Twitterの今後をHaranoTimesさんが考察!
Twitterがイーロンマスクによって、私有化される!
何が懸念されているのか?これからどうなるのか?
トランプ大統領はTwitterを使うのか?など
何が懸念されているのか?これからどうなるのか?
トランプ大統領はTwitterを使うのか?など
Harano Times 2022/04/27
皆さん、こんにちは。イーロン・マスクがTwitterを買収する話はこの数週間来ズッと報道されており、色んな事が起きましたが、最終的にTwitterはマスクと会社の売却の事で合意した事を発表しました。
彼がTwitterを購入した事は昨日の1番大きなニュースになったと言っても問題ないでしょう。少し言い方が大袈裟かもしれませんが、この事がこれから何処に向かうかに関わらず、彼のこのやり方は我々の社会学の歴史に記載される大きな事になると考えても良いと思います。
今回の動画で、これからTwitterはどう変わるのか?トランプ大統領はどう対応するのか?今後に残った懸念点等について話をしていきたいと思います。
マスクのTwitterを買収する事を巡って、最近色んな事が起きましたので、その流れの詳細を此処で全部紹介する事は出来ません。彼の様な有名人になると、支持する人、反対する人が出てきますので、マスク本人に対して人によって勿論評価がまちまちです。
でも否定出来ない事は、彼は自分の目標を決めた後、それを達成する為に全力を尽くすタイプです。
当時三十代の彼は火星探索、火星移民プロジェクトの為に、ロシアからロケットを購入する交渉をする為に、モスクワに行きました。
その時、ロケットの価格があんまりにも高かったので、彼はその交渉を辞めました。当時ロシア人から嘲笑されましたが、彼は自分でロケットを開発する事を決めました。
その結果はどうなったのか?皆さんが見ている通り、スペースXは何度も世界を驚かせました。彼はロケットを発射しただけではなく、スターリンク計画も開始しました。
実は、マスクが今やっている事業を見ると、お互い繋がっており、大きな計画を持ってやっているのが分かります。
今、多くの方が関心を持っているのは、買収が終わった後、Twitterはどう変わるのかです。Twitterは沢山のユーザーを抱えていますので、単純なSNSではなく、或る種の社会インフラになっていると言っても過言ではありませんので、必然とこれからTwitterはどうなるのかは大きなトピックになります。
ではこれからTwitterはどうなるのかについて話をしてみます。
彼が正式に買収プロセスを終わらせた後、Twitterの制度を改造し、機能を強化し、
YoutubeやFacebookの様なプラットフォームにプレッシャーを与える存在になると思います。
イーロン・マスクがやってきた事から見ると、彼が買収した後、そこだけに止まるとは考え辛いです。彼が宇宙ビジネス業界、電動自転車業界、通信業界で起こしたイノベーションを見た後、彼がSNSに手を出したのを見て、SNS業界で大きな変化が起きる可能性が高いと考えても問題ないと思います。
彼はTwitterをどう変えるかについて正式に話をしています。彼は「言論の自由は機能する民主主義の基礎である。Twitterはデジタル広場である」と言いました。古代広場の都市には公共の広場があり、そこで市民が集会したり、ディベートしたり、裁判したりしていました。
その広場のラテン語の発音はフォルムです。今、我々が聞く様々な専門領域で開催される「なんとかフォーラム」は古代ローマの広場の名前から来ています。
ここでマスクが言う広場は言論の自由の象徴という意味で使われています。この様な意見交換の場は昔から必要なモノでした。今、世界が密接に繋がっており、自由に意見交換をする場は更に重要になっています。
マスクはどちらかと言うと、絶対的な言論自由主義者です。つまりどんな言論も受け入れるというスタンスです。
昨日彼は、「私の最も厳しい批判者であっても、Twitterに残って欲しい」と言いました。言論の自由とは何かについて人によって認識が違うと思います。一般的に思われているのは、言論の目的はコミュニケーションや意見交換です。
ですのでコミュニケーションする以外の自由は保護される必要はありません。
例えばネットで拡散されている誹謗中傷等が制限されるのは、それは友好なコミュニケーションではないからです。
明らかな誹謗中傷なら、提訴する事も出来ますので、言論の自由では無いのが分かります。因みに、もし、私のチャンネルのコメント欄に明らかに攻撃的な発言があれば、私は削除出来ます。他のチャンネル主もそうです。
何故なら、此処は私の私有領域だからです。例えば、私の家に入ってきて、冷蔵庫から取り出したジュースを飲み乍ら、私をキツイ口調で叱り続けたとしましょう。そして私が「そんな事言わないで下さい」と言ったら、「これは私の言論の自由です」と反論するのは明らかにオカシイです。
批判したいなら、自分でチャンネルを開いて、そのチャンネルで批判するか、何処かでブログを書いて批判すれば問題無いです。
何を言いたいかと言うと、言論の自由は公共領域での話です。勿論、このチャンネルでコメントを残す多くの方はそんな事をしませんので、このチャンネルではコメントを削除しません。ご安心下さい。
Twitterの話に戻りますと、「Twitterに新しい機能を追加して、アルゴリズムを公開し、信頼度を上げる」と言いました。このアルゴリズムを公開する事だけでも、かなり大きな力を付ける事になります。
例えば、私がYoutubeで動画を公開する時、Youtubeが何を基準に私の動画をお勧めに出すのか、出さないのかを推測するしかありません。Youtubeで視聴回数を上げる為の色んな方法があちこちで公開されていますが、それら全部は推測や経験に基くモノです。
Youtubeは自分のアルゴリズムを公開していません。つまりYoutubeがワザと特定のチャンネルを裏で制限しても、それを証明する証拠がありません。アルゴリズムを公開すると、そのシステムがどう稼働しているのかが分かりますので、変な事をするとバレます。
勿論、アルゴリズムを公開する事はスイッチのオン・オフの様な簡単な事ではなく、コードの書き直しや特許の確認等が関わってきますので、簡単な事ではありません。
彼がTwitterを私有化した事によって、やり易くなるかもしれません。
それ以外、「ロボット・アカウントを打ち負かし、本人確認を行う」と言いました。
例えば今迄、中共はTwitterでロボット・アカウントを大量に使って、プロパガンダを行ってきましたが、その様な事が減る可能性が高いです。
又、彼は「人間を認証する」と言いました。これは各個人まで、本人確認を行うという事か、それともロボットではない事だけを確認するのかは、未だ分かりません。
これらの事以外、彼は明言していませんが、やる可能性が高い事があります。
その1つはYoutube、Facebookとの連携を弱める可能性があります。
例えば、今迄、Facebookが誰かを封鎖する事を決めた後、YoutubeやTwitterも同じ人を封鎖していました。この連携が存在する事は既に公開されています。
でも、これからTwitterは彼らとの連携を解除する可能性が高いので、もし、
YoutubeやFacebookで制限されても、Twitterで発信出来るようになると思います。
これからもしマスクが本当に言論の自由を守るTwitterを構築するとPalerと同じ運命になる可能性も否定出来ません。当時Palerはサーバーの所からネットと接続する事が出来なくなってしまいました。
もし、こうい事が起きると、アルゴリズムがいくら良くても意味がありません。ですので、自前のサーバーが必要になってきます。Twitterを本当の意味での独立した広場にする為には、これらの関連のモノまでコントロールしないとイケマセン。
それ以外、自分の決済システムを構築する可能性があります。現金の決済システムだけではなく、暗号通貨が使える決済システムを構築する可能性が高いです。
彼が今迄推してきた暗号通貨DOGEコインはこのニュースが出た後20%値上がりましたので、この可能性があると考えている人が多いのが分かります。
これらは今すぐに出来る事ではないので、買収が正式に終わった後の様子を見る必要があります。
Twitterが買収された後、多くの人は「トランプ大統領がTwitterに戻るのか?」と期待しています。トランプ大統領は記者のこの質問に対して、マスクがTwitterを買収した事を称賛しました。
しかし、自分のアカウントが戻っても、Twitterに戻らないと言いました。その理由は、彼はこれからTruth Socialを使始めるからです。これはかなり分かり易い事です。彼が発言出来るプラットフォームがあるので、そこを使うのは当たり前です。又、そのプラットフォームを作る為に多くの人が投資していますので、それらの投資がパーになってはイケマセン。
でも、トランプ大統領は本当にTwitterを使わないのか?彼が何処かでTwitterに戻る可能性があると思っています。何故なら、各プラットフォームには各種の優位性があるからです。
もし、Twitterが言論の自由を守る事が出来たら、Truth Socialはどんな人も歓迎すると言っても、保守派、トランプ大統領の支持者が集まる所になる可能性が高いです。
既存のTwitterのシステムが使えるなら、他のシステムに移る動機も消えていきます。新しいSNSを作る事はかなり難しいのに、もしTwitterに残る人が増えると、Truth Socialが人を集める部分で苦戦する事になってしまいます。
この視点で考えると、マスクが既に出来ているシステムを購入した事はとても正しい方法であるのが分かります。
この話を聞いて、私がTruth Socialではなく、Twitterを支持しているのかとトランプ大統領の支持者から言われそうです。勿論今迄努力してきたトランプ大統領が成功すると嬉しいです。
この2つの会社がこれからどうなるのか、マーケットに任せれば良いと思います。Twitterが変わらなければTruth Socialに移る流れが継続するし、Twitterが本当に変われば、世界で大きな影響力を持つTwitterは自由に発言出来る広場になるので、これも良い事です。
もしTwitterが成功して、影響力があるプラットフォームになれば、トランプ大統領がそこを利用しないワケがありませんので、何らかの形でTwitterに戻る可能性があると思います。
この2社がシッカリ競争した後、又、Twitterの方向性がハッキリした後、2社が協力出来ればもっと強くなると思います。トランプ大統領とマスクの関係は悪くないので、彼らがアイデアを合わせれば良いモノが出来ると思います。
勿論、これは私の希望に過ぎないので、これからどうなるかは分かりません。マスクがTwitterを買収する話が出た時から、左翼はマスクを攻撃してきました。何故ならTwitterは左翼が言論を審査する本拠地の1つで、マスクは今迄、Twitterの言論審査に文句を言ってきましたので、マスクがTwitterを変えてしまう可能性があるからです。
これからマスクがTwitterで言論の審査をしない限り、左翼はマスクを攻撃し続ける筈です。最近あった色んな攻撃の発言について此処では詳しく紹介しません。
その様な言論の攻撃を継続する以外、左翼はセッション230に手を出す可能性があります。セッション230と言えば、何回も聞いた事がある人が多いのではないでしょうか?
誰かがプラットフォームで発信すると、プラットフォームは責任を負わない。逆にプラットフォームは不当発言を管理する事が出来ます。このルールは今迄、SNSを守ってきたし、彼らが言論の審査を行っても、不当発言に対する対応と見られて、責任から逃れてきました。
保守派はそのルールを変えたいとズッと考えています。これからマスクもこの法案によって守られますので、左翼はマスクに責任を負わせる為に、セッション230を変える為に動く可能性があります。
勿論、保守派が達成したい目的と全く違います。ですので、これからセッション230が再度話題になる可能性が高いです。
ではマスクがTwitterを買収した事で残った懸念は何でしょうか?先ず、今、多くの人が心配しているのは、マスクは中国に工場を持っているし、中国での商売も大きくなっていますので、Twitterは中共の影響を受けるのではないかという心配です。この可能性が無いとは言い切れません。
中共はあらゆる方法を使って、マスクにプレッシャーを掛ける筈です。Twitterの上層部の1人になっている中国人女性は言論の審査にも貢献してきました。中共が今迄努力して浸透してきた成果を簡単に諦めない筈です。
でも中国とアメリカ、どっちかが変わらない限り、対立が継続し激化します。その時、マスクも仕方なく、どちらかを選ぶ事になりますので、中国との繋がりが弱くなっていく可能性があります。長い視点で考えると、中共のTwitterに与える影響力は弱くなっていく筈です。
もう1つの心配は、この社会のインフラを彼1人に渡しても良いのかという心配です。中共の心配より、個人的にこの事の心配をしています。
Twitterは社会インフラの一部になり、公共施設の様な存在になっています。この様なシステムを1人が私有化すると、その人の考え方次第で、その公共施設の性質が変わってしまう可能性があり、彼が暴走する時、止めることが出来なくなってしまいます。制限されない権力には問題が起きる可能性が高いです。
彼が管理している他の会社と違って、Twitterは公共施設の様な存在になっているので、この様な心配をしている人も少なくないと思います。Twitterが成功して、言論の自由を守るプラットフォームになっても、その約束を守れず、引き続き批判される対象になっても、彼がTwitterを買収して私有化した事は、社会学の歴史に残る重要な出来事になるのは間違いありません。
これからもこの様な話をしていきますので、ご興味のある方は、是非、フォロー、コメント、拡散をお願いします。又、このチャンネルを応援して頂ける方は、是非、メンバーシップもご検討下さい。では、又、次回、お会いしましょう。HaranoTimesがお届けしました。
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