(*^^)v見掛け倒し?ウク●イナ軍と団結したウク●イナ国民に苦戦❣
常識から判断する、ウク●イナで本当にジェ●サ●ドが起きたのか?
ウク●イナ●争のアップデート、
ロシア軍は本当に強いのか?
前回の動画に集まった皆さんのコメントについて
ウク●イナ●争のアップデート、
ロシア軍は本当に強いのか?
前回の動画に集まった皆さんのコメントについて
Harano Times 2022/02/27
皆さん、こんにちは。昨日、時間の関係で動画をアップする事が出来ませんでした。すみません。今日の内容はいつもより長い内容になります。
最初は前回の動画で皆さんから頂いた沢山のコメントに対して、少しお話します。又、ウクライナで本当にロシア人に対するジェノサイドが起きたのかについて話をします。
その後、今のウクライナでの戦闘状況について話をして、ウクライナ軍とロシア軍の今のところの状態について話をします。最後に今のウクライナ大統領の最近の動きについて簡単なコメントをします。
話が長いので、全部聞きたくない方の為に概要欄にタイムテーブルを入れておきますので、そこから直接興味のあるパートに飛んで下さい。勿論、全部聞いて頂ければ嬉しいです。
この前にアップしたウクライナの動画に今迄にない位、様々な幅広い見解を示すコメントを頂きました。このあんまり大きくないチャンネルに此処までレベルが高い視聴者が集まっている事をみて、本当に有難く思っています。
日本語レベルが高くないが、いつも皆さんのコメントを見るのが楽しみの妻も、珍しく皆さんの意見が大きく分かれていると言っています。
昨日、他の事で拘束時間が長かったので、皆さんからのコメントをほぼ全部読む事が出来ました。「この資料や動画も合わせて見て下さい」という提案をしてくれる方も多かったし、私のコメントに対して、自分の違う意見を述べた方もいらっしゃいました。
ですので、いつも通りの建設的で勉強になるモノがとても多かったです。勿論、いきなり批判から入るコメントも少しありましたが、それは言論の自由を享受する為に対価ですので、気にする必要がないと思います。
ニュースの報道だけではなく、その上に自分の意見を言う以上、その対価を払わないとイケマセン。それも何故、このチャンネルで皆さんからのコメントを削除しない理由です。
ある事件に対して判断する時、普通の順番で考えると、先ず、事実判断があって、その後、価値判断があって、その後、人によって道徳判断をします。
皆さんからのコメントを読むと、今回の事で意見が大きく分かれた主要な理由は、この最初の事実判断にあると思います。
以前も皆さんにお伝えした通り、このチャンネルの登録者の97%以上は私より年上で、7割以上の方は55歳以上です。ですので、視聴者の大半は私より色んな事を経験して、人生経験が豊かです。
多くの方は、私が資料でした見た事がない歴史事実を実際に自分の目で見てきたと思います。又、全く違う世界で生まれて、違う価値観を持つ皆さんからの意見は本当に参考になります。
ですので、時間がある限り、皆さんから頂いた資料を見て、物事を見る視点をもっと増やしていきたいと思います。
今回、この戦争が起きた理由は単純ではありません。私の妻が最近入っているオンラインスクールに丁度ウクライナ人とロシア人が数名居て、内先生の1人もウクライナ人ですので、戦争が起きた翌日の授業がキャンセルになりました。
彼らのグループチャットで、ウクライナのクラスメイトは外から砲弾の音が聞こえると言っていました。それに対して、ロシア人のクラスメイトは、その様な事が起きた事に謝罪していました。
彼女は初めて遠くの外国で起きている戦争が、ここまで近くにあると感じたと言っています。彼女から何でこの戦争になっているのかと珍しく質問がありました。
勿論、ここまで複雑な問題を簡単に説明出来ません。十分間の動画でも、ほんの一部しか伝える事が出来ませんので、私が知っている限り、簡単に彼女に紹介した関係者の話を此処でも皆さんと共有出来ればと思います。
先ずNATOワルシャワ条約機構軍が解散した後、実質上、NATOの歴史的使命は終了していました。しかしNATOは存続しています。
その背後にNATO3ヶ国各国に残った戦争の恐怖、政治家や武器商人の打算など、複雑な理由があります。
でも、NATOは自分を残すだけではなく、旧ソ連の勢力範囲にあった国を次から次へと自分の勢力範囲に入れました。
これはロシアにとって脅威になりますので、欧米とロシアの関係が悪くなる理由になります。NATOのそのやり方には問題があります。
それ以外、アメリカ、NATOはソ連が崩壊後、自分の敵を共産主義の後継者で」ある中共ではなく、ロシアにした大きな間違いを犯して、元々協力相手にもなれるロシアを遠くに押してしまいました。これはアメリカが外交政策で犯した大きな間違いです。
ロシアの話をすると、プーチンはロシアで二十年以上の実質独裁を行ってきました。ソ連崩壊後、ロシアは民主政治に向かって歩み出し、今は民主政治の仕組みがあるが、未だ民主国家とは言えません。どちらかと言うと、権威主義国家になっています。
ロシアの憲法修正で、プーチンはの健康が持つ限り、彼がまだロシアのトップに立ち続ける可能性があります。ここ迄長年ロシアを支配した後、又、これからの権力を維持強化する為に、そろそろ本当の意味で政治遺産を残さないとイケナイ時が来ています。
ここで彼はロシアの今の状態から、昔の強いロシアの栄光を取り戻す事を自分が残したい政治遺産にした可能性が高いです。
彼は昔から、ソ連の崩壊は大きな政治災害だったと言ってきています。彼は本当の意味での共産主義者ではないので、ソ連の崩壊は、ロシアという国の国力低下に繋がった事を残念に思っている可能性が高いのではないかと思います。
プーチンは共産主義型の独裁者というより、民族主義者の独裁者だと思います。彼は彼なりに、ロシアの事を考えて行動していると思います。これもトランプ大統領の支持者とプーチンの支持者が被る理由の1つです。
でも、プーチンとトランプ大統領の間の差異も大きいです。私はトランプ大統領を支持しますが、彼が言っている事、やっている事の全てが正しいとは思いません。
プーチンがロシアの為に、自分なりの努力をしている事を尊敬しますが、でも、彼がやっている全ての事には同意出来ません。これについて又、機会があればお話します。
では、プーチンは自分の理想を実現させる為に何故ウクライナを攻撃しても良いと思ったのか?その一部の理由は、ウクライナ自身にあると思います。ウクライナにも色んな問題があります。
ウクライナが独立した後、国内政治の腐敗や分断が止まりませんでした。勿論、この分断の背後に欧米の政治勢力の影響もある筈です。自分の元々強かった軍事力、工業能力等に対する維持発展に力を入れず、国力が弱くなってしまいました。ここでの軍事力は核兵器ではなく、通常兵器の話です。
それによって政府の支持率が低下、国民の不満もあります。この前、全世界のメディアがロシアはウクライナを侵略すると大きく報道した時、キエフで起きた最大の抗議活動はワクチン強制と医療覇権に対する抗議活動でした。
当時、ウクライナ内部からも、この様な国は外部から侵略されると長持ちしない可能性があるし、バラバラになってしまう可能性があるという話も出ました。
勿論、長年戦争の話の中で生きてきたウクライナ人も本当に戦争が起きると思っていなかったでしょう。
2021年の世論調査では、ウクライナの19%の国民が政府を支持しており、73%は政府を信用していないという結果が出ました。この調査の信憑性は分かりませんが、政府に不満を持っている人が多いのが何となく分かります。
戦争が始まる前、ウクライナの大統領ゼレンスキーの支持率は25%でした。それ以外の政治家の支持率は更に低いです。もし、今回の戦争で、ロシアがキエフを取って現政権を倒すと、ウクライナには本当のリーダーが生まれず、バラバラになってしまう可能性が十分あります。
プーチンはウクライナのこの弱点に目を付けた可能性があります。ウクライナを攻撃した後に生じた混乱を利用して、上手くいけばドンバスエリアだけではなく、ドンバスエリアの北側にある親ロ派エリアも取れる可能性がありますし、もっと取れるかもしれません。
北側のエリアはベラルーシに入る可能性も存在します。これはロシアの勢力範囲に入ったのと大きな違いがありません。
ポーランドは第2次世界大戦前自分の土地だった部分を取るかもしれませんし、ウクライナの南部にユダヤ人がコントロールする国が出来る可能性もゼロではありません。
もしこの様な局面になると、NATOが東へ拡張する局面がかなり破壊されてしまいます。その局面はウクライナが親欧米の国になってしまう事より、プーチンには有利です。
つまりロシアの勢力範囲にならないウクライナをバラバラにしてNATOにも渡さない。それで出来れば土地を取ろうと思っている可能性があります。
でもそれと同時にプーチンは今迄以上の複雑な国際環境に直面する事になり、もっと強い国内からの反発を受けます。これはプーチンが取るリスクです。
NATO、ロシア、ウクライナのこれらの事以外、この戦争で利益を獲得する為に裏で動いている政治家や武器商人等、表に出て来ない人や勢力がいる筈ですので、彼らの影響も否定出来ません。
それ以外、欧米の弱さもあります。これについて何回か話をしていますので、ここでは割愛します。
ウクライナ政府がウクライナ東部にいるロシア人に対して、長年ジェノサイドを行ったから、ロシアは彼らを守る為に今回の戦争を始めたという意見もあります。コメント欄でもそれについて調べて欲しいという話がありました。
この事に対して、私は未だシッカリした調査が出来ていません。今迄、この話をあまり聞きませんでしたので、今私が持っている情報も少ないです。ザッと調べても、これに関する信憑性があるモノが見つかりませんでした。
情報が少ない中、私は今の所、自分の常識に基いて判断する様にしています。先ず違う民族が長年一緒に住んでいるエリアで民族間の衝突が起きる事は避ける事が出来ません。
しかも歴史問題も交わると、更に複雑になって、衝突が起きないのは逆にオカシイです。又、そのエリアからの独立勢力と、ウクライナ政府の間での衝突が長年存在しました。
その間、戦争人員の死傷やそれに巻き込まれて、一般人が死傷する事も出た筈です。これは否定する事が出来ません。
では本当にロシアが言っている様に、ウクライナ政府がそのエリアで一般のロシア人に対して、広範囲のジェノサイドをやってきたのか?常識から判断して、その信憑性は低いと思います。
ジェノサイドというのは現代社会では許される事ではありません。ジェノサイドを行う政府はそれを必死に隠す筈です。中共の様な中国社会に対して厳密なコントロールが出来る組織ですら、ウイグルで行っているジェノサイドを隠しきれず、沢山の証拠が海外に流れています。
中国と違って、ウクライナは民主国家です。政府の支持率が低いとはいえ、国民が選んだ政府です。しかも同じ国で政府に反対して政府の問題を暴く為に常に政府の行動を確認している国民や組織が存在します。
それ以外、ロシア人はウクライナの東部に住んでいるだけではなく、ウクライナ全国に住んでいます。ウクライナ人とロシア人はお互い兄弟民族と言っています。この認識はウクライナだけではなく、ロシアでも共通認識です。
もしウクライナ政府が東部の一般ロシア人に対して残酷なジェノサイドを行っているなら、ウクライナに居るロシア人、ウクライナ人から反対されて、既にこの数年間で国際社会で大きな問題になっていた筈です。
特にウイグルでのジェノサイドが大問題になった後、世界範囲でもジェノサイドに対する注目度が上がっています。この視点から考えると、ウクライナ政府が広範囲なジェノサイドを隠しきれるでしょうか?隠しきれないと思います。
又、今回のウクライナ危機が起きた後、アメリカ、NATO、又はEU迄大きく批判されて、大きな圧力に直面しています。もしウクライナで大規模はジェノサイドが起きていたら、欧米の諜報機関はそれを知っている筈です。
欧米が今の弱さを庇う為にウクライナがジェノサイドを犯したからこうなっていると言えば、今、受けているプレッシャーを少しでも軽減する事が出来ます。しかし此処までプレッシャーを受けながら、それらの国からこの様な話が出ていません。
この点からも、そのジェノサイドが本当に存在したのかに対して疑問を持ってしまいます。勿論、欧米は中共とロシアを敵として見ているので、中共の問題は暴いて、ウクライナを庇っているという意見も出てくると思います。
私には、それを証明する事が出来る証拠も否定出来る証拠も持っていませんので、分かりません。あくまで私の常識で判断しています。もし、この話を覆す何かを見たら、それに合わせて、自分の見解を変えていきます。
以上の話でも、この複雑な状況のホンの一部しか説明出来ません。しかも我々はあくまで横で見て、コメントをしているだけです。その事に本当に巻き込まれている最初の意志判断をしないとイケナイ人が、その時、その時、どう思って判断しなのかは分かりません。
この情報社会で、特に嘘の情報が飛び交う社会で、何が本当なのか判断が難しいです。我々は自分が本当と思っている事を真実と見て、事実判断して、その上に価値判断、道徳判断をしていきます。
見ているものが違えば結論も違う。歴史の尺度をもっと伸ばせば、もっと色んな要素が入ってきて更に複雑になってしまいます。だから皆さんから沢山の違うコメントを頂いて、そこから勉強出来る事は、このチャンネルをやって良かった事の1つです。これからも、まだまだ色々教えて下さい。
ここ迄色々教えてあげたのに、救いようのない奴と思われるかもしれませんが、私は引き続き、プーチンがうやっている事は、侵略戦争であって、支持されるべきではないという主張を変えません。
この主張を変える何か事実を見たら、変えるかもしれませんが、今はこの主張を変えません。
これは特に、自分の最初の予測が外れて意地をはっているワケではありません。今迄、予測が外れた事は数えきれない程ありました。ですので、こんな事で意地をはる意味がないと思います。事実が変われば、その事実に合わせて判断をしていく―それだけです。
国際政治で常に汚い政治のやりとりがあり、各当事者に自分の問題があるのは否定できません。でも、今の時代で、主権国家に対する大義名分がない武力攻撃は許される事ではないと思います。
プーチンがウクライナに対して全面侵略を決めた瞬間から、この事の性質が変わってしまいました。最悪、ウクライナがバラバラになって数百万の難民が発生して、数千人、数万人が命を落とす事になります。
この事が許されてしまうと、いつかロシアは北方領土は昔からロシアの土地だと言って、そこを取ろうとします。中共は緊急事態だから日本に居る中国人を守るという理由で、日本に軍隊を派遣します。少し極端な例ですが、理屈は同じです。
国際政治の裏でいくら汚い駆け引きがあるにしても、その駆け引きは最大限政治問題の中に限定すべきだと思います。
戦争は政治の延長戦という言い方があります。でも、誰でもこの延長戦を気軽に引く事が出来る様になってしまってはイケナイと思います。誰でも簡単に戦争を起こせるなら、皆さんがいつも反対している軍産複合体にとって最高な世界になってしまいます。
では、これからウクライナ内部の戦闘状況に基いて話をしたいと思います。現時点での戦闘状況から見ると、ウクライナは戦争が始まる前から予測されている様に弱いワケではありません。
それと同時に、ロシア軍の戦闘能力は、我々が考えている程強くないという疑問を持っています。
最新の3日目の情報を中心に話をしますと、25日夜、ロシア軍はキエフに入り、
ウクライナの国防省から4km離れている所でウクライナ軍と交戦しました。現地の動画に火がついている車が映っていて、銃声が聞こえます。
26日の夜明け、ウクライナはその戦闘で勝利した事を発表しました。ウクライナの大統領は26日朝、Twitterから動画を公開して、一晩の戦闘を終えて、攻撃してきたウクライナ軍をキエフの郊外へ追い出したと言いました。
ロシアのメディアはゼレンスキーがウクライナから逃げたという情報を流していました。又、中国の一部のメディアで、ゼレンスキーは殺されたと報道していました。
ゼレンスキーが発表した動画は、彼らが流したのはフェイクニュースである事を証明しました。キエフの首長の発表によると、25日夜の戦闘で、合計35人が怪我し、その内2人は子供です。
ロシアの空襲の心配でキエフの地下鉄の運行を停止し、避難所に変えて夜間の戒厳令を実施しました。今の所ウクライナの都市部の運営は完全に止まったワケではありません。
戦時中、交戦する両方が自分の成果を大きく言いがちです。これは自国民と軍隊の自信を上げて、敵の自信を破壊する方法です。
ロシアは今のところ、自分の成績を大きく宣伝していません。大義名分がない戦争ですので、あんまり大きく宣伝してしまうと、国際社会から更に大きな反感をかってしまいますので、ワザと自分の声を下げている可能性は否定出来ません。
しかしそれでも戦争で勝利している事を宣伝して、ロシアの民族主義を煽って、今、ロシア国内で起きている広範囲な反戦デモに対抗する必要がありますが、今のところそうしていません。
ですので今の所、ロシアの攻撃はプーチンが予想した通り上手くいっていないと思います。
ウクライナの軍事力が落ちている事について先程お話をしました。それ以外、欧米はロシアとの関係悪化を避ける為に、今迄ウクライナに本当の意味での先進武器を売っていません。
ウクライナに提供したのは、小型の兵器がメインでした。それ以外、量は少ないですが、ウクライナはロシアの脅威を受けているポーランドやチェコの様な国から遠まわしで、兵器を購入していました。
欧米より、これらの国がウクライナを支持したい理由は、ウクライナがロシアに取られてしまうと、これらの国も危ないからです。それでもウクライナは多くの先進の兵器を持っていません。
何を言いたいかと言うと、兵器の視点では、どう見てもウクライナは弱いです。でも、今迄の戦闘で、ウクライナは自分より強いロシア軍の攻撃にシッカリ対応しています。
何度も失った施設を取り戻したり、ロシアの戦闘部隊の攻撃を止めています。今迄の戦闘で、ウクライナ軍、ウクライナ国民が勇敢にロシア軍と戦っている多くの話が報道されています。
例えば、黒海にあるウクライナの蛇島で13名のウクライナ兵士が、ロシア軍に投降し自分が守っている領土を放棄するのを力強く拒否して、全員が犠牲になりました。
彼らとロシア軍の最後の通信は、動画の形で流れていますので、フェイクニュースではありません。
又、ウクライナ軍がロシア軍の侵略を止める為に、ロシア軍の戦車が通る橋を破壊する事を決めて、爆弾を設置しました。
しかしロシア軍が橋に近づいたから遠隔操作で爆発させる事に間に合わない為、若い技術兵が自分の判断で、手動で爆弾を爆発させて橋を破壊し、その場で犠牲になり、自分の若い命を祖国に捧げました。
ウクライナ軍の対抗以外に、ウクライナの国民も武器を手にとってロシア軍と戦っています。ウクライナの民兵が自作の燃焼弾で2台のロシアの戦車を止めた動画が出ています。
それ以外にも1人のウクライナ人がロシアの戦車の前に立って、戦車の侵攻を阻止しようとした動画も流れています。彼は今、ウクライナ版の天安門タンク版と言われています。
今のところ、ロシアは国境に集めている全部の兵力をウクライナの戦闘に投入していません。4日経ってもキエフを取れないなら、プーチンも焦り始めて、もっと兵力を投入するかもしれません。
その時ウクライナが引き続きキエフを守る事が出来るかは未だ分かりません。もしウクライナの抵抗で、この戦争が長期化して、ロシアが予想以上の損失を被ると、ロシアがキエフをとっても、その勝利を維持出来なくなってしまいます。
又、時間が経てば経つ程、国際社会のウクライナに対しての支援も強化していきますので、これもロシアにとって不利です。
今既に、国際社会で変化が起きていますので、これについて後で時間があれば追加で説明します。
戦争の最後の結果を決めるのは「首都をとる」という単一な結果ではありません。ナポレオンもモスクワを占領した事がありますが最後は失敗しました。地理の状況が違うので良い例ではないかもしれませんが、ソ連はアフガニスタンでも失敗しました。
ですので、最後の結果は単純に軍事力の強弱で決めるモノではないかもしれません。では、ロシア軍の状況はどうなのか?
ロシア軍は今も、ウクライナの防空システムを完全に破壊する事が出来ていません。ロシアは未だ、大規模の空襲が出来ていないし、兵士を搬送する軍用飛行機が落とされて、その後飛行機で大量の兵士をキエフに送る事を止めています。
それ以外、ロシアの戦闘機が落とされた動画も流れています。一部の報道では、ロシアがウクライナの防空システムを破壊したと言っています。しかしウクライナの大統領ゼレンスキーが普通に外に行って動画を撮影しているのを見て思ったのは、ロシアが無人機を使った情報がありません。
無人機は見えない所から攻撃してきますので、相手側の兵士の戦闘意欲をなくすとても重要な武器です。しかも正確に攻撃する事が出来るので、相手のトップをピンポイントで取る有力な武器です。
でも無人機の弱点は自己防衛する能力が弱い事です。シッカリした防空システムがある場合、行動し辛いです。これも米軍の無人機が空軍がないタリバンを圧制出来る理由です。
ロシア軍の泰一目標になっているゼレンスキーが外で行動している事から、空からの攻撃の心配をしていない事が分かりますので、ウクライナは未だ自分の領空を守っている事が分かります。
又、ウクライナの現地の情報は、一般人からドンドン外へ流れていますので、ロシアはウクライナの通信を破壊する事が出来ていない事が分かります。通信を破壊しないと、ウクライナ軍も民間も反撃を計画実施する事が出来ます。
私がこの原稿を書いている時、イーロン・マスクはウクライナのスターリング計画をアクティブにした事を、これからもっと多くのターミナルを開設する事を発表しました。そうなるとウクライナの通信網が更に強くなっていきます。
それ以外、ロシアのミサイルもそこまで精密ではなく、ウクライナの民間住宅に対する誤爆が何件もありました。戦争時とは言え、民間住宅を攻撃すると、益々マズイ立場に陥ってしまいますので、自らではなく、ミサイルの精度に問題があると考えられます。
ですので、今のロシアの戦闘方法を纏めると、ロシアは完全に相手の通信を破壊し、大量の無人機を投入し、精密なミサイル攻撃によって相手の戦闘能力を破壊する方法をとっていません。
未だに伝統的な戦車をメインに使用して、地面から攻撃する方法をとっています。今のロシアの戦闘方法、戦闘状況から考えると、短時間で低コストで戦争を終わらす可能性は低いのではないかと思います。
今のところ、ロシアはウクライナの1つの都市も取っていません。勿論、先程話をした様に、後で、今温存されているロシア軍が巻き返してくる可能性も否定出来ませんので、様子を見るしかありません。
動画の最後で、ウクライナ大統領ゼレンスキーの今迄の行動について話をしたいと思います。
戦争が起きる迄、ウクライナ国内政治に色々問題があったにしても、戦争が起きると、侵略者に反撃する事で、国民が団結しています。
ウクライナの国民が団結した事の1つの理由はゼレンスキー大統領です。彼はコメディアンだったからと、彼を嘲る人も多いです。でも今回の戦争で、彼のイメージは大きく変わるに違いありません。
彼と比べて、逆に一部の政治家はコメディアンになってしまっています。戦争が起きた後、彼はキエフから離れていません。また、戦闘服を着て、キエフで他の政府上層部と一緒に戦っています。
彼は今、ロシアのトップのターゲットになっていますので、アメリカ政府は彼をウクライナから他の安全な国へ移す提案をしました。しかし彼は「武器は必要だが、逃げる為の乗り物は要らない」と拒否してキエフに残っています。
彼の家族も今、ウクライナに残っています。戦時中、支持率がどれ位だったかはもう意味の無い数字になってしまっています。国民から選ばれた国のトップとして、この様な危機状況で勇敢に立ち上がり、国の為に命を捨てる覚悟がないとイケマセン。彼は今、その覚悟を見せています。
それ以外、戦争が起きた後、彼は外部の支援を求める為に単純に呼び掛けるだけではなく、1人1人外国の元首に電話して、救援を求めました。特にロシアをスイフトから排除する事について彼は関連の国のトップに1人1人電話して、彼らを説得する為に努力をしました。
私が原稿を書いている時点で、アメリカ、EUはロシアをスイフトシステムから排除する事で合意したニュースが出ました。欧米がこの一歩を踏み出した理由の一部は彼の行動と、ウクライナ国民が自分の国を守る強い意志です。
先ず自分が自分を守る強い意志を見せないと、外部から助けは来ません。戦争が起きた後、最初に逃げる独裁者や反抗しない国民を誰も支持しようとしません。
勿論、ゼレンスキーは外部勢力が選んだコメディアンで、ただの形上での大統領だと反論する人もいらっしゃると思います。でも今、戦争時に命を捨てる覚悟で戦っている彼の前では、その様な反論は無力に感じてしまいます。
彼は戦争が起きる前、色んな情報を知りながら、準備対応が甘かった落ち度がある事は否定できません。しかし戦争が実際に起きた後、彼が見せた勇気と行動力は評価されるべきだと思います。
もしウクライナが今回の戦争で生き残る事が出来れば、彼はウクライナの歴史に残る大統領になると思います。今回の戦争の結果はどうなるか誰も分かりません。
未だ言うのが早いかもしれませんが、もし、今のウクライナが生き残る事が出来れば、ウクライナという国は更に団結する国になると思います。
これからもこの様な話をしていきますので、ご興味のある方は、是非、フォロー、コメント、拡散をお願いします。又、このチャンネルを応援して頂ける方は、是非、メンバーシップもご検討下さい。では、又、次回、お会いしましょう。HaranoTimesがお届けしました。
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