青年期で思考停止したキンペー、Twitter改革に余念のないマスク、そして米レッドウェーブ…今日もHaranoTimesさんはテンコ盛り
赤い波が引き続き拡大、
イーロンマスクの進撃が止まらない、
視聴者のコメントへの返事「習近平と彼のお父さんはなぜ違うのか?
イーロンマスクの進撃が止まらない、
視聴者のコメントへの返事「習近平と彼のお父さんはなぜ違うのか?
Harano Times 2022/11/05
今日のHaranoTimesさんのお話は3つのトピックで構成されています。最初から順序立てて聞くのではなく、Twitter買収関係の話を先に知りたいとか、アメリカの中間選挙の話を真っ先に知りたい方の為に、必要な箇所にジャンプ出来る様にリンクを作っておきましたので、必要な方はご利用下さい。
●最初は習近平ロジックに関する話
●次がイーロンマスクの話
●最後がアメリカ中間選挙
皆さん、こんにちは。前回の動画で習近平が今迄に色々やってきた事の背後にあるロジックについて話をしました。その動画では組合について話をしましたが、皆さんがコメントした通り、人民公社の事です。
特に人民公社の中の供給システムの話です。これからは人民公社と言います。今日の動画を始める前に、或る方から来たコメントについて少しお話をしたいです。その動画に以下のコメントが来ました。
「しかし最初に改革開放的な考えを打ち出したのは習近平の父親だったと聞いています。父親と違うと言えばそれ迄ですが、この辺りには腑に落ちない何かを感じます。」というコメントです。
習近平のお父さんと習近平が歩んでいる道が違う事はズッと話題になるトピックです。初めて聞いたという方も多いと思いますので、簡単に紹介します。
当時、共産党の上層部だった習近平のお父さん習仲勲(シュウチュウクン)は広東省のトップになりました。その時、そのエリアから大量の人が命を賭けて泳いで香港に逃げていました。
当時の状況を紹介する動画を作成した事がありますので、リンクをコメント欄に入れておきます。是非ご確認下さい。
習近平のお父さんが広東省のトップになる前は、文革で倒されていました。この写真をご覧下さい。
この習近平と似ている人は彼のお父さん習仲勲です。文革が終わり、彼が広東省のトップになって、彼はその時起きていた問題を調査して、国民の生活を良くしないと大逃亡が止まらないと判断して、鄧小平に制限を緩めて、香港とビジネスを始める事を提案しました。
その案は鄧小平に受け入れられて、最終的に改革開放と今の深圳に繋がります。この視点で考えると、鄧小平は改革開放を考えた人ではなく、習近平のお父さんの案を取り入れた人です。
もっと詳しい話を知りたい方は、コメント欄に入れている動画をご確認下さい。
そして共産党が終身制を廃止して、任期に制限をかけた時も、習近平のお父さんはその事を支持する為に率先して退職した上層部の1人になりました。
だから当時、習近平がトップになった後、習近平のお父さんがやってきた事を見て、習近平のお父さんが文革でやられた事を見て、習近平は共産党の独裁を少しでも改善するだろうと考えた人が多かったです。
しかし今の習近平は自分のお父さんが支持していた任期制・改革開放を根本から否定しようとしています。そのコメントに有った様に父親と違うと言えば、それ迄です。でも、何故そうなったのか、どうしても考えてしまいます。
その1番大きい理由は習近平が世界観・価値観等を養う最も重要な時期で文革が起きて、彼は完全に毛沢東思想の教育を受けてきた事です。その事は、彼の思想・考え方に最も大きな影響を与えたのではないかと思います。
今迄、彼は毛沢東のやり方をコピーしている様に政策を作成して、権力を自分に集中しています。
毛沢東が社会主義を中国に取り入れた理由は、社会主義を信じているからではなく、社会主義という思想は、彼にとって便利なツールだからです。彼は中国歴史上の腹黒の権力闘争をよく知っています。
社会主義は彼の信仰ではなくツールです。でも習近平にとってはどうでしょうか?習近平も社会主義をツールと考えているのか?それとも社会主義を実現する事は共産党の使命という教育を受けてきて、それを信じているのか?何とも言えません。
でも、今迄彼がやってきた事を考えると、彼は共産主義を本当に信じている可能性も存在します。
此処で私が最近知った有名なフランス人政治思想家であるトクヴィルの或る話を皆さんに紹介します。彼はフランスの復興王政の最後のフランス国王だったシャルル10世をこう評価しました。
「我々は歴史上の多くのリーダーを見てきた。彼らの知識、文化的水準、政治判断力、価値判断等は青少年時代の或る時期に止まっている。それ以降、彼らがどれ位生きようが、世の中がどれ位変化しようが、彼らはある時止まっていたゾンビの様に行動する。
もし何か機会があって権力を握る事ができれば、彼らは自分の頭脳、知識の成長が止まったその時期から資源を探して、自分の政治理念、価値判断、政策等を作る。
彼らは基本的に意地っ張りで頑固であり、そして自分を強く信じている。彼らは或る価値を守って、国の新しい発展の方向性を作っていると思い込んでいる。しかし彼らは古代の服を着て、現代の舞台でお芝居をしているだけ。
全員が彼らを幽霊だと見ていても、彼らは自分を真の神であると考えている。しかし彼らが選んだ理念、遂行した政策は、間違いなく腐ったモノである。」
以上は私が最近見たトクヴィルのシャルル10世に対する評価です。出所は直ぐに出てきていませんが、今の習近平の状況に当てはまるかもしれないと思っています。
勿論、人間は複雑で、簡単に評価する事は出来ません。これはただの1つの見解に過ぎないので、ご参考まで。では、今日の話に入ります。今日の話に入る前に、是非、チャンネル登録をお願いします。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
イーロンマスクがTwitterを買収した事は、今も熱いトピックです。この前の動画で彼がTwitterを買収した後3日間で起きた事を皆さんに紹介しました。
その後、マスクの動きは止まりませんでした。彼は驚きのスピードでTwitterを改造しています。彼が今やっている事から、これからの近い将来で、Twitterは大きく変身すると予測する事が出来ます。
先ず、彼はTwitterの上層部を改造する事を止めていません。彼はTwitterの取締役会を解散して、1人でそれらの仕事をやっています。それらの役員の中にあの有名なTwitterのAI技術等を担当している中国系女性も入っていますので、彼女は今、Twitterから離れる事になりました。
マスクの話に依ると、今回の役員会解散は一時解散になる様です。これからその役員会がどうなるのかは分かりません。今後の変化を確認する必要があります。
イーロンマスクはこの1週間でTwitterの改造に力を入れています。彼は自分のTwitterの備考欄をTwitterクレームホットライン・オペレーターに変えて、自分が電話に出ている子供のころの写真をプロフィール写真にしました。
トランプ大統領がTwitterに戻るかは引き続き注目のポイントになっています。マスクは自分のTwitterで、もしトランプがTwitterに戻るかという質問を受ける度に1ドルを貰えるのなら、Twitterはお金を作るマシーンに変わると冗談を言いました。彼のその話から、この事がどれ位注目されているのかが分かります。
マスクの話に依ると、今、Twitter社内で広く違う意見を持つコンテンツを審査する委員会を作っている様です。その委員会が出来る迄、重要な判断やアカウントの大量復活は無いと言いました。
つまり今Twitterの審査制度は未だ完全に変わったワケではありません。という事は、今の状況では、トランプ大統領のアカウントが直ぐに解禁にならなさそうです。
今のところ、既存のポリシーを変えていないとは言え、Twitterの一部の社員の権限が制限されて、今迄の様に勝手に誰かのアカウントを凍結する事が出来なくなっています。
そうなると中間選挙の前にTwitterの社員が勝手に自己判断で共和党支持者の声を封鎖する事は減るでしょう。
彼がTwitterを買収する前に、Twitterの広告に頼る体質を変える話をしていました。そして彼は今、Twitterの認証ユーザーから毎月8ドルの会費を徴収する事を計画しています。
正式な会員になると、Twitterで長い動画を公開する事、優先的に検索に引っかかる事、広告の表示を減らす事等が出来る様です。それ以外、会員にならない人でも費用を払って、特定の有料コンテンツにアクセス出来る様になるそうです。
例えば、Twitterの会員にならなくても、気になる有料コンテンツがあった場合、そのコンテンツだけに少しお金を払って見る事が出来る様にする事です。
そして彼がTwitterを買収する前にTwitterの職員がそこ迄仕事をしていない、毎週数時間仕事をしていない人も居るという話が流れていました。勿論、その問題に対応しないといけません。
その様な体制では仕事にならないので、マスクは開発チームに今週中にその会員昨日の開発を終わらす事を命令して、出来ないとクビになると言い渡している様です。
それは簡単な事ではないので、仕事を維持したい技術者たちは、今徹夜で仕事をしているかもしれません。
そして同時にマスクは各部門のマネージャーに解雇する人員のリストを提出する様にと命令しています。ネット上では彼は75%の社員を解雇するという話が流れていますが、実際は半分位の人を解雇するのではないかと言われています。それでもかなりの人員削減になります。
Twitterの社員の中で、今の所、最もドキドキしているのは技術者です。イーロンマスクは技術出身ですので、技術者の能力をかなり重視しています。
例えば、「IT部門のマネージャーがしっかりコードを書けないといけない。じゃなければ銃が使えない将軍になってしまう」と言っています。
最近、カリフォルニアにあるTwitterの本社の前に多くのテスラの車が停まっています。何故なら、テスラ社内の技術者、マスクのテック業界での友人や顧問等が今Twitterに派遣されて、Twitter社員が書いていたコードを確認して、彼らの仕事を確認しています。
Twitterの技術者にその1ヶ月間に書いたコードを紙に印刷してもらって、その内容を確認した後、それらの紙を直接シュレッダーに入れ、その場で社員たちに自分が書いたコードをパソコンの中から探し出してもらって、場合によって説明してもらいます。
この様に確認した後、仕事の量が足りている人を残して、仕事の量が足りない人を解雇しています。
つまりTwitter社内で新しい機能を開発する為に社員たちが一生懸命開発をし、一方で解雇される可能性がある事を考えている様な状況になっています。
勿論、彼らは仕事の量を確認するだけではなく、Twitterのシステムがどう動いているのか、セキュリティがどうなっているのか等、様々な情報を確認しています。
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動画の最後の部分で、アメリカの中間選挙、州知事の選挙の事について簡単に話をします。
今回はかなり広範囲の選挙が行われます。細かく紹介すると、かなりつまらない内容になりますので、重要な事をピックアップして紹介します。
全体の状況を言うと、赤い波は引き続き継続して大きくなっている流れです。この2年間で民主党が国会の上下両院とホワイトハウスをコントロールしてきました。
国民から見て、この2年間で起きた問題の全部は民主党の責任になるという認識になります。民主党がそれらの問題を共和党の責任にしようと思っても出来ません。
だからこの2年間で起きたマイナスの変化は、民主党の責任になり、彼らが言い訳しにくい状況に陥っています。今、民主党は中絶の権利を守る、社会福利を良くする的な話しか出来ていません。
今回の選挙で意外に注目されているのは、ニューヨーク州知事の選挙です。ニューヨークと言えば、アメリカの最も左翼の州の1つですので、州知事選挙でも民主党が勝利すると思われて、最初からニューヨークは激戦州とみられる事はなかったです。
しかし最新の世論調査では、共和党籍の候補者の支持率は、民主党籍、現在の州知事の支持率を超えています。これは20年来無かった事です。
共和党候補者の支持率が此処まで上がった理由は、経済の問題ではありません。最も重要なポイントはニューヨークの犯罪率の上昇、治安の悪化です。
経済の問題は彼らにとって、もう優先問題とは言えません。皆さんもネット上でニューヨークの治安が悪化している動画を観ていると思います。特にニューヨークの地下鉄の治安が非常に悪化して、多くの住民の生活は影響を受けています。
それでも現役の民主党州知事は犯罪問題をたいした事ではないと考えています。今の民主党の政策は犯罪を増やす政策ですので、犯罪を無くす事は民主党の政策と矛盾します。対策しようがないです。
しかもこの前行われた候補者の討論会で、共和党候補者が犯罪問題を無くす事について色々話した事に対して、現職の民主党州知事は「何故、犯罪問題がそこまで重要で、そこまで執着しているのかが理解出来ない」と言いました。
彼女のその発言が大きく批判されて、その発言は共和党候補者の支持率を更に上げてしまいました。
彼らが行った選挙ラリーを比較してみると、共和党候補者のラリーに数千人が参加する事に対して、現職の州知事の演説に参加する人は数十人しかいません。その差から支持率の差が分かると思います。
今は共和党が優勢になっていますが、ニューヨークは長年民主党の縄張りになりますので、今回の選挙でニューヨークを変える事が出来ないかもしれません。でも、この最も左翼の州の1つであるニューヨークの状況から、アメリカ全国の状況が少し見えてくると思います。
他の激戦州では共和党の支持率も上がっていますので、此処では全部紹介する事が出来ません。今、各メディアの報道を纏めて紹介しますと、
民主党の支持率が下落している理由は、先ず、バイデンの支持率が下落している事です。特に中間派の国民の中で、バイデンが経済の問題、治安の問題を放置して中絶の問題だけをあげている事に不満を感じています。
経済、治安の問題は重要な問題ですので、民主党は中間派の支持を失くしています。
それ以外、多くのヒスパニック系は民主党を支持しなくなっている様です。何故なら、彼らの多くはアメリカの伝統価値観と共通している「家族を重視する」「宗教を重視する」伝統があるので、彼らの思想と、極左民主党が推進している所謂「ウォーク」覚醒の流れと合わないからです。
それ以外、この2ヶ月間で均衡地区に住んでいる多くの白人女性は民主党支持から共和党支持に変わっている様です。その理由は公開されていませんが、極左民主党が推進している教育政策の影響が大きいのではないかと思います。
総合的に見ると、共和党の勢いがかなり強くなっています。この侭いくと、共和党が上下両院を取る可能性もあります。
後は共和党が選挙の不正を抑制する為にどう行動するか次第かもしれません。中間選挙がこれからどう動くのか、引き続き確認して皆さんに紹介していきます。
これからもこの様な話をしていきますので、ご興味のある方は、是非、フォロー、コメント、拡散をお願いします。又、このチャンネルを応援して頂ける方は、是非、メンバーシップもご検討下さい。では、又、次回、お会いしましょう。HaranoTimesがお届けしました。
ナザレンコ・アンドリーさんのTwitterへのリンク

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