プーチン劇場開幕…正気の沙汰とは思えない◆刻々と変化するウクライナ情勢

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世界を録画で騙すプーチンの演技、
ウクライナ東部の独立を承認したことで、戦争の可能性が一気に上がった、
これからどうなるのか?
バイデン政権とNATOの弱さが招いた混乱な状況

Harano Times 2022/02/23



皆さん、こんにちは。今日は引き続き、ウクライナの情勢について話をします。ウクライナの情勢は刻々変わっていますので、皆さんがこの動画を見る時、既に色々変わっているかもしれません。ご了承下さい。

昨日朝、ニュースを見た時、プーチンとバイデンが会談する話が流れましたので、ウクライナ危機は外交ルートで解決される可能性が見えていました。

でも数時間後にプーチンがウクライナ東部にある2つの州が独立国家である事を認める話が出ました。

前回の動画で、もしプーチンがウクライナの東部にあるドンバスエリアで行動しようとすると、先ずは外交交渉の失敗、ロシアの議会での手続きを終える等の条件が必要という話をしました。

今回、プーチンがやったのは、ロシア議会の手続きの部分になります。ロシアの議会は、その2つの州は独立国家であるという案を既に通して、後はプーチンが署名するだけの所までいっていました。

今迄、プーチンが本格的に行動しないと判断した理由の1つは、プーチンがその案に未だ署名しなかったからです。

今回が正式に署名した事によって、彼が本格的に動く可能性が上がりました。この2つの州の独立を認めると、今まで、チャンネルで話をしてきた代理人戦争が始まる可能性が高まります。

前回の動画で、ウクライナの東部にある2つの州ドネツク州とルガンスク州の話をしました。その2つの州はウクライナの東部にあるロシア人がメインに住んでいるエリアです。

2014年そのエリアで反乱が起きた後、その2つの州はドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国として独立するつもりでしたが、国際社会では認められませんでした。ロシアも承認しませんでした。

当時、ロシアが承認しなかった理由について色んな言い方がありますが、その1つの理由は、その2つの州がウクライナ内部にあるとロシアはその2つの州を通して、ウクライナの政治に影響を与える事が出来るからと言われていました。

もし、これが本当の理由なら、現在のウクライナ政権は親欧米だから、その2つの州がウクライナの中にあっても、意味がないので、プーチンはそこを領土にしたいと思っているかもしれません。

プーチンが正式にその2つの州を独立国家である事を認めると、勿論、欧米から反発を受けます。何故なら、その2つの州を独立国家と認めた後、その2つの州がロシアに倒れて、当時のクリミアと同じ状況になり、その2つの州がロシアと合併してロシアの国土になるからです。

今回、プーチンがその2つの州を承認する事で世界を騙す演技をしました。昨日午後6時、彼は国家安全会議を開いて、自分の立場や考え方について、約1時間位の発言をした後、その会議に参加した政府の上層部の意見を聞きました。

それで重要な上層部が1人1人発言をして、プーチンを支持しました。しかしロシアの国防長官の時計はお昼の12時頃でした。つまりお昼12時に開催された会議で用意された動画を午後6時にライブの様に放送しました。

又、その会議で2つの州の独立を承認する事を決めた後、既にその場で準備をしていたその2つの州の代表と直接協定を交わしました。

先ず、国家を承認する協定をした後、その2つの国から協力のリクエストがあって、平和維持に関する協定を結びました。プーチンは此処で6時間の準備時間を獲得しました。

世界がバイデンとプーチンがこれから会談をして、この危機は外交手段で解決されると思ってた時、プーチンは既にウクライナ東部の独立を認める決断をして、その2つの州の代表と協定を交わしていました。

プーチンが今回ここまで出来た大きな理由は、アメリカとNATOの態度が弱かったからです。

NATOはロシアがウクライナを侵略すると、ウクライナをNATOに入れるという位のメッセージを出していなかったし、バイデン政権は経済制裁の話をしても、軍事面で支援をする話をしていないので、プーチンはウクライナの東部で行動しても、大きな戦争にならないと判断した事が分かります。

又、プーチンがその2つの州を承認する時、ウクライナの東部は昔からロシアの領土である。今のウクライナは1917年、ソ連共産党が創った国家であり、ウクライナには本当の意味での国家の伝統が存在しないと言いました。

言い換えれば、ウクライナの歴史や主権まで否定しました。又、今のウクライナは傀儡政権の下で、アメリカの植民地になったと言いました。これらの発言はかなり重い発言になります。

それ以外にも、ウクライナはドンバスエリアでの一般住民エリアを砲撃し、ウクライナの軍隊に攻撃停止のリクエストをしたが、ウクライナは攻撃をやめなかった。だからロシアは行動すると言いました。

長年、ウクライナのリーダーは責任を果たせず、国が経済危機に陥って、欧米の諜報機関がウクライナでの浸透を継続し、ウクライナに大量の武器を供給し、アメリカとNATOはウクライナを戦場に変えた。

ウクライナがNATOに加入する事は、ロシアにとって大きな脅威になる。ウクライナは核兵器を持とうとしている。それは世界の安全の脅威になると言いました。

此処まで、プーチンが言っている事は正しいかどうかは置いて於いて、これは彼が出した理由です。自分ではなく、ウクライナ、アメリカ、NATOのせいで、今、ロシアは動かないとイケナイと言っています。

プーチンがその2つの州の独立を認めた後、これから何が起きるのかと言うと、先ずは欧米からの制裁です。制裁の詳細について、又、後で話をします。

それ以外、プーチンは平和維持部隊をウクライナの東部へ派遣すると言っています。この平和維持部隊をどの様な形で派遣するのかは、まだ分かりません。NATOはロシア軍が昨日夜、ウクライナのドンバスエリアに入ったと言っています。

今、ロシアの軍隊がウクライナに入った動画も流れています。ウクライナは今、かなり難しい局面に落ちています。この2つの州が独立しようとしていて、ロシアもそれを承認しました。

では、ウクライナはその2つの州が、国家を分裂していると鎮圧を行うのか、もしウクライナがその2つの州を鎮圧しようとすると、その2つの州はウクライナ政権に勝てないので、自然とロシアのサポートを求めます。そうなるとロシアがその2つの州を軍事面で支援して、代理人戦争が始まります。

今、アメリカのメディアの報道では、ロシアはウクライナに対して空襲を行って、ウクライナの大統領ゼレンスキーをウクライナから追い出してから、親ロ派の政権をサポートする可能性があると言っています。

もしロシアが本当にウクライナに対してこの様な行動を取ると、ロシアは自分でも紹介しきれない大きな負担を負ってしまいます。

ウクライナの人口は4千万人で、ロシアの人口は1億5千万人位です。1億5千万人の国が4千万人の国を完全に取る事はほぼ不可能です。

又、ソ連の社会主義政策で、ウクライナでかなりの犠牲者が出たので、ウクライナの主要民族であるスラブ人はロシア人から統治される事を嫌がっています。ですので、ロシアが親ロ派の政権を作っても、今のウクライナは長持ちしません。

もしロシアが全面的にウクライナを侵略すると、ウクライナの中で内戦が起きる可能性が高いです。今の所、ロシアは未だ本格的に動いていないので、プーチンは未だNATO、アメリカが何処まで強く出るのかを試している可能性があります。

プーチンがその2つの州の独立を承認した事で戦争になる可能性が上がりました。ウクライナの国防相の話によると、今ウクライナの全ての軍隊は戦争準備状態に入り、作戦命令待ちになっています。

それと同時に、兵士に突撃と煽りの影響を受けずに冷静を保つ様にと命令をしています。又、ウクライナの大統領は、ウクライナは自分の国の主権を守る能力がある。領土を渡さないと宣言して、外交を通して問題を解決する。長期的な対応をする準備をしていると話をしました。

バイデン政権は米軍の警備レベルをレベル4からレベル3迄上げました。この警備レベルは5段階に分かれており、5は最もレベルが低く、1は戦争状態になります。レベル3は米軍の警備レベルの平均値以上になります。これはアメリカ史上4回目のレベル3に入った事になります。

過去3回は、キューバ危機、湾岸戦争と、911の時です。ですので、レベル3と言っても、米軍は警備上では戦争の準備をしている状態になっています。

これから欧米の制裁について話をします。先ず、昨日バイデン政権はアメリカ人や企業が、その2つの州に対して投資してはいけない。金融面で繋がってはイケナイという制裁を出しました。

でも、オカシイ事は、ロシアがその2つの州を承認したのに、バイデン政権はその2つの州を制裁して、ロシアを制裁していません。ロシアが正式に攻撃を始めないと、ロシアに対する制裁を始めないと考えているかもしれません。

実は、もし本当にロシアに対して厳しい制裁を行って、SWIFTシステムからロシアを排除すると、ロシアと経済面で繋がりが強いEU各国も影響を受けますので、バイデン政権は簡単にこの手を使わない可能性があります。

私がこの原稿を書いている時、バイデン政権はロシアがウクライナに侵入したと認定して、これからロシアに対する制裁を始めると報道されています。具体的に何処まで制裁するのかは未だ決まっていません。

ドイツのショルツ首相は22日ウクライナ情勢の緊迫化を受け、ロシアからの天然ガスパイプライン「ノルドストリーム2」の承認作業を停止すると発表しました。又、ドイツはウクライナ東部の2つの州を独立国家であると承認しないと言いました。

2月初旬、ショルツとバイデンが面談を行った時、バイデンは、もしロシア軍がウクライナに入ると、そのガスパイプを止める話をしました。当時、ショルツはその話題を出来るだけ回避していましたが、今回はその承認作業を停止すると決めました。

イギリスはロシアの5つの銀行、3名のロシア人経営者を制裁して、銀行と経営者のイギリスにある資産を凍結し、これは制裁の始まりに過ぎないと言いました。

EUの加盟国の大使は一致して、ロシアを制裁する事に同意しました。その制裁に27の組織や個人、その2つの州が独立国家である事を承認する様に提案した11名のロシアの議員と、351名の賛成票を出した議員が制裁対象になります。

この案がEUの議会で審議される事になりますが、今の状況を考えると、EUの議会で通る可能性が高いです。

では、これからこの情勢がどう動くのか?これからの変動要素が多いので、何とも言えませんが、これからの情勢はバイデン政権の制裁のレベルに依ると思います。

バイデン政権は一気にマックスで制裁をしてこない筈です。これからの交渉の為に駒を残す筈です。アメリカの制裁が決まった後、欧米各国や日本は、どこまで制裁出来るかにも依ります。

もしこれから、ロシアが痛みを感じる十分大きな制裁があれば、情勢は悪化しないし、ロシアは少し冷静になると思います。しかし、もし欧米が引き続き弱い侭だと、プーチンが本格的にウクライナ東部に入って、そこで代理人戦争が始まります。

今のロシアの動きは、欧米を交渉のテーブルに乗せる為でもあります。プーチンが動き始めた以上、交渉は出来ないのではないかと思う方も多いと思います。

今回、プーチンは平和維持という理由でウクライナに入りました。つまり、そのエリアが平和になれば、ロシアは撤退する事が出来ます。此処には少し、外交交渉の余地が残っています。

これからはバイデン政権とNATOの判断略次第になりますので、彼らの動きを観察するしかありません。

今、ウクライナの緊張感が高まっている時、中共もかなり心配している筈です。アメリカがロシアを敵として焦点をロシアに当てているからと言って、中共が少し気を緩める事が出来るワケではありません。

習近平が自分の面子を守る為に、オリンピックの開会式にプーチンを招待して、ロシアと大型の石油を公認する契約をし、両国の関係をアピールする声明まで出しました。

その後、プーチンがウクライナで本格的に動き始めたので、国際社会は自然と、ロシアと中共は密接に繋がっていると考えます。今、ロシアがウクライナを攻撃すると、先ず中国を制裁すべきという意見を持つ専門家も増えています。

ロシアがウクライナを侵略するタイミングは、習近平が台湾を侵略するタイミングと言われています。私は習近平が今のタイミングで台湾を攻撃する余力が無いと思っていますし、もし中共がロシアとセットで制裁を受けると、中国もダメージを受ける事になります。

だから外交部部長王毅はミュンヘンの安全保障会議で、各国の主権と領土を尊重すべきと発言して、中国とロシアの距離感を調整しています。でも、ウクライナの緊張感が高まった後、ブリンケンは外交部部長王毅とオンライン会談をしました。

彼らが会談をすると、ブリンケンは自然と王毅にウクライナ情勢を緩和させる事で協力を求めます。中共はどこまで出来るかは分かりませんが、この機会を利用して、バイデン政権から最大限の利益を引き出そうとしますので、その部分の進展も無視出来ません。

これからの情勢の変化は世界の政治経済に大きな影響を与えます。情勢は刻々変わっていますので、引き続き状況を確認して、皆さんに紹介していきます。

これからもこの様な話をしていきますので、ご興味のある方は、是非、フォロー、コメント、拡散をお願いします。又、このチャンネルを応援して頂ける方は、是非、メンバーシップもご検討下さい。では、又、次回、お会いしましょう。HaranoTimesがお届けしました。




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