益々先が見通せない米中関係◆国民よりC〇Pが大切なあの国

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C◯Pは誰でも知っている自分の弱点を自ら暴露してしまった、
米中会談がまた破談、
アラスカの会談を超える中国新任戦狼の厳しい発言

Harano Times 2021/07/28



皆さん、こんにちは。今回、最近行われた米中会談を皆さんに紹介したいと思います。

実はこの会談を巡って最近色々起きましたが、突然の洪水の件もあって、この米中会談の件について皆さんに紹介出来ませんでした。

ちょうど2日前に米中会談が中国の天津市で行われて、その面談でアラスカで行われた米中上層部の面談よりも過激な発言があって、中国政府はアメリカにやって欲しいリストまで作って、彼らに渡したんですね。

では先に、今回の面談が行われる迄、米中の間にどんなやりとりがあったかについて、簡単に紹介します。

初めて今回の面談が行われるという話が出たのは、7月14日辺りで、その時メディははアメリカの外交部門No.2シャーマンが中国の天津に行って、中国の新しい外交部副部長謝鋒(しゃ・ほう)と面談を行うと報道していました。

そのニュースが出た後、この面談は本当に行われりるかを疑われていました。その理由は、アメリカ側のシャーマン、彼女はアメリカ側の外交部門のNo.2です。アメリカの国務省は外交を担当しているので、彼女はアメリカの副国務長官ですので、外交部門のNo.2になります。

でも、中国側で今回の面談に参加すると言われた人は、中国の外交部副部長ですが、でも、新しく外交部門に入った人で、中国の外交部門のNo.5と言われています。つまりアメリカ側と中国側の面談する人の肩書から見て、対等な立場ではないです。

又、中国の副部長は、あんまりにも経験が浅いので、その場で何かを判断する事が出来ないから、あんまり成果のある会議にはならないからです。

又、二つの国の外交部門が面談する時は、同じ立場の人が面談するのが一般的なので、このペアで考えると、アメリカの面子を考えていない事が分かるんですね。

それで7月16日にアメリカの副国務長官シャーマンは、中国の外交副部長と面談する事を拒否したというニュースが出ました。

その理由はシャーマンは中国外交部副部長のNo.2と面談したいというリクエストを出しましたが、そのリクエストは中国側に拒否されました。厳しく言うと、これは或る意味、アメリカが中国によって、汚辱された事になります。

その後、アメリカ軍は軍用飛行機を台湾に送り込んで、それに対して中国軍は何も出来なかったです。

又、アメリカは香港に居る、中国共産党の7名の官僚を制裁しました。中国側はその制裁は全く意味の無い紙屑だと発言をしました。

その後にアメリカの複数の部門が一緒になって香港にあるアメリカの企業に対して、香港の国安法を含む一連の法律の中でアメリカの企業が引き続き、香港で事業を展開するリスクを考える様にと警告を出しました。

この一連の事はアメリカがこの面談の件で中国に対するプレッシャーではないかと思われています。それで元々あまり関係の良くなかった米中関係が更に冷え込んだ感じでした。

それで又、この件に突然変化が起きました。7月21日にアメリカの国務省が、シャーマンが中国で中国外交部の部長の王毅と面談するという情報が出ました。具体的に言うと、シャーマンはNo.5の副部長と面談した後、王毅とも面談する事になりました。

この情報を見れば分かりますが、アメリカは外交部のNo.2を出した事に対して、中国は突然、外交部のNo.1を出す事にしました。

これはどちらかと言うと、中国がアメリカに譲歩した事になるんですね。この面談がキャンセルになってしまっただけではなく、その後のアメリカのプレッシャーもあったから、中国が一気に外交部のNo.1を面談に出した事が分かります。

今の中国の政治状況から見ると、中国の外交部がこの様な重要な判断をする事が出来ないです。だから結局、習近平がGOサインを出した事になります。

バイデンがホワイトハウスに入ってから、習近平はアメリカに対して、かなり強い態度を取っている事が分かります。

前回のアラスカでの面談で起きた事を見れば、その傾向が分かるんですね。しかし、今回シャーマンと面談する事がキャンセルになった後に、習近平が逆に、自分の外交部部長を出して、アメリカのNo.2に会わせる事にしました。

この件で、習近平は自分の面子を置いて、この面談の機会を残す事にしました。という事は、彼は、この事を通して、自分の面子をおいても、何か達成したい事、得たい事があるのが分かります。

何回もこのチャンネルで話をしていますが、今の時点で習近平が最も重視しているのは、来年の人民代表大会で再選出来るかどうかです。

中国共産党内部の権力闘争で、アメリカと良い関係のあるリーダーは権力闘争の中で有利なポジションに立てます。中国が最も重視する米中関係を維持する為に巧く動き回れる人は、やはり中国共産党内部で重視されます。

習近平がアメリカと関係を良くして、アメリカの支持を得て、共産党内部の権力闘争で有利なポジションに立ちたいと考えているという言い方もあります。勿論、この可能性もありますが、でも習近平がそう思っても、今習近平がアメリカと関係を改善する事はかなり難しいです。

ここで私が言ったのは、共産党ではなく、習近平個人としてですね。アメリカの共和党は元々「反共産党」の活動をしていますので、中国共産党を更に悪党にしていまったのは習近平ですので、共和党の中から、習近平と関係を改善しようと思う人があんまり居ないです。

民主党の場合は、確かに共和党と比べると、共産党と近い関係がありますが、でも習近平は今迄、共産党の人とアメリカの一部の人がズブズブな関係になって、お金儲けをしている事の邪魔になっている事が多いので、彼らは出来れば習近平を降ろして、共産党を残す方向で動きたいです。

つまり習近平個人としてアメリカと良い関係を作ろうと考えるのは、なかなか難しい状況になっています。ですので、習近平もこのポイントで考えていない可能性が高いです。

では、それ以外に習近平がアメリカに求めたい事は何かと考えると、矢張り、経済面の事がメインになります。

関税を下げる事、科学技術面での制限を無くす事。もう1つアメリカと中国の関係を改善すると考えると、矢張りお互いの大使を自分のポジションに戻さないといけないんですね。

多くの人がもう忘れていると思いますが、未だに中国とアメリカはお互いの大使を各地のポジションに戻していないです。今、大使館に居るのは代行です。

それ以外にヒューストンの大使館を再開する事、台湾に軍用機を送らない事。ウィルスの調査を止める事等、習近平がアメリカと交渉したい事が沢山あります。でもこれらは、どちらかと言うと、全部アメリカ側が持っているカードになります。

では習近平がアメリカの為に何が出来るかと考えると、アメリカがやって欲しいのは、習近平が香港、ウィグル等の地域で行っている人権弾圧を止める事なんですね。でも、習近平にはそれを止める事が出来ないです。

ですので、これらの事から、今回のアメリカと中国の面談を通して、次のG20で、習近平とバイデンが面談する可能性を作る事が出来れば、今回の面談の成果になるのではないかと思われていました。

話が少しズレますが、習近平は本当にバイデンと面談したいと思っているでしょうか?彼らがオープンに面談した場合は、バイデンは香港の問題、ウィグルの問題、ウィルスの事等について話さないといけないです。

習近平は直接、そういう問題に回答したくない筈です。だから米中関係が今の侭の場合は、習近平が次のG20でバイデンと面談しないか、最初からWEB参加にする可能性が高いのではないかと考えています。

話を戻しますと、シャーマンが今回の面談に参加する前に、アメリカが今回の面談をアレンジした目的は、米中の競争に柵を作る事と発言をしました。つまり、米中は強い競争関係にありますが、もしその競争に柵…つまり範囲を制限しておかないと、その競争が衝突になってしまう可能性があると考えています。

それ以外にアメリカは中国に「責任のある大国はどうあるべきか」を教えるスタンスでした。

習近平は今迄、いくつかのスピーチで外国は中国が選んだ道に口を出す資格が無いという話をしていました。でも、アメリカが面談の前に出したメッセージは、中国に色々教えたいというスタンスでした。

これは習近平から見て、簡単に受け入れられるものでは無いんですね。それで、面談の前に中国はアメリカの元政府の官僚に対して制裁をしました。それはアメリカが香港の7人に対する制裁の対応です。

それ以外に王毅と外交部の戦狼スピーカーも面談の前に厳しい発言をしました。つまり中国はこのキャンセルされた面談をキープする為に、王毅がその面談に参加する事にしましたが、結局、やり方は今迄通りでした。

面談が始まった後、中国の新任の副部長がかなり厳しい発言をしました。彼は、アメリカは中国を敵として見て、アメリカ国内で起きた問題と対決するのではなく、中国と敵対関係になれば、まるでそれらの問題が解決される様に中国ばかりを見ている。

アメリカは悪い事をやり尽くして、ベネフィットを全部ひとり占めしようとしている。世界中にこの様な良い事はないと発言をしました。

又、中国共産党は中国で90%以上の満足度を得ている。これは何処の国に於いても超えられない満足度になると発言をしました。

勿論、それ以外にもかなり厳しい話をしましたので、ここでは全部紹介しきれないです。

彼の発言を全部見ると、その厳しさは、前回アラスカの面談で中国の代表の厳しいスピーチと同じ位、場合によって、それ以上のモノになっています。

デビューしたばかりの副部長が、自分の判断でこの様な発言が出来る筈がないです。つまりこの発言は習近平の意向に合わせた発言になります。

それ以外に、この副部長は中国側がアメリカにやって欲しいリストを読みました。そのリストの1番目になっているのは、アメリカは中国共産党党員とその家族に対するビザの制限を無くす事。2番目は中国共産党と中国政府の上層部に対する制裁を無くす事。

3番目は留学生に対するビザの制限を無くす事。その後に、中国の企業に対する制裁、孔子学院に対する制限、外国人代理人になっている中国のメディアに対する制限と、今、カナダに居るファーウェイのお嬢さんの件等です。

そのリストはかなり長いので、此処では全部は紹介しませんが、今、最も話題になったのは、中国共産党をこのリストの最初に置いた事です。それは中国共産党党員と彼らの家族に対するビザの制限を無くす事と、中国共産党の個人に対する制裁を無くす事です。これらは、今、中国共産党が最も大事と思っている事ですね。

米中の関係が悪くなってしまったのは、トランプ大統領時代の貿易戦争です。つまり貿易の問題で米中の関係が悪くなりました。この貿易戦争は中国とアメリカの間にあったサプライチェーンを一部壊しました。

又、その貿易戦争の影響で中国とアメリカ以外の国の間にあった関係が変わりました。この事の影響で中国の経済が打撃を受けて、中国で沢山の企業が倒産して、沢山の人が失業しました。

もし、習近平は中国の経済を復帰させたい、中国の国民が失業している状況を少しでも改善したいと思っているなら、中国が最もやるべき事は、米中の間で継続している貿易戦争を止める事。科学技術関連の制限を無くす事です。

でも、これらの事は中国共産党のリストの前には来ませんでした。つまりこの数年間でアメリカが中国に対してやってきた制裁の中で、中国共産党党員と、中国政府の官僚個人に対する制裁に最も効果がありました。

中国共産党の上層部が中国で集めた巨額の富をアメリカをはじめ、海外の各国に置いています。反米は仕事、渡米は生活と考えている中国共産党党員から見て、折角集めたお金が使えなくなってしまうと困ります。

いつもアメリカは敵、アメリカはこの世界中の最も危険な国と沢山のメディアで繰り返し宣伝している中国共産党は1日でも早く、そのアメリカに行ける様にして欲しいと言っているんですね。

また、この事から、この中国共産党党員がアメリカに行けない事、アメリカが中国共産党の上層部個人に対する制裁は習近平にかなりのプレッシャーを与えている事が分かります。

中国共産党党員が今後アメリカに行けない、アメリカに隠しているお金が使えない事になると、中国共産党の為に、習近平の為に頑張っても意味がないと考えるし、場合によって、習近平に反対する勢力になっていきます。

だから習近平はこの重要な機会を使って、共産党党員の為に、アメリカと交渉したんですね。逆に自分の国民の生活がどうなるかは、その次に考える事になります。

その面談に参加したアメリカの副国務長官は最初からかなり硬い表情でしたので、その面談で良い気分になったとは思えないです。

彼女もアメリカの立場に立って、中国の人権問題の話をして、中国と競争していくが、衝突が起きる事を望んでいない事について話をしました。このポイントはアメリカ側が面談の前からズッと言ってきた事です。

競争する事は問題無いんですが、そこから米中の間で衝突が起きてしまう事を避けたいと考えています。このポイントから、アメリカの一部の人は、この侭いくと、アメリカと中国の間で衝突が起きる事は避ける事が出来ないと考えているかもしれません。

シャーマンと王毅の面談では、王毅は中国のいつもの主張を言って、アメリカもアメリカの主張を言って終わりました。全体を通して見れば分かりますが、今回の面談はあまり成果のある面談にはなりませんでした。

習近平とバイデンが面談する事に関する話も出ませんでした。中国は暫く、その戦狼姿勢を変えそうもなさそうです。

中国は自分の強い姿勢を変えていないんですが、逆にアメリカのどの制裁が1番効果があったかを暴露してしまった面談になりました。

又、この様に、実力が伴わない口だけの喧嘩を継続していくと、更にアメリカの中国に対するイメージを悪くしてしまい、益々やり辛い状況になります。

確かにバイデンは今迄習近平と親密な関係があって、トランプ大統領が出した制限を中国の為に少しづつ撤廃してあげたいと考えている可能性があります。

でも、元々、2つの国が対立していて、関係が悪化した事の上に、中国の今の姿勢があると、米中が本当の冷戦に向かっていく可能性が更に高まっていきます。

これからもこの様な話をしていきますので、ご興味のある方は、是非、フォロー、コメント、拡散をお願いします。では、又、次回、お会いしましょう。


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