先ずはマスクに軍配
大富豪対決、マスク反対で大損を被るゲイツ?
言っていることとやっていることが違う...
言っていることとやっていることが違う...
Harano Times 2022/05/31
皆さん、こんにちは。イーロン・マスクがTwitterを買収する事でアクションを始めた後、
彼の動きは大きく注目されています。
マスクが左翼から厳しく批判されている話について、この前の動画でも簡単に触れました。
最近、マスクとビル・ゲイツの間でのやり取りはかなり話題になっています。
イーロン・マスクは最新の世界トップの大富豪で、ビル・ゲイツは過去のトップです。
この様な2人が対立すると、相当注目されます。
マスクが民主党支持から共和党支持になる事を宣言した後、
ズッと政治的な発言をしてきました。
正直、ビジネスマン、経営者は出来るだけ政治に関与しない様にします。
何故なら、左翼も保守派も中間派も全員が商品を買う消費者だからです。
どちらかを支持すると、残りの人に嫌われて、商売が減る可能性があります。
どうしても政治面で自分の立場を明確にしないといけなくなった時、
主流の階層若しくは主流に見える階層を支持します。
去年、所謂「覚醒した大企業」は左翼を支持する事を明確にしました。
本音を言うなら、彼らもその様などちらかの陣営を選ぶ様な事をしたくない筈です。
しかし、イーロン・マスクが
左翼主流メディアが反対している共和党を支持する事を明言した事だけでも、
かなり勇気が要る事ですし、その後も政治について発言し続けています。
しかも彼の商品は左翼が今迄推してきた電動自動車ですので、
自分の商品を購入する主要なターゲット層を敵に回した事になります。
マスクの様な影響力がある人が保守的な発言をすると、左翼から嫌われるのは当然です。
皆さんがご存知の様に、
ビル・ゲイツは左翼のリーダー格の存在であり、資金源でもあります。
彼ら二人の意見があんまり合わない為、
以前からその2人の関係が良くないという話はありました。
マスクがTwitterを買収する事を決めた後、
アメリカの26の組織が共同でキャンペーンを起こし、
マスクがTwitterを買収する事を阻止しようとしました。
又、それらの組織が共同声明を出して、
もしマスクがTwitterの審査の方式を変えるなら、
つまり今迄、左翼がやってきた様な方式でTwitterでの審査を継続しなければ、
彼らはTwitterで広告を出さない様に他の広告主を説得するキャンペーンを始める
と言いました。
皆さんがご存知の様に、Facebook、Twitter、Youtubeの様なプラットフォームは
広告主からの広告費用で利益を得ています。
この中でTwitterの収益が最も低く、会社も赤字経営です。
もし、Twitterの広告収入が消えてしまうと、
Twitterにとって、大きなダメージになります。
マスクはズッとTwitterの収益方法を変える事を考えてきました。
彼は広告ではなく、会員制を考えています。
彼が買収で成功した後、オフィシャル・アカウントを持っている企業、
又は組織から費用を徴収する事で収益を確保する様にする可能性が大きいです。
その後、個人も会員制になったり、
特定の機能が有料になったりする可能性もあります。
話を戻して、マスクのTwitterを買収するのを阻止する為に活動している26の組織の内、
11の組織の背後に居る資金源はビル・ゲイツです。ビル・ゲイツはこれらの組織に、
合計数億ドル、日本円では数百億円の資金を出してきました。
ビル・ゲイツはこの様な自分が数億ドルを出した組織を利用して、
マスクの邪魔をしているのを見て、
マスクはビル・ゲイツのやり方を批判した事もありました。
先週金曜日、マスクはツイートを出して、
ビル・ゲイツがテスラの株を空売りしている事を揶揄しました。
マスクの話に依ると、
ビル・ゲイツは5億ドル日本円では約6百億円を掛けて、テスラの株を空売りした様です。
マスクはTwitterで
ビル・ゲイツはテスラの株を空売りした事で、
15~20億ドルの損をしていると揶揄しました。
ビル・ゲイツはテスラの株は下落すると判断して、若しくは自分の資金力でテスラの株を叩き落とすと思って、テスラの株を空売りしたが、逆にテスラの株は上がっている為、ビル・ゲイツは大損を被りました。
ビル・ゲイツは損を確定するのか、それとも株が下がる迄、持ち堪えるかは分かりませんが、今の所、彼はこの事で失敗しています。
又、Twitterでマスクとビル・ゲイツの間でのテキスト・メッセージのスクリーンショットが公開されました。
その内容に依ると、マスクはビル・ゲイツに「あなたは今、テスラを空売りしているのか?」という質問に対して、ビル・ゲイツは「そう、しかも未だそのポジションを持っている。それを慈善活動に使う可能性を考えていきたい」と言いました。
その空売りポジションをどう慈善活動に使うのかはよく分かりません。多分、そこから利益を得たら、それを慈善活動に使う事を言っているかもしれません。
そしてマスクは怒って、「あなたが気候変動問題に取り組んでいるテスラの様な企業の株を空売りしている事から、あなたの気候変動問題に関する慈善活動には同意出来ない」と言いました。
左翼は石油製品は環境に悪い。気候変動・温暖化を引き起こしていると大きく批判して、電動自動車を推してきました。バイデンもホワイトハウスに入った後、アメリカの自動車メーカーのトップを集めて、アメリカの電動自動車産業を大きくする為の会議まで開いた事があります。
因みに、その会議に電動自動車の世界最大手テスラのトップ、マスクは招待されませんでした。その時から、マスクとバイデン政権との関係は良くないと言われてきました。
左翼が此処まで電動自動車を推して、気候問題を解決すると騒いでいるのに、左翼のリーダー格であるビル・ゲイツはテスラの株を買って、テスラの成長をサポートするのではなく、テスラの株を空売りしているのは、ビル・ゲイツ・左翼の偽善であると批判されています。
マスクは自分がそのスクリーンショットをメディアに出していない。多分メディアは友達の友達から、それを入手している可能性があると言いました。つまりマスクはそのやり取りは本当である事を認めています。
マスクとビル・ゲイツがやり合っている時、元共和党支持者、元トランプ支持者で、今は誇りを持って民主党を支持している左翼のコメンテーターはTwitterであるアンケートを出しました。
彼は右翼のおかしい世論調査がどれ程嘘なのかを証明する為に、我々のアンケートをとる。「あなたは誰をもっと信用しますか?」と質問をして、イーロン・マスクとAOCという2つの候補を挙げました。
AOCは皆さんがご存知の民主党の中でも極左の極左に入る若い女性下院議員です。彼がこの様なアンケートを出した理由は明らかです。極左のAOCがもっと支持される事を証明したくて、そのアンケートを出しました。
しかも彼のフォロワーの多くは左翼である筈ですので、彼はそのアンケートの結果に自信を持っていたでしょう。しかし、そのアンケートの結果は、81%以上の人は、マスクが信用出来ると選びました。逆にAOCが信用出来ると選んだ人は18%位でした。
このアンケートの結果は完全に予想外のモノでしたので、アンケートを出した人も気まずくなって「何故この様な結果になったのかはよく分からない。でも、このアンケートを削除せずに、この負けを受け入れる」と言いました。
此処で彼はアンケートを削除せずに負けを受け入れた事は評価出来ると思います。彼がこの様なアンケートを出して、極左の代表が勝利すると考えていた事から、多くの左翼支持者は現実の世界を見ずに、自分たちが作った世界の中で生きているのが分かります。
彼らは保守派だけではなく、多くの中間派もAOCが嫌いなのを知らないです。もし、それを知っているのなら、その様なアンケートを出して、自分の面子を潰す事をしない筈です。
そのアンケートのリンクを説明欄に入れておきますので、ご興味がある方はご確認下さい。(此処では太字部分)そのアンケートに付いているコメントも含めて見ると面白いと思います。
では、何故彼がこの様なアンケートを出したかと言うと、イーロン・マスクはビリオネアと政治家、どっちを信用しないのか?というアンケートを出したからです。
マスクが出したそのアンケートの結果は76%の人は政治家を信用しない、24%の人はビリオネアを信用しないというモノでした。
左翼はいつも「お金持ちが納税していない」「汚い方法で金儲けしている」等の様な事を言って、お金持ちを攻撃します。だからマスクはこの様なアンケートを出して、検証しようとしました。
このアンケート結果を見て、その左翼コメンテーターもアンケートを出して反論しようとしましたが、失敗しました。
マスクのこのアンケートの結果を見て、自分の感覚と合っていると考えている方も少なくないと思います。
確かにマスクのこのアンケートから多くの方の考え方を知る事が出来ます。しかし、マスクのこの様なやり方も、左翼がよく推しているアイデンティティ・ポリティクスと似ています。
つまり、人をカテゴライズ化して、このカテゴリーに入る人はこうで、あのカテゴリーに入る人はああだ―という考え方です。
左翼はよくLGBTだからこうだ。黒人だからこうだ。白人だからこうだ。という言い方を使います。これは分断を引き起こすやり方です。マスクのビリオネアと政治家という分け方も同じです。
何故なら、この2つのカテゴリーの中でも、違う意見を持つ人が居るので、全部を肯定、又は否定する事が出来ません。勿論、マスクは分断を引き起こす為ではなく、大まかな意見を確認する為だった筈です。それでも、この様なマイナス面があるのも認識すべきだと思います。
では、何故。この様な結果になったのでしょうか?
2008年オバマがホワイトハウスに入った後、政治家はキレイゴトばかり言うと考えているアメリカ人がかなり増えていると思われています。
これは左翼だけではなく民主制度の問題です。民主制度で政治家はキレイゴトを言って国民を騙す事があります。
今のアメリカを例にとると、左翼の政治家の中で、キレイゴトはっかり言う政治家が多いです。例えば、一部の左翼政治家は、犯罪者を処罰するのではなく、彼らを看過すべき。だから、彼らを逮捕する代わりに釈放すべきだと言います。
では犯罪者が本当に看過されて、それから良い人になるのか?それは無いと思います。稀な例があるかもしれませんが、基本は無いと思います。
その様なやり方は犯罪のコストを下げてしまうので、逆に犯罪者が増えます。これは善良ではなく偽善です。本当の犯罪者を処罰しない事は、法律を守る国民に対する処罰になります。
民主制度でキレイゴトを言って、国民を騙す事以外、利益で国民を買収する問題もあります。例えば、必要以上の福利制度は、国民を買収する手段の1つです。これも多くの左翼政治家の中でよく使われる手段です。
徐々に一部のアメリカ人は政治家のやり方を認識し始めている為、政治家と大富豪の間で選ぶなら、自分の「実力で大富豪になった人を支持する人が多くなります。
彼らが仕事を創り出して、社会貢献をしている為、国民の支持を得るのは当然です。勿論、文脈からも感じ取れる様に、大富豪全員が良いと言っているワケではありません。アイデンティティ・ポリティクスの罠に嵌ってはいけません。
今日はマスクとビル・ゲイツのやり取りから始めて、アメリカの政治問題についても少し話をしました。マスクの様な人の変化はアメリカの政治に大きな影響を与えるのは間違いありません。
又、何か新しいトピックがあれば、皆さんに紹介します。これからもこの様な話をしていきますので、ご興味のある方は、是非、フォロー、コメント、拡散をお願いします。又、このチャンネルを応援して頂ける方は、是非、メンバーシップもご検討下さい。では、又、次回、お会いしましょう。HaranoTimesがお届けしました。
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