梅爺が大統領で居られるのは、これのお陰!

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どこまでも破壊され、もう希望がないのか?

Harano Times 2022/05/20




皆さん、こんにちは。イーロン・マスクがTwitterを買収する事を決めた後、色んな事が起きました。このチャンネルでも出来るだけその流れを皆さんに紹介しようと思っていますが、彼の動きがあんまりにも早い為、なかなか完全についていく事が出来ません。今日も彼が最近話していた重要な事を皆さんに紹介したいと思います。

彼の最近の言論は、これからのアメリカの政治に大きな影響を与えますので、それについてお話し出来ればと思います。又、今のアメリカの国内政治についてかなり意見が分かれる話をしたいと思います。

最近マスクは或るインタビューでバイデンを厳しく批判しました。彼はそのインタビューでアメリカの本当の大統領はバイデンではなく、テレプロンプターをコントロールした人であると言いました。

テレプロンプターは講演や放送等で演者を支援する為に、文書や記事等を電子的に表示する装置です。つまりバイデンが大統領ではなく、その電子装置に入っている内容をコントロールした人がアメリカの大統領になると批判しています。

バイデンがホワイトハウスに入った後、記者と会って、直接記者の質問に答える回数はかなり少ないです。記者の質問に答える時、認知症の疑いがある」バイデンは何回も変な事を言った事があります。

記者の質問に答える時、手元にカードがあり、そのカードに記者の名前と記者の質問回答等が記載されています。つまり彼は記者の質問に返事しているのではなく、手元にある物を読んでいるだけです。

だからマスクはプロンプターをコントロールした人が大統領だと批判しました。これはよく知られている事ですが、マスクの様な9千万人以上のフォロワーが居る人が言うと、やはりインパクトが大きいです。

それ以外彼は、今の政府はあんまり仕事をしていない。トランプの事をおいておいて、「トランプ政府は効率良く沢山仕事をこなしていた」と言いました。

同じくビジネスマンとして、彼もトランプ大統領も仕事を煩雑化して、時間やコストを無駄にする官僚的なやり方が嫌いですので、彼がトランプ政権の効率を高く理解するのは理解出来ます。

それ以外、彼はアメリカの深刻なインフレの問題を厳しく批判しました。昨日、アメリカの株式市場が又、暴落しました。その下落幅は去年の6月以来最大の下落幅です。

インフレが深刻化すると利上げしないといけない。利上げすると投資活動、生産活動、又は消費活動が低迷します。インフレが深刻化しますと、経済に与えるダメージがかなり大きいです。

バイデン政権はこのインフレの責任を出来るだけ外部の責任にしたく「コロナのせい、ウクライナ戦争のせい」と言っています。

勿論これらの影響もありますが、マスクは本当の原因はバイデン政権がお金をバラ撒いているから、今のインフレの問題が起きていると指摘しています。インフレがアメリカ経済に与える影響はかなり大きいです。

一般住民の生活以外、今のインフレはアメリカ・ドルの信用に大きなダメージを与えています。ドルが急に紙屑にならないと信用しているから世界中で今迄使われてきました。しかしドルの信用が落ちて、ドルが徐々に使われなくなると、アメリカの世界経済に与える影響力が弱くなってしまいます。

それ以外、インフレが深刻化すると、その政権の資格が疑われます。無限にお金をバラ撒く事は民間の富を奪うのと同じです。例えば、昨日百ドル貰って、今日のその百ドルの価値が1ドルになると、その百ドルが奪われたのと同じです。

インフレは政府が国民を略奪する手段です。インフレを適切なレベルにコントロール出来ない政府は失格です。マスクはこの様な当たり前の事を当たり前に言っているだけです。

この話以外、マスクのもう1つのツイートはかなり注目されています。マスクは「今迄私はズッと民主党に投票してきた。何故なら、民主党は基本、良い政党だと思っていたからだ。しかし民主党はこの国を分断させる憎しみに満ちた政党になった。これから私はもう民主党に投票せず、共和党に投票する。これから彼らが私に反対する汚いキャンペーンが始まる」と言って、最後にポップコーンの絵文字を入れました。

つまりこれから起きる事を映画を見る様に楽しんで下さいという意味になります。彼は一時期もっと多くの人にこの話を知ってもらう為に、このツイートをトップに固定しました。

又、彼は他のツイートで、これから数ヶ月間で自分に対する政治攻撃が劇的に増えるでしょうと言いました。今回、彼が支持する政党を切り替えた事はかなり注目されています。

昨日の及川さんのチャンネルではマスクはトランプ大統領と一緒にDSの反対側に入った事を紹介していますので、未だ見ていない方はご覧下さい。

此処で違う角度で彼がこの様な判断をした事をみてみたいと思います。多くの時、我々は成熟した公民社会(?)の常識が無い政党や政策に対する反対の力を過少評価しているかもしれません。

2020年の頃からこのチャンネルを見てきた方は、大統領選挙が終わった後、バイデンがホワイトハウスに入ったのを見て、アメリカの将来はかなり暗いと思ったと思います。

アメリカには言論の自由があると思っていました。しかしビックテックがビックリする程厳しい言論制限を行いました。トランプ大統領のアカウントがブロックされました。新しい保守系SNSパーラーが一瞬で倒されました。

又、アメリカの司法は独立していると思っていました。最高裁が選挙の問題に手を出すと思っていました。しかし最高裁はその経験がない、あんまりにも大きい事に手を出す勇気がありませんでした。

それ以外、国民の代表であるべきであった多くの国会議員の反応等もかなり酷いモノでした。立法機関、司法機関が健全に機能しませんでした。

勿論、トランプ大統領の命令に従わなかったFBI等を見ると、行政機関もシッカリ機能しなかったのが分かります。そして第四権力と言われているメディアも、その有様でした。

この様なアメリカという国の基盤が緩んでいるのを見て、アメリカの将来はもう真っ暗と思って、絶望した人が多かったです。勿論、私も失望しました。左翼がこの国を崩壊させると思っていました。

しかしその時から、1人のヒーローが全てを救ってくれるのを待つのではなく、我々1人1人が出来る事をやっていくべきと話をしてきました。

この1年以上の様子を見ると、現状は我々が想像した程ではありません。この話をすると慰めている様に聞こえるかもしれません。勿論、アメリカは今、沢山の問題に直面しています。

国境問題、インフレの問題、教育の問題、言論に対する制限の問題等のアメリカ国内の問題もあれば、アメリカの国際社会での地位の問題、アフガン撤退や、ウクライナ戦争等の数えきれない問題があります。これらの事はアメリカを破壊しています。

この様な話を見ると、もうアメリカはこの侭崩壊していくと思う人が多いと思います。でも、忘れてはイケナイのは、これらの問題はこの様なチャンネルを見ている人だけではなく、多くの普通のアメリカ人にも刺さっています。

多くの普通のアメリカ人が選挙の前にいくらバイデンの話を信じても、いくら左翼の美しいフレーズを信じても、結局、今起きている問題、事実に直面しないといけません。

彼らにとって、これはテレビでのドラマやYoutubeでの話の様な存在ではなく、彼らの日常生活になってしまい、常にダメージを受けています。

彼らは事実を見て、自分の考え方を変えています。イーロン・マスクはそのマインドを変えた沢山のアメリカ人の中の1人です。只、彼の影響力が大きいので、注目されています。

いつも「アメリカ人は今のアメリカの政治をどう思っていますか?」という質問が来ます。全員がどう思っているのかは分かりませんが、この様に考えている人は少なくありません。

トーマス・ソエルという経済学者が居ます。彼は今年91歳で、有名なアメリカ黒人保守派です。彼は「年をとると、若い時、どれ程間違いをおかしたかに気付く。若い時、私は政治面で左翼だった。左翼は普通の人を代表すると思っていた。しかしそれ程事実離れの事は無かった」と言った事があります。

彼の様に、若い時は左翼で、年をとると徐々に変わる人が多いです。彼だけでなく、多くの有名な保守派は若い時、左翼や社会主義等を支持していました。「30歳になる迄左翼の事を信じないと良心が無い。30歳を過ぎても左翼の事を信じると、頭が無い」という言い方を聞いた事があります。

若い時はキレイ事を信じても、社会に出て、働いてから、それらのキレイ事は実際に存在しない事に気付く人が多いです。左翼のキレイ事は本当の社会経験がある人を簡単に騙せません。

今のアメリカの様子を見て、色んな事に気付いている人が多いです。実はアメリカで保守派はリベラルより多いです。今の状況を見て、多くの中間派も自分の立場を変えてきています。

只、左翼はメディア等をコントロールしているので、彼らの声が大きく多い様に見えます。今回、マスクの話を紹介する事を切欠に、今のアメリカの状況を皆さんに紹介しました。

今のカオスな状況を見て、アメリカが良くなると信じない人も多いと思いますし、考え方が甘いと批判されると思います。でも、今アメリカで起きている変化を見れば、まだまだ希望があるのが分かります。

今の状況から考えると、今回の中間選挙と次の大統領選挙が終わった後、民主党はかなり弱まり、十年単位で復活出来ないかもしれません。

これからもこの様な話をしていきますので、ご興味のある方は、是非、フォロー、コメント、拡散をお願いします。又、このチャンネルを応援して頂ける方は、是非、メンバーシップもご検討下さい。では、又、次回、お会いしましょう。HaranoTimesがお届けしました。

ナザレンコ・アンドリーさんのTwitterへのリンク




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