忍法キンペー雲隠れ術

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中国でクーデターが起きた話は本当なのか?
習近平が姿を消したことはウクライナ戦争と何か関係があるのか?
ロシアのことについても少し

Harano Times 2022/09/26


皆さん、こんにちは。前回はプーチンが第2次世界大戦以来、初の部分的動員を発表した事についてお話をしました。

予想通り、反対のコメントが多かったです。このチャンネルを見ている大半の方はトランプ大統領を支持しており、グローバリストに反対している方が多いので、他のチャンネルと同じ話を言っても、他の所より批判的なコメントが多く出るのは、皆さんの期待を裏切った様な話をしたからかもしれないと考えています。

又、過去もあった様に、ソロスからこのチャンネルにお金が流れている可能性や立場を変えて本性をバラした様なコメントもありました。ソロスから資金が流れてくる様なチャンネルなら、チャンネル運営がもっと楽だった筈だし、本性がバレたと主張している方は、多分、過去私が出したロシア金の話を見た事が無いと思います。

単純にスタンスを変えたのかという質問もありますが、今迄、ズッとこのスタンスで来ていますので、多分、誤解された部分もあると思います。

皆さんのコメントを見ていると、多くの方が違う意見を持っている理由は、どちらかと言うと、この戦争の正義性、誰が始めたのか?誰に落ち度があるのか等の部分での意見の差が殆どです。

でも、この部分について、戦争が行われている最中、本当にこの事に深くかかわっている人以外、誰も完全に説明出来ないと思います。

それらの事が公開されて冷静に分析されるのは、この戦争が終わって、情報が公開された後や、今の世代が終わり、利害関係が薄くなった後だと思います。

勿論、既にこの事を完璧に理解している方も居るかもしれませんが、私には出来ません。沢山の人が違う視点でこの戦争について話をしています。どうしても、自分が信じたい結果を言ってくれている内容に信頼性があると考えがちかもしれません。

プーチン本人に対する好き嫌い等で、この戦争の結果がどうなるのかを予測すると、正確な結果が出てこないかなと考えています。

過去の動画で、プーチンが西側諸国の左翼が行き過ぎて、保守の理念を破壊している事や、社会主義の被害が大きい事を訴えたスピーチの全文を皆さんに紹介しました。この点で私もプーチンの考え方を支持しています。

彼はロシアで実質20年以上の独裁を継続しており、反対の政治家、記者等を迫害し、海外で政治家だけでは手に入れる事が出来ない巨大な資産を持っていますので、これらの点について、私は彼を支持していません。勿論、人によって違う意見があるので、これは私の見解です。

何を言いたいかと言うと、彼には違う側面があるので、一概に支持、又は反対とは言えません。

彼はトランプ大統領と同じと主張する方もいらっしゃいますが、それには同意出来ません。過去の動画でも、その違いについて話をした事がありますので、此処では割愛します。此処まで話をしてきたのは、何故、この問題で意見が分かれるのか等に関するホンの一部の理由です。

でも、彼を支持するか、反対するかという個人の視点を基準にこの戦争の結果を考える事が出来ません。

ウクライナ戦争はウクライナとロシアの戦争ではありません。これはロシアとウクライナ背後に居るNATOとの戦争です。今になって、これが分からない人は居ないでしょう。

戦争になると、運の部分を除いて後は実力です。この半年間以上、NATOはロシアと直接戦争しないで、ウクライナを支持するだけで、此処までロシアを牽制して、プーチンが仕方なく動員令まで出しました。

ロシアが簡単にウクライナに勝てるという予測が既に間違いである事が証明されています。勿論、欧米のメディア、特に左翼のメディアは既に信用を失っていますので、彼らが報道した情報を鵜呑みに出来ませんが、だからと言って情報規制が更に厳しいロシアのメディアが信頼できると判断する事も出来ません。

細かい部分で両方のメディアが情報戦で事実と合わない報道をする可能性が高いですが、大きな流れでは、嘘をつく事が出来ません。

プーチンの特別作戦が失敗した後に動員令を出して賭けに出ており、国内外から今迄以上の圧力を受けています。

ロシアの経済能力、生産能力等を考えると、この規模での戦争を支えられる筈がありません。沢山の人を集めた所で、実際に武装して、戦争に出る迄、時間が掛かるし、様々な制限があります。それについては前回の動画で話をしましたので、此処では割愛します。

何を言いたいのかと言うと、此処まで来て、私の浅い認識では、この戦争では、NATOが支援を止める事や、何か特別な出来事が無い限り、ロシアは戦争で失敗します。

これは人々がプーチンという人をどう思うのか?
グローバリストをどう思うのか?
国際資本をどう思うのか?等の感情や意見の要素によって影響されません。

だから前回の動画では、プーチンの特別作戦が失敗し、これからかなりの圧力を受けると話をしました。これからの状況に何か大きな変化が無い限り、この判断を変えません。

勿論、同じ事であっても、見解が完全に違う事がありますので、是非、ご見解を皆さんと共有して下さい。但し、核兵器を持っているロシアが簡単に負ける事は無いでしょう。又は簡単に負けを認めないでしょう。

誰が戦争に勝つかというより、これからも長続きしそうな戦争がいつ終わるのか?どう終わるのか?の方が大事だと考えています。

ロシアの事を此処迄にして、習近平の事に移ります。昨日から習近平が軟禁されたという噂が飛び回って、一時期「習近平」の名前がTwitterのトレンドに入りました。

では、習近平が本当に軟禁されたのか?
又、彼が姿を消した事は、プーチンと関係があるのか?について話をします。

先ず、結論から言いますと、彼が軟禁された可能性は低いと考えています。中共の重要な会議、特に重要な人事の事が決まる会議の前後に、沢山の噂が飛び回ります。

今回は習近平の運命と中国のこれからの方向性が決まる会議ですので、噂が飛び回る事は当たり前の事です。

この噂が出たのは、北京で行われた国防と軍隊の改革研究会が行われた後です。何故なら、習近平がその会議に出席しませんでした。軍隊の改革チームのチーム長は習近平です。

彼と彼の側近、国防長官はその会議に参加しませんでした。又、この前、クーデターに関与した、若しくは計画したという理由で降ろされたと言われている解放軍の上層部がその会議に姿を現して、無事である事をアピールしました。

だから習近平が軟禁されたと予測されています。習近平と国防長官がその研究会に参加しなかった事が最大の根拠になっています。でも、このチームが出来上がって9回研究会が行われましたが、実際に習近平が参加したのは、前の3回だけで、今回を含む後の6回には参加していません。

又、そもそも中国の国防長官はそのチームのメンバーではありませんので、今迄、その研究会に1回も参加した事がありません。つまり、これだけで習近平が軟禁されたと判断するのは少し強引かもしれないと考えています。

又、その研究会が行われた日の飛行機がかなりキャンセルになったので、空軍が行動したという言い方があります。しかし、最近の状況を全体的に見ると、パンデミック対策で、毎日の様に飛行機が大量にキャンセルになりますので、それも特別な状況ではありません。

習近平が16日に中国に戻ってから姿を現していませんので、彼が軟禁されたという予測の根拠にもなっています。しかし中国の複数の重要な国営メディアの9月20日の報道で、習近平の指導で解放軍が生まれ変わった的な習近平を称賛する記事が発表されましたので、少なくとも、それまで習近平に権力があったのが分かります。

又、9月22日、習近平の暗殺等にも関与したと言われていた逮捕された公安上層部と関係がある人が、一気に裁判を受けて、その内の一人は死刑猶予執行の判決が下されました。つまり、習近平の影響力は未だ存在するのが分かります。

これらの情報は調べれば出てくる、既に報道された確認済みの情報で、噂ではありません。私には噂を検証する力はありませんので、今公開されている情報に基づいて考えれば、習近平が軟禁された事はタダの噂である可能性が高いのが分かります。

習近平、習近平と言っても、彼は1人ではありません。もし、習近平が軟禁されたなら、習近平だけではなく、彼の周りの人も一緒に軟禁されます。もし、彼と周りの人が一緒に軟禁されるなら、その情報が隠せなくなります。

又、習近平が外出していた時、中共の元上層部たちが手を合わせて習近平の権力を奪ったという話がありますが、習近平の側近が未だ中共の上層部を監視コントロールする部門のトップに居ますので、彼らが簡単にそんな事が出来ないと思います。

クーデターが本当に成功するなら、先ずはその成果を公開して、もっと支持を求める事が基本ですので、主流の国営メディアをコントロールして、そこ経由で情報を出します。

しかし今回は単純な噂話ですので、クーデターが成功した様な感じではありません。但し、習近平が消えて欲しいと考える人が多いので、その情報を信じたいから、広く拡散されていると思います。

彼が姿を消したのは確かです。では、軍隊の事をかなり重視している習近平、特にこの期間中、軍隊の重要度が上がるのに、何故、彼が会議に参加しなかったのか?

今のタイミングで習近平にとって最も重要な事は、来月の会議を巡る権力闘争です。今迄、習近平が1週間以上姿を消した事は、何度か起きた事があります。

彼が中共のトップになる前の2012年も、約2週間姿を消しました。その後の報道によると、その時の権力闘争がかなり激しかったそうです。

この前、彼が香港を視察した後も十日間以上姿を消しました。最近起きたのは、冬季オリンピックの時です。その後の報道から分かるのは、中共の上層部の中で、習近平がロシアを支持した事について話し合って、

これからロシアをどう支援するのか?
どこ迄、支援するのか?
欧米との関係をどうするのか? 等について激しい議論があったそうです。

今回、習近平がプーチンと会った後、プーチンが直ぐに戦争を拡大しようとしました。今、習近平と中共の多くの上層部が一緒に姿を消したのも、ウクライナ戦争を巡って、何か激論が起きているのかもしれません。

ウクライナが反撃で成果を上げているのに、習近平の側近や習近平がロシアを支持する可能性を示唆しました。

今、ロシアと近すぎる事は、大量の資産を欧米に置いている女装部にとって、良い事ではありません。だから、中共の上層部の中でウクライナ戦争を巡って何か起きている可能性は否定出来ません。

噂である可能性が高いとは言え、この様な情報が流れる事は習近平のコントロール力の低下のサインであると見る人も多いです。

ウクライナ戦争が起きた後、習近平の立場は中国とアメリカの関係に更に傷をつけ、中共の上層部の資産に傷を付けるやり方です。ウクライナ戦争でロシアの結果が悪くなれば、習近平も同じプレッシャーを受けます。

つまり、これからウクライナ戦争の結果は習近平の再選にも大きな影響を与えます。最悪、彼が落とされる可能性もあります。

それ以外、習近平のコロナゼロ政策の圧迫で、国民が限界に来ています。それも習近平が再選される事の大きな障壁の1つになるでしょう。

今回、習近平がクーデターに遭った話は噂である可能性が高いですが、火が無い所に煙はたちません。彼が前回の会議に参加した後、急に帰国した事から、彼が国内の事がかなり心配であるのが分かります。

これから中国の国慶節が来ますので、習近平が姿を消したとは言っても、それ迄には姿を出しますので、遅くとも後1週間以内で状況が少し明白になるかもしれません。この事がどう変わっていくのか、引き続き観察して、皆さんに紹介していきます。

これからもこの様な話をしていきますので、ご興味のある方は、是非、フォロー、コメント、拡散をお願いします。又、このチャンネルを応援して頂ける方は、是非、メンバーシップもご検討下さい。では、又、次回、お会いしましょう。HaranoTimesがお届けしました。

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