2024年バイデンジャンプの行方⁉
待っているのは捨てられる運命?
Harano Times 2022/06/15
皆さん、こんにちは。今日は民主党内部からバイデン反対の声が上がっている事を、
今のバイデンと当時のジョージ・ブッシュが同じ状況になっている事と、
トランプ大統領が支持している候補者たちが大きな成功を収めている事について
お話しします。
6月13日の記者会見で或る記者はホワイトハウスのスポークスマンに
「バイデンは2024年の大統領選挙に参加して、再選を狙うのか?」と質問をしました。
この質問に対して彼女は「ハイ、彼は再選を狙って選挙に参加する」と言いました。
因にホワイトハウスのスポークスマンだったサキの代わりに来た新しいスポークスマンは、
黒人女性のレズビアンです。
今のバイデン政権の基準にピッタリの人です。
でも、そういう基準で選ばれても本人は喜ぶのか?と思ってしまいます。
話を戻して、
彼女のバイデンが選挙に参加するという回答は民主党にとって本当に頭が痛くなる回答です。
バイデン政権になってから、深刻なインフレ、国境危機、高い犯罪率等の
此処で何回も話をしてきた今の問題は、
基本的にバイデン政権の極左政策が引き起こした問題です。
この様な問題があるので、バイデンの支持率はかなり下がっています。
ニューヨークポストの報道に依ると、バイデンの若者の中での支持率は22%迄下がり、
ヒスパニックの中での支持率は24%迄下がりました。
そして黒人の中での支持率は49%迄下がりました。
つまり今迄、民主党の主要な支持者だった若者やマイノリティ有権者の中でも
支持率は半分以下になっています。
これはバイデン民主党にとってかなり悪いシグナルになります。
ニューヨークタイムズは50名を超える民主党籍の官僚や議員等と
前回の選挙でバイデンに投票した人にインタビューをしました。
彼らの殆どは民主党のこれから向かう方向にかなり悲観的でした。
或る民主党全国委員会の委員はバイデンは中間選挙後に次の選挙に参加しない事を
アナウンスすべきだと明言しました。
大統領の低い支持率は、彼が所属する政党の中間選挙と大統領選挙での支持率に
大きなインパクトを与えます。
2008年リーマンショックが起きて、金融危機になりました。
当時の大統領はジョージ・ブッシュで、調度、大統領選挙の年でしたので、
ブッシュが所属する共和党は大きな困難に直面しました。
当時、共和党が出した大統領候補者はジョン・マケインでした。
民主党が出したのはオバマでした。
民主党がジョン・マケインを批判する主要な方法は
彼とジョージ・ブッシュを密接に繋ぐ事でした。彼らの関係は確かに良かったです。
民主党がその方法を採用した理由は、
ジョン・マケインが大統領になっても、ブッシュと同じ政策を実施する。
ブッシュのせいで経済危機になったので、
ジョン・マケインになってもアメリカの経済は良くならない
という関連性を作る事が出来るからです。
これは当時民主党が採用したとても有効な戦略でした。
そしてオバマの選挙スローガンも状況を変更する事に焦点を当てたChangeでした。
そのスローガンにはブッシュの様な人が当選してはいけない。
アメリカを変えるべきという意味合いも含まれていました。
マケインとオバマのテレビ討論会で、マケインの支持率がオバマを超えた瞬間は
マケインが「私はブッシュじゃない」と言った時でした。
これらの事から、当時のブッシュの支持率が、
共和党と共和党の大統領候補者にどれだけ影響したのかが分かります。
その選挙で民主党はホワイトハウスを取っただけではなく、
国会上院の百席の内、60席を取りました。
これも当時、オバマ・ケアがアメリカ上院を通過出来た理由です。
バイデン民主党は正に当時のブッシュ共和党と同じ状況に居ます。
もしバイデンが2024年の大統領選挙に参加すると、
民主党はホワイトハウスを失くすだけではなく、
国会の大多数の席を共和党に渡してしまう可能性が非常に高いです。
この状況で、民主党内部からもバイデンに反対する声がいつも以上に多くなっています。
アメリカの有名な選挙専門家も含む多くの人は、
今回の中間選挙で民主党は負けると予測しています。
又、民主党は今出来るだけ国民の注意力を
アメリカの経済問題から銃規制や中絶の問題等に切り替える事によって、
自分の選挙に一番大きい影響を与える経済の問題を隠そうとしています。
しかし、それは無意味です。
例えば、先程車にガソリンを入れて、去年の価格は今の半額だった事を思い出しました。
この様な高い商品価格は毎日、毎日、アメリカ人をリマインドして、
バイデンの失敗を強調しています。
様々な世論調査があり、どの世論調査の結果もバイデン政権の支持率の悪さを表しています。
今迄見た最低の数字は、今アメリカが正しい道に進んでいると考えている人、
つまりバイデン政権を支持している人は18%しかありませんでした。
それらの調査結果の大体のイメージから考えると、
アメリカが正しい道を歩んでいると考えている人は25%以下です。
ここまでやられて、またこれ程の人がバイデンを支持しているのかと考えてしまう事もあります。
左翼メディアCNNの専門家の分析では、もしガソリン価格が今迄の様に平均5ドルを超えてインフレも8.5ドルを超えていくと、アメリカ人はバイデンを支持しない様です。
しかし今のバイデン政権にはこれを解決する事が出来ません。共和党からの指摘や、トランプ大統領が次の選挙に参加する可能性が大きくなっている今、多くの民主党員はかなりプレッシャーを感じています。
このチャンネルで何度も話が出た左翼の中でも極左民主党下院議員AOCはCNNのインタビューを受けた時「バイデンが次の選挙に参加する事を支持するのか?」と質問を受けました。
彼女は直接回答する事を避けて「その時になったら決めましょう」と回答しました。記者の頭の回転もかなり早く、「ではこの回答はイエスではないですね」と追加質問をしました。
そしてAOCは「大統領はよく仕事をしている。2024年の事が決まったら、彼を承認支持する」と言いました。これは明らかに話を逸らしている言い方です。バイデンは今迄何度も自分は次の選挙に参加すると意思表明しています。
もし本当にバイデンを支持するなら、自分は現職の大統領を支持するとハッキリ言えますが、
彼女にその意思がありませんでした。
又、民主党陣営の選挙専門家は、もし民主党がバイデンの再選を支持しなければ、今のバイデン政権にも影響を与えると言っています。これは当たり前で、バイデンが次の選挙に参加する事を支持しなければ、彼が今やっている事を支持する事が出来ません。
民主党内部で大きな分断が生じると、バイデン政権の今の政策に影響が出るのは明らかです。
民主党は今の経済の事以外に、バイデンの年の心配もしています。バイデンは今年79歳です。2024年には81歳になります。仮に彼が選挙で勝利したとしても、2期目が終わる時には86歳になります。ほぼ90歳の人がアメリカの大統領になるのは基本有り得ません。
彼の今の認知能力で考えると、86歳になっても、思考能力を維持出来るとは思いません。又、民主党の人の話に依ると、2024年の選挙でも、パンデミックを言い訳に地下室に隠れる事は出来ません。
確かに彼の年ではアメリカ全国を飛び回って、選挙ラリーを行う事が出来ません。今の成績で、もし引き続き地下室に隠れ、アイスクリームを食べ乍ら選挙に参加すると、選挙で勝つ事は出来ません。
個人的にはバイデンが次の選挙に参加する事を全力で支持したいです。何故なら、彼が選挙に参加すると、かなりやり易くなるからですい。バイデンの全国と民主党内部での支持率が大幅に下がっている事と対照的になっているのは、トランプ大統領の支持率です。
勿論、トランプ大統領はホワイトハウスに居ないので、バイデンの様なデータ化している支持率はありません。彼の支持率が高い事が分かるのは、今回の中間選挙での彼が支持した候補者の成功率です。
直接選挙でトランプ大統領を支持出来ない為、トランプ大統領が支持している人を支持する形でトランプ大統領を支持している人が多いです。
トランプ大統領が支持した96%の候補者が選挙で勝利、若しくは優位に立っています。具体的な数字で言うと、彼が支持している95人の内91名が勝利、若しくは優位性に立っています。
11月の中間選挙に向けて共和党と民主党の候補者予備選挙が行われています。11月の本選挙に参加する共和党籍の候補者の殆どがトランプ大統領が支持した人になると、彼らが勝利して国会議員になれば、共和党籍の国会議員の中にトランプ大統領が支持した国会議員、つまりMAGAを支持する国会議員がかなり増えます。
この比率から、トランプ大統領の共和党内での圧倒的な影響力が分かります。今迄、これ程影響力のある所謂「元大統領」は居ませんでした。勿論、今迄の経験から考えると、その中に何人かのRINOがdる可能性がありますが、この比率から考えると、何人かのRINOが出たとしても、そこまで影響はありません。
今、民主党は国会を武器にして、トランプ大統領を攻撃しています。次の選挙で共和党が勝利して、しかもトランプ大統領を支持する議員が勝利していけば、今の1月6日委員会も消滅し、民主党の行き過ぎた政策を修正する事が出来ます。
今回の成績から、トランプ大統領が国会を通してアメリカを救う方法は効果を発揮する可能性が高い事が分かります。
バイデン政権が今の状況を変える事が出来ないなら、時間が経てば経つ程、バイデン政権の支持率が下がって、共和党を支持する人が増えます。
これから民主党はバイデンを次の選挙に参加させない事、新しい適切な候補者を選ぶ事、共和党を攻撃する事、国内外の問題等に対応する等の事でかなり苦戦して、失敗も増えるのは間違いありません。
中間選挙迄、あと5ヶ月有りますので、それが待ち遠しいです。5ヶ月もあると考えると、民主党がこの5ヶ月でアメリカと世界を破壊するのかと心配する事もあります。これに関連する何か進捗があれば、皆さんに紹介します。
これからもこの様な話をしていきますので、ご興味のある方は、是非、フォロー、コメント、拡散をお願いします。又、このチャンネルを応援して頂ける方は、是非、メンバーシップもご検討下さい。では、又、次回、お会いしましょう。HaranoTimesがお届けしました。
ナザレンコ・アンドリーさんのTwitterへのリンク
政治ランキング
ニュース全般ランキング
全般ランキング
この記事へのコメント