Wプー○ンが動き出した◆気になるウクライナ情勢と台湾への動き

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大金をかけて英空軍のパイロットを募集して何をするのか?
王岐山がプーチンと会ったあと、状況が急変

Harano Times 2022/10/21


皆さん、こんにちは。現地時間10月18日、BBCの報道によると、イギリスの国防省が公開した情報では、中国は今、大量の退役イギリス空軍のパイロットに大金を払って、彼らに中国に行ってもらって、中国解放軍空軍のパイロットを訓練している様です。

イギリスの国防省は2019年頃から、数名の退役したパイロットが中国解放軍に雇われた事を知っていました。

しかしその後、パンデミックが始まって、その事がその侭放置されて、報道もされませんでした。でも、最近になって、中国がイギリスのパイロットを募集する事が又増えました。

中共は南アフリカにある中共と関係があるパイロットを訓練する学校を通して、イギリスのパイロットを募集している様です。多い場合、27万ドルの報酬を出す事もあります。日本円で言うと4千万円弱です。

イギリス空軍のパイロットの退職金と比べると、それは高額の報酬であり、短時間での収入になりますので、かなり魅力的です。

退役の空軍が海外で訓練する事はイギリスの法律違反にはならないので、機密情報を公開しない限り、法律で彼らの動きを制限する事は出来ない様です。

今年の1月、イギリスはコロナに関する制限を解除し、外国との交流も正常化しました。その時から、中共の人員募集が強化されました。コロナの制限が解除された事が中共が募集を強化し始めた理由の1つです。

そのタイミングを見ると、丁度、ウクライナ戦争が始まる前、始まった後直ぐです。中共がそのタイミングで戦闘力強化の為にアクションをとった事は、ロシアの軍事戦略と連携してやったのか、それとも戦争が起きる可能性、これから拡大する可能性を見据えて、戦闘力強化をし始めたのかは分かりません。

ロシアがウクライナ戦争で上手くいって、世界がロシアの対応に忙しくなると、習近平がそのチャンスを利用して、台湾を攻撃する可能性は前から予測されていました。

イギリスのパイロットが中国解放軍を訓練すると報道されていますが、パイロットの訓練は実際の戦闘機の操作が基本ですので、戦闘機の機種に合わせた訓練が必要です。

しかしイギリスの空軍が操縦してきた戦闘機は解放軍と違う機種になりますので、本当に具体的な戦闘機の操縦を教えているのかは疑問です。

イギリスの空軍が使い慣れているのはNATOの戦闘機であって、解放軍の機種ではありません。解放軍の機種は基本ロシアの機種をベースにしていますので、いくらイギリスの優秀なパイロットであっても、解放軍の軍人より解放軍の飛行機に慣れているワケがありません。

つまり彼らが中国に行って、解放軍に戦闘機の操縦ではなく、NATOの軍事作戦や実践での経験等を教えている可能性が大きいです。もっというと、彼らに解放軍の訓練に付き合ってもらう可能性があります。

例えば、シミュレーション機で解放軍空軍とNATOの空軍が遭遇した時、NATOの空軍がどんなアクションをとるのか?それをイギリスのパイロットが訓練した通りに解放軍とやり合うだけで、解放軍がそれに対する対策を立てる事が出来ます。

この様な情報はなかなか手に入らないので、中共から見ると、それに大金をかける価値があります。

そして最近の人材募集の条件にアメリカのF35の操縦が出来る現役のパイロット等の条件も入った様です。

もし中共が本気でイギリスのパイロット、又、アメリカの機種も操縦出来る現役のパイロットを募集しているのなら、それは中共が将来NATOと戦う可能性を見据えてやっていると判断する事が出来ます。

では中共とNATO軍はどんな時に戦う可能性が出てくるのか?それは皆さんご存知の台湾進攻の時です。

もし中国が台湾を侵攻すれば、日本・アメリカが巻き込まれる可能性があります。アメリカが巻き込まれるとNATOも巻き込まれますので、その時の準備をしているとしか考えられません。

勿論、中共はロシアと一緒になって、将来の戦争の為に準備している可能性も排除できませんが、今の所、その可能性は高くないと思います。

そして最近、ウクライナの戦争エリアで変化が起きて、中国も同時に、中国人に避難命令を出しました。又、その間、習近平の側近である王岐山は、重要な人民代表大会の直前にカザフスタンを訪問しました。これらの事の間に何か関連性があるでしょうか?

10月19日ウクライナの南部にあるヘルソン州を占領しているロシアの当局は、ヘルソンから撤退する事をアナウンスし、住民とロシア側の州職員をドニエプル川の西側から東へ移動させる事を発表しました。その移動には約6日間の時間が掛かると予測されています。ロシア軍はヘルソン州に残って戦うそうです。

このアナウンスが出た後、これからどうなるのかについて2つのシナリオが予想されています。1つはロシア軍がそこに残って、ウクライナ軍が来た後、都市部での戦争を展開する可能性があります。

当時、ロシアがキエフを攻撃した時、ウクライナ軍が都市部の特徴を利用して防御していたので、ロシアがそれの逆版を狙って、ウクライナ軍を消耗させる可能性があります。

もう1つのシナリオは、一般人を撤退させた後、ロシア軍もそこから離れて、橋等を破壊した後、ドニエプル川を利用して、ウクライナ軍の反撃を止めるというシナリオです。

この2つの可能性は、未だ一般戦争の範囲内でのシナリオですが、それ以上危険なシナリオは、ロシアがヘルソン州を空けた後、戻るウクライナ軍に核兵器を使うという最悪のシナリオです。

何故ロシアのこの動きが心配されたのかと言うと、現地時間10月19日の夜、ロシアの上院議員は急に残業して会議をする事になって、会議後、プーチンは今回合併された4つの州と、ロシアのウクライナ東部と隣接している一部のエリアとクリミアで戒厳令を発表しました。

ロシアの議員の話によると、今迄、この様な残業会議は無かった様です。いきなり戒厳令を実施、戦場からロシアの関係者を撤退させる事を見て、これから状況が更に悪化すると予測している人が多いです。

そして同じく10月19日、中国駐ウクライナ大使館は突然、ウクライナに居る中国人に撤退する事を勧めて、撤退が上手くいく為の提案等を公開しました。

戦争が始まる前、各国が国民に避難指示を出した時、中共は何もせず、戦争が始まった後、遅れて避難指示を出しました。中共は口先で、世界中に居る中国人を守る等の様なでっかい話をしますが、実際はこの様な面倒な事をする可能性はかなり小さいので、中共が何か情報を手に入れている可能性があると思われています。

ロシアがウクライナに対する攻撃を強化して、最近、無人機を使う攻撃を増やしていますので、ウクライナの民間施設に対する攻撃が増えれば増える程、戦争が激化していきます。激化すればする程、核戦争を連想してしまいます。

最近注目されているもう1つの情報は、中国の国家副主席、習近平の側近である王岐山がカザフスタンを訪問した事です。

王岐山を習近平の側近と言うと、同意しない人も多いです。確かに彼らは単純に関係が良いワケではなく、王岐山は習近平が怖いと感じて、彼の為に働いています。

この前、過去習近平が王岐山の甥っ子を数ヶ月間逮捕し、王岐山にプレッシャーをかけた事が報道されました。この様な事が起きているのを見ると、王岐山は習近平の側近と言うのは少し無理があります。でも、彼が習近平の為に仕事をしている事は間違い無いと思います。

話を戻して、10月13日、王岐山はカザフスタンで開催されたアジア相互協力信頼醸成措置会議サミットに参加しました。この会議に参加する国の多くは中央アジアや東南アジアの国で、具体的な話は此処では割愛します。

この会議の重要なポイントはプーチンもその会議に出席した事です。

この前、習近平はカザフスタンを訪問したばかりですので、王岐山がこの短時間で又、彼らと会う必要がありません。それ以外、もし王岐山がこのタイミングで海外を訪問すると、帰国後の隔離のルールで今回の人民代表大会に参加する事が出来ません。

つまり彼には、この会議が終わる迄、待てない何か緊急な事があったと考えられます。今のタイミングで習近平が彼を行かせた1番大きな理由は、彼とプーチンを合わせる為であるとしか、他の理由が無いと思います。

では、彼が何故、プーチンと会いに行ったのか?プーチンが彼に何か言う事があったのか?それとも習近平がプーチンに伝える何かがあったのかは分かりません。

王岐山がプーチンと会った後、ロシアの国会が緊急会議を開いて、プーチンが戒厳令を出す等の事を繋げて考えると、これからの状況が更に酷くなると予測する事が出来ると思います。

習近平が今、国内で権力を握る為に努力している中、もし、ウクライナ戦場で何か予想外の事が起きると、習近平がどう動くのか?それもこれからの注目ポイントの1つになると思います。

未だ色々動くそうですので、引き続き観察して、皆さんに紹介していきます。これからもこの様な話をしていきますので、ご興味のある方は、是非、フォロー、コメント、拡散をお願いします。又、このチャンネルを応援して頂ける方は、是非、メンバーシップもご検討下さい。では、又、次回、お会いしましょう。HaranoTimesがお届けしました。

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