業績低迷の中、買う買う詐欺か?航空機爆買い宣言で欧米を引き裂く作戦?
中共の裏外交がバレ、外交部の失態!
利益の虚像でEUを買収することを考えている中共
利益の虚像でEUを買収することを考えている中共
Harano Times 2022/07/23
皆さん、こんにちは。習近平が再選に向けて最終ダッシュ段階に入ってきました。彼はその為に、様々な事をやっています。
しかし最近彼が考えている欧州諸国を惹きつける為の裏外交がバレてしまい、彼がマズイ立場に落ちていますので、今日はその事を皆さんに紹介します。
香港の英文メディア「サウス・チャイナ・モーニング」の報道に依ると、中共はフランスの大統領マクロン、ドイツの首相ショルツ、イタリア首相ドラギ、スペイン首相サンチェスが今年11月に北京に行って、習近平と会談をする様にアレンジをしている様です。
その報道に依ると、4名のトップは習近平との面談に参加するのかを未だ決めていない様です。
今年の年末の人民代表大会で習近平は再選を狙います。その時、彼は、世界の主要国は中国との関係が良いというイメージを創り出したいと考えています。
一部のメディアでは、万国来朝のイメージを創り出そうとしていると報道しています。習近平はこの万国来朝というイメージを創り出す為に、その開催の時期をG20の時期にアレンジをしています。
何故なら、次のG20はインドネシアで開催されますので、それらの国のトップがG20に参加した後、ついでに北京で習近平と会談出来るからです。このタイミングからも、習近平は出来るだけその4ヶ国のトップがやり易い様にアレンジしているのが分かります。
ウクライナ戦争が起きて、習近平がロシアを支持し始めてから習近平が次のG20に参加する為にインドネシアに行かない。オンラインでの参加になる可能性が高いという話をした事があります。
何故なら、習近平が行っても、ロシア支持の事で色々問い詰められるだけだからです。又、パンデミック以来、習近平が外出した事がありません。香港に行っても、そこで一晩泊まる事もありませんでした。
それ以外に年末の闘いが近づいているタイミングで、彼は外出する事を最大限抑えるからです。今回の報道から、習近平が次のG20に参加しない事が分かりました。
国際社会で地位を獲得したいなら、重要な会議に積極的に参加し、意見を出して報道されていく必要がありますが、習近平が北京に引きこもり乍ら、世界運命共同体のリーダーになり、世界の方向性を決められる筈がありません。
今回、習近平がこの会談をアレンジしている1つの目標は、中国とアメリカやアジアの主要国の関係が悪化している中で、欧州と関係を改善する為です。
しかし、欧州の多くの国、国民は中国に良いイメージを持っていません。その理由は大きく言って2つです。
1つ目の原因はウイグルの問題です。EUが中国をウイグルの問題で制裁した後、中共が復讐する為に、EUの議員等を制裁し、EUと中国の関係が一気に悪化しました。でも、この問題には近い内に解決策はありません。
数日前、習近平がウイグルに視察に行きました。中共のウイグルでの政策を肯定したので、近い内にウイグルの問題が解決される筈がありません。従って、この問題で中共とEUの関係が近いうちに改善される見込みはありません。
2つ目の理由はウクライナの問題です。欧州で戦争が繰り広げられているのに、中共はロシアを支持しています。この状況でEU若しくは欧州の主要国は中国との関係を急速に改善する筈がありません。
その報道に依ると、その4ヶ国のトップは、北京は行くかどうかについて、かなり激しいディスカッションをしている様です。此処で激しくディスカッションが行われているという事から、その4ヶ国の中で対立意見が起きている事が分かります。
その対立する意見は具体的にどんな事なのかは報道されていませんんが、関連の話について、又、後でお話をします。
その報道が出た後、オカシイ事に中共は全力で、それを否定しました。外交部の定例記者会見で、或る記者がその事について質問をした後、有名な戦狼スポークスマンは「そんな事を聞いていない。それはフェイクニュースだ」とキッパリ否定しました。
アレンジしている途中で、中国側がそれを完全に否定してしまいました。中共がその4ヶ国は北京を訪問する可能性が低いという事が分かったから、外交部は否定される前に、先に否定しまうと考えたかもしれないという意見があります。
中共が変わる事が出来なければ、欧州のトップが中国に行く必要がありません。今回のアレンジは裏で行われたのに、報道されてしまった事から、それは反習近平派がその計画を事前に公開してしまう事によって、成功させない様にしているかもしれないという意見もあります。
もし、今回の事が本当なら、習近平は裏でEUと関係を改善し、ロシアと距離を置く事を考えていると見られてしまいます。今の段階で、その様なサインを出してしまうと、中国とロシアの関係に良くないので、外交部が否定するしか無かったかもしれません。
外交部が否定してしまうと、折角アレンジされていた事が混乱して、最終的に失敗する可能性があります。彼が否定した理由がどうであれ、それは今回の訪問には不利な結果を招きます。
習近平が一気に4ヶ国のトップを北京に呼ぶ事は、本当に愚かな事です。仮に1人1人別々に招待すれば、誰かが行く可能性があります。しかし、一気に呼んでしまうと、中共は何か組織のトップで呼ばれたら群がって行くしかないという雰囲気になってしまいます。
もし、習近平が本気で4ヶ国を一気に呼ぶなら、それは相当な傲慢で、それらのトップが受け入れる事が出来ないと思います。これも習近平が4ヶ国を中国に呼ぶ事で成功しない可能性が高い理由です。
この事がもっと面白くなったのは、外交部のスポークスマンが否定した後「サウス・チャイナ・モーニング」は自分の情報を変えず、
「EUの報道外交官は中共は現在、4ヶ国とその会談のアレンジをする為に動いている事を確認している。今その4ヶ国は慎重にこの問題に対応している」と報道しました。
戦狼が急いで否定せず、曖昧に返しておけば良かったのに、変に否定するから、逆に自分が嘘をついた事がバレてしまいました。
しかもその報道外交官は「習近平が世界各国が北京で彼の即位式に参加して欲しいと思う。まるでナポレオンの様に」とコメントをしました。
欧州の外交官がナポレオンを例にするのは、彼らにとって、とても分かり易い例です。簡単に言うと、ナポレオン3世が無理矢理「皇帝」になる為に、軍事クーデターを起こして、独裁政治を採用しようとしました。
「ナポレオン三世と習近平の3期目」これは欧州の人にとって、とても分かり易い例です。この視点で考えると、欧州主要国のトップが北京に行くと、習近平が中国と世界の政治秩序を破壊し、中共を更なる独裁政党にしてしまう事をサポートした事になります。
この視点で考えても、彼らが中国に行く可能性は高くありません。しかし、それでも習近平がそれらの国のトップを呼ぼうと決めたのは何故でしょうか?
習近平が少しでも可能性があると考えているから、呼んだのではないかと考える事が出来ます。
EUと中共の関係を考えると、このタイミングで呼ばれたら、一致して断れば終わりですが、何故それが出来ないでしょうか?その理由は中共からの利益だと思われています。
6月末、NATOが中国を脅威だと定義した後直ぐ、7月初旬、中国の航空会社4社がエアバスから292機の飛行機を購入する事を発表しました。その合計金額は370億ドルです。
鄧小平が当時、アメリカのボーイングから飛行機を購入する事に依って、アメリカとボーイング外交を始めました。今回エアバスから292機も購入する事を発表した事は、中国外交のターニングポイントであると見ている人もいます。
エアバス外交を始める事に依って、EUを買収し、EUとアメリカの関係を悪くする事が中共の1つの目的かもしれません。
エアバスの本社はフランスにあるからフランスの企業と理解する方が多いですが、実はこの会社は、フランス・ドイツ・スペイン・イギリスが共同所有する会社です。
という事は、エアバスの利益はEUの共同利益です。又、エアバスはEU最大の軍需品メーカーである為、EUとの関係が相当深いです。
これは中共がエアバスを経由して、EUとの関係を改善する事を狙っている理由です。飛行機を購入する事を発表した後すぐ、その4ヶ国のトップを招待する事は、お金をやった後、跪いてもらう事と同じです。
欧州のトップにとって、これは或る種の汚辱でもありますが、激しいディスカッションがあるという事は、その利益に動かされている人が居るのが分かります。
でも中国は本当にその300機位の飛行機を購入するのか?中国の経済成長率は史上最悪の数字を叩き出しました。中国の経済が悪化している事は既に憶測ではなく、事実になっています。中共が粉飾した後の成長率が0.4%ですので、実際はどうなのか想像がつきます。
航空業界の話をすると、中国は未だこの前に墜落した飛行機の調査報告を出していませんが、アメリカ側の調査では、人的要因で墜落していると結論を出しています。
その事故が起きた背景は、パンデミックに「よる中国の経済の衰退と、航空業界の衰退です。この状況で、航空会社は本当に300機位の飛行機を購入するのか? どっかでこの話が無かった事になる可能性が高いと思います。
今回事前にオープンになってしまった習近平の裏外交から、彼は自分が再選される事にかなり自信があるのが分かります。又、欧州各国も一枚岩ではない事が再度証明されました。
それ以外、アメリカと中国の対立が激化している為、EUと関係を改善する為に動いているのが分かります。
再選された後、外国の元首を招待する事から、習近平はそのタイミングでコロナ・ゼロ政策をやめるかもしれないと見ている人も居ます。
その短いニュースにかなり多くの情報が入っていますので、この事がこれからどう進むのか、又何か情報があれば、皆さんに紹介します。
これからもこの様な話をしていきますので、ご興味のある方は、是非、フォロー、コメント、拡散をお願いします。又、このチャンネルを応援して頂ける方は、是非、メンバーシップもご検討下さい。では、又、次回、お会いしましょう。HaranoTimesがお届けしました。
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