キンペーと中共真っ逆さまに4”59へ!
終皇帝即位が秒読み、
強いコントロール下に潜んでいるもの、
彼が再選されたほうがいいのか?
それともおりたほうがいいのか?
強いコントロール下に潜んでいるもの、
彼が再選されたほうがいいのか?
それともおりたほうがいいのか?
Harano Times 2022/10/18
皆さん、こんにちは。現地時間10月16日、世界から注目されている中国共産党の人民代表大会がスケジュール通りに無事開催されました。
中国で小学校の学生から監獄の犯人たちまで、組織的に人民代表大会のライブ放送を、特に習近平の報告演説を観ました。組織によって、観た後、感想文を書いたり、グループディスカッションをしたりしました。
大会が開幕した当日、中国のネットやSNSを確認すると、大会のライブ動画やURLが大量にシェアされました。勿論、自らの愛国心でそれをシェアした人たちも居ますが、多くの人は政府部門や会社のリクエストで、それらのモノを自分のSNSでシェアしていました。
その状況を見ると、中国全体がその大会を期待していた様に見えますが、実際の状況は違います。この会議が始まってからの2日間の状況から、習近平が再選されて、次の任期に入る事はもうほぼ決まったと言っても問題ないと思います。
何事でも「万が一」がありますので、絶対とは言えませんが、でも、ほぼ決まったと言っても問題ないでしょう。
習近平が報告演説をした後、代表の中でグループディスカッションが行われますが、代表たちは、それを自分の忠誠心を誓う場にしました。この状況では、代表たちが習近平に反対して、彼を降ろす可能性は無いと言えます。
これから中国共産党の規定を変えて、習近平の絶対的地位を共産党の規定に入れる可能性が大きいです。
共産党の憲法である規定によって、習近平の地位を固める事が出来れば、これから常務委員が何人居ようが、何派の人が居ようが、そこまで大きな意味を持たなくなります。
習近平が独り勝ちになれば、他の人は今迄の様な権力を持たなくなってしまいますので、習近平を牽制する能力も減ってしまいます。
今、習近平が権力を集めて、中国国内で厳しい管理をしているので、中国国内はシッカリとコントロールされているのか?全体を見渡すと、確かにコントロールされています。
特に多くの都市ではパンデミック対策を理由に、制限を掛けていますので、安泰に様に見えます。しかし、それでも漏れるポイントが出てきました。
皆さんが既に他の所で報道を見たと思いますが、約1週間前、北京で或る人が、人がかなり多い所で、「反習近平、反コロナゼロ政策、反独裁」等のスローガンが記載されている横幕を掲げた事が大きなニュースになりました。
その方は事前に、自分がそういう行動をする痕跡を全く残さず、インターチェンジに横幕を掲げる時、工事をしている様に見せかける為にヘルメットや服を着て、幕を掲げた後、煙を出して、人の注目を集めました。
又、その事をやる前に、海外のメディアに自分の政治理念等を共有しました。勿論、彼は即時逮捕されて、今の所、全く彼に関する情報がありません。
中共は人が組織になる事を恐れていますので、組織的な行動に関する監視や管理がかなり厳しいです。しかし、この様な1人の行動を止める事はかなり難しいです。
この事が起きた後、約60万を超えるWeChatのアカウントやグループがそれに関連する話や写真を拡散した事が理由に、永久的に閉鎖されました。又、その事件を連想させる可能性がある歌も禁止され、ネットから消されてしまいました。
もっと面白いのは、その事が起きた後、北京で1m以上の布を買う場合、本人確認が必要になりました。冗談ですが、これからTシャツや糸、針を購入する為に本人確認をする話が出てきてもおかしくないです。何故なら、Tシャツを切って、横幕を作る事は可能だからです。
そして中共が北京エリアで2週間限定の橋の上での警備をする人を雇う募集が出ました。人民代表大会期間中に、同じ事が起きない様にする為です。
では、橋ではなく、ビルに掲げる可能性もありますが、全てのビルに専門警備員が必要になるのか?この例を出した理由は、習近平が今の精度を継続する限り、この様な事が又、起きる可能性があるからです。
国民からの反対行動が起きる度に制限を強化していけば、共産党にもいつか限界が来ます。人民代表大会で習近平が再選されて、全国がそれを支持している様に大きく宣伝されていますが、裏は又違う光景になっています。
今回習近平が読んだ報告書の中に「闘争」という単語が何十回、「安全」という単語が何十回も使われて、「改革開放」という単語が数回しか出てきませんでした。
この事から習近平が今の状況をどう見ているのか?これから中国はどの方向に向かうのか? が少し見えてきます。
共産党内の闘争、そして共産党の指導で、国民内部での闘争等がこれから激化していきますので、社会問題が更に多くなって、経済力が低下し、共産党の国内に対するコントロール力も限界に近づきます。
国内の問題を解消するついでに、自分の歴史的功績を作る為に、台湾に手を出すのか?今の状況が継続すれば、その可能性が大きくなるとも言えます。
もし、習近平が台湾に手をだせば、日本も巻き込まれますので、その準備をした方が良いと思います。勿論、習近平が台湾に手を出す前に、中共が内部で崩壊する可能性もゼロではありません。
中共が政権を取った後、様々な社会運動を通して、それまで中国に存在した地方自治組織や影響力がある有識者等を消してきましたので、中共が崩壊した後、中国は暫く混乱に陥る可能性が大きいです。
その時、隣に居る日本も影響される可能性が大きいので、その為にもある程度の準備が必要ではないかと思います。
何れにせよ、習近平が今回再選されて、次の政権に入れば、この世界の政治に大きなインパクトを与えるのは間違いありません。
今回の人民代表大会が開催される数ヶ月前から海外の中国系メディアやSNSで江沢民や李克強がクーデターを計画している話がかなり広く拡散されました。勿論、内容によっては、普段の公開報道等を根拠にそんな可能性を分析して、語る人も居ますが、完全に根拠の無い作り話に聞こえる話も多かったです。
例えば、今回の人民代表大会に江沢民が元老として参加していませんので、江沢民と他の一部の長老は、既に或る解放軍の指揮戦隊に入って、裏でこの大会をコントロールしているという話も流れました。
この様な話が流れれば、流れる程、習近平が権力を握った後、江沢民派を潰す決心を強化させるだけです。習近平が3期目に入れば、江沢民派に手を出すでしょう。その様な噂話を聞くと、2020年の大統領選挙の時の話を思い出します。
最後になってトランプ大統領がホワイトハウスから離れた後も、事実に直面する事が出来ず、自分の希望に基づいて話をする人がかなり多かったので、今回も似ている事が起きているのではないかと思います。
違う所は、江沢民が裏でコントロールしていると主張している人の半分は、江沢民派が共産党を仕切ると、又、色々儲かる機会が増えると考えて、それを期待している事です。
勿論、彼らは反習近平派が拡散したい様々な情報を知り得ているでしょう。そして残りの半分は江沢民派や李克強等が共産党を仕切ると、中共が良くなると信じているからです。
でも、本当に習近平以外の人が共産党を仕切ると、中共が良くなるでしょうか?このチャンネルで中共を批判している動画を観て、中国が嫌いですか?という質問がありました。
私は中国が嫌いではなく、中共が嫌いです。中国というと、それはかなり大きな概念ですので、嫌いな部分やそうじゃない部分がありますので、一概には言えません。私は中共が嫌いです。
このチャンネルを観ている方の中で、中共が好きと考えている方はかなり少ないと思います。
そして習近平が再選される可能性が高いという話をすると、習近平が再選された方が良いのか?再選されない方が良いのか?という議論も起きます。私もこのポイントについて色々考えた事があります。
習近平が再選されると、今中国で起きている事は未だ継続しますので、沢山の人の生活が更に破壊されていきます。中国人や中国で生活している人の事を考えると、習近平が再選されない方が良いです。
でも、習近平が降りて、他の人が共産党を仕切ると、世界が再度、中共が良くなるという幻想に嵌って、中共が延命する可能性が高いです。
民主党バイデン政権は、習近平を降ろして、共産党を残すという愚かな事を考えていますので、習近平が降りれば、アメリカを初めとする多くの国は、又、騙され続けます。
勿論、彼らの中に、騙される人も居れば、これから中共と儲かっていくと考える人も居ます。共産党が倒れなければ、誰がそのトップになっても、その組織を存続させる、自分たちの利益を守ると考える限り、中国人や世界は、共産党に破壊され続けます。
この視点で考えた場合、習近平が再選されて、この侭、共産党を地獄まで導いてくれた方が良いかなとも考えていますので、感情的には少し複雑です。皆さんはどう考えていますか?是非、コメント欄で教えて下さい。
これからもこの様な話をしていきますので、ご興味のある方は、是非、フォロー、コメント、拡散をお願いします。又、このチャンネルを応援して頂ける方は、是非、メンバーシップもご検討下さい。では、又、次回、お会いしましょう。HaranoTimesがお届けしました。
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