トランプ大統領の功績が、又、称賛されていま~す!
この写真はアングル:中絶の権利認めない米最高裁判断、立役者はトランプ氏 by REUTERから借用しております。
刺身が食べたい!
Harano Times 2022/06/28
皆さん、こんにちは。最近色々あって、連続数日間動画の更新が出来ませんでした。
すみません。
この様なニュース系のチャンネルを運営するに当たり、ペースはとても大事だと
考えています。
毎日やっていると、毎日が繋がっているので、何について話せば良いのかが
比較的判断し易いです。
しかし数日間出来なくなってしまうと、迷ってしまいます。
今日は最新のニュースではなく、2日前に起きた、皆さんが既に聞いた、
これからアメリカ社会に大きな影響を与える事についてお話をします。
先月数本のアメリカの中絶に関する動画をアップしました。
それらの動画で、何故中絶の問題が此処まで
アメリカでは大きな問題になっているのかについて話をしました。
アメリカでの中絶の問題は、人間の命に対する認識、宗教に基く価値観等の事以外、
連邦と州の権限というアメリカの制度の根本的な問題にも
大きく関わっているという話をしました。
未だ、その時の内容を覚えているという方もいらっしゃると思いますので、
時間の関係上、此処では詳しく説明をしません。
約50年前、最高裁判所はロー対ウェイドの裁判で
中絶は女性の自由であるという判決を下しました。
しかし今回、最高裁判所はその50年前の判決を覆しました。
この話をすると、アメリカ人を含む多くの人は、
アメリカではもう中絶が禁止されてしまったと理解しています。
最新の世論調査でアメリカの6割を超える人は、
今回の件はアメリカ人が中絶出来るか出来ないかに関する話だと理解している様です。
この様に理解しているアメリカ人が多い事の重要な理由は
左翼メディアの意図的な虚偽報道です。
勿論、アメリカの主流メディアの記事をその侭転載して報道している他の国の人々が
もっと誘導されているでしょう。
約1ヶ月前から、最高裁判所がその判決を覆す可能性がある事が大きく報道された理由は
保守派のアリート裁判官が書いた意見書が何者かによってリークされたからです。
その後、極左は最高裁判所裁判官にプレッシャーを与える為に、
中絶を禁止する活動をしている団体の事務所に放火したり、
最高裁判所裁判官の自宅周辺で継続的に反対運動をしたりしました。
又、銃を持って最高裁判官を殺す事を計画した人も居ました。
この様な極左からきた様々なプレッシャーがあるにも関わらず、
最高裁判所が今回のその判決を覆す事が出来ました。
今回、公開された最高裁判官の意見書は以前リークされた物とほぼ同じ物でしたので、
最高裁判所の保守派裁判官はこの件で圧力に屈しなかったと評価されています。
アリート裁判官は自分の意見書の中でこう言いました。
「この中絶は憲法が保証する権利であるという言い方は、
ロー対ウェイドが裁判にかけられる少し前から生まれた考え方である。
アメリカの歴史の中で、中絶は犯罪であると見做されている期間が長かった。
1868年7月、第14修正案が可決される迄、
既に四分の三の州で中絶は違法と見做されていた。
その裁判が起きる前、
憲法は中絶の権利を守るという考え方が無かったし、憲法にもそう記載されていない。
当時の判決は間違いだった。今は中絶に関する立法権を各州に帰還する時である。
当時の判決は大きな間違いだった。
その推論は非常に弱く、その判決は破壊的な結果を引き起こしてしまった」と言いました。
当時の背景に簡単に触れておきますと、
1970年代にフリーセックスや同性愛への波が起きました。
当時、それらの事を支持していた左翼、若しくは共産主義の支持者は、
伝統的な家庭観念に反対し、結婚、乱交、中絶等を含む、如何なる性に関する行為も
制限されるべきではないと主張しました。
彼らは権利・平等・自由等のスローガンを打ち出しました。
そのロー対ウェイドに対する判決は正にこの波の中で出された判決です。
つまり憲法に基く解釈ではなく、当時の社会の波に影響された判決でした。
最高裁判所は憲法裁判所です。
つまり憲法に基いて解釈をする裁判所ですので、
その様な社会の波に影響されるべきではありませんでした。
最高裁判所がその様な事をすると、憲法に新しい内容を加えた事になります。
憲法を修正する事は国会の事であって、最高裁判所の権限ではありません。
アリート裁判官は当時の判決は国民に残した重要な権利を奪ってしまった。
それは国民が深刻な道徳と社会にとって重要な問題を解決する権利である。
今、最高裁判所は中絶の問題を各州の立法機関に戻す。
違う意見を持つ両方が活動して、議員等を動かして、投票等の方法による立法する事に戻る。
憲法は国民が中絶する事を許す事も否定する事も出来ない。
ロー対ウェイドの判決は越権してしまった。
我々はその判決を覆し、その権利を国民と彼らが選んだ代表に戻すと意見書に書きました。
この権利を最高裁判所から、元々あるべき場所に戻す事が、
その判決を覆した最も根本的な理由です。
しかし左翼メディアはこの事を言わずに、
最高裁判所は女性を尊重しない。女性の健康を無視していると反発をしています。
何故左翼はこの様な宣伝をするのかについて、過去の動画でも話をした事がありますが、
後で又、簡単に触れます。
最高裁判所の判断が出た後、
トランプ大統領は声明を出して、最高裁のこの判断を支持しました。彼はその声明の中で、
今日の判決はこの世代の命に関する問題での最大の勝利である。
最近の他の事も含むこれらの事が実現出来た理由は、私が自分の約束を守ったからである。
その約束の中に尊敬されている3名の憲法学者を最高裁判所の入れた事も
私は極左の民主党メンバー、フェイクメディアやRINOに屈しなかった。
これらの重大な勝利から、極左が全力でこの国を破壊しても、貴方の権利は守られ、
アメリカも守られている事が分かる。
アメリカを守る時間と希望は未だ存在する。
私はこの偉大な国と国民の為に闘う事を辞めないと言いました。
トランプ大統領は何故、
最高裁がこの判決をした理由は自分が約束を守ったからと言っているでしょうか?
彼はよく、自分の成果を率直にアピールするので、
トランプ大統領はいつも大袈裟だと感じている人も居る筈です。
でも、今回最高裁が此処まで来れた理由の1つは、
確かにトランプ大統領の貢献であると言えます。
2016年、トランプ大統領とヒラリーが最後のテレビ討論会を行った時、
2人はこのロー対ウェイドの件について聞かれました。
その質問に対してトランプ大統領はこう回答しました。
彼は「もし私が当選したら、私は中絶に反対する裁判官を最高裁判所に入れる。
そして彼らは自然とその判決を覆す」と回答しました。
今、考えれば、彼は自分のどんな人を最高裁判所に入れるかという約束も守ったし、
そこから起きる可能性がある事も正確に予測しました。
皆さんがご存知の様に、彼は3名の保守派の最高裁判官を最高裁判所に入れました。
最高裁判官は終身制ですので、一旦選ばれると何かよっぽどの事が無い限り、
最後まで最高裁判官であり続けます。
この様な理由もあって、
どの大統領にも最高裁判所に人を推薦する機会があるワケではありません。
しかし彼の短い4年間の人気で3人もの最高裁判官を推薦する事が出来ましたので、
ある意味、とても確率が低い事です。
その影響は今になってこの様な結果をもたらしています。
アメリカの多くの保守派は、
トランプ大統領はアメリカの経済、安全等の沢山の事で大きな貢献をしたが、
その中でも最も重要な貢献は、最高裁判所に3名の保守派の裁判官を推薦した事であると考えています。
何故なら、その3名の裁判官は今50代で健康い働けば、少なくとも20年間最高裁判官として居続けられるからです。
つまり彼らはこれから20年間アメリカに影響を与える事が出来ます。これはとても重要な事です。
トランプ大統領は自分の貢献をアピールしながらも、同じ日に、その最高裁の判断の全ては神様のお陰である。彼が3名の裁判官を推薦した事も神様の指示であると言いました。
以前の動画でもお話をした様に、50年前、その裁判の結果が出た後、左翼は自分が達成したい目的で裁判を起こして、そこで勝利した後、全国でそのやり方を普及されようとした話をしました。
中絶の問題もそうですし、同性婚のこともそうでした。もしこの侭いくと、自分で性別を決めても良いという事で最高裁まで裁判して、それを全国で推進させる可能性もあります。
このやり方は左翼がこの50年来採用してきたやり方ですが、今回、大きな打撃を受けた事になります。これも左翼が今大きな反対運動をしている理由です。
このやり方が使えなくなると、左翼はアメリカの各州で、個別で行動する事になりますので、効率が大きく落ちてしまいます。
左翼がかなり怒っているもう1つの理由は、この案件が覆された後、同じ方法を使って、アメリカ全土で進めてきた他の案件も覆される可能性があるからです。
何故なら、その判決は憲法では法的根拠が無いという事になってしまったので、この様なやり方は他の過去左翼が全力で進めた案件に適用されてしまう可能性があります。
トランプ政権の時亡くなったリベラル派の最高裁判官でさえ、その50年前の判決には憲法の根拠が無いと発言した事もあります。当時、その判決になった根拠は憲法第14修正案です。
この修正案は間違った修正案である話をした事がありますので、此処では割愛します。
では、最高裁判所が本当に他の煮ている案件を覆す可能性があるのか?黒人の保守派最高裁判官トーマス裁判官は他の煮ている案件を見直す可能性を示唆しました。
もし、本当に他の案件でも同じ様に決める権限を州議会に戻せば、左翼が最高裁判所を1つの武器にするやり方が使えなくなってしまいますので、それは左翼にとって大きな打撃になります。
実は、最近、最高裁判所は銃に関する案件や、学校での宗教儀式等の件でもアメリカの憲法に基き、保守派に有利な判決を下しました。これらの全ては保守派が少しずつアメリカを取り戻す努力をしている証拠です。
これらの判決がこれからアメリカに与える影響はかなり大きいので、此処では全部話す事が出来ません。今後関連の話があった時、又、色々補足していく様にします。
これからもこの様な話をしていきますので、ご興味のある方は、是非、フォロー、コメント、拡散をお願いします。又、このチャンネルを応援して頂ける方は、是非、メンバーシップもご検討下さい。では、又、次回、お会いしましょう。HaranoTimesがお届けしました。
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