ウクライナ危機を煽って戦争になると騒ぐ世間を横目に「戦争にはならない」と理路整然と語るHaranoTimesさん◆又、ファンが増えそう!
48時間以内に世界大戦が始まるような緊張感、
本当に戦争は起きるのか?
ウクライナの動きからわかる、危機が緩和するサイン、
なぜウクライナはこのような窮地に落ちたのか?
中国が外国人選手を大量に起用した疑い
本当に戦争は起きるのか?
ウクライナの動きからわかる、危機が緩和するサイン、
なぜウクライナはこのような窮地に落ちたのか?
中国が外国人選手を大量に起用した疑い
Harano Times 2022/02/15
皆さん、こんにちは。今日は前回皆さんに紹介しましたオリンピックで起きている中国チームの国籍問題のアップデートtウクライナの問題について、話をしたいと思います。
ウォールストリートジャーナルの報道によると、中国のアイスホッケーチームにかなりの帰化選手がいます。この前の動画でも、この話を皆さんに紹介しました。男女のチームを合わせて考えると、帰化選手は半分以上を占めます。
オリンピックのルール上、選手はその国の国籍を持っていないとイケマセンが、中国がどの様な方法を使って、外国人で出来ている代表チームを作ったのか?
彼らの選手の国籍や選手の身分は北京オリンピックの最も厳しく守られている秘密の1つになっている様です。
ウォールストリートジャーナルの報道によると、中国のアイスホッケーチームを担当している機関、IOC、国際アイスホッケー連盟等のアイスホッケーの担当者達は選手の国籍の問題に関する質問に対応していない様です。
ウォールストリートジャーナルは、或る中国の男子アイスホッケーチームに参加したアメリカ人選手のお父さんにインタビューしました。
そのお父さんは、インタビューで自分の子供はアメリカ人、彼が中国に行って試合に参加する事を支持している。又、その選手の話によると、彼と、彼の数名のチームメイトは、今もアメリカのパスポートを持っている様です。
そのお父さんは、彼らが中国の国籍を取得したのかという質問に対して、回答するのを避けて、その問題についてコメントをしたくないと回答しました。
ウォールストリートジャーナルは中国政府と、中国のスポーツ部門に国籍の問題について問い合わせした所、回答するのを拒否した様です。
ウォールストリートジャーナルの報道から、中国は明かに自国の法律とIOCのルールを破って、他の国から選手を雇っている可能性が大きい事が分かります。
中共が法律を守らないのは、特に意外な事ではありません。残念なのは、中共は癌の様な存在になり、中共が絡んだ国際機関が次から次へと腐っていく事です。
IOCが今回の事にシッカリ対応しなければ、オリンピックのイメージは崩壊していきます。
では、ウクライナの話をします。メディアの報道を見ていると、ウクライナ危機は今かなり深刻になっていて、今すぐにでも戦争が起きそうな感じになっています。
先週金曜日、アメリカの国家安全保障問題担当大統領補佐官、ジェイク・サリバンは、「ロシアはウクライナとの国境付近で、十分な軍隊を終結させている為、いつでも大規模な攻撃を始める事が出来る。又、その攻撃は空襲から始まる可能性がある」と言いました。
それと同時に、アメリカ国民に48時間以内にウクライナから離れる様に警告をしました。又、国務長官ブリンケンも、「攻撃はいつ始まってもオカシクない。オリンピック期間中に戦争になる可能性もある」と言いました。
ドイツのメディアは、彼らが入手した情報に基いた報道で、アメリカのCIAは11日にアメリカ政府と他のNATOの加盟国に、ロシアは早くて16日にウクライナを攻撃すると報道しました。
又、アメリカのCIAは秘密報告書にロシアの侵入ルート等の詳細情報も入れた様です。攻撃のルートと具体的な記述迄の情報が流れましたので、国際社会の緊張感が一気に高まりました。
この情報が本当なら、48時間以内にロシアは攻撃を初めて、最悪アメリカとの戦争になって、世界大戦になる可能性があります。
これらの情報が出た後、アメリカの国防省は、これらの情報の信憑性を確証出来ないと言いましたが、既に20ヶ国以上が自国民にウクライナから離れる様に警告を出しました。中共はウクライナにある大使館の職員は撤退しないと発表しました。
それ以外にフランスの大統領マクロンは、プーチンと緊急会談をしました。その会談でプーチンは、「ロシアがウクライナを攻撃すると言っている事は、挑発的な憶測に過ぎない」と言いました。
又、バイデンとプーチンは1時間以上の電話会議をしましたが、何も進展がなかったという結論でした。
ドイツの首相オーラフ・ショルツは今日からウクライナとロシアを訪問する旅を始めます。その目的は勿論、今高まっている緊張感を緩和させる為です。
ロシアのテレビ局が最近公開した動画の内容によると、ロシアの外相がプーチンに仕事の報告をした時、ロシアには未だ、西側諸国と何らかの協定に合意する可能性があると話をしました。
ロシアがこの様な内容を公開した目的は明らかで、今も戦争ではなく、会談で問題を解決したいと考えている事が分かります。
この前、ウクライナに関する動画を作りました。今の状況はその時とあんまり変わっていません。アメリカを初めとするNATOの加盟国は、今の危機は深刻化して、直ぐに世界大戦が始まる様な宣伝をしていますが、ロシアは戦争ではなく、交渉したいと言っているし、ウクライナも今すぐに攻撃される様な体制をとっていません。
前回の動画で、ウクライナの危機は当時のキューバ危機の様に緊張感が高まり、最後は戦争が起きない可能性が高いと言いました。
それで、今、ウクライナ側に変化が起きましたので、この戦争の危機が終わる可能性が出てきました。
BBCはウクライナ駐イギリスの大使にインタビューしました。そのインタビューで、ウクライナはNATOに参加する事での立場を変える可能性があるのかと聞かれた時、その大使はNATOに加入する事で柔軟性を維持したいと言いました。
この話をもっと分かり易く言うと、ウクライナはNATOに参加する可能性もあるが、やめる可能性もあると言っています。
又、そのインタビューが終わった後、ウクライナの大使は補足で、ウクライナはNATOの加盟国ではないので、ロシアとの交渉で譲歩する可能性があると発言をしました。
これらの話から、ウクライナはNATOに加入する事で譲歩して、加入を後ろにズラす可能性があるのが分かります。
しかしそれと同時に、ウクライナの大統領ゼレンスキーは「引き続きウクライナの安全と主権を守る為にNATOに参加するしかない」と発言をしています。
2人が矛盾する話をしています。自分の面子を守る為に、大統領が強気の発言をして、大使が本当のメッセージを出している可能性がありますし、ウクライナ内部で、NATOに加入するかどうかについて、違う意見が出ている可能性があります。どちらにしても、これはプーチンが1番見たい結果です。
完全にNATOに加入しないと決めたのではなく、内部で分裂が起きただけで、NATOに加入する事は後ろにズレる事になります。これはプーチンが今迄、これ程騒いで達成したい最も大きい目標―つまりウクライナをNATOに参加させない事です。
今、ウクライナから出ているこれらのメッセージを見て、プーチンは軍事演習が終わった後、国境から軍隊の一部を引く可能性があるかもしれません。
では何故、バイデン政権は急に、この危機が大きくなっていると主張しているでしょうか?
先ず、これはバイデンの国内政治での失敗から、人々の注意力をウクライナ問題に分散させる為です。バイデンがホワイトハウスに入ってから、どれ程失敗しているかについて、皆さんは一杯聞いていますので、ここで補足説明する必要がないと思います。
又、戦時中の大統領の支持率が上がりますので、もし、ウクライナで危機が起きると、バイデンの支持率が上がる可能性があると考えているかもしれません。
ですので、「今のこの危機は深刻化している」と言った方が、バイデン政権には有利です。又、アメリカの左翼はロシアを敵として見ています。ロシアの前で弱腰になると批判されてしまいますので、嘘でも強い態度を出さないとイケマセン。
もし、ロシアが本当に戦争を始めると、バイデン政権は厳しい制裁をしないといけません。もう1つはバイデン家族はウクライナで複雑な利益があります。皆さんも聞いた事があると思います。
もし、ウクライナがロシアに盗られてしまうと、それらの情報はロシアの手に落ちてしまいます。ロシアはそれらの情報を既に把握していると思いますが、バイデン政権がウクライナにプレッシャーを与え易いので、出来ればロシアがウクライナを取る事を避けて欲しいと思っている筈です。
もしこの状況で、ロシアが攻撃をしなかったら、これはバイデンの成績になります。今、この危機が大きければ大きい程、バイデンの特典が高くなります。この視点で考えると、バイデン政権は、ロシアが本当は攻撃しない事を知りながら、危機が大きくなった様に宣伝して、自分の成績を大きくしようとしている可能性はゼロではありません。
ですので、総合的に考えると、バイデン政権はウクライナで危機が起きる事を期待している。でも同時に、その危機は自分がコントロール出来る範囲内での危機になる事を期待しています。
では、ロシアはこの危機で何を得たいのか?それは今迄何回も話をした様に、NATOがこれ以上、東へ拡張しない様にしたいです。つまりウクライナがNATOに加入しない様にしたいです。
これはロシアの目標なので、もしロシアがウクライナを取ってしまうと、逆に自らNATOの加盟国と繋がってしまう事になります。そうなるとウクライナのクッション効果もなくなります。
ですので、ロシアは本当にウクライナを攻撃したいと考えていません。それ以外の理由について過去の動画でも話をしていますので、此処では割愛します。
NATOもロシアと直接戦争したくない筈ですが、ロシアの脅迫があるから、ウクライナをNATOに入れないという話は出来ません。
でも、ウクライナから今NATOに参加する事を後ろにズラすメッセージが出ていますので、NATOはウクライナの意向を尊重するという理由で、一旦下がる可能性があります。
今の所、私は引き続き戦争が起きないと判断しています。勿論、危機が深刻化するに連れて、意外なトラブルが起きる可能性も存在しますので、これからの1週間や2週間で結果が出ると思います。
今回の危機の主人公、ウクライナの話をしますと、ウクライナが今の状況に落ちてしまった大きな理由は、ウクライナに長期的な戦略がなかったからです。
ソ連は当時ウクライナに沢山の核ミサイル・78万人規模の軍隊、6千台以上の戦車、350隻以上の軍艦等を配置していました。
ソ連が崩壊した後、当時、ウクライナは世界3番目に多い核ミサイルを持っている国でした。もし、それらのミサイルを持っていれば、今、ロシアは此処までウクライナを脅迫する事が出来なかった筈です。
でも、ウクライナは核ミサイルを放棄しました。彼らが放棄した理由は、先ず当時、ミサイルをコントロールするシステムはロシアにあったので、自分はあんまり活用出来ないと考えていました。
又、アメリカ、NATOは、もし核ミサイルを放棄すると、財政面でサポートする提案を持ち掛けました。当時、ウクライナの経済は良くなかったし、核ミサイルがあっても活用出来ないと思ったので、ウクライナは核ミサイルを放棄しました。
ウクライナが完全に核兵器を処分したのは2006年になります。今、プーチンがウクライナに強気になっている理由の1つは、ウクライナに核兵器が無いからです。
勿論、核兵器に反対している人から見て、それは正しい判断かもしれません。此処で言いたいのは、自分を守る為に、自分を武装する必要があるという事です。それは核兵器でなくても、シッカリと力を備えないとイケマセン。
これからもこの様な話をしていきますので、ご興味のある方は、是非、フォロー、コメント、拡散をお願いします。又、このチャンネルを応援して頂ける方は、是非、メンバーシップもご検討下さい。では、又、次回、お会いしましょう。HaranoTimesがお届けしました。
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