アメリカ軌道修正「第1歩」まで後2週間
トランプ大統領のラリーに参加する半分以上の人は... .?
中間選挙が最後の二週間、
今回の選挙の特徴は国民VSエリート政治家、
国運をかけた選挙の結果はどうなるのか?
中間選挙が最後の二週間、
今回の選挙の特徴は国民VSエリート政治家、
国運をかけた選挙の結果はどうなるのか?
Harano Times 2022/10/28
皆さん、こんにちは。中国の人民代表大会が終わり、習近平が念願の第3期目に入りました。これから何か突発的な事が起きて習近平の権利が制限されない限り、中共が原因で中国で世界で又沢山の事が起きるでしょう。
このチャンネルで何回か話をした様に、中国は中共、習近平の指導で、アメリカは民主党バイデン政権のリードで、同時に衰退しています。
これから誰が先に衰退して崩壊するのか?
又は誰が先に軌道修正出来るのか?
これ次第でこの21世紀の最も重要なトピックである米中対立の最終結果が決まると思います。
最近、連続で中国の話をしましたので、今日はアメリカの中間選挙の話をします。
バイデンがホワイトハウスに入ってから、アメリカを壊しました。此処まで来て、そう思っていない人は少ないでしょう。
国境問題
深刻なインフレ
治安悪化
人種間の対立
国の分断
そして外交面ではウクライナ戦争
中東での混乱等バイデン政権のせいで起きている問題が沢山あります。
バイデン政権が此処まできた一つの理由は民主党がホワイトハウスと国会の上下両院の多数席を占めているからです。
正直この2年間で、アメリカはズッと綱渡りの状態でした。バイデン政権極左勢力の通したいアメリカを本気で破壊する可能性のある事が通っていません。
その理由の1つは、民主党内で1人の穏健派の民主党上院議員ジョーマンチンが存在するからです。
勿論、民主党が通したい所謂インフレ対策は、最後の所でマンチンの支持で形を変えて通りました。しかしそれまでジョーマンチンの民主党内での1票がアメリカをギリギリの所にとどめている事は否定出来ない事実です。
例えば、民主党が議事妨害フィリバスターのルールを変えようとした時、彼が反対していなければ、民主党は理論上、短期間で最高裁の裁判官を増やして、左翼裁判官で最高裁の保守派を薄める事が出来した。
今年アメリカの最高裁が行ったいくつかの重要な裁判は、アメリカの伝統的な価値観を護ってくれました。その事から最高裁の重要度が分かると思います。それも何故、当時、このチャンネルで例の裁判の詳細と影響を紹介した理由です。
もし民主党が最高裁の人数を変える事が出来たなら、アメリカは極左の方向に進む事を止める事は出来なかったでしょう。
他にも良識が残って、常識に基づいた行動をした民主党員も居ますが、その中でもジョーマンチンの功績が大きかったです。もっと詳しい話はここでは割愛します。
しかし、いつまでも民主党の中の希少な良識ある議員が民主党を止めてくれる事に期待しているワケがありません。共和党が国会での席を増やして、ホワイトハウスのバイデンを制限しないとアメリカの凋落が加速します。
この2年間で極左政策が1つの国をどれ位破壊出来るか皆さんもよく見てきましたので、それを止めないと止められなくなってしまいます。
だから今回の選挙はアメリカを救うための重要な選挙です。勿論、民主党がこの選挙で負けると、アメリカに対するコントロールが弱くなるし、次の大統領選挙でも負ける可能性が高いです。
今回、民主党が勢力をなくしてしまえば、十年単位でアメリカでの勢力を」なくす可能性がありますので、民主党も必死になっています。では、今の状況はどうでしょうか?
結論から言いますと、アメリカで赤い波が起きる可能性が大きいです。やはり何事でもそうですが、物事が極点に達すると、必ず逆の方向へ行きます。しかも、この2年間でアメリカの国民は間違った大統領がホワイトハウスに居る事の弊害を身をもって実感しました。
簡単に美しい共産思想だけで国民を騙せるレベルではなくなっている感じがします。中間選挙まで後2週間です。一部の州では期日前投票が既に始まっています。共和党、民主党は全力を出して国民に自分に投票してもらう為に活動しています。
共和党を支持する為に高齢のトランプ大統領は今月5回選挙ラリーを行いました。
先日、トランプ大統領はフォックスニュースのインタビューを受けて、彼の選挙戦略について話をしました。当たり前ですが、彼の戦略の目的は、共和党候補者を全力でサポートして、もっと多くの人に共和党支持者になってもらう事です。
集計データによると、今月トランプ大統領が行った5回のラリーの参加者の半分以上は、初めて彼のラリーに参加した人です。
今迄、トランプ大統領のラリーに参加する人は彼の大ファンであると言われてきました。左翼メディアやバイデンは、彼らを極右過激主義者だと言っています。私も参加した事がありますので、私も所謂「極右過激主義者」になっているでしょう。
しかし選挙が近づいてきて、彼のラリーに参加している人が多いだけではなく、その半分以上が初めてという事はかなり意外です。勿論、元々共和党支持者で、ラリーに初めて行く人も居ると思いますが、その中に、元々民主党支持者だった人も多いでしょう。
そしてトランプ大統領の「アメリカを救う」という政治団体は、今年の第三四半期で2,470万ドル、日本円で言うと30日億円以上の寄付を受けて、今年最高の募金額となりました。
民主党と違って、共和党、特にトランプ大統領に集まる寄付の多くは少額の寄付です。つまり個人から集まる寄付が多いです。このポイントから、トランプ大統領が多くの人に支持されている事が分かります。
そして彼の自宅が捜査された後、彼の政治団体に寄付する人が増えて、その後、約15億円位の寄付が集まりました。
今、
彼の政治団体の口座に合計約150億円位の資金が残っていますので、それらの資金はこれから各共和党の候補者に使われていきます。
そしてトランプ大統領のもう1つの会社MAGAは過去2週間でネバダ州、アリゾナ州、ペンシルバニア州、ジョージア州とオハイオ州で合計10億円いじょうの広告宣伝費を使いました。
彼はズッと政治活動を継続しているだけではなく、具体的な政策でも、共和党の候補者にアメリカの治安が悪化している事をアピールポイントにする様に提案をしています。
アメリカの経済も悪化していますが、正しい経済政策やエネルギー政策を使えば、未だ比較的短時間で回復出来ます。
しかし治安悪化の問題は国民の日々の生活に影響しているだけではなく、それを回復させる為に、長年継続的な努力が必要です。
今の民主党の政策では、治安が良くなる筈が無いし、彼らには治安を良くする意向もありません。
今、他にアピールポイントが無い民主党は、中絶の問題を重要なポイントにして、共和党を批判しています。多くのアメリカの国民にとって、今中絶の問題は最優先事項にはなっていません。
中間選挙ですので、選挙区や見ないといけないポイントが多く、詳しく話をしますと、かなり退屈な話になってしまいますので、此処では細かく話をしません。
今回の中間選挙と過去の中間選挙との違いは何かと言うと、その最大の特徴の1つは一般国民対エリート政治家です。
アメリカでは…勿論世界の多くの国でもそうですが、エリート主義が存在します。プロに任せれば安心、プロの話を信じれば良いという感覚です。
勿論、専門分野でプロ、エリートの知識は大事です。しかしエリート主義が行き過ぎると、彼らの傲慢に繋がり、自分がやっている事は正しい、一般の国民は何も分からないという感覚が生まれてしまいます。
だからこの数年間で、特に保守派の中では、エリート、エリート主義は良いイメージがある話ではなくなってきています。
政治とは少し違いますが、この数年間で一番エリートが一般人をバカにしてきた例は、ファウチがパンデミック対策やワクチンの事でやってきた事です。
自分こそがサイエンス。自分こそが正しい。自分を信じないなら、サイエンスを否定した事になる的な感じでした。これを例に出すと、少し分かってきた方も多いでしょう。
政治の世界に於いて言うと、一生まともな仕事をした事がなく、人生の大半を国会や選挙に費やしてきた人の視野は狭まってきます。
勿論、立派な仕事をしている人も居ますが、やり過ぎると、国民との関係が薄くなって、国民は何を考えているのか、何を必要としているのか等を知る感覚が鈍ってきます。
そうなると、選挙で勝つ為の事しか考えなくなって、国民の生活と全く関係ない、場合によって国民の生活を悪くしてしまう法案を出してしまいます。
今回多くの州の議員選挙や州知事の選挙で共和党候補者、特にMAGAを支持する候補者の中に多くの政治の素人が居ます。
彼らは初めて議員や州知事の選挙に参加しているにも関わらず、国民から支持を得て、共和党の代表になって、選挙で闘っています。此処では全員の事を紹介出来ませんので、又、機会がある時に話をします。
彼らは自分の仕事を辞めて、これからどうなるのか分からない選挙に参加して、議員になろう、州知事になろうとしています。
彼らは国を救う為に誰かが動かないといけない。誰も動かなければ自分が動くしかないという精神でやっています。
今回の選挙で、共和党側の素人集団と民主党側の政治のプロの対決となっています。勿論、全部がそうではありませんが、過去の選挙と比べて、この特徴が鮮明です。
共和党のRINOマコーネルはそれを見て、今年の共和党候補者はダメだと失望していました。何故なら、彼らはマコーネルが思う政治のプロじゃないからです。
共和党の重要人物であるマコーネルが努力をしている共和党籍の愛国者を否定した事は、かなり批判を受けました。逆に民主党は喜んでいました。
しかも一部のエリアで、民主党が資金を出して、共和党の素人政治家を予備選挙で勝たせる様に努力をして、彼らと民主党のプロの政治家を闘わせて、勝率を上げようとしました。
そしてマコーネルは彼が希望が無いと判断した候補者に出した選挙資金を回収して、他の可能性がある候補者に振り分けました。民主党も共和党のマコーネルもアメリカを救う為に行動している愛国者を否定しましたが、今、彼らの中の多くの人の支持率が上がり、一部の人の支持率は民主党のプロ政治家の支持率と逆転しています。
もし、今回共和党が中間選挙で多数席を取る事が出来れば、それはMAGAの勝利になるだけではなく、アメリカの一般国民がエリート政治家を否定した選挙にもなります。
これからの2週間でどんな変化が起きるのか?もし、何か重要な変化や出来事があれば、又、皆さんに紹介していきます。
これからもこの様な話をしていきますので、ご興味のある方は、是非、フォロー、コメント、拡散をお願いします。又、このチャンネルを応援して頂ける方は、是非、メンバーシップもご検討下さい。では、又、次回、お会いしましょう。HaranoTimesがお届けしました。
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