです。
彼はアメリカで最大のアヘン商人でした。

アメリカにコカインを密輸していたカリ・カルテルが、
コロンビアの大統領を育てたのと似た様なモノです。

これを聞くと人々は驚きますが、
ウォーレン・デラノは
中国人から見れば犯罪者、
アヘンの売人だったのです。

これを私が昔の記録から掘り出してきた
珍しい話だと思う人もいるでしょうが、
そうではありません。

東海岸に行けば、
各所に「アヘン・マネー」の影響を
見つける事が出来ます。

イェール大学のキャンパスにもあります。
「スカル&ボーンズ」本部の建物は、
イェール大学のキャンパスにありますが、
この秘密結社は今でも
ラッセル財団から資金援助を受けています。

ウォーレン・デラノは
ラッセル一族の為に働いていました。

彼が働いていたのは、
中国最大のアヘン商社、ラッセル社です。

イェール大学は
「アヘン貴族」から寄付された土地に
建てられたのです。


コロンビア大学のキャンパスで
一番有名な建物は
アボット・ロウの名を冠した図書館ですが、
彼はウォーレン・デラノと
中国に渡り、アヘン貿易をしていました。

プリンストン大学にとて最初の大口後援者は
スティーブン・グリーンでした

スティーブン・グリーンは
ウォーレン・デラノが富豪になって
アメリカに戻った後、
ラッセル社のアヘン事業を引継ぎました。

アメリカ初の工業都市
マサチューセッツ州のローウェルは、
アヘン・マネーによって勃興したのです。

東海岸で最初の鉄道も
アヘン・マネーで敷かれました

ラルフ・ウォルドー・エマーソンは
偉大な超絶主義の思想家ですが、
何故、彼には思考を深める時間が
そんなに沢山あったのでしょうか?
アヘン富豪の娘と再婚したからです。

外交問題評議会、クーリッジ家、
チキータバナナ社、AT&T

そこでフォーブズという名を持つ人々の
家系を調べてみて下さい。

ジョン・フォーブズ・ケリー国務長官も、
曾祖父はアヘン商人でした。

中国人が言っている「百年の屈辱」とは、
正にこの事なのです。

英物米海軍の監視下で、
中国にアヘンを押し売りしていたのです。

ウォーレン・デラノは
広東の現地顧問の役割を果たし、
第一次アヘン戦争に参戦する
米海軍の艦船を招致しました。

広東(現在の杭州市)に行ってみて下さい。
アヘンを持ち込むのをやめてくれと
ウォーレン・デラノに懇願した男(林則徐)を
記念した銅像が建っています

ニューヨークのチャイナタウンに行けば
中国系アメリカ人が建てた
2つの銅像が見られます。
1つは孔子
もう1つは
ウォーレン・デラノに
アヘンの在庫を廃棄する様に頼んだ役人(林則徐)です。

20世紀に話を移しましょう。
孫文は中国のジョージ・ワシントン的存在で、
彼の1番の金づるは宋嘉澍でした

私はこの本に書いた宋嘉澍の話が大好きです。
宋嘉澍は
若くしてアメリカの東海岸に移住しました。
それは良い決断でした

西海岸ではアメリカ人が中国人を
撃ち殺して海に捨てていたからです。

18歳の宋嘉澍は、
ノースカロライナへ行きました

彼は南部メソジスト教会でキリスト教徒になり
地元の新聞は歓呼してこれを報じました。
「宋嘉澍はノースカロライナで
唯一の中国人キリスト教徒だ」と

南部メソジスト教会は
彼が宣教師として帰国し、
「新しい中国」の発展に寄与してくれると考えました。

中国がアメリカナイズされ、
キリスト教国になる事を期待して
宋嘉澍自身もそうするつもりでした

そして彼は中国に帰国します
しかし、ほどなく彼は
アメリカ人宣教師たちが気付いていない
「あること」に気が付きました。

それは「アメリカ人の期待に反して、
キリスト教へ改宗する中国人は殆どいない」
という事です。

宋嘉澍は頭の切れる男でした
彼はアメリカの教会から
中国で布教する宣教師たちに流れる
大金に目をつけました。

月日が経てども、中国人の改宗者は
一向に増えませんでした。

しかし中国に「幻想」を抱いていた
アメリカ人宣教師たちは
本国に手紙を書き続けました。

「あともう少し資金を送って頂ければ、
いずれ中国人はキリスト教徒になります」と

宋嘉澍は、その金脈を発見し、
利用する事にしました。

彼はアメリカ聖書協会と契約し、
上海で聖書を印刷する事にしました。

現地の宣教師たちは
宋嘉澍から聖書を買い、
夢を追い続け、
宋嘉澍は
その「中国の幻想」のお陰で、
財産をこしらえました。

ヘンリー・ルースは、TIME誌の創刊者です。
TIME誌は、最初の巨大マルチ・メディア企業です

ルースは宣教師の息子として中国で生まれ、
アメリカの有力なキリスト教指導者として
蒋介石を宣伝する為に出来る事は、
何でもやりました。

キリスト教徒の独裁者
蒋介石を宣伝する為に
自身のマルチメディア帝国が持つ莫大な
リソースを活用したのです。

驚くべき事に、
ルースは、ルーズベルトやチャーチルよりも
多くTIME誌の表紙に蔣介石を起用しました。

ところで、私の本のタイトルは
「中国という幻想(The China Mirage)」です

チャーチルが
「壮大なアメリカン・イルージョン」
と表現していた事です。

チャーチルは将官の1人にこう言いました
訪米した時に学んだ事があるとすれば、
それは「中国」という言葉だ

中国はアメリカ人の心をわしづかみにしている
アメリカ人たちは、
ロシア軍を描写する時に使う表現を
中国軍についても使っていた
何度も繰り返して

彼は将官たちに、
アメリカ人の心の中にある
「壮大なアメリカン・イリュージョン」つまり
「中国という幻想」に注意する様警告しました

実は、1930年代のNo.1作家は、
中国で布教していた宣教師の娘でした
彼女の名前はパール・バックで、
「大地(The Good Earth)」という本を書きました。
「大地」は20世紀で唯一、
2年連続で1位を獲得した本でした
超大作もいいことろです。
史上最も売れた本の1つです。

非常に興味深い話があります
1930年代、
アメリカには中国人は殆どいませんでした

彼らはチャイナタウンに
寄り集まって生活していました

当時、中国人がアメリカに来るのは
違法だったのです

アメリカ人は
隣に中国人を住まわせたくなかったのです

しかしパール・バックが本の中で描いた
「愛すべき中国人」の影響で、
アメリカ人は中国人に恋をしてしまうのです。

私が言いたいのは、この事です。
アメリカ人は
「アメリカ人の様になりたいと願う中国人」を
愛しているのです。

私たちはおとぎ話を愛し、
幻想を愛したのです

パール・バックは中国の専門家として
扱われ始めました
講演活動も行い、
バージニア大学での講演では
「中国人とアメリカ人は殆ど同じ人間だ」
と説明しました

「肌の色は違えど、共に広大な国土、
砂漠、平原で暮らし、同じ種類の穀物を
食べています」

「中国人の心臓も、アメリカ人の心臓と
同じ様に鼓動している事がわかるでしょう」
「彼らは私たちの様になりたいと願っているのです」と

「大地」は映画化されましたが、
スクリーン上で白人が中国人に触ったり、
キスをする事は法律で禁じられていた為、
中国人の俳優を起用する事は出来ませんでした。

その為、中国人役は中国人風の化粧をした
アメリカ人が演じました。

1930年代に蒋介石が抱えていた問題とは
何だったのでしょうか?

それは日本人が彼の国を侵略した事です。
(※JapaneseをChineseと言い間違えた)
例の大虐殺の後…
その前に、私がこの本から学んだ事を
言わせて下さい。

日本人が中国に侵攻し、
中国で行った残虐行為について、
沢山のニュース映像を見た事があると思います
私が知らなかった事は
1930年代に日本に軍事物資、石油、ガソリン、鉄鋼を
供給したのは誰だったのかという事です
フランクリン・ルーズベルトです

米国務省は率直にこう言っていました
中国でしか手に入らない資源はない
だから日本が中国全土を占領しても問題ない

しかし一方で、
日本はアメリカにとって
アジアで1番の「お得意様」であり、
綿花の収穫量の半分を買ってくれ、
メリヤス用の絹を供給してくれていました。

1930年代を通して、アメリカの産業界は
日本という「戦争マシン」に物資を供給して、
莫大な利益を上げていました。

ここで蒋介石にはチャンスが回ってきます
1937年の南京大虐殺の後、
蔣介石と宗一族は、彼らの事が大好きな
アメリカ人宣教師と運命的な出会いをし、
ある計画を立てました

この宣教師たちはニューヨークへ行き、
マンハッタンの中心部、ニューヨーク公立図書館から
2ブロックの所に、
チャイナ・ロビー委員会を設立しました。
この委員会のスタッフは
アメリカ人宣教師たちでした

委員長はヘンリー・スティムソン元国務長官で、
彼は1930年代のアメリカで
「外交の天才」と呼ばれていました。

その委員会は
「日本の侵略に加担しない為のアメリカ委員会」
と呼ばれました。

この委員会を設立した彼らの目的は、
アメリカ人に日本への援助をやめる様に
訴える事でした。

彼らの主張はとても洗練されたもので、
非常に巧妙でした

パンフレット、スピーチ、ラジオ広告等、
2年に渡るプロパガンダによって
米世論調査会社ギャラップによれば、
アメリカ国民の75%が
日本への石油供給を停止しても
問題ないと考える様になりました。

彼らの主張はこうです

アメリカ人よ、
自分たちのしている事に
罪悪感を持つべきだ
あなた方は
日本という「戦争マシン」に
物資を供給している

日本は中国人を殺戮しているだけでなく、
中国を
アメリカ化、キリスト教から遠ざけている

アメリカが参戦する必要性がなくなれば、
アメリカは誰とも戦わずに済むのだ

それにはガンジーの様に(非暴力的で)
日本の石油を断ち切れば良いだけだ

日本軍は自らを恥じて
中国から撤退するだろう

そして新しい中国が台頭し、
キリスト教化が進むのだ

スティムソンは、こう発言しました

日本が我々に報復する可能性があるかって?
有り得ない
日本人は決して そんな事しないだろう
我々は平和を希求するだけだ
これがアメリカの平和的プランだ
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この様なパンフレットも作られました。
「アメリカは日本の軍拡を止めるべき?」
こちらは私のお気に入りのパンフレットです。
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「日本の戦争責任の一部はアメリカにもある」
この絵を見た人はこう考えるのです
日本の爆撃機が
中国人の頭上から日本の爆弾を落としている

しかし、その爆弾は
アメリカの鉄鋼で作られている
しかも、爆撃機の燃料も供給している
私のアメリカ人だ
アメリカが日本の戦争責任を
共有しているという事は、
私にも責任がある
なんて事だ


これからもこの様な話をしていきますので、ご興味のある方は、是非、フォロー、コメント、拡散をお願いします。又、このチャンネルを応援して頂ける方は、是非、メンバーシップもご検討下さい。では、又、次回、お会いしましょう。HaranoTimesがお届けしました。




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